百瀬教授とは (モモセキョウジュとは) [単語記事]

百瀬教授とは、ロボット工学研究の世界的権威であり、百瀬ロボット研究所の所長である。

経歴

百瀬教授はロボット工学の分野で日本を代表する研究者である。

MIT(マサチューセッツ工科大学)、CIT（カリフォルニア工科大学）、東京大学、東京工業大学をはじめとした名だたる大学で教鞭を取りながら、企業の研究開発の現場で指揮を執り独創的なロボットを世に送り出し、家庭用ロボット、商業・工業用ロボットの技術を牽引してきた実績を持つ。機械工学、制御工学、物理工学の論文で多数の賞を取るばかりでなく、人工知能にも深い造詣があり、ニューラルネットワーク、ファジィ制御での研究結果は現在の自律思考型ロボットの礎を築いた。こだわりのある独自の製品デザインはアートやポップカルチャーの分野でも高く評価されており、SF小説などへの影響も及ぼした。また、個人の取得した工学系の特許数ではギネス記録を保持している。危険区域での治安維持ロボット、パトロールロボット、要人警護ロボットなど戦闘力の高いロボットの開発も手がけたが、同時に、自分の技術がいたずらに軍用へと転用されることを非常に嫌う平和主義者としても知られている。

受賞歴にノーベル工学賞等多数。数多くある著書のうち代表作は「ロボット工学ルネッサンス」「自律と制御」「人工生命と倫理　〜テクノロジーとの共存」。

近年では家庭用ロボットに特に力を注いでおり、発話・歌唱の自然な再現を研究。ロボットと人間とのさらなるコミュニケーションを目指している。

ニコニコ動画上では、お手伝い＆子守りロボット「桃音モモ」の生みの親として有名である。