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エーエムディー

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  1. Advanced Micro Devices …アメリカの半導体メーカーで、CPU、GPUを開発&販売している。本項で説明。
  2. 社団法人デジタルメディア協会(Association of Media Digital)
  3. エイエムディ自動機、日本の自動組み立て機の設計・製造メーカー
  4. アルメニアドラム、アルメニアの通貨単位ドラムのISO 4217コード
  5. アフマダーバード空港のIATAコード
  6. AMD模型(Antisymmetrized Molecular Dynamics)、原子核のモデル
  7. 加齢黄斑変性(Age-related Macular Degeneration)、目の病気
  8. エウシュリーの18禁ゲーム「戦女神シリーズ」に登場する美を愛する魔神アムドシアスの非公式略称。

概要

AMD

Advanced Micro DevicesはPC業界ではIntelと共に名を知られた半導体製造会社である。AthlonなどのCPU開発で有名。ビデオカード製造で有名なATi社を買収し、現在はGPU製造メーカー2強の一角でもある。(ATiについての詳細は該当項を参照のこと)

「あむど」ではなく、「エーエムディー」が正しい呼称。

歴史

かつてはIntelとセカンドソース契約を結んでx86プロセッサーを製造していたが、Intelは80386についてはセカンドソース供給を行わないと発表したため、AMDは互換品を独自に開発することを決定する。そしてIntelからは大きく遅れたものの、Am386とAm486を相次いで発売し、特にAm486はPentiumでの仕様変更(ソケット7)などもあって根強い人気を得た(AMDは、それ以前に結んだセカンドソース契約が有効である、としてAm386をリリースしたが、Intelはこの契約が無効だと訴え、長期間の訴訟合戦に発展している[1])。

この時期になるとCyrixなどのIntel互換CPUメーカーが相次いで参入し、AMDの市場を脅かすようになった。AMDもより高性能の製品を投入すべくK5の開発に着手するが、開発が難航したためやむを得ずAm486を高速化したAm5x86をK5までの繋ぎとして投入していた。

K5の後継である「K6」は開発が難航したため、AMDは1996年に同じ互換CPUメーカーであるNexGen社を買収、自社で開発中だったK6を捨て、当時NexGen社が開発していたNx686をベースにK6を開発することにした。Nx686は独自インターフェースを採用していたのでSocket 7に変更し、1997年4月に最初のAMD-K6がリリースされた。[2]

K6は一時的にクロック周波数でIntelを上回ったことや、Pentium IIがSlot 1に移行したのに対して引き続きSocket 7対応を謳い続けたことで、PC自作派の間で人気を獲得した。

次にAMDはPentiumIIIに対抗するCPUとして「Athlon」を1999年にリリースした。これは買収されたNexGenの開発チームが移籍後にゼロから開発したCPUで、恐らく初めてIntelはx86における性能面でのリードを失った。動作クロック競争においても、AMDが先に1Ghzのプロセッサをリリースする結果となった。またAMDがCeleronに対抗して低価格版プロセッサとしてリリースした「Duron」は、結果的にはAMD以外のx86互換プロセッサ・ベンダをPC市場から事実上駆逐することになった。[3]

AMDのCPUは、自作派を中心にIntel社を凌ぐ人気を博したものの、Core iシリーズ登場後は再びIntelの後塵を拝した。

64bitへの対応では、1999年にx86-64命令セット(x86の命令体系を維持しながら64bit拡張する)を発表。2003年にはこれを実装したAMD Opteronを発表し、各サーバーメーカーの採用を勝ち取った。Intelはx86は32bitのままで、64bitはItaniumでカバーするという戦略だったがItaniumは性能が上がらず、なるべくアーキテクチャを収斂させたかったマイクロソフトはIntelに対してx86-64の採用を強く働きかけたため、結局IntelはEM64Tという名称でx86-64を受け入れた。[4]

2006年にはカナダのATI Technologiesを買収し、グラフィックチップ分野にも進出、元々製造していたチップセットやCPUに同社の技術を入れたグラフィック機能を搭載するようになり、Athlon向けチップセットで良好関係にあったnVIDIAとは敵対関係に一変した。一方でCPUで敵対関係にあるIntelとは、グラフィックカードの供給などで複雑な関係へと変化した。ATIの買収に伴い、コンシューマゲーム機向けカスタムチップの提供も行うようになった。2016年の時点で、大手3社の据え置き機はすべてAMDのチップを採用している。

