長波(アズールレーン)とは (アズレンノナガナミとは) [単語記事]

※左の子です、右はリトル・レナウン

「ここが母港ですか？あれ…あ、指揮官！夕雲型4番艦長波、ようやくお会いできました！ええと、自己アピールは……好きです！指揮官のことも、皆のことも！」

長波(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN。日本海軍の夕雲型駆逐艦4番艦、「長波」をモチーフにしたキャラクターである。

指揮官おかえりなさい！ええと、長波はいつまでもここにいます！だって、だって…指揮官のそばが一番幸せですから！

KAN-SEN名
長波 IJN Naganami
基本情報
所属	重桜
艦種	駆逐艦
レアリティ	SR
CV	明日葉よもぎ
イラスト	水乌龟XD
艦歴
国籍	日本
出身地	大阪府大阪市
造船所	藤永田造船所
艦級	夕雲型駆逐艦4番艦
進水日	1942年3月5日
就役	1942年～1944年（日本海軍）
最期	1944年11月11日（沈没）
備考
ルンガ沖夜戦における、武勲艦の一つ。オルモック湾輸送作戦において、空爆により沈没。

大きいしっぽが特徴の、重桜所属・夕雲型の4番艦。抱きついてサワサワすると幸せな気分になるだけでなく、軽い病気も治ったりする――と母港の不思議として噂されている。「私、しっぽだけ見られたりしていませんか…？」

ーーーー公式Twitter紹介より

重桜所属の駆逐艦。レアリティはSR。イラストは水乌龟XD。CVは明日葉よもぎ。

2020年4月23日より開催された期間限定イベント「縹映る深緋の残響」(復刻)において、期間限定建造の追加枠という形で実装された。

なんだかポカポカモフモフ、ですか？えへへ、皆もそう言っていますね～ちょっと恥ずかしいです…ううん、気に入ってくれて、本当に嬉しいです！

容姿は銀のメッシュが入った黒髪に丸い獣耳。お尻にはフサフサの尻尾が生えている。これが重桜駆逐艦の中でも特に目立つが、この獣モチーフはどうみてもアレ…スカンクである。

幸いにして、モチーフの動物に見られるような「屁・ニオイ」に関するネタはセリフを見る限りなく、ひたすら大きな尻尾のモフモフな面だけ強調されているので、指揮官のみんなは安心してほしい。

性格面は、そのモフモフの尻尾にふさわしく、やさしくて陽だまりのような明るい娘である。指揮官には極めて好意的であり、「失望」の時も指揮官を応援して親身になってくれるほど。もちろん親密度が上がればモフモフな幸せをいっぱいに振りまいてくれる。

ところで、尻尾にばかり気を取られがちだが、実はその身体も駆逐艦としては極めて発育が良い。特に横から見える胸部装甲は、艦種詐欺レベルの見事な膨らみである。

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 https://twitter.com/azurlane_staff/status/1252108839895175174

実装と同時に、着せ替え「幸せのロングウェーブ」が販売されている。

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この姿にモフモフな幸せをを感じた指揮官はショップにいらっしゃいにゃ。

まずは雷撃斉射、ですね！

スキル1:雷撃戦再突入
戦闘開始10秒後、魚雷攻撃を一回行う。その後20秒ごとに15.0%(MAX25.0%)で発動し、魚雷攻撃を一回行う(魚雷弾幕は自身が装備している魚雷兵装による)

スキル2:ルンが沖突貫
戦闘開始時、前衛艦隊が3隻戦闘可能かつ自身が中間の位置にいる場合、前衛艦隊の軽巡艦・駆逐艦の雷装が5.0%(MAX15.0%)、魚雷クリティカル率が4.0%(MAX10.0%)アップし、駆逐艦の回避が5.0%(MAX15.0%)アップする

例によって重桜駆逐艦の特性通り、砲撃は弱く、雷撃は極めて強い。おまけに後述のスキルもあるので、手動戦闘ならば一撃での大ダメージを狙うことができる。

スキル1「雷撃戦再突入」は通常の魚雷攻撃に加えて、戦闘開始後10秒の時点で一回の魚雷攻撃を行う。さらに、20秒ごとに確率で魚雷攻撃が追加される。このタイミングを意識しておけば、魚雷攻撃をより数多く敵に叩き込むことが可能。特に、開幕の10秒前後に連続雷撃が可能なのは特筆すべきである。いわゆる「うご見ゆ」セイレーンなどの開幕速攻が有利な相手にはぜひ生かしていきたいスキルだ。

スキル2「ルンが沖突貫」は前衛艦隊がフル編成という条件付きで、その真ん中に長波自身を配置したら発動する。前衛艦隊に含まれる軽巡・駆逐艦に長波自身も含めてバフを掛けてくれる。スキル名が「ルンガ沖」ではなく「ルンが沖」となっているのは謎である。単なる誤植なのだろうか。

優秀な軽巡洋艦と組ませたいところだが、特に駆逐艦へのバフスキルを持つ阿武隈・神通・能代が相性が良いだろう。

旗艦ですね？よぉし、任せてください！

日本海軍が陽炎型駆逐艦の改良型として建造したのが夕雲型駆逐艦であり、「長波」はその4番艦として建造された。1942年3月5日進水。1942年6月30日に竣工した。

竣工後間もなく、ガダルカナル島をめぐる激戦の中に身を投じた「長波」は、金剛型戦艦によるヘンダーソン飛行場砲撃や南太平洋海戦に同行。ガ島への強行輸送（鼠輸送）に身を投じていく。そして、彼女の艦歴で最大の戦果となったのが11月30日のルンガ沖夜戦であり、僚艦「高波」を失ったものの、米海軍の重巡洋艦1隻を撃沈、3隻を大破に追い込んだ。

1943年には北方のキスカ島撤退作戦に参加。その後は再び南方へ転じ、ブーゲンビル島沖海戦に参加している。しかし、ラバウル爆撃の時に大破。スクリューを失って推進できなくなってしまったため、僚艦に曳航されて日本の内地に帰還し、本格的な修理を受けた。

1944年にはレイテ沖海戦に栗田艦隊の一員として参加したが、潜水艦の雷撃や空爆で落伍した重巡「高雄」「妙高」を守る仕事に回ることになる。

レイテ沖海戦後、レイテ島防衛を支援するための輸送作戦（多号作戦）においてオルモック湾に突入しようとしたが、11月11日に米海軍の艦載機に爆撃され、直撃弾を受けて沈没した。

艦歴について、より詳細は次の記事も参照→長波（艦これ）、長波（Wikipedia）