混沌より生まれしバリアンの力、ナンバーズに宿りて新たな混沌を生み出さん。
カオスエクシーズ・チェンジ!
逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前よりよみがえれ!永遠を超える竜の星!
CNo.107 超銀河眼の時空龍!
CNo.107 超銀河眼の時空龍とは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。
バリアン七皇の一人、ミザエルが使用する「No.107 銀河眼の時空竜」がランクアップした姿。攻撃力は4500。テキストはまだ明かされていないが、作中で判明した分では以下のような効果を持っていた。
VSカイト戦で登場。
「No.107 銀河眼の時空竜」を破られたミザエルは、「RUM-バリアンズ・フォース」によってNo.107をランクアップ。このカードをエクシーズ召喚したのだが、「超銀河眼の光子龍」と共鳴し、あまりの力に使用していたバリアンズ・スフィア・フィールドが耐えられず、本来の姿を現すことすらできずにデュエルは中断された。
その後、「異次元の古戦場-サルガッソ」でのカイトとの再戦でも登場。
ランクアップには成功したが、同時に行われていた遊馬VSベクターのデュエルの影響でサルガッソのバランスが崩れデュエルの続行が不可能になったため、またしてもその能力を発揮できなかった。
ドン・サウザンドの陰謀によって人間世界が危機に陥る中、そこで行われたVS奥平風也&神月アンナ戦で登場。
「RUM-七皇の剣」によってランクアップされ、経過は不明だがフィニッシャーとなった。
そして、本格的に登場したのがVSⅢ&V戦。
2人のランクアップを封じる戦略を前にライフ1まで追いつめられたミザエルであったが、どうにかNo.107を取り返し、「RUM-七皇の剣」でランクアップ、2人の発動した「モノポール・チェーン」と「アトランティック・インビテーション」を、時を戻すことで封じ、ⅢとVの2体のCNo.の効果も無効化、3回攻撃によって2人にとどめを刺した。
カードをターン開始時まで戻す効果の効果名は「タイムタイラント」、攻撃名は「アルティメット・タキオン・スパイラル」。
ミザエルは「ネオ・タキオン」と縮めて呼んでいる。また、放送終了後の提供画面では「超時空龍」と書いて「ネオ・タキオン・ドラゴン」とルビが振られていた。
「時空竜」ではなく「時空龍」と表記されているため、「『時空竜』と名のついたモンスター」を指定する「タキオン・ドライブ」の効果は受けられないと思われる。
許可しないカードは発動できないとミザエルが発言していたが、許可さえあれば発動可能なのかは不明。また、「フィールド上の」カードだけらしいので、墓地や手札からならば許可なしで使えるのだろう。
一応OCGルールで考えるならば、「くず鉄のかかし」のように、一度セット状態に戻ったカードをそのターンに再び発動することはできないので発動不可と解釈できるが、Vが一度発動しようとしたので、やはりこのカードの効果のために発動不可なのかもしれない。
このカードの存在が明かされたのが第83話(2012年12月16日放送)、効果が判明したのが第128話(2013年11月3日放送)。ほぼ1年かかった。
第128話の放送終了後の公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」では「CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア」が紹介されていたが、その中でアストラルがいずれこのカードを紹介したいと語っている。
記事最上部にあるのはカイトとの初戦での口上。サルガッソ以降は「カオスエクシーズ・チェンジ」より前の部分が省略されている。また、カード名の前に「顕現せよ!」が追加されている。
「PRIMAL ORIGIN」(2014年2月15日発売予定)で登場。
エクシーズ・効果モンスター
※「Vジャンプ」2014年2月号付録冊子「遊☆戯☆王ZEXAL SCOOP」3ページによる
ランク9/光属性/ドラゴン族/ATK 4500/DEF 3000
レベル9モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果は
ターン終了時まで無効になり、このターン、相手はフィールド上のカードの効果を発動できない。
また、このカードが「No.107 銀河眼の時空竜」を
エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●自分フィールド上のモンスター2体をリリースして発動できる。
このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
カードをターン開始時に戻し、許可のないカードの発動を封じる効果は、相手がフィールド上のカード効果を発動できない効果に変わった。また、3回攻撃は、攻撃できるのがモンスター限定になった。
前半の効果は素材の内容に関係なく使用できる。さまざまなランク8ドラゴン族モンスターからランクアップしての活躍が期待できる。
ただし、表側表示のカードだけならば「RUM-ヌメロン・フォース」でも無効化可能。こちらは効果の発動も封じるので、セットカードにも影響できるのが利点だが、発動制限のないフリーチェーンのカードの場合、この効果自体にチェーンして発動される可能性もあるため、油断はできない。
召喚成功時に発動する罠についてはRUMの追加効果でタイミングを逃させることができるので、基本的に回避可能(追加効果発動の条件がそろっていない場合は回避できないが)。
「No.107 銀河眼の時空竜」を素材にした場合は3回攻撃が可能。
しかし、このカード自体がかなり重いモンスターであるため、リリース2体分を用意するのは面倒。トークンなどを活用したいところ。また、モンスターにしか攻撃できないため相手がモンスターを並べていないとせっかくの3回攻撃も活用できない。
初めてOCGに登場することが明かされたのは「Vジャンプ」2014年1月号であり、このときはカード名が白文字で書かれていたが、翌2月号では金文字に修正されていた。OCG用のカードナンバーが付されていることからアニメ版画像の流用とは考えにくい(また、アニメ版ならばカード名は赤色になると思われる)。
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最終更新:2025/12/06(土) 10:00
最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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