2014年にリサ・スーがAMDのCEOに就任したが、当時のAMDはBulldozerコアのCPU開発がうまくいかず、K8コアで参入したハイエンド市場でのポジションを急速に失っていた。リサ・スーは製品開発のフォーカスを「ハイエンド・コンピューティング」に定め、ハイエンドCPUを新しいアーキテクチャーから設計するという思い切った決断を行い、3年後の2017年にZenアーキテクチャーによるCPU「Ryzen」をリリース、ファウンドリーパートナーについても、最先端プロセスの開発競争から脱落しつつあったGlobalfoundriesからTSMCへの切り替えを決断した。[5]

Ryzen発売後は単体CPUの販売数量を増やし続けており、時期によってはintelを上回っている。[6]

2020年10月にはXilinx(ザイリンクス)の買収を発表、2022年2月に買収を完了させている。[7]

製品群(2019年7月現在)

2019年7月現在はAM4のマザーボードにてRyzenシリーズが主力として展開されている。注意しておくべきことは内蔵GPUがHEDT向けのRyzen Thread Ripper、またRadeon Vegaを搭載するRyzen G、Athlon を除いたメインストリーム向け製品には搭載されていないことである。これらの製品にはグラフィックカードが必須である。また同じAM4であっても、一部のマザーボードは新しいCPUに対応できない可能性がある。

AMD Ryzen シリーズ

AMDにとって6年ぶりのアーキテクチャ刷新となる。Socket AM4を採用しておりAM3+やFM2+とは互換性がない。

  • Summit Ridge (サミットリッジ) (プロセスルール 14nm / Socket AM4)
モデル CPUクロック(定格/ターボ/XFR) コア/スレッド L2キャッシュ L3キャッシュ TDP
Ryzen 7 1800X 3.6 GHz/4.0 GHz/4.1 GHz 8/16 4 MB 16 MB 95W
Ryzen 7 1700X 3.4 GHz/3.8 GHz/3.9 GHz 8/16 4 MB 16 MB 95W
Ryzen 7 1700 3.0 GHz/3.7 GHz 8/16 4 MB 16 MB 65W
Ryzen 5 1600X 3.6 GHz/4.0 GHz/4.1 GHz 6/12 3 MB 16 MB 95W
Ryzen 5 1600 3.2 GHz/3.6 GHz 6/12 3 MB 16 MB 65W
Ryzen 5 1500X 3.5 GHz/3.7 GHz/3.9 GHz 4/8 2 MB 8 MB 65W
Ryzen 5 1400 3.2 GHz/3.4 GHz 4/8 2 MB 8 MB 65W
Ryzen 5 1300X 3.5 GHz/3.7 GHz/3.9 GHz 4/4 2 MB 8 MB 65W
Ryzen 3 1200 3.1 GHz/3.4 GHz 4/4 2 MB 8 MB 65W
  • Pinnacle Ridge(ピナクルリッジ) (プロセスルール 12nm / Socket AM4)
モデル CPUクロック(定格/ターボ) コア/スレッド L2キャッシュ L3キャッシュ TDP
Ryzen 7 2700X 3.7 GHz/4.3 GHz 8/16 4 MB 16 MB 105W
Ryzen 7 2700 3.2 GHz/4.1 GHz 8/16 4 MB 16 MB 65W
Ryzen 5 2600X 3.6 GHz/4.2 GHz 6/12 3 MB 16 MB 95W
Ryzen 5 2600 3.4 GHz/3.9 GHz 6/12 3 MB 16 MB 65W
  • Matisse(マティス) (プロセスルール 7nm / Socket AM4)
モデル CPUクロック(定格/ターボ) コア/スレッド L2キャッシュ L3キャッシュ TDP
Ryzen 9 3950X 3.5 GHz/4.7 GHz 16/32 8 MB 64 MB 105W
Ryzen 9 3900X 3.8 GHz/4.6 GHz 12/24 6 MB 64 MB 105W
Ryzen 7 3800X 3.9 GHz/4.5 GHz 8/16 4 MB 32 MB 105W
Ryzen 7 3700X 3.6 GHz/4.4 GHz 8/16 4 MB 32 MB 65W
Ryzen 5 3600X 3.8 GHz/4.4 GHz 6/12 3 MB 32 MB 95W
Ryzen 5 3600 3.6 GHz/4.2 GHz 6/12 3 MB 32 MB 65W

