『16bitセンセーション』は
同人誌、漫画『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』
アニメ『16bitセンセーション another layer』
この二つを取り扱う。
原作は『神のみぞ知るセカイ』などの若木民喜
原案はアクアプラス所属のゲームクリエイター、みつみ美里と甘露樹の開発に携わってきたみつみと甘露が、16ビットパソコン全盛期であった当時の開発現場の状況を記録するため、2人の原案の元、若木を作画に起用して同人誌として開始した。
同人誌、漫画『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』(漫画版)
アニメ『16bitセンセーション another layer』(アニメ版)
この二つは展開が異なっている。
16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム(漫画版)
2016年に「コミックマーケット91」にて初めて同人誌として頒布された。
その後KADOKAWAから単行本が発売されている。現在2巻。
概要
1992年、大学近くのパソコンショップでアルバイトを始めた大学生の上原メイ子は、店長の六田に絵が上手いのを見込まれ、2階にある美少女ゲーム制作会社アルコールソフトに連れてこられ、スタッフが1人逃げたことから代わりのサブグラフィッカーとして勤めることになる。
パソコンに触れたことも美少女のイラストも描いたこともないメイ子は、他の先輩スタッフに教わりながらグラフィッカーとして奮闘する日々を送る。
登場人物
- 上原 メイ子(うえはら めいこ)
漫画版の主人公。
『アルコールソフト』に勤める原画とCG担当。
イラストは上手に描けるが、美少女ゲームはそれほど詳しくない。
- 六田 守(ろくた まもる)
『アルコールソフト』に勤めるプログラマー。
自身が作成したプログラムについては完璧だと自負する。
PC98をこよなく愛するが父親の手伝いでゲームを作っているだけなので美少女ゲーム自体の興味は薄い。
- 下田 かおり(しもだ かおり)
『アルコールソフト』に勤める企画・原画・CG担当。
どこかのアダルトなゲームで見たようなネコ耳帽子を被っている。
美少女ゲームに詳しく、とても情熱を持つ。
- 六田 勝(ろくた しょう)
守の父親。『アルコールソフト』の社長で会社の入っている建物の1階にあるPCショップの店長。
美少女ゲームに詳しくない。勢いで行動し迷惑をかけることも
- 五味川 清(ごみかわ きよし)
『アルコールソフト』に勤めるシナリオライター。
常にレスラーマスクを被る。
硬派なクリエイターで頑固な性格。
- 山田 冬夜(やまだ とうや)
『シューティングスター』というゲーム制作会社の社長。
自らネクラというが、自社ソフトのコスプレなどをして宣伝してまわったりもする。
自己顕示欲が強い。
ツインテールで巨乳の女性。メイ子をライバル視している。
- キキ子
- ララ子
双子のシナリオライター。
アニメ版には登場予定なし?
16bitセンセーション another layer(アニメ版)
2022年12月に開催された「コミックマーケット101」にて2023年10月アニメ放送されることが発表された。
概要
秋里コノハは美少女&美少女ゲームが大好きなイラストレーター。
超人気絵師になることを夢見て美少女ゲーム制作会社で奮闘しているものの現実はうまくいかず……、
ソシャゲ全盛期の現代に会社は傾き、コノハはサブのイラストレーターとしてモブキャラの後ろ姿を塗る日々を過ごしていた。 ある日、ひょんなことから過去の名作美少女ゲームをゲームショップの店主から譲ってもらうことに。
美少女ゲーム黄金時代に思いを馳せ、『同級生』のパッケージ開くと突如まばゆい光に包まれ、気づくとコノハは過去にタイムリープをしていた! 行きついた先は1992年! 世は美少女ゲーム黎明期!
