虹裏格闘ゲーム

虹裏格闘ゲームとは、虹裏板をはじめとする、ふたば☆ちゃんねるで誕生したり人気をよんだキャラクター達が一同に介した同人格闘ゲームである。

概要

元祖「才能の無駄遣い」ともいえるふたば☆ちゃんねる独特の遊び心と職人のクオリティの高さが素晴らしいネタゲームである。

MUGENを基盤に作られているので、MUGEN動画にこのゲームのキャラクターが登場することもある。

 

なお、虹裏格闘ゲーム公式サイトをはじめ、虹裏関連サイトへの直リンは禁止されているので注意してもらいたい。

登場キャラクター

ここでは「虹裏十傑集」「とらぶるうぃんどうず（OS擬人化）関連」「虹裏メイド隊関連」「その他のキャラ」に分けて、おおまかな登場キャラクターの解説を行いたいと思う。

虹裏十傑集

虹裏文化の黎明期（2003年ごろ）に虹裏で大活躍した十人の虹裏キャラ達の事。

現在では廃れてしまったものもいれば定着して今でもふたばで親しまれているもの、2chなどに飛び火してふたば外でも大活躍しているものもいる。

陛下

元ネタは「銀河戦士バルロイ」というマイナーアニメに登場する脇役。

当時、虹裏に熱中するあまり夜更かしするとしあき達に「もう寝なさい」と呼びかけるキャラクターとして様々なコラ画像が作られた。

ニコニコ動画文化がロックマンのプレイ動画に歌詞をつけた書き込みから始まった様に虹裏文化は陛下の首がカクカクするgifアニメから始まったといっていい。

虹裏キャラの筆頭的存在だが、新参の多くなった昨今の虹裏では、ネタとして「誰このジジイ」呼ばわりされることも多い。

２番たん

美少女ゲーム「Piaキャロットへようこそ!!3」の水着コンテストのイベントでのみ一度だけ登場するという脇役中の脇役。

もちろん作中で名前も出てこないのだが「芝村秋子」というらしい。

当時、可愛らしい笑顔が多くのとしあき達に愛され、彼女がメインヒロインであるかのようなコラ画像も多く作られた。

近年の虹裏では「ありがちな萌えキャラ」的なニュアンスが強い「○○たん」という呼び方が避けられる傾向が強いが、このキャラと後述の「りゅうおうたん」は例外的にこの呼称が使い続けられている。

わはー

元ネタは「水月」という美少女ゲームに登場する大和鈴蘭をデフォルメした二頭身キャラクター。

古くから虹裏のアイドルとして親しまれている。

現在では元ネタの大和鈴蘭とは別の人格として一人歩きしており「むすー」という姉と「ちょいあー」というペットがいて、三人で「わはむすちょいあ」というトリオを結成している。

阿部さん

山川純一の漫画「くそみそテクニック」の登場人物「阿部高和」の事。

「やらないか」旋風は虹裏から2chなどへと飛び火し現在のニコニコ動画でも大きく扱われている。

趙子龍

元ネタは横山光輝の漫画版「三国志」。

虹裏では肩にタオルを掛けたジャージ姿という恰好で毎朝「おはようございます！趙子龍です！今日も一日頑張りましょう！」と爽やかに挨拶する定時キャラとして人気だった。

趙子龍に限らず横山光輝の三国志は、古くから今に至るまで伝統的に虹裏で愛され続けている作品である。

ムンク

毎日、早朝の5時に立てられる定時スレの人気キャラクターだった。

ねないこだれだ

せなけいこ作の絵本が元ネタ。

陛下と同じく、夜更かしするとしあき達を叱るキャラとしてコラの容易さも相まって多くのコラ画像が作られた。

危い

元ネタは変な写真の投稿誌「VOW」に掲載された交通安全の看板。

様々なコラ画像やgifアニメが作られ親しまれた。

虹裏での設定によると「あぶい」と読み、性別は女であるらしい。

キーパーの森崎君をよく吹っ飛ばす。

マナマナ

元ネタは美少女ゲーム「君が望む永遠」の穂村愛美の愛称。

原作の彼女のあまりに病んだストーリーは、当時の美少女ゲーム愛好家達にとって伝説となっており、「ヤンデレ」という概念誕生の一端を担ったキャラクターであるらしい。

雪さん

元ネタは「水月」に登場する琴乃宮雪。

虹裏では重火器のスペシャリストという設定が付加されている。

逝きさん、闇雪さんなどの派生キャラも生まれた。

とらぶるうぃんどうず（OS擬人化）関連

windows meのあまりの性能の悪さに業を煮やしたとしあき達が逆にmeをドジっ子萌えキャラ化したことがきっかけのOS擬人化祭りで生み出されたキャラクターたち。虹裏文化成熟期に活躍した。

でも最初期に作られた「Me」「2k」「XP」の三人が特に定着度が高く、主役で描かれることが多い。

「OSたん」の名で広く知られるが、近年の虹裏では「○○たん」という呼び方が避けられる傾向にあり、この呼称は廃され「OS娘」（男性バージョンは「OS息子」）に言い換えられた。キャラクターたちに接する態度が愛玩から親愛の情に変わっていったことによる変化とも言われる。

