FMPとは、
ここではFM音源ドライバ「FMP」及び「FMP7」について記載します。
FMPは、ぐぅ氏によって開発されたPC-9800シリーズ及びEPSON PC-x86シリーズ用のFM音源ドライバで以下の音源を利用して曲を演奏することができた。
| 音源 | 搭載された機種 | |
| YAMAHA YM2203 |
4OP FMx3 SSGx3 |
PC-9801DA,DS,DX,FA,FS,FX,EX,UV,UF,UR,US,CV,CS EPSON PC-x86シリーズ PC-9801-26, PC-9801-26K |
| YAMAHA YM2608 |
4OP FMx6 SSGx3 リズムx6 ADPCM |
PC-9821初代,Ce,Ce2,Cs2,Ae,As,As2,As3,Ap,Ap2,Ap3,Af,An PC-9801-73, PC-9801-86, スピークボード, 音美ちゃん ※スピークボード以外はADPCM用のRAMを持たない |
| YAMAHA YMF288 |
4OP FMx6 SSGx3 リズムx6 |
PC-9821Cb,Cb2,Cx,Cx2,Cf,Nx,Na7, Nr15,Nr150/X,Nr166/X,Nw150,Nr150/S,Nr233,Nr266,Nr300 |
| YAMAHA YMF297 |
4OP FMx6 SSGx3 リズムx6 |
PC-9821Cb3,Cb10,Cx3,Cx13,Na9,Na12,Na13,Na15 PC-9801-118 ※YMF297はOPL3相当の音源も持つがFMPでは利用できない |
またアイドルジャパンのスピークボード、MAD FACTORYの同人ハードである音美ちゃんに搭載されたADPCM用のRAM(256KB)を利用したADPCMの発音にも対応していた。
(後にMAD FACTORYからADPCM用のRAMを持たないYM2608搭載機に搭載するアドオンハード、ちびおとが登場しFMP側も対応を行った)
後期バージョンになるとFM3チャンネルの効果音モードを利用して4オペレータを独立させ、4チャンネルの1オペレータ音源として追加利用できるようになった。
(他にも2op×2ch、3op×1ch+1op×1chのような組み合わせもできた)
また、以下のアドオンドライバを使うことでPCMパートを追加することができた。
■UKKY氏のPPZ
SSG音源を利用したPCMエミュレーションで、SSG3音をPCM3音として利用できた。
■同氏のPPZ8
PC-9821の一部モデルやPC-9801-86ボードに搭載されたPCM音源や、PC-9821CanBe以降に搭載されたWSS(CS423x)でADPCMパート及び上記PPZパートを代理発音できた。
※ただしADPCMはあくまで簡易エミュレーションであった為、スピークボードなどのADPCM RAMを持つ音源とは若干異なった演奏になる。
(音量の分解能の違い、ADPCMの特性による再生音階(周波数)による音質の違い&波形読み出し数の違いなど)
■TAN-Y氏のZ8X
上記PPZ8はPCMを最大8音合成できることからPPZ8という名前が付いているが、FMPでは最大で4音しか発音させることができず、残り4音が余っている状態にあった。
そこで後期FMPで搭載されたFM3チャンネルの追加パートを利用し、意図的にオペレータを割り当てない空の演奏情報を作成し、それをPPZ8へ引き渡してPCMを更に3音発音させることを可能にしたのがZ8Xである。
■骨折飲料氏のPDZF
上記Z8Xの構想を元に更なる拡張を施したPPZ8への橋渡しプログラムである。SSGパートやリズムパートをミュート(P0)をすることで、これらのパートまでもがPCMパートとして利用できるようになっている。
またミュートしているのを良いことに、FMPの既存の演奏命令(LFOなど)を利用してPCMにまでLFOやピッチベンドを使うことができた(これらはPPZパートやADPCMパートではサポートされていなかった)
なお、FMPのサブセット版がPLAY6という名前でelfの「この世の果てで恋を唄う少女YUNO」に採用されていた。曲データの形式はFMPの物とは微妙に異なっていたが、変換ツールを使うことでFMPでも聴くことができた。
他にもストーンヘッズのいくつかのアダルトゲームでも採用された。こちらの名称はFMPのままだが一部機能が省かれバージョン体系も異なる。曲データはFMPでそのまま再生することができた。
FMP7は、ぐぅ氏によって開発されたFMPの流れを汲むWindows用のFM音源ドライバである。
FM音源部はOPN相当の4オペレータFM音源を最大32音、SSG音源部は従来の矩形波だけでなく三角波、パルス波を搭載し最大32音、PCM音源部も最大32音発音が可能で、全体としてこれらの音源の内64音を同時に発音することができる。
また、各音源の仕様に囚われない128段階の音量制御や255段階のパンなどの拡張も施されている。
2010年11月5日にベータ版が公開されたばかりなので今後の発展が期待される。
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最終更新:2026/01/08(木) 23:00
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