Ryzen Thread Ripper

Socket TR4でのみ動作する、HEDT向けのRyzen。

モデル CPUクロック(定格/ターボ) コア/スレッド L2キャッシュ L3キャッシュ TDP
TR 2990WX 3.0 GHz/4.2 GHz 32/64 16 MB 64 MB 250W
TR 2870WX 3.0 GHz/4.2 GHz 24/48 12 MB 64 MB 250W
TR 2950X 3.5 GHz/4.4 GHz 16/32 8 MB 32 MB 180W
TR 2920X 3.5 GHz/4.3 GHz 12/24 6 MB 32 MB 180W
TR 1950X 3.4 GHz/4.0 GHz 16/32 8 MB 32 MB 180W
TR 1920X 3.5 GHz/4.0 GHz 12/24 8 MB 32 MB 180W
TR 1900X 3.8 GHz/4.0 GHz 8/16 4 MB 16 MB 180W

Socket sTRX4でのみ動作する、HEDT向けのRyzen。

モデル CPUクロック(定格/ターボ) コア/スレッド L2キャッシュ L3キャッシュ TDP
TR 3990X 2.9 GHz/4.3 GHz 64/128 32 MB 256 MB 280W
TR 3970X 3.7 GHz/4.5 GHz 32/64 16 MB 128MB 280W
TR 3960X 3.8 GHz/4.5 GHz 24/48 12 MB 128 MB 280W

APU (Accelerated Processing Unit)

現行製品 デスクトップ向け(2019年7月現在)

AMD Ryzen G シリーズ

  • Raven Ridge(レイヴンリッジ) (プロセスルール 14nm / Socket AM4)
モデル
CPUクロック
(定格/ターボ)
コア/スレッド
内蔵GPU
(Radeon)
GPUクロック
L2キャッシュ
L3キャッシュ
TDP
Ryzen 5 2400G 3.6 GHz/3.9 GHz 4/8 RX Vega 11 1250 MHz 2 MB 4 MB 65W
Ryzen 3 2200G 3.6 GHz/4.2 GHz 4/4 Vega 8 1100 MHz 2 MB 4 MB 65W
Athlon 240GE 3.5 GHz 2/4 Vega 3 1000 MHz 1 MB 4 MB 35W
Athlon 220GE 3.4 GHz 2/4 Vega 3 1000 MHz 1 MB 4 MB 35W
Athlon 200GE 3.2 GHz 2/4 Vega 3 1000 MHz 1 MB 4 MB 35W
  • Picasso(ピカソ) (プロセスルール 12nm / Socket AM4)
モデル
CPUクロック
(定格/ターボ)
コア/スレッド
内蔵GPU
(Radeon)
GPUクロック
L2キャッシュ
L3キャッシュ
TDP
Ryzen 5 3400G 3.7 GHz/4.2 GHz 4/8 RX Vega 11 1400 MHz 2 MB 4 MB 65W
Ryzen 3 3200G 3.6 GHz/4.2 GHz 4/4 Vega 8 1100 MHz 2 MB 4 MB 65W

A-シリーズ

  • Kaveri (カヴェリ) (プロセスルール 28nm / Socket FM2+)
モデル
CPUクロック
(定格/ターボ)
コア数
内蔵GPU
(Radeon)
GPUクロック
L2キャッシュ
TDP
A10-7850K 3.7 GHz/4.0 GHz 4 R7 720 MHz 4 MB 95W
A10-7800 3.5 GHz/3.9 GHz 4 R7 720 MHz 4 MB 65W
A10-7700K 3.4 GHz/3.8 GHz 4 R7 720 MHz 4 MB 95W
A8-7650K 3.3 GHz/3.8 GHz 4 R7 720 MHz 4 MB 95W
A8-7600 3.1 GHz/3.8 GHz 4 R7 720 MHz 4 MB 65W
A6-7400K 3.5 GHz/3.9 GHz 2 R5 756 MHz 1 MB 65W
  • Godavari (ゴダヴァリ) (プロセスルール 28nm / Socket FM2+)
モデル
CPUクロック
(定格/ターボ)
コア数
内蔵GPU
(Radeon)
GPUクロック L2キャッシュ TDP
A10-7890K 4.1 GHz/4.3 GHz 4 R7 866 MHz 4 MB 95W
A10-7870K 3.9 GHz/4.1 GHz 4 R7 866 MHz 4 MB 95W
A8-7670K 3.6 GHz/3.9 GHz 4 R7 757 MHz 4 MB 95W
  • Bristol Ridge (ブリストルリッジ) (プロセスルール 28nm / Socket AM4)
モデル
CPUクロック
(定格/ターボ)
コア数
内蔵GPU
(Radeon)
GPUクロック L2キャッシュ TDP
A12-9800 3.8 GHz/4.2 GHz 4 R7 1108 MHz 2 MB 65W
A10-9700 3.5 GHz/3.8 GHz 4 R7 1029 MHz 2 MB 65W
A8-9600 3.1 GHz/3.4 GHz 4 R7 900 MHz 2 MB 65W
A6-9500 3.5 GHz/3.8 GHz 2 R5 1029 MHz 1 MB 65W

