雨上がり決死隊とは (アメアガリケッシタイとは) [単語記事]

雨上がり決死隊とは、宮迫博之と蛍原徹の二人からなるお笑いコンビである。

概要

吉本興業所属。1988年にNSCを卒業し、同年にコンビ結成。

1期後輩のFUJIWARA・バッファロー吾郎、2期後輩のナインティナイン・チュパチャップス（解散、現・宮川大輔とほっしゃん。からなるコンビ）・へびいちごらと共に「吉本印天然素材」というユニットを組み、関西の若者の人気者となる。

その後、東京進出やら冠番組やらをことごとくナイナイに先を越され、さらには天狗になった宮迫が当時日本テレビの深夜番組「吉本印天然素材」のスタッフと衝突したことが原因で干されてしまい、一時はレギュラー0本という屈辱を味わった。

1999年に「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」に出演して再び注目を浴びたことと、翌年にスタートしたフジテレビの深夜番組「エブナイ」のレギュラーに起用されたことがきっかけとなり再浮上。「エブナイ」はその後「ワンナイR&R」へと改題され、最終的にプライムタイムの放送にまで上り詰めた。また2003年からは初の全国ネット冠番組「アメトーク」が放送開始。番組内で数多くの人気企画や人気芸人を輩出し、業界視聴率トップの座を持つ、らしい。

両者とも機械オンチであり、特にパソコンは大の苦手だという。

コンビ名の由来は、NSC在籍時に同級生らと行った同名のライブから。そしてその大元はRCサクセションの代表曲の一つである「雨上がりの夜空に」をもじったものである。NHKの番組に出演する際は「死」という字が好ましくないとのことで「雨上がり決志隊」と表記を変える。2009年にRCサクセションの実質的リーダーであった忌野清志郎が逝去した際には、自身のラジオ番組「雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!」（TBSラジオ）において「雨上がりの夜空に」を流すと共に哀悼の意を示した。

宮迫博之は振り込め詐欺グループのパーティーで会社を通さない「闇営業」をしたことの責任をとり謹慎処分を受けていたが、2019年7月、吉本興業は宮迫博之との契約を解消したと発表した。^[1]

メンバー

宮迫博之（みやさこ・ひろゆき）

1970年3月31日生まれ。ボケ担当。だが司会を務める番組ではしばしばツッコミに回る。

頬を叩きながら「みやさこ～です！」と挨拶する自己紹介が有名。後に加護ちゃんと辻ちゃんがパクる。
かつては頭髪がかなり寂しい状況にあったが、増毛プロジェクトに参加してからは元の黒い髪を取り戻している。芸人らしからぬ「ええ声」に定評があり、その声はお笑い以外にも俳優・声優・歌手（山口智充と音楽バンド「くず」を結成し、オリコン1位を獲得した事もある）活動でも如何なく発揮される。

芸能界でも有名な恐妻家。奥さんは家では寝転がったまま動かないらしい。2017年には不倫疑惑が報じられ、報道陣から不倫をしたのかと問われた際に「オフホワイトです」というコメントを残した。

現在は概要にもある通り「闇営業」をした事を理由に吉本興業から契約を解消されている。

2020年1月には、YouTubeにて「宮迫ですッ！」というチャンネルを開設し活動を再開した。