Me

windows meの擬人化。

緑髪で三つ編みツインテール、長いアホ毛と青色のエプロンドレス、エラー表示時の三角「！」マークのリボン止めが大きな特徴である。

頻繁にフリーズを起こしたりカップ焼きそばを中身ごと流しに捨てたりする天然ボケのドジっ子キャラ。

元祖ネギ振り娘としても知られている。

初音ミクと違い、彼女のネギの元ネタはファイアウォールNEGiESである。

2k

windows 2000の擬人化。

青髪ボブヘアーに眼鏡とフリルカチューシャと猫耳型スピーカーとをつけていて四色ウィンドウズカラーのスクール水着の上に青いコートをまとった服装をしている。

有能な眼鏡っ子委員長キャラである。

XP

Windows XP Professionalの擬人化。

黒もしくは紺のロングヘアーに「XP」という字の髪飾り、白と青のレオタード風の服装が特徴の巨乳っ子。

キーボード上の「X」「P」が仮名入力だと「さ」「せ」である事から「させ子」の愛称で親しまれている。

双子の妹にWindows XP homeの擬人化キャラ、緑髪ロングのポニーテールに緑のジャージを着て眼鏡をかけた腐女子キャラの「ほめ子」がいる。

95

ピンクの着物を着た、大和撫子キャラ。日本刀が武器。

かつてMac OSと激戦を繰り広げた過去があり戦闘能力が高い。

98

黒髪おかっぱで「98」という字の髪飾りをつけている。

普段は「金色のガッシュ!!」に登場する「バルカン300」のような箱の中に引き籠っている。

妹のSEたんは髪をサイドで束ねた髪型だが、やはり同じような箱の中に籠っていることが多い。

大婆様（3.1）

銀髪ロングのゴスロリ少女。

語尾に「…じゃ」をつける老人のような口調で喋る。

虹裏メイド隊関連

ある時、虹裏に「めどい」とかかれたメイドの落書きが投下され、それがきっかけで誕生したキャラクター「めどいさん」が虹裏でブームになった。

それ以降、多くのふたば☆ちゃんねるの絵師達の手によって、「もどいさん」「くどいさん」「ひどいさん」「ダンバいさん」など基本的には「○○いさん」という名のつく様々なメイドキャラ達が作られるようになり、とらぶるうぃんどうず（OS擬人化祭り）以降の新たな虹裏キャラクター文化の潮流となった。

晩期の虹裏文化を代表するキャラクター群といえる。

• めどいさん
  面倒くさがりなメイドさん。仕事は面倒なことになる前にそれなりにこなすという解釈もされる。
  
• もどいさん
  もどかしいことが大嫌いなメイドさん。 
  
• くどいさん
  言うことやることの全てがくどいメイドさん。
  
• イタいさん
  住人たちが昔考えたイタい設定を寄せ集め具現化したキャラ。中二病だけに年齢は14歳。
  
• ダンバいさん
  聖戦士ダンバインの擬人化キャラ。巨乳。
• ヤクいさん
  薬物中毒のメイドさん。
  

　…etc

その他の虹裏キャラ

• おじさま（山崎あつし）
• しもんきん
• CV若本
• バックベアード&ベア子
• ルッピョロ専用ヒギョパム
  ｢僕の考えたMSです！カッコイイでしょ！(＾＾)名前考えてください！｣とある日、虹裏に投下された適当な落書きロボットに対して「ルッピョロ専用ヒギョパム」という投げやりなコメントがついた事がきっかけとなって誕生した虹裏発のロボットアニメ。OPムービーが作られ、専属の声優まで存在する。当時の虹裏がいかにクオリティの高い職人に恵まれていたかを如実に示す事例といえる。
  虹裏格闘ゲームでは、ドパーミンに搭乗する宿敵ピュカッショリとの戦いが描かれており、スパロボ的な熱い演出はシュールの極みである。

　

• ふたりはグロキュア
• 「腐り姫」の蔵女と「沙耶の唄」の沙耶のコンビ。
• さんりお
• 「危い」と同じく「VOW」が元ネタ。カオスキャラ。
• ごぼうの天使
• 混迷を極める虹裏で、としあき達に希望を持たせるべく作られたキャラ。何故か希望ではなくゴボウを持っている。「ごぼうをもつのよー」が口癖。
• 俺
• ゴッドマン
• スぺランカー先生
• りゅうおうたん
• ドラクエのラスボス「竜王」の擬人化キャラ。
• 赤提灯
• ローゼンメイデンの水銀燈と真紅を合成して作られた飲んだくれの妖怪。虹裏でのローゼンメイデン人気はかなり高かったらしく、この他にも多くの虹裏版ドールが作られた。
• 実装石
  翠星石ではない何か。気色悪いカオスキャラ。
  
• フォルテ
  元ネタは「ギャラクシー・エンジェル」のフォルテ・シュトーレン。「ババァキャラ」の元祖である。
  
• 
  

…etc