アルコールソフトという会社で働くことになったコノハは、美少女を想い、美少女を描き、美少女を創りあげていけるのか!? 圧倒的な美少女への愛でお送りする、ひとりの少女の物語――
『それじゃあ、始めるね!』
登場人物
- 秋里 コノハ(あきさと コノハ)声 - 古賀葵
アニメ版の主人公。
イラストレーター。美少女&美少女ゲームが好きである。
自室には美少女ゲームをたくさん置いている。
人気絵師を目指している。
- 六田 守(ろくた まもる)声 - 阿部敦
アルコールソフトに勤めるプログラマー。
自身が作成したプログラムについては完璧だと自負する。
PC98をこよなく愛するが父親の手伝いでゲームを作っているだけなので美少女ゲーム自体の興味は薄い。
- 上原 メイ子(うえはら めいこ)声 - 堀江由衣
アルコールソフトに勤める原画とCG担当。
イラストは上手に描けるが、美少女ゲームはそれほど詳しくない。
- 下田 かおり(しもだ かおり)声 - 川澄綾子
アルコールソフトに勤める企画・原画・CG担当。
どこかのアダルトなゲームで見たようなネコ耳帽子を被っている。
美少女ゲームに詳しく、とても情熱を持つ。
- 六田 勝(ろくた しょう)声 - 伊藤健太郎
守の父親。アルコールソフトの社長で会社の入っている建物の1階にあるPCショップの店長。
美少女ゲームに詳しくない。勢いで行動し迷惑をかけることも
- 五味川 清(ごみかわ きよし)声 - 福島潤
アルコールソフトに勤めるシナリオライター。
常にレスラーマスクを被る。
硬派なクリエイターで頑固な性格。
- 山田 冬夜(やまだ とうや)声 - 山根綺
美少女ゲームに興味津々な女の子。
だが引っ込み思案な性格でショップに入れずにいた所をコノハと出会う。
ロングヘアの眼鏡っ娘。
版権物の扱い
この作品では版権物が名称を変更せず登場している。
コノハがタイムスリップする原因となった『同級生』など
2作品の違い
同人誌・漫画『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』(漫画版)と
アニメ『16bitセンセーション another layer』(アニメ版)は
- 主人公が違う
漫画版は1990年代を生きる上原 メイ子(うえはら めいこ)が主役でタイムスリップものではない。
アニメ版は2023年からタイムスリップした秋里 コノハ(あきさと コノハ)が主役で漫画版には登場してない(単行本2巻現在)
- 六田 守は漫画版では10歳で登場し作中で17歳まで成長する(1992年-1999年)がアニメ版では最初から中高生。
- 山田 冬夜の設定が漫画版とアニメ版では大きく違う。
アニメ版スタッフ
- 原作 - 若木民喜、みつみ美里(アクアプラス)、甘露樹(アクアプラス)
- 監督 - 佐久間貴史
- 設定考証 - RetroPC Foundation
- アナザーレイヤー・メインストーリー - 若木民喜、髙橋龍也
- キャラクターデザイン - 佐々木政勝
- プロップデザイン - 苗木陽子
- 色彩設計 - のぼりはるこ
- 美術監督 - 有本妃査恵
- 美術デザイン - 山本浩憲、石原由光
- 撮影監督 - 難波史
- 編集 - 牧信公
- 音響監督 - 本山哲
- 音響効果 - 古谷友二
- 録音調整 - 八巻大樹
- 音楽 - やしきん
- 音楽制作 - アニプレックス
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- チーフプロデューサー - 三宅将典
- プロデューサー - 中山信宏、大和田智之、長嶺利江子、新倉俊哉
- アニメーションプロデュース - barnum studio
- アニメーションプロデューサー - 出口秀男
- アニメーション制作 - st.シルバー
- 製作 - 16bitセンセーションAL PROJECT(ANIPLEX、BS11、TOKYO MX、コンテンツシード)
楽曲
「65535」
中川翔子によるオープニングテーマ。
作詞・作曲・編曲はSohbana。
「リンク〜past and future〜」
秋里コノハ(古賀葵)によるエンディングテーマ。
作詞はKOTOKO、作曲は折戸伸治、編曲は中沢伴行。
楽曲余談
「65535」は合成数であり、約数は1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, 1024, 2048, 4096, 8192, 16384, 32768, 65536である。
中川本人は「16bitゲームの有名な裏技にしばしば関係してくる『カンストの値』を参照しました」と語っている。
- 65536byte = 64KiBであり、コンピュータに携わる者にとって「きりのいい」数字であるので、しばしば「むこのごんざぶろう」のように語呂を合わせて記憶される。
- ディスプレイの16ビットハイカラーの発色可能数。三原色の内、人間の目の感度の高い緑に多くのビットを割き、赤: 5ビット、緑: 6ビット、青: 5ビットの割り当てとなっている。三原色を同等に扱う場合は 15ビットの 32768色となり、こちらもハイカラーと呼ばれる。
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各話リスト
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タイムリープしちゃったぁ~!? |
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