No.1 ゲート・オブ・ヌメロン－エーカムとは (ナンバーズイチゲートオブヌメロンエーカムとは) [単語記事]

現れよ、No.1！
天を摩する地獄の門、堅牢なる扉開きしとき、一抹の希望を捨てよ！
ゲート・オブ・ヌメロン－エーカム！

No.1 ゲート・オブ・ヌメロン－エーカムとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。

概要

ヌメロン・コードの力を得たドン・サウザンド（エンドクレジットでは「真ドン・サウザンド」）が使用するナンバーズ。最初に地上へ降りたナンバーズであり、「地上を監視し続けた地球の番人」。このカードはまさに門そのものであり、効果で攻撃力が上昇することで、門の中から真の姿を現す。

エクシーズ・効果モンスター
ランク1/光属性/機械族/ATK 1000/DEF 100
レベル1モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードが戦闘を行った後に、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
自分フィールド上に存在する「ヌメロン」と名のつくモンスターの攻撃力は倍になる。
※公式サイト「必勝！モンスターアカデミー」第41回による

「ヌメロン・ダイレクト」の効果によってほかの3枚のナンバーズとともにエクストラデッキから特殊召喚された。
最初にこのカードで遊馬の「ガンバラナイト」へと攻撃、「ハーフ・アンブレイク」で防御されたが、「ヌメロン・ネットワーク」でオーバーレイ・ユニットなしでこのカードの効果を発動して攻撃力を2倍にし、残りのナンバーズでさらなる攻撃を行った。
残りのナンバーズ全ての効果を合わせて16000の攻撃力となったのち、「ヌメロン・ネットワーク」が存在する事で「CNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン－シニューニャ」へランクアップした。

その後、CNo.1が破壊された際に「ヌメロン・カオス・リチューアル」によって、レベル12のモンスター扱いとなって「CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス」のオーバーレイ・ユニットとなった。

攻撃の際は、門の上部にある顔の両目から光線を出す。また、演出上はNo.2などの合体しているほかのナンバーズの攻撃もこのカードが行っており、門から本当の姿である怪物が姿を現わして、この怪物が口から光線を吐く。

エーカム（ekam）は、サンスクリット語で「1」を意味する。
このカードより先に、ドン・サウザンドが用意した偽りのナンバーズとして「No.1 インフェクション・バアル・ゼブル」が登場していた。偽物はこのカードが登場する以前に燃え尽きている。

No.1トークン

2014年5月25日のボスデュエルにて、ボス専用カードとして「ドン・サウザンド／魔法B」が登場。その効果で特殊召喚されるトークンとして、No.1トークンが指定されている。

《ドン・サウザンド／魔法B》
通常魔法
(1)：自分フィールド上に「No.1トークン」「No.2トークン」「No.3トークン」「No.4トークン」
（攻2000/守0）を1体ずつ特殊召喚する。このトークンは全て以下の効果を得る。
●このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に、自分フィールド上に存在する
「No.」と名のつくトークンの攻撃力は倍になる。

－ヌメロン・ダイレクトを発動！－

見た目からはわかりにくいが、テキスト欄の最下部を見るにこれが「ヌメロン・ダイレクト」という設定で、No.1～4はそれによって特殊召喚されるトークンとされた。ただ、カードとして実在しないうえ、ボスデュエル用カードは（少なくとも正規には）一般に流通しないので、コレクターにとってはこれを以ってNo.1～4のOCG化とは認めがたい部分がある（一応、アニメ・漫画などで実在したカードがOCGでトークン化された前例としては「冥府の使者カイエン」や「チュウボーンJr.」があるが）。

エクシーズモンスターではなくなったので当然だが、素材を要求しなくなったので、「ヌメロン・ネットワーク」（「ドン・サウザンド／魔法A」）に頼らずとも効果を使えるようになった。また、攻撃力もひそかに2000まで上がり、扱いやすくなっている。

OCGにおいてモンスタートークンは全て通常モンスターとして扱われ、効果を持つように見えるトークンも実態としてはそのトークンを特殊召喚するカードの効果によるものとされる^[1]。たとえば「デビルズ・サンクチュアリ」などのテキストをみると、「このトