金田一少年の事件簿とは、週刊少年マガジンで連載されていたミステリー漫画。現在も不定期に連載されている。
メディアミックスとして小説、TVドラマ、アニメ、ドラマCD、ゲームなどがある。
原案:天樹征丸、原作:金成陽三郎、作画:さとうふみや。原案の天樹征丸は小説版の執筆も担当。その正体は『サイコメトラーEIJI』の安童夕馬、『GetBackers -奪還屋-』の青樹佑夜、『神の雫』の亜樹直などと同一人物の漫画原作者・樹林伸であり、要するにMMRのキバヤシである。
普段は手癖の悪い劣等生だが、実は名探偵・金田一耕助の孫でありIQ180の天才的頭脳を持つ高校生・金田一一(きんだいちはじめ)と、その幼なじみで優等生の七瀬美雪(ななせみゆき)が様々な事件に巻き込まれ、解決していくミステリー漫画。本格ミステリの様式と「犯人当てクイズ」を漫画に盛り込み、ミステリー漫画というジャンルを確立する大ヒット作になった。
1992年から連載開始、2000年に連載終了。天樹・さとうのコンビはその後『探偵学園Q』を連載するが、やっぱり金田一の方が人気があったのか、『Q』の連載を中断して「吸血鬼伝説殺人事件」を連載し復活。『Q』の終了後は年に1作のペースで不定期に新作が掲載されている。
作中で使われたトリックのいくつかに、過去の有名ミステリからの模倣や流用があることは以前から指摘されており、流用された作家から訴えられかけたこともある。特に模倣が明らかだった「異人館村殺人事件」は注意書きが書かれるようになり、ドラマ版では欠番扱いになっている。
ドラマ化は計4度なされている。95年の第1期と96年の第2期は堂本剛・ともさかりえの主演で平均視聴率20%超の大ヒット作となり、「金田一のドラマ」といえばこの1期と2期を思い浮かべる人が圧倒的に多い。2001年の第3期は松本潤・鈴木杏の主演で若返りを図ったが割と空気に終わる。2005年の第4期は亀梨和也と上野樹里の主演だったが、イメージが違いすぎると不評で、単発のみでシリーズ化はなされなかった。
アニメ版は日本テレビ系列で、97年から2000年にかけて月曜19:00枠で放映。全148話。19:30からは『名探偵コナン』が放映されており、月曜7時のミステリーアワーと言われたりした。アニメオリジナルエピソードが多いコナンに対し、こちらはアニメオリジナル回は2タイトル計7回分のみである。
「犯人を推理で追いつめて自殺させちまうような探偵は、殺人者と変わんねーよ」
なお、金田一では少なくとも6人の犯人が自殺している。
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最終更新:2025/12/21(日) 01:00
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