美しい魔闘家鈴木

美しい魔闘家鈴木とは、冨樫義博の漫画作品「幽☆遊☆白書」の登場人物でる。
強い妖戦士田中は過去に名乗っていた自身のニックネームであり、同一人物。千の姿と千の技を持つ。

美しい概要

”暗黒武術会編”で初登場。同格闘トーナメントに「裏御伽チーム」の主将として変装して出場し、同チームは鬼神の如き強さで準決勝まで登りつめる。それまで怨爺（おんじい）のリングネームでエントリーしていたが、主人公・浦飯幽助とその一味で構成される浦飯チームと対峙した際に変装を看破される。自らヴェールを脱いだ鈴木は、自らの戦闘能力を存分に誇示した上で、勝利宣言を行う。

私が老人に変装したわけは
年寄りは私の最も嫌いな生き物だからだ
最も嫌いなものに化けることで自らの闘争心をさらに高めたのだ
老いは醜い！もはやこれは罪だ

そうなる前に私は死のうと思う
美しいままで
その前に伝説を作る！

私が主役の恐怖神話だ！！
この大会の優勝はその伝説の第一歩となる！！
お前達は伝説の証人となる
この大会の目撃者全てに私の伝説の語り部となってもらう

鈴木はその直後、対戦相手の幻海に一方的にボコボコにされ敗退した。

幻海曰く、「お前はほかの妖怪達の性質にあわせて武器を作ってやることにかけては天才的だ。だがそれを自分の強さとかん違いした」。

改心した鈴木はその後、決勝戦で戸愚呂率いるチームと闘う蔵馬と桑原を激励する。かつて戸愚呂に闘いを挑んで敗れた経験を持つ鈴木は、試作品の道具を二人に提供し、打倒戸愚呂の想いを託した。

幻海が指摘するように、武器職人としては天才的な能力を有しているが、格闘家としてはいわゆるヘタレキャラの位置づけである。しかし、”魔界統一トーナメント編”にて再登場した頃には蔵馬の配下におさまっており、幻海のもとで鍛錬を積むことでいっぱしの闘士に成長していた。また、暗黒武術会の審判・樹里からは「顔のいい山崎さん」と想いを寄せられ、男を上げている。

美しいひっさつ技

作中で披露された技は以下の通り。

レインボー・サイクロン

自らの妖気の波長を自由自在に変えることができる鈴木ならではの技。相手の妖気の波長に合わせてカウンターを取る幻海の「霊光反射衝」に対抗すべく、波長の違う７種類の妖気を同時に相手にぶつける大技である。放たれた妖気が七色に見えることから名づけられた。幻海を直撃したが、ノーダメージに終わった。相手が悪かった。

爆肉鋼体

自らの筋肉を異常なまでに増強させ、肉弾戦における攻撃力の向上を図る技。妖気を用いないと宣言した

幻海に応え、自らも妖気を封印しこの技を用いた。その状態から放たれるパンチはコンクリートの床をも粉砕するほどの破壊力だが、幻海には当たらず、ダウンを奪われそのまま一方的なラッシュを浴び、病室送りにされた。スピードと防御力は向上しないとみられる。相手が悪かった。

美しいひみつ道具

これまでに製作した武器・道具の数々。作中では主に「闇アイテム」と呼ばれる。

奇美団子

裏御伽チームのメンバー・黒桃太郎に提供。
３種類の奇美団子の存在が確認されており、それぞれサル型・キジ型・イヌ型の形態に変身することができ、それぞれの動物の特性を生かした攻撃が可能になる。黒桃太郎専用のドーピングアイテム。

逆玉手箱

同メンバー・裏浦島に提供。
箱を開け、煙を浴びせた相手を任意の状態まで若返らせることができる。戦闘においては敵を胎児にまで若返らせ、戦闘力を奪うといった使い方が可能である。

死出の羽衣

同メンバー・死々若丸に提供。
包み込んだ物体を遠く離れた異空間に転送することができる。死々若丸と対戦した桑原がこの攻撃を受けた。物体がどこに転送されるのかは、死々若丸本人にもわからない。桑原は無傷のまま別の闘技場に転送されてしまったが、試合は桑原の戦闘放棄（行方不明）という扱いで決着した。

魔哭鳴斬剣

同メンバー・死々若丸に提供。

剣を振り回すことで霊魂（死霊）を次々と召還でき、これを剣の攻撃力に転化できる武器。霊魂を敵にぶつける大技・爆吐髑触葬は絶大な破壊力を生むが、使用者の死々若丸自身もかなりの妖気を消耗する。

前世の実

裏御伽チームの敗退後、浦飯チームの蔵馬に提供。
魔界で発見されたトキタダレ花の果肉を加工して製作したとみられる。服用すれば一定時間、前世の姿に戻ることができる。逆玉手箱の原材料でもある。

試しの剣

同じく浦飯チームの桑原に提供。
ヒル杉で作られた変幻自在の幻刀。持つ者の気を吸い取り生長する剣。見た目は柄のみだが、妖気を込める事でオーラ状の剣を帯びる。

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美しい関連項目

• 幽☆遊☆白書
• 鈴木
• ヘタレ

美しいあとがき

おやおやもう終わりかな。
ほかの９９２の項目　全部お見せしたいのに。