lost memory 単語


ニコニコ動画でLost Memor…の動画を見に行く

ロストメモリー

4.8千文字の記事
これはリビジョン 1848929 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

Lost Memoryとは、Child-Dreamが1997年にRPGツクール95にて制作したRPGである。Vector、あるいはChild-Dreamの公式サイトからダウンロードできる。

2001年にはRPGツクール2000にてリメイクされて「21世紀版Lost Memory」が公開された。これもVector公式サイトからダウンロードできる。

本稿では両方について述べるが、まずRPGツクール95版について述べる。

なお、以下RPGツクール95版を「旧版」、RPGツクール2000版を「21世紀版」と略記する。


目次

概要

「人の心のメカニズム・・
この世界の何よりも深く不思議なもの」

──黎明期の心理学者の言葉より

幼少期の病気をきっかけに、クロービスは身に覚えのない他人の出来事を夢に見るようになった。それは、深夜に月を眺める少女の夢であった。

いつも繰り返し夢に出てくる少女だが、夢の最後は悲痛な叫び声で終わる……。

父の死とピアノの楽譜を機に、クロービスは故郷の島を発つ決意をする。

それは彼の人生の輝ける時間、そして途方もなく悲しい物語でもあった。

旧版

旧版は前編・後編の二部に分かれており、前編がフリーウェア、後編がシェアウェアとなっていた。

しかし、2012年7月から後編もフリー化し、完全フリーウェアとなった。

登場人物

クローヴィス

本作の主人公。20歳。サミルの息子。基本的に無口で、独白を例外とすれば、言葉を発することはほとんどない(ポケットモンスターやドラゴンクエストの主人公と似たようなものである)。

1歳の頃の病をきっかけに、自分とは関わりのないはずの他人の夢を見るようになった。

(以下、ネタバレ。ドラッグにて反転)

フロリア王女の一件の後、父サミルの研究を継いで「幻死の秘薬」を完成させ、医学の発展に大きく寄与した。(ネタバレここまで)

サミル

医師。クローヴィスの父。ローラン出身だそうだが、なぜか北の名も無い集落に住んでいる。しばらく家を留守にしていたが、最近戻ってきた。

(以下、ネタバレ)

彼は20年前、「幻死の秘薬」と呼ばれる薬を開発していた。これは後の「麻酔」であり、これを開発することで医学の発展に尽くそうとした。

ところが、「幻死の秘薬」がライネス国王暗殺事件に利用されたことを知り、クローヴィスとともにエルバール王国を離れ、北の名も無い集落に姿を隠した。

姿を隠してしばらくしたある日、彼は隠し通路を利用して王宮に入るが、そこでフロリア王女と出会う。しかし、彼女の秘密を知ってしまい、秘密を知ったからにはもう生きてゆけないと思い悩む。

やがて留守にしていた家に戻った後、20年前の罪を贖うため、「幻死の秘薬」にて自ら息を引き取った。(ネタバレここまで)

ブロム

サミルの助手。

(以下、ネタバレ)

20年前の事件の真相を知っている一人。クローヴィスを王国に送り届けた後、王国の気配を察知し、船に乗って避難していたが、船が雷に打たれた。

物語の最後ではクローヴィスの家に帰ってきていたが、船の難破の後、彼がどのように生きていたのかは不明である。(ネタバレここまで)

カイン

剣士団の一人。クローヴィスより先輩で、クローヴィスとコンビを組んで行動する。

(以下、ネタバレ)

貧しい家の生まれで、父親が盗みを働いたことから周囲の子供たちに虐められていた。そこを幼いフロリアに助けてもらったことがあり、それから剣士団に入ってフロリアを守ることを決意する。

フロリアに対する絶対的な忠誠心から、王宮の不祥事がフロリアの指示であることを信じ切れずにいた。ところがフロリア本人からその事実を告げられたとき、気が触れてしまい、クローヴィスらを殺せというフロリアの命令を実行しようとする。最後までフロリアを信じ続けたまま、戦いの中で命を落とした。(ネタバレここまで)

ウィロー

カナの村の女の子。デールの娘。

(以下、ネタバレ)

