雨上がりのハナビィとは (アメアガリノハナビィとは) [単語記事]

雨上がりのハナビィとは、Steamで配信中のケモナー育成2Dアクションゲームである。Enigmatic Networks製作で、続編は魔法使いハナビィ。

あらすじ

雨上がりのハナビィ

一流の花火師を夢見るレトロリス族の女の子「ハナビィ」。
森の外で打ち上げハナビを打ち上げるべく、オトナと認められるための試練に挑む。

晴れてオトナと認められ、都会「Wooden Malls」へ出たものの、異常なまでに長続きする雨が原因でWooden Mallsの街が水没してしまっており、カビのようなシケったモンスターが現れる始末。

このまま雨が続けばハナビを打ち上げることすらままならない。そう思ったハナビィは原因を突き止めるための旅に出るのであった…。

魔法使いハナビィ

前作の旅の後、ハナビィ宛に一通の手紙が届く。
内容は「花火打ち上げの仕事を依頼したい。詳細はLogical Landsの洞窟の先で会って話を」というものであった。

初めてきた仕事の依頼に大喜びするハナビィ。しかし手紙は差出人不明で、待ち合わせ場所しか書いていなかった。
手紙の送り主は一体誰なのか？それを確かめるべくハナビィはまた旅に出るのであった…。

概要

いわゆるスーパーマリオブラザーズのような横スクロールアクションゲーム。

手持ちや打ち上げ、ロケットといった様々な「ハナビ」を武器にシケったモンスターたちを蹴散らしていく。

本作では残機という概念がなく、ミスしても所持金が僅かに減るだけでゲームオーバーにならないとかなり優しい内容。
一方で、最大HPやスターポイント(★。ハナビの使用に必要なMPのようなもの)を増加させるアイテムがなかなか気づかないところに隠されていたりする他、各ワールドをクリアしたタイムで競うタイムアタック、周回プレイでは、所有ハナビ等を引き継ぐ代わりに「ハナビィが受けるダメージがn倍になる(n=周回数)」仕様が追加されるため、一気に難易度が上昇するというやりこみ要素もしっかり備えたゲームとなっている。周回数を重ねるとほぼオワタ式同然の鬼難易度に。

ハナビ

ハナビィの武器。スターポイントを消費してハナビを使用する。括弧内は消費★(/sまたは/発)

手持ちハナビ

いわゆる普通の手持ち花火。スティックを向けた方向の敵にダメージを与える他、空中で使うことで滑空することも可能。

タンポポ(★2/s): 最初から持っている手持ちハナビ。威力は低いが範囲がかなり広い。
ススキ(★3/s): タンポポよりも射程が長くなった代わりに横範囲は狭くなった。
ネギ(★4/s→5s): 高威力で射程は長いがほぼ一直線上しか狙えない。溶接にも使えるほどの花火らしからぬ高火力。
ミモザ(★4/s): 魔法使いハナビィで登場。タンポポに近い攻撃範囲だが、ノックバック力を犠牲に火力を上げている。

打ち上げハナビ

打ち上げ花火のごとく弾を発射し、炸裂させて範囲攻撃をするハナビ。威力、攻撃範囲共に大きいが消費もデカい。炸裂前の弾にも攻撃判定あり。

アジサイ(★12): Wooden Mallsの花火師タマさんの試作品。魔法使いハナビィではタンポポと共に初期装備。
リンドウ(★15→18): 2段階で炸裂し、扇状に広がる打ち上げハナビ。ショットガンよろしく前方の殲滅力はかなりのもの。
キク(★25): 範囲、火力ともに最高級の一発。お値段もすごい。
ヒガンバナ(★14): 魔法使いハナビィで登場。高火力で球の持続時間が長く、彼岸花の花のように炸裂後の球がトリッキーな軌道を描く。
ヤナギ(★20): 魔法使いハナビィで登場。炸裂後、弾がしだれ柳のように落ちてくる。時間が経った炎のほうが高威力という変わった特性。

ねずみハナビ

使うと地形に沿って地上を転がっていくハナビ。ただし段差は越えられない。

タンブルウィード(★5→4): 使うと炎を纏いながら勢いよく前へ突っ込んでいく。数発まとめて使うと効果絶大。何気に魔法使いハナビィでは燃費が良くなっている。
マリモ(★8): 魔法使いハナビィで登場。慣性をモロに受ける癖の強いハナビ。走りながら使うと猛スピードで転がっていく。
クリスマスホーリー(★12): 魔法使いハナビィで登場。攻撃範囲が大きく、火力も高いが空気抵抗も大きく、弾速は遅め。

ロケットハナビ

打ち上げハナビより射程・炸裂範囲は狭いものの、連射能力に優れるハナビ。

サクラ(★3→4): 小規模の打ち上げハナビを連射する。ボタンを押している間発射し続けるためご利用は計画的に。
モモ(★4): 魔法使いハナビィで登場。
サクラよりも射程が短く、連射間隔が早くなった。近接戦では「天下無敵」の花言葉にふさわしい活躍をするだろう。

トゲ

マップのあちこちに障害物として「トゲ」が存在する。

当然当たるとダメージを受けるのだが、このシリーズでは受けるダメージ量はトゲの角度に比例するという一風変わった法則がある。一例として角度45°のトゲなら1ダメージ、90°なら2ダメージといった感じになる。ちなみにあるマップでは180°のトゲがあるが、果たしてそれはトゲと読んでいいものなのだろうか…？

クリスマスがテーマのマップではオーナメントやツリーにつける電球といった感じに、マップの雰囲気に合わせトゲのデザインも異なるのが特徴。そのせいでどうみてもアウトな形になっているトゲもあるけどね！

雨上がりのハナビィ単語

あらすじ