世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり
蔵造りの町並みとは、埼玉県川越市にある町並み保存地区である。
| 蔵造りの町並み | |
黒いしっくい壁、重厚な観音開扉、大きな鬼瓦という類焼を防ぐための巧妙な耐火建築「蔵造り」の建物が立ち並ぶ地区である。小江戸を楽しむことができる川越の観光名所であり、「時の鐘」もこの地区に属している。また、「菓子屋横丁」とも繋がっている。
江戸時代に川越藩主・松平信綱の町割りによって出来た。当初ほとんどの建物が「蔵造り」ではなかったが、この頃から蔵造りであった呉服太物屋「大沢家住宅(現:川越最古の蔵造りで国の重要文化財)」が明治26年(1893年)に起きた川越大火の類焼を免れたのをきっかけに、川越商人がお店を建て直す際に蔵造りにしたことで、現在の町並みが出来上がった。
平成11年(1999年)12月に「国の重要伝統的建造物群保存地区」に、平成19年(2007年)1月に「美しい日本の歴史的風土100選」に選定された。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 20:00
最終更新:2025/12/06(土) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。