Athlon / Sempron

省電力版APU。FM2+のAシリーズとは、ソケット、クーラー共に互換性はない。

  • Kabini (カビニ) (プロセスルール 28nm / Socket AM1)
モデル
CPUクロック
(定格)
コア数
内蔵GPU
(Radeon)
GPUクロック L2キャッシュ TDP
Athlon 5350 2.05 GHz 4 R3 600 MHz 2 MB 25W
Athlon 5150 1.6 GHz 4 R3 600 MHz 2 MB 25W
Sempron 3850 1.3 GHz 4 R3 450 MHz 2 MB 25W
Sempron 2650 1.45 GHz 2 R3 400 MHz 2 MB 25W

AMD FX シリーズ

ソケットはAM3+でありFM2+とは互換性がない。Bulldozerの後継であるPiledriverアーキテクチャを採用した、Visheraコアベースの省電版CPU(FX-83××E)が最新であるが、これも2014年に発売されたものであり、現行モデルとしてはかなり古い。全ラインナップでオーバークロックが可能であり、AMDは本シリーズをオーバークロックに向いたCPUと位置づけている 。(ただし保証対象外)

Bulldozer系アーキテクチャは、複数のモジュールを搭載する構造である。モジュールには2基の整数演算コアを有しており、それらが浮動小数点演算コアとL2キャッシュを共通のリソースとして共有し、2スレッドの実行を行う。そのためFX-8000番代、9000番代は8コアプロセッサーとされているが、OSでは4コア8スレッド扱いとなっている。

2015年5月に新設計のZENアーキテクチャを採用した、ハイエンド向けFXが将来投入されることが発表された。ソケットはAM4になる予定で、これまでのFXとの互換性はなくなる。

  • Vishera (ヴィシェラ) (プロセスルール 32nm / Soket AM3+)
モデル CPUクロック(定格/ターボ) コア数 L2キャッシュ L3キャッシュ TDP
FX-9590 4.7 GHz/5.0 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 220W
FX-9370 4.4 GHz/4.7 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 220W
FX-8370 4.0 GHz/4.3 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 125W
FX-8370E ​3.3 GHz/4.3 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 95W
FX-8350 4.0 GHz/4.2 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 125W
FX-8320 3.5 GHz/4.0 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 125W
FX-8320E 3.2 GHz/4.0 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 95W
FX-8300 3.3 GHz/3.8 GHz 4モジュール/8コア 8 MB 8 MB 95W
FX-6350 3.9 GHz/4.2 GHz 3モジュール/6コア 6 MB 8 MB 125W
FX-6300 3.5 GHz/4.1 GHz 3モジュール/6コア 6 MB 8 MB 95W
FX-4350 4.2 GHz/4.3 GHz 2モジュール/4コア 4 MB 4 MB 125W
FX-4300 3.8 GHz/4.0 GHz 2モジュール/4コア 4 MB 4 MB 95W

Athlon X4

GPU非搭載のSocket FM2+用CPU。APUのGPU機能を無効化したもの。

モデル 動作クロック(定格/ターボ) コア数 L2キャッシュ TDP
880K 4.2 GHz/4.0 GHz 4 4MB 95W
870K 4.1 GHz/3.9 GHz 4 4MB 95W
860K 4.0 GHz/3.7 GHz 4 4MB 95W

