黒の万力

黒の万力/Black Vise とは、Magic The Gathering(MTG)のカードである。

　

　

　

もしかして：ブラック・バイス（アクセル・ワールド）

概要

Black Vise / 黒の万力 (１)

アーティファクト

黒の万力が戦場に出るに際し、対戦相手を１人選ぶ。

選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、黒の万力はそのプレイヤーにＸ点のダメージを与える。Ｘは、そのプレイヤーの手札のカードの枚数引く４である。

ゲーム開始時の手札は7枚なので、先攻1ターン目に出せばそれだけで3ダメージを与えることができる。

もし1ターン目に出されると、相手が低速デッキの場合、黒の万力のダメージだけで嬲り殺されかねず、

速攻デッキだったとしても9点程度のダメージを受けることは珍しくない。

複数出せれば倍率ドン！　まさに運ゲーである。

　

アーティファクトであるため、どのデッキでも色を気にせず組み込むことができることや

相手デッキによってはひたすら手札を使う以外の回避法がない場合もあるところも強力である。

そこで、能動的に相手の手札を増やすカードや相手の動きを抑えるカードをふんだんに盛り込み、

黒の万力のダメージで相手を殺すデッキが作られている。

またコントロールデッキだけではなく、速攻デッキでもダメージ源として広く使われていた。

　

関連のある効果のカードに、拷問台/The Rackや象牙の塔/Ivory Towerがある。

拷問台は手札が3枚より少ないときにダメージを与えるアーティファクトであり、

象牙の塔は自分の手札が4枚より多い時にライフを回復するアーティファクトである。

全てマナ・コストは（１）である。

関連項目

• マジック：ザ・ギャザリング
• アクセル・ワールド