色黒の社長の話。とは (イログロノシャチョウノハナシとは) [単語記事]

『色黒の社長の話。』とは、ガルシアPによるNovelsM@sterシリーズ作品である。
ガルシアP公認の愛称は「とのばな」。
これは全話に共通する『○○と、△△の話。』というタイトルから視聴者にタグ付けされたものである。

概要

ガルシアPが自身のニコマスデビュー1周年に際してアップロードしたNovelsM@ster作品
『色黒の社長と、事務に向かない事務員の話。』を第1話とするシリーズである。

当初は1話のみの予定であったが、視聴者から続編を希望する声が強かったため、第2話にあたる
『気の利かないプロデューサーと、駆け出しアイドルの話。』が投稿される。
こちらも当初続きを作る予定はなかったが、好評を得たため本格的にシリーズ化することとなった。

作中に登場する人物は全てシルエットで表現されている。
そのため画面からは表情を見ることが出来ないが、むしろそれが登場人物をより表情豊かに感じさせている。

また、BGMとしてみとせのりこの「シャローム」が共通して用いられており、動画に独特の雰囲気をもたらしている。
「シャローム」はこの物語が世に出るために必要だった何本かの柱の一つであり、メインテーマであるとのこと。

なお、ガルシアPのブログにて、作品の裏話などについても語られている。
動画を視聴した上で、合わせてチェックすることをぜひオススメしたい。

ネタバレ

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
閲覧の際は自己責任でどうぞ。→[ネタバレ回避]

※初回視聴時の新鮮な驚きをスポイルしないよう、最新回まで視聴した上での閲覧を推奨します。
また、当記事掲示板での露骨なネタバレトークはお控えください。

以下は、第11話までの情報を元に書かれています。

登場人物

音無光／駆け出しアイドル　　_{おとなし　ひかり}

この物語における中心人物のひとり。
音無小鳥の実娘である。

難病（おそらく心臓病の一種）を患っており、12歳の時には余命いくばくも無いと宣告されていたが、黒井社長の計らいにより海外で手術を受けることが可能となった。
胸元には、今もその時の手術痕が残されている。

アイドルを夢見ており、アイドルを目指すため、また、かつて受けた恩義を返すために、弱小事務所と成り果てた961プロダクションの門戸を叩く。

大きな才能を持っているものの、背後には複雑な事情があるらしく、彼女をデビューさせまいと業界内で様々な圧力がかけられている。

『特訓』と称して、ユウという名の少女と共に、夜の繁華街でのゲリラライブを行っている模様。

様々な人々の想いを乗せ誕生した楽曲『ステップ！』は好評を博し、華々しくデビューを飾った。

黒井崇男／色黒の社長

この物語における中心人物のひとり。

高木社長の死に伴い、彼の事業を961プロダクションで引継ぎ、発展させ、そしてそのほとんどを関連会社となった765プロダクションに譲り渡す形で手放している。

彼と事務員、2人だけの事務所に1人のアイドル候補生が訪れたことから、物語は動き出す。

その思惑の全貌ははっきりとは見えていないが、経験の浅いプロデューサーをさまざまな形でサポートしている。

時代設定から彼の年齢を考えると70歳前後のはずだが、あまり気にしては行けない。

天ヶ瀬冬馬／気の効かないプロデューサー

この物語における中心人物のひとり。

かつて一世を風靡した男性アイドルユニットのメンバーであったが、現在は売れない芸能プロデューサーに成り下がっている。
音無光のプロデューサーとして、黒井社長に再び見出される。

星井美希／事務に向かない事務員

元アイドル。
全てを失い誰もが離れていった色黒の社長に、ただ一人付き従っている。
歳は取っても、能天気な性格と抜群のプロポーションは健在。
時々、光のビジュアルレッスン指導も行っている。

過去、プロデューサーと秋月律子との間で大きな確執を経験している。

高木順一朗

765プロ先代社長。現在は故人。

五十嵐幸夫

『アイドルマスターDS』の登場人物。
元TV局局長で、黒井の旧友。現在は一介の番組プロデューサーである。
黒井の提案に乗り、番組『夢への階段』の主役に光を抜擢する。

アーサー

光の執刀を担当した医師。
光を「L」、真美を「TB」と呼んでいる。

双海真美／薄情な女医

元アイドル。

現在は双海総合病院で心臓外科医を勤めている。
光の手術痕を消すため、執刀訓練中。

天海春香／気難しいボーカル審査員／無力な審査員

元アイドル。現在フリーランス。
偶然、光のボーカル審査を担当する事になるが、私情を挿む事を拒み退出した。
その悔いから、のちに（個人的に）光のボーカルレッスンを指導している。

