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クロノス

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KRONOSとは、

  1. フランスのデスメタルバンド。
  2. KORGのミュージックワークステーション。2011年発売。

本項では2.について記載。

概要

元々KORGは2005年にOASYSというシンセを出していた。

これはPC用のCPU(ウィキペディアではPentium 4とされている)と独自カスタマイズしたLinuxベースのOSによるPCアーキテクチャをベースにしたシンセであり、HDDを搭載している為新しい音源も後からソフトウェアで追加したり、OSをバージョンアップすることで新機能をも追加できるというモンスターマシンであったが、値段も相当なものだった(88鍵モデルで882000円)。

KRONOSはそのOASYSの能力をさらに強化しつつ低価格化を目指したものといえる。

名前の由来は、スペルは違うが時の神クロノス(Chronos)から。[1]

音源

OASYSで装備されていたものに加えて、合計で9つの音源

  • SGX-1(アコースティック・ピアノ、サンプルの容量は4GB以上)
  • EP-1(エレクトリック・ピアノ)
  • CX-3(トーンホイールオルガン)
  • AL-1(アナログモデリング)
  • MS-20EX(MS-20を移植)
  • Polysix EX(Polysixを移植)
  • MOD-7(VPMシンセシス音源、YAMAHA DX7の音色ファイル(*.SYX)を読み込むことができる)
  • STR-1(物理モデル音源)
  • HD-1(PCM音源)

が、付属拡張PCMライブラリーと共にSSDに保存されている。ミュージックワークステーションなのでシーケンサーとハードディスクレコーディング機能も装備。KARMA機能も装備している。専用の追加音源も発売されており、購入した音源をSSDに保存して使用できる。

後継機種

KRONOS X

2012年発売。PCM RAM容量を約2GB、SSD容量を約62GBに倍増させている。

KRONOS(新)

2014年11月発売。ネット通販サイト等では便宜的にKRONOS2と表記されている。
ハードウェアに関しては大きな変更はないようだが、ソフトウェアについてはピアノ音源にベルリン・グランドが加わりSGX-2になるなど細かいアップデートが色々追加されている。外見についてもサイドパネルが木製のものに変更、背面の一部がメッシュになっている。 

数量限定で88鍵モデルのプラチナカラーモデルが2016年2月に発売された。[2]

KRONOS LS

ライトタッチの88鍵モデル。[3]

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外部リンク・関連項目

脚注

  1. *BIG PRODUCTの系譜!! KORG KRONOS開発インタビュー 2012.10
  2. *http://www.korg.com/jp/products/synthesizers/kronos2_platinum/
  3. *http://www.korg.com/jp/products/synthesizers/kronos2_ls/

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