首相官邸デモ事件とは (シュショウカンテイデモジケンとは) [単語記事]

首相官邸デモ事件（しゅしょうかんていデモじけん）とは、1946年（昭和21年）12月20日に首相官邸で発生した在日朝鮮人による暴動である。

概要

当時、在日朝鮮人らは、自身の権益拡大の為、かねてより日本政府に対して生活物資の優先配布等を要求する為、日本共産党と連携し、日本各地でデモ行為やシュプレヒコール、行政機関への居座り・襲撃などを行っていた。

そして、1946年（昭和21年）12月20日皇居前広場で行われた「朝鮮人生活権擁護全国大会」では、約1万人の在日朝鮮人が集結し、政府に対する抗議を行っていた。この抗議の様は現在のなんでも官邸団の活動と類似しているが、この日はデモ隊が投石やプラカードを振り回しつつ、首相官邸に警官隊の制止を振り切りなだれ込んだ。

この事件で警察23名が重傷を負い、拳銃2丁を奪い取られる自体に成ったが、アメリカ軍憲兵隊（ＭＰ：military Police）が出動により一応の解決を見た。

この日以降、首相官邸前や行政組織の前でデモ活動や違法にテントを張り居住する反政府活動が現在まで続くことと成った。