『たるき亭』店主

765プロのビル１階に店を構える、『たるき亭・別邸』のマスター。
落ち込む春香の愚痴に快く応える紳士。

765プロ社長／傲慢なプロデューサー

元プロデューサー。
以前、交通事故に遭い重傷を負った事がある。

秋月律子／仕事中毒の先輩

元アイドル。
765プロの専務を務める才女。

星井美希との間に大きな確執を経験している。

如月千早／自信のないスカウト

元アイドル。
765プロ渉外担当と、『如月ボーカルスクール』校長を兼任している。

『アイネ・クライネ』

765プロ所属のデュオユニット。アイドルランクはＣ。
音無光とCD売上枚数を争う事になる。

小川さん

元『たるき亭』アルバイト。
現在は961プロのある雑居ビル１階にある『たるき亭・本店』の店主。
店は黒井や冬馬らの都合のいい集会所と化しつつある。

岡本まなみ／幸運な視聴者

『アイドルマスターDS』の登場人物。

『夢への階段』の熱心な視聴者であり、のちに彼女の送ったファンレターが『ステップ！』の作詞に使用される。

伊集院北斗／見る目のない作曲家

元アイドル。
黒井の要請に応えフィルハーモニー管弦楽団・ヴァイオリニストの座を辞し、『ステップ！』作曲のため帰国する。

水瀬伊織／孤高のレーベル主宰者

元アイドル。
現在はレコードレーベル『Replicare』主宰者。
オーディション『サンドリヨン』を開催し、音無光の実力を試す。

金丸大蔵

『アイドルマスター2』の登場人物。
元芸能記者であり、現在は伊織の秘書的な存在となっている。

ユウ（優華）

ぶっきらぼうな喋り方をする、光の「ともだち」。
彼女と「特訓」と称し度々路上ライブを行っている。

実は、東郷寺プロのアイドル候補生。親を呼ぶと「めんどくさくなる」らしい。

小柴徹

『アイドルマスター2』の登場人物。
元芸能記者であり、現在は東郷寺プロのマネージャーを勤めている。

金城愛梨

『アイドルマスタードラマCD Scene 04』の登場人物。
現在は形成外科医。かつて心臓手術を受けた事がある。
真美とは大学の同期であり、友人。
彼女の執刀訓練に根気よく付き合っている。

高木裕太郎

『アイドルマスターブレイク!』の登場人物。
高木順一朗の孫。今のところ電話越しでのみの登場。
現在は765プロのゼネラルマネージャーを勤め、次期社長とも目されている有望株。

尾崎玲子／優しいプロデューサー

『アイドルマスターDS』の登場人物。
どういう経緯を経たのか、現在は翔太の専属プロデューサーとなっている。

御手洗翔太

元アイドル。
現在では高槻やよいとコンビを組み、「体操のおにいさん」として日本中で活躍している。

高槻やよい／子供たちのアイドル

765プロ所属タレント。
「歌のおねえさん」として翔太と共に精力的に活動している。

『スノーホワイト』
765プロ所属女優。

『クイーン』
765プロ所属女優。

『ウィッチ』
765プロ所属プロデューサー。
３人ともハリウッドに出張中だが、近々帰国予定。

佐野美心

『アイドルマスター relations』の登場人物。
元アイドル。現在は社団法人『紫水館』の館長を勤めている。

音無小鳥／幸せな母親

音無光の母親。
元765プロ事務員であり、過去には黒井のプロデュースしたアイドルであった女性。

現在は介護士として『紫水館』で働いている。

菊地真／団長

765プロ所属女優であり、劇団『ラビリンス』団長。
舞台『薔薇と剣』で魔女役を務める。

高槻浩司

765プロと劇団『ラビリンス』に所属する俳優。
舞台『薔薇と剣』で騎士役を務める。

高槻やよいの実弟。

花塚久美

876プロ所属アイドル。
舞台『薔薇と剣』で魔女の娘役を務める。

本名は近藤久美。
元「riola」尾崎玲子の相棒・近藤聡美の娘。

秋月涼／事務に向かない事務員

765プロの事務員。元アイドル。
しかし本業そっちのけで未来のダンス指導を行っており、
それが律子に発覚した事によりプロデューサーへ転向する。

大切な人（桜井夢子？）を守れなかった過去があるらしい。

武田蒼一

『アイドルマスターDS』の登場人物。
未来の親代わりとなっていたが、何者かに麻薬所持の疑いを掛けられ失脚してしまったらしい。

我那覇響

元アイドル。今のところ本編未登場。
現在は765プロ傘下『我那覇ダンススクール』校長をしている。

双海亜美

765プロ所属タレント。今のところ本編未登場。
現在でもマルチに活動しており、ヒットチャートに名を連ねる程の人気を持つ。

桜井未来／駆け出しアイドル　　_{さくらい　みらい}

765プロ所属のアイドル候補生。桜井夢子の娘。

「千早二世」とも称される天才児。幼少期には武田蒼一に育てられ、
現在は如月ボーカルスクール、我那覇ダンススクールで英才指導を受けている。

芸名の候補に「如月」「武田」が挙がった事から
当初は武田、彼の失脚後には千早が彼女の親代りを務めていたと思われる。

色黒の社長の話。 単語

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