エンタープライズ/エンスー向けCPU

米AMDに提示されている最新のモデルナンバー表は既に4Core製品群のみとなっている。モデルナンバーの千の位は同時にマザーボード上に乗っけられるCPU数を意味する(8431なら8CPUまで)。百の位は今のところ6コアであるか否かを示す。下二桁にも一応規則性はある。

なおOpteronに関してはTDP(熱設計消費電力)ではなくACP(Average CPU Power 実際に使用した場合の平均的な消費電力)を消費電力の指標としている。

  • K10(K8系の在庫自体は探せばまだある)
    • Opteron
      • Opteron 84xx(6コア)
      • Opteron 83xx(4コア)
      • Opteron 24xx(6コア)
      • Opteron 23xx(4コア)
      • Opteron 13xx(4コア)

チップセット

Athlonのリリースとともに、本格的なチップセットの開発を開始した。
当初はVIAなど数社と競合していたが、現在はAMDの独占状態となっている。
ATIを買収後は、グラフィック機能としてRADEONを統合したチップセットを発売している。

  • AMD 600 シリーズ (Discon)
  • AMD 700 シリーズ
    • 740G
    • 770
    • 780G/V
    • 785G
    • 790X/FX/GX
  • AMD 800 シリーズ
    • 870
    • 880G
    • 890X/FX/GX
  • AMD 900シリーズ
    • 970
    • 980G
    • 990FX/X
  • AMD 300シリーズ
    • X370
    • B350
    • A320
    • X/A300
  • AMD 400シリーズ
    • X470
    • B450
  • AMD 500シリーズ
    • X570

GPU

AMD RADEON(ラディオン)シリーズ

→ RADEON

AMD FirePRO

ゲーマー、一般ユーザー向けのRADEONに対し、クリエイターなどをメインユーザーに据えた製品群。ATI時代のFireGLの流れを汲むOpenGL特化のFirePro 3D、そのモバイル版のMobility FirePro、FireMVの後継となる複数画面表示を前提としたFirePro MULTI-VIEWの3シリーズが存在する。

過去に発売されていた主な製品群

  • Am286、Am386、Am486、Am5x86
  • K5、K6、K6-2、k6-2+、K6-III、K6-III+、K6-III+E
  • Athlon、Duron、Sempron、AthlonXP
  • Athlon64、Turion64、Turion X2 Ultra、Sempron X2
  • Phenom、Athlon、PhenomⅡ、AthlonⅡ
  • QuadFX → ### 無かったことにされました ###

※一部省略

その他

  • APU(Accelerated Processing Unit) - CPUにGPUや周辺回路を統合したプロセッサで、初代APUは2011年に登場した(それまでは統合型グラフィックと言えば、チップセットにグラフィック機能を内蔵していた)。高い内蔵グラフィック性能が売りで、最高設定でなければそれなりに3Dゲームを遊ぶことができるので比較的安価にゲームPCを構築可能である。一般的にグラフィックボードは専用のビデオメモリを搭載しており、メインメモリよりも新しい世代の高速な規格が採用されている。しかし内蔵グラフィックはその構造上、メインメモリをビデオメモリとして利用するのでメインメモリの動作クロックに影響を受ける上、グラボに比べてメモリ帯域の制約がある。少しでもグラフィック性能を向上させたいならば、高クロックメモリの使用をお勧めする。

関連動画

関連静画

関連リンク

関連項目・外部リンク

  • CPU
    • Intel
    • VIA
  • GPU
    • ATI
    • nVidia
  • Ryzen
  • RADEON
  • Fluid Motion

脚注

  1. *x86初期からK5まで AMDの歩みを振り返る 2010.8.9
  2. *価格性能比に優れたK7でシェアを伸ばしたAMD 2010.8.16
  3. *PCエンサイクロペディア:第14回 PCのエンジン「プロセッサ」の歴史(8) 2. NexGenの買収でAMDはIntelのライバルに - @IT 2003.3.15
  4. *64bitへの移行に20年を要したIntelの挫折 Itaniumの大失敗とOpteronへの敗北 2022.6.22
  5. *SIAのロバート・ノイス賞を受賞したAMDのリサ・スー 2020.9.29
  6. *続くCPU不足、特に売り上げを落としているAMD 2022.2.20
  7. *AMD、Xilinxの買収を完了 2022.2.15
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