甲種勲章 単語


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コウシュクンショウ

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甲種勲章とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に存在する、勲章アイテムの一種である。

概要

ExtraOperation海域のクリアで貰えて各種資材や改装設計図に交換できる「勲章」とは別に、季節ごとに行われる期間限定海域を最高難易度「甲」でクリアすることでのみ取得できる特別な勲章。

甲種勲章を所持していると、ランキング画面や演習画面の時に自分の名前の横に甲種勲章を所持しているマークが表示される。複数個所持している提督の場合は横に所持している数を表す数字もつく。
2016年6月現在、甲種勲章の所持数は最大で6つなので、甲6が最高値となる。

現在までは、甲種勲章の獲得条件は「最終海域の難易度選択が甲である事」のみであり、それまでの海域の難易度は一切問われない。全海域を甲で制覇しても、甲で挑んだ海域が最終海域1つだけであっても同様に取得可能。

ちなみに通常の勲章と同じくアイテム扱いであり、「使う」事が可能。
ただし使い道は資材(燃料1万・開発資材10・改修資材10・家具箱大10)に交換することのみで、それ以外の特別な使い道は何も無い。また、先述の甲種勲章所持マークの数字は実際にアイテムとして持っている数を参照するので、使って消費すると数字も減る。全て使ってしまうと甲種勲章マーク自体が消える。

もちろん甲種勲章を手に入れるには生半可な難易度ではない。初イベントで取得するのは絶望的、次のイベントでもかなりやりこまないと難しい。1年やったらそろそろ検討するというレベルである。しかしイベント難易度によってはランカークラスでも取得に失敗するという運も味方につけないといけない事もある。そのために備蓄、ネジ課金、牧場、アイテム課金、ジュウコンあらゆる手段を使って日々艦これをプレイするのが提督の日課となっている。逆に甲種勲章をとらないと決めたら艦これをする内容の5割以上がする必要がなくなるほど手間がかかるものである。甲種勲章取得、そのため日々の研鑽の他、ネットでの情報収集や情報交換をすることによって艦これは成り立っていくのである。

今までの甲種勲章

2015冬

「迎撃!トラック泊地強襲」
最初に難易度選択システムが実装されたイベントであり、最初の甲種勲章がもたらされたイベント。

トリプルダイソンと言えばここを指す。
難易度甲の最終海域のボス最終形態では、旗艦・戦艦水鬼を戦艦棲姫2隻が守るという凄まじい要塞。
その下も新型艦載機を搭載した空母ヲ級flagship、重巡ネ級eleteなどが固め隙が無い。
その凄まじい難度に途中で折れて難易度を変更した提督も多かったようである。

ちなみに、甲難易度のトリプルダイソンと凌ぎを削るレベルの提督の艦隊が丙に変更した場合、特に深く考えて無くてもだいたい蹴散らせてしまうほどにボスの強さの差がある。

2015春

「発令!第十一号作戦」
難易度変更システムが実装されて2回目のイベント。
今回より各海域において、クリア難易度に応じて次の海域で選択できる難易度に制限がかかるようになった。
丙を選択してクリアした場合、次の海域は2段階上げての甲を選択できなくなる。つまり、最終海域(このイベントではE6)で甲を選択する場合、E5は乙または甲でクリアする必要がある。

ボスは再び戦艦水鬼。
今回は最終形態でも駆逐が混じっていたりするなどトリプルダイソンと比べると見劣りし、実際総合的な難易度では15冬には劣るとする意見が多かったが、随伴艦の空母がなんと「空母棲姫」。こいつ単体でこちらの空母2人分くらいの制空力を誇り、それでいて火力は戦艦に全く劣っていない。ある意味戦艦棲姫よりも嫌がられる強敵である。

2015夏

「反撃!第二次SN作戦」
全7海域という長丁場のイベント。
途中には過去の難海域のリメイク版も登場している。

最終ボスは防空棲姫。
駆逐艦にあるまじき、と言うか全ての深海棲艦の中でも群を抜くほどのとんでもない装甲を誇り、考えられる最高の火力をぶつけても幸運に恵まれなければ手傷を負わせることすら難しい。
もちろん正攻法でクリアしろと言う海域ではなく、装甲破砕ギミックが仕込まれており、特定ポイントの敵艦隊を殲滅する事でその回数に応じてボスの装甲が弱体化する。

ちなみに今回のイベントは後半海域はイベント開始直後は解禁されておらず、ワンテンポおいてからの解放だった。加えて上述のギミックの存在が当初は伏せられており、後半海域解放から数時間経って運営Twitterで存在が仄めかされたのだが、それまでの間にごり押しでパーフェクト防空棲姫を殴り倒してクリアしてしまったツワモノが存在する。
全ての鯖の合計でたった7人だったこの廃人ツワモノは運営をして「ビッグセブン」と称えられた(艦これ用語辞典参照)

