HTML5とは (エイチティーエムエルファイブとは) [単語記事]

HTML5とは、2016年現在におけるHTMLの次世代規格である。「そもそもHTMLって何？」という人はHTMLを参照の事。

概要

5が示す通り、5回目のHTMLの大幅改定となる新しい規格。

改定に関しては2004年頃に計画され、2008年頃から各ブラウザの対応が進んだ。様々な新機能があり、特に動画や音楽といったマルチメディアの部分に力が入れられている。

ニコニコ動画では2016年になり、従来のAdobe FlashからHTML5プレーヤーに切り替わった。

従来のHTML5にない新機能は非常に多岐にわたるため、ここで主な新機能を上げる。

本来、従来のHTMLでは不可能でAdobe FlashやWindows Silverlight等のRIAと呼ばれるプラグインが必要であった。だが、このプラグインはセキュリティ問題の温床となりやすく、動作が重いという欠点があった。この欠点を解消した機能と言える。

元々、動画再生は上記のAdobe Flashで行われていたがiPhoneのAdobe Flash未対応（この未対応に関して当時のAppleの社長だったスティーブ・ジョブズが「Flashは有害である」と発言した）により、一気にHTML5を用いての動画再生が進んだ。

3Dを表示するためのAPIであるOpenGLをウェブ上でも使えるようになった物。これによりウェブ上での3D表現が大幅に向上し、ウェブゲーム開発の幅が一気に広がった。UnityやUnreal Engine4がこのWebGL出力モードを搭載している。また、RPGツクールMVもこの機能を用いている。