当初はデールに会うためにハース鉱山を目指していたが、デールの死と遺志を知り、大地のために戦い続けることを決心する。(ネタバレここまで)

デール

ウィローの父。ハース鉱山の管理をしている。極めて厳しい性格で、カナの村の人間からは恐れられている。

(以下、ネタバレ)

ナイト輝石の廃液を流し続けた張本人とされていたが、既に彼は既に殺害され、遺骨と手記だけがハース鉱山内に残されていた。

元々は王宮にて働いていたが、ライネス暗殺事件に加担した罪悪感から、王宮を離れ、ハース鉱山にて働く。罪悪感を打ち消すため、家族をも顧みず、ナイト輝石のために働き続けた。(ネタバレここまで)

パーシバル

エルバール王国の剣士団長。

(以下、ネタバレ)

若かりし頃、ケルナーの指示で集落にいるサミルの護衛をしていた。その際、まだ赤子であったクローヴィスの姿を見ている。

ハース城では城内の人々を助けるため、橋を落として退路を断ち、命を落とした。(ネタバレここまで)

フロリア

エルバール王国の女王。女王ではあるが、親しみをこめて「王女」と呼ばれることも多い。

(以下、ネタバレ)

幼い頃から、城の「乙夜の塔」で満月を眺める習慣があった。ゲーム冒頭に登場する満月を眺める女の子は、フロリアの幼少時代の姿である。

幼い頃に父・ライネスの暗殺現場を目撃したことがあり、それがトラウマとなって、多重人格となる。このときに生まれた別人格・シオンこそが、物語の黒幕である。(ネタバレここまで)

ファルミア

フロリアの母。

(以下、ネタバレ)

本作の核心である楽曲「Lost Memory」の作曲者。娘(ウィロー)の生まれたデールに対し、この曲の楽譜をプレゼントした。

ライネス王暗殺のときは実家に帰っており、暗殺のショックから精神的に衰弱し、王宮に戻ることはなかった。その後の生死は不明となっている。(ネタバレここまで)

シェルノ

「夢見る人の塔」に住む心理学者。

(以下、ネタバレ)

クローヴィスの波長を受け取る力を目覚めさせたり、フロリア王女の多重人格を見抜いたりと、本作において極めて重要な役割を担う。(ネタバレここまで)

聖戦竜

セントハース: 飛竜。最初はクロンファンラに飛来し、クローヴィスらに戦いを挑む。その後も南大陸のオアシス、サクリフィア神殿にて戦いを挑み、クローヴィスらに助言を残してゆく。

ロコ: 海竜。ナイト輝石の影響を受けて異形の怪物の姿となり、ハース鉱山周辺に生息する。

エルバール: 地竜。大地創世よりクリスタルミアに生き続ける「大地の掟」。その炎はすべてを焼き尽くすといわれる。

21世紀版

旧版との違い

旧版との違いはかなり多いのだが、簡単にまとめれば

  1. 新しい登場人物・地名・イベントが追加されている
  2. 旧版にも登場した登場人物の一部が設定変更されている
  3. 物語の展開が大きく変更されている

の三点である。

1については後述の「新しい登場人物」、2は「設定が変更された登場人物」を参照していただきたい。地名・イベントでいえば、港町シスカ・ファロナ群島・サクリフィアの山・アウレリア海などは新しい地名、剣技の流派などは新しいイベントに該当する。

3については、序盤から小さな変更はあるのだが、ハース城攻略後のサクリフィアのイベントとそれ以降は、旧版とは全くの別物といえるほど展開が異なる。

新しい登場人物

以下に紹介するキャラクターは、旧版には存在しなかった人物たちである。

イノージェン

クロービスの幼馴染。北の名も無い島の出身。

アヤ

女剣士で、パーティの仲間の一人。エルバール王国の剣士団の若手の一人で、理心流。

ザルツ

男剣士で、パーティの仲間の一人。エルバール王国の剣士団の若手の一人で、薨神館流。

気の抜けた剣士団を侮蔑したりと、若手ながら傲慢な姿勢が見えるものの、迷うカインを諭したりと、王国を思う忠誠心は本物である。

エスマニエル

治癒魔法を教えてもらうことができる。また、神話と現在の王宮の共通点を教えてもらえる。


アヴァイ

副司祭。ケルナーの死後、太政大臣として独裁権力を振るう。

ユノ

女剣士で、薨神館流。フロリアの護衛を務める。

(以下、ネタバレ)

