風使いしこりんとは、岡本信彦のかつての姿、および所持していた能力を紐解いた物語である。
ある台風の日、荒れ狂う風に対して打ち震えた少年が居た。対話の末に彼は風と心を通わせた。
それが風使いの完全覚醒であった。
風使いが自らの力を意識するようになって間もなく、彼の前に現れた新たな能力者。
火を従える心強い友の協力を得たことによって、世界を護るために、学園に巣食う悪魔と戦う決意を固めたのであった。
悪魔と戦うも勝負が着かないことが多かった風使いと炎使い。彼らは自らを鍛えるために修行を始めた。
拠点に戻り、修行によって風と炎の能力が高まるのを妄想実感する二人。
そして修行を終える度に彼らは顔を見合わせてこう言うのであった。
「お前とだけはやり合いたく無ぇぜ」
修行の末に起きたパワーのインフレ。
食玩のラムネ仙豆によってパワーアップしていった結果、悪魔との戦闘時間がどんどん短くなっていったのだ。
そんなある日強大な霊圧を感じた風使いは、その力の主である竜を探しに、禁じられた領域である学園の地下への潜入に挑みはじめた。はたして用務員さん地下の守護者を突破出来るのか。
鬼ごっこをしていると、体から湯気オーラを発している事に気づいた風使い。
体を暖めるとオーラが出ると解釈した彼は、入浴後に発されるオーラを見て自分の強さが増していくのを実感していた。
ささいな親子ゲンカから家を飛び出した風使いは、事前に近所のタンクの下に建造していた秘密基地に逃げ込んだ。
秘密基地の結界が強力だったためか見つからない彼を心配した母はHに連絡した。しかし、悪魔との戦いに巻き込むまいとしたHはあえて居場所を語ろうとはしなかったのであった。
当然「おまえは何を言っているんだ」状態になったため、結果的にH君が秘密基地の場所を教えて発見されるしこりんであった。曰く「もう少しで警察を呼ぶところだった」とのこと。
闘いの末に小型化したドラゴンをしゅごキャラとして使役できるようになった風使い。
自ら戦う事が出来ない合間も学園の平和を護る事が可能になったのである。
学校にも秘密基地を置こうとする風使い。
そして訪れた仲間との別れ――
炎使いとの別れを経て新たな仲間を探す風使いは自らの系譜を記した魔導書を製作していた。
新たな級友Mは、その魔導書に触れたことで能力を覚醒させたのであった。
彼と共に戦うことになった風使いは、ついに最後の敵の元へと旅立つ。
塾帰りに樹と会話していた所を、同じ塾の女の子達に目撃されてしまった風使い。
怪しみ後をつける彼女達にかっこいい所を見せようと背後への瞬間移動をしようとするが・・・?
この世の石には魔物が封じられている――そう考えた風使い達は、その石を砕き、魔物を己の爪に収めて使役した。
時を同じくして活躍していた別の風使いの真似をしようとした風使い。
卒業を迎えた風使い。彼は学園から去りゆく間際、地上に現れた「奴」との決着をつけるべくラストバトルへ赴いた――
風使い(ウインドブレイカー)しこりん 第一部完!
しこりんの次回作にご期待ください
たとえ学園に入れなくとも、風使いは念能力を駆使して悪魔と戦い続けるのである。
それは中一の頃、かつての友Hとの再接触を果たす風使い。彼は促した。「アレ使えんだろまだ…」
しかし、長らく力を封じていたブランクか、風使いは全力を出すことが出来なかった。
事の発端は2012年8月23日放送のRADIO 4Gamer第125回、番組EDで行われる「しこりんじゃんけん」の罰ゲーム。「ぼくのかんがえる最高にかっこいいセリフ」を発表するはめになったしこりんが、その際に明かした設定がご覧のものである。
そのあまりに清々しい厨二設定には罰ゲームを振ったマフィア梶田も「俺の中に潜む原罪の痛みが蘇り紅蓮の炎が顔を焼きました(訳:クソ痛々しくて赤面した)」と述べた。筆者も編集する度にSAN値が削られた。
以降、しこりんがじゃんけんに負ける度に封印されたエピソードが解放されている。
リスナーからは、一刻も早いノンフィクションライトノベルとしての出版が待ち望まれている。
→書籍化希望者の署名が5万人分くらいで考えるとのこと(第139回)
ちなみにこれ以前にも、第103回で話題が出ていた。(7:10頃~)
まさかこれが後の壮大なサーガへの伏線とは誰も思わなかっただろう。
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最終更新:2025/12/09(火) 03:00
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