2015秋

「突入!海上輸送作戦」
イベント名の通り輸送作戦に比重が置かれたマップ構成で、水雷戦隊など駆逐艦を中心とした艦隊を多く使うイベント。

最終ボスは駆逐水鬼。
1つ前の海域はともかく最終海域は特別なギミックも無く、理不尽な硬さでもない。
加えて随伴艦は(最終形態では)全て駆逐艦になるなど、ボス艦隊の強さだけでは歴代でも最低クラスである。
しかしこの海域は水雷戦隊+αでのみ出撃可能という、難易度選択システムが実装されてからは初めて最終海域に出撃制限がかかるマップとなっており、こちらも満足な戦力を送る事ができない。

また、海域に初めて進入した時点では敵戦力ゲージではなく輸送物資ゲージが表示され、一定以上のドラム缶や大発動艇などを積み込んだ編成で資材マスを通り、ボスにA勝利以上すると運んだ資材の量だけゲージが減らせる。
この輸送物資ゲージ(このゲージ破壊にはボス旗艦撃沈は必要ではない)を0にしてようやく、いつもの敵戦力ゲージが出現するという2段構え。戦力ゲージは最後のトドメにボス旗艦撃沈は必要である。

2016冬

「出撃!礼号作戦」
全3海域(E3は2段階だがそれを加味しても実質4海域)のやや小規模なイベント。
連合艦隊は最終海域であるE3のみである。

前半部分は駆逐棲姫がボスを務める。
ただし輸送ゲージである都合上、物資を運んでA勝利以上ができればゲージを削る事ができ、そしてゲージ破壊の際にもボス旗艦撃沈は必須ではない。

最終ボスは重巡棲姫。
前半の輸送ゲージエリアを輸送護衛部隊で制覇すると、水上打撃部隊または空母機動部隊の連合艦隊を編成して後半部分に挑む。編成によってルートではなくスタート地点自体が変わるというシステムがある。
重巡棲姫自体はHP350と姫クラスとしては並以下ではあるが、装甲が難易度によって露骨に変わり、甲作戦だと前哨戦の段階でもう既に戦艦水鬼に匹敵する装甲を持つ。
しかも随伴艦に戦艦棲姫×2、空母棲姫×1というまさかの姫4体編成という、初見では目を疑うこと間違いなしのとんでもない陣容。丙だと最終形態で戦艦棲姫が1体出てくるのみ、乙でも前哨戦で1体、最終形態で戦艦棲姫が2体出てくるだけでいずれにせよ空母棲姫は出てこない。しかし甲は前哨戦の時点で1/2の確率で空母棲姫入りの姫4体編成を相手にし、最終形態では確定で姫4体である。
ちなみに最終形態では重巡棲姫がさらにパワーアップし、装甲が戦艦水鬼を超えてしまう上、先制雷撃までしてくる。HPも増える。

ここまでだととんでもない地獄絵図に見えるかも知れないが、今回このマップは編成の制限がほぼ無い[1]ので、連合艦隊そのものの編成条件を満たす限りは大和型でも雷巡でも入れ放題。しかも水上打撃部隊で尚且つルートを選べば弾薬消耗の火力低下ペナルティが無い状態でボスに辿り着けるので、正真正銘の総力戦をもってこの姫4体編成を粉砕できる。

とは言え楽勝と言う事は決して無く、パワーアップする上に旗艦撃沈を必要とするラストダンスでは決戦支援を入れないと全力のガチ艦隊でもハマる人はハマる。逆に言えば戦力を惜しまずに戦えばこんなんでも全部叩き潰してS勝利する事は十分可能。

余談だがこのE3の最大の目玉は重巡棲姫がとんでもなくうるさいことである。

作戦終了後、運営によるツイートで最終海域突破率は約70%甲作戦選択提督比率は約40%と発表された。単純に考えれば0.7×0.4=0.28なので、約3割の提督が甲種勲章を得た計算になる。実際には甲作戦の難度にハマる提督の数は乙丙よりも多いと予想されるので、実数はもう少し下であろう。

関連項目

  • 艦隊これくしょん~艦これ~
  • 迎撃!トラック泊地強襲
  • 発令!第十一号作戦
  • 反撃!第二次SN作戦
  • 突入!海上輸送作戦
  • 出撃!礼号作戦

脚注

  1. *選択したルートによっては高速統一や空母の数などに調整を必要とする場合があるが、それだけ

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