かつてギュンテという恋人がいたが、彼を喪ってしまい、それを認めることができなかった。フロリアの第三人格にギュンテの人格が現れたことから、彼女はフロリアに仕えることになる。(ネタバレここまで)

ブレイドマスター

鎧を被った剣士。大武道会を荒らし回った。

(以下、ネタバレ)

闇道理心流という流派を編み出し、強くなれないことに悩むアヤをそれに誘う。(ネタバレ)

アルメイダ

フロリアに仕える少女。

(以下、ネタバレ)

フロリア王女の母・ファルミアの侍女であったリ・マーファの娘である。彼女がフロリアに仕えつつも、ファルミアに対する思いが強いのはそのためである。(ネタバレここまで)

ラッセルグレイ

王宮の執政宮に出入りする謎の考古学者。クローヴィスに興味を抱く。

(以下、ネタバレ)

彼曰く「クローヴィスとは対極の人間」。互いに憎しみ、殺しあう人間の性を肯定し、第四封印を開放することによって、世界を憎悪に満ちたものに変えようとした。

クローヴィスが第四封印を閉じて以降の生死は不明である。(ネタバレここまで)

リ・メルファ

クロンファンラに住む風水術師。「Lost Memory」について何か知っているようだが……。

(以下、ネタバレ)

彼女はフロリア王女の母・ファルミアのかつての侍女である。また、パーシバルのかつての恋人でもあった。(ネタバレここまで)

ニールセン

王国剣士。クロンファンラ常駐の任務を負っていたが、クローヴィス・カインに任務を交替し、自身はカナの村常駐となった。

ハース城へ潜入し、その実態を掴むも、カナへの帰路でマン・イン・ダークに襲われる。

ザルツの援護により一命を取り留めるも、負傷する。


リータ

サクリフィア出身の女性。

猛武盗賊

エルバールの北大陸にはびこる盗賊たち。

(以下、ネタバレ)

大武道会に乱入するが、実はフロリアたちに利用されただけで、首領を殺され、捨て石にされてしまう。その恨みから、クローヴィスたちにフロリアが黒幕であることを教える。(ネタバレここまで)


レイヴァー

聖戦竜の一匹。ハース城にて初登場。パーシバルの死の原因となる。クリスタルミアでも戦うことになる。

シスカ・プリシカ

聖戦竜の一匹。氷の山脈クリスタルミアにて初登場。作中で名前が明かされることはなく、戦闘の機会もない。

設定が変更された登場人物

以下の内容は物語の核心に関わるので、ドラッグで反転して読んでいただきたい。

ウィローの母

旧版では無名であったが、ロザリンドという名前がついている。

また、サクリフィア出身で、サクリフィアを脱出してエルバールに来たという設定が追加された。

これにより、クローヴィスたちに「サクリフィアの錫杖」の存在を伝えるという重要な役目を担うことになった(旧版ではそれを伝えるのは「真の語り部」であった)。

神話詠み 旧版では亡くなって遺骨だけが残されていたが、21世紀版では存命の人物として登場し、エルミという名前がついている。
ファルミア 旧版ではライネス暗殺事件後は生死不明であったが、21世紀版では風凪の谷に身を隠していたことが判明。

エンディング

(以下、ネタバレ)

旧版ではルートは一つであったが、21世紀版では通常ルートとは別に、おまけルートともいうべきものが用意されている。このルートではカインが生存していたり、アルメイダが王宮に仕えたりと通常ルートとは大きく異なる内容となっている。

ただし、このルートを見るためには、通常ルートクリア後に明かされるパスワードが必要となる。(ネタバレここまで)

関連動画

本作の中核をなす楽曲「Lost Memory」。楽曲の正式名称は「ONE DAY」である。

関連項目

  • RPGツクール95
  • RPGツクール2000

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2026/01/04(日) 12:00

ほめられた記事

最終更新:2026/01/04(日) 12:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP