いよいよ阿賀野の出番ね!えへへ、待ってたんだから!
阿賀野(艦これ)とは、艦船擬人化ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する大日本帝国海軍の阿賀野型軽巡洋艦1番艦「阿賀野」をモデルとしたキャラクター(艦娘)である。
かねてより、本艦の実装については触れられていたが、2013年11月に行われたイベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」において先行配信という形で実装が決定された。阿賀野型は運営公認のヒロインであるとされている。わた……吹雪はアニメでも主人公が確定しているから大丈夫、なはず……
イベントでの入手手段はE-3,E-4,E-5ボス勝利でのランダムドロップのみであった。この中では楽なE-3を、イベントをクリアしてから「阿賀野」と、ここでドロップするレア駆逐艦「初風」[1]を求めて周回することが、海域クリア後待ち構える「E-6」と呼ばれた。(その後「E-7」が登場し、阿鼻叫喚に包まれたのは、また別の話である)
このような経緯から、イベントをクリアしても「阿賀野」が来なかった提督、イベントは地獄のE-4で諦めたがE-3でたまたま「阿賀野」をお迎え出来た提督、と悲喜こもごもの人間模様が繰り広げられた。
本実装は同年12月24日より実装された「大型艦建造」からである。大型艦建造の中では比較的少ない建造資材での建造報告が出ている。
球磨型以降軽巡洋艦のスタンダードとなっていた5,500㌧型軽巡洋艦の旧式化を鑑みるとともに、また列強の造船技術向上の影響もあり、改めて「水雷戦隊旗艦用軽巡洋艦(乙巡)」として建造が決定されたのが阿賀野型であり、阿賀野はネームシップ(1番艦)である。
高い水雷戦隊指揮能力、巡洋艦に対して対抗可能な砲戦力が必要とされ[2]、基準排水量6,652㌧・全長174.5m、15.2cm連装砲3基・7.6cm連装高角砲2基・61cm四連装魚雷発射管2基を搭載する大型軽巡洋艦となった。
「阿賀野」は1940年6月18日に長崎・佐世保工廠において起工され、1942年10月31日に竣工した。
「最新・最強の水雷戦隊旗艦」として彼女が就役したものの、戦局は既に悪化も甚だしく水雷戦隊の時代は半ば終わりを告げていた。第10戦隊旗艦となった阿賀野が活躍する機会は残されておらず、もっぱら輸送任務に従事することとなる。
1943年11月1日、ブーゲンビル島沖海戦に参加するも、砲戦を交えることなく、航空機及びガトー級潜水艦「スキャンプ」の雷撃により損傷、修理のため日本に帰還中にバラオ級潜水艦「スケート」の雷撃により沈没。1944年2月16日のことであった。
余談ながら、3番艦「矢矧」が竣工したのは「阿賀野」が損傷を受け、回航を待っている間の43年12月29日であり、実際には「阿賀野」は「矢矧」「酒匂」と轡を並べる機会を得られなかった。
なお、「スケート」の雷撃で航行不能になった「阿賀野」を曳航するためにトラック泊地から呼び出されたのが、艦これではお馴染み艦隊のアイドルだったが、間に合わず「阿賀野」沈没の報を受けて泊地に戻ったタイミングでトラック空襲に遭ってしまい、こちらも沈没する憂き目を見ている。
強力な砲により真正面からの艦隊決戦を行う大艦巨砲主義の極致として期待された大和型戦艦に時代が活躍の場を与えなかった様に、水雷戦隊旗艦としての活躍を渇望されていた彼女もまた、時代の進歩と変化によって、登場した時には既に活躍の場を失っていたという悲劇の艦といえよう。
金剛型戦艦でお馴染みのコニシ氏が描いており、艤装の背負い方などがよく似ている。
黒髪ロングの素直キャラであり、提督LOVE勢とは違うが好感の持てる台詞が多い。自らが最新鋭軽巡であることを自負している台詞も多いが、妹の「能代」と「矢矧」が生真面目なのに対して、大いに天然ボケしている印象がある。
服装は阿賀野型共通の白と紺のセーラー服に、錨マークが目を引く幅広の同じく紺色のネクタイ、赤いプリーツスカートで、左脚に飛行甲板を付けている。この飛行甲板上の飛行機運搬軌条(要するにレール)の形状が妹達と違うのが特徴である。が、そんなことより阿賀野型のセーラー服は、いわゆる胸当てがない上に、実装済みの3姉妹揃って立派な上部装甲をお持ちであり、つまり通常時でも胸元からたわわな北半球g「すみません、憲兵ですがちょっとお話を……」
セリフには「能代」「矢矧」「酒匂」と妹達がよく出ている……のだが、中破すると「また矢矧に怒られる~」としょげ、時報では能代とのお茶の約束を忘れてしまい、平謝りしてやっと許して貰う(ちなみにこの「午後の時報シリーズ」は「能代」の同時刻の時報とリンクしている)といった、「姉の威厳はどこへ?」状態である。口の悪い提督達からは「外見美少女、中身残念」とまで言われる始末である。
阿賀野型は主砲の15.2cm連装砲、副砲の8cm高角砲と、同型にしか存在しない独自武装も搭載されている。
一方、艦自体の性能は最新=最高とは言えないのが現状である。具体的には、索敵値は高いが対潜値・対空値は五十鈴改二に劣り、火力・雷装では長良や球磨に後れを取る。雷巡?いえ、知らない子ですね……
兵装スロットが未改造段階で3個あるのは大きな特長だが、改造すれば他の軽巡も同数のスロットを得られるため陳腐化する。更に、改造に必要なレベルが35とかなり高めなのもデメリットの一つである。総括すると、今ひとつ器用貧乏な側面が否めないが、愛があれば運用困難なことは一切ない。消費資材は軽巡洋艦の中で一番多いが、アップデートにより燃費が向上され、誤差の範囲であると言える。
ただし、計画のみではあったが、船体を大型化して武装を強化した「改阿賀野型」という計画案が存在していることと、更には阿賀野型は全艦が対空兵装を強化されていること、「全ての艦に改二が実装される」というアナウンスがあり、今後に期待したいところである。運営さんマジ頼みます。
ベルリン鎮守府やデススター鎮守府でも話題です
違う、そうじゃない、という提督諸氏はこちらをどうぞ。
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最終更新:2025/12/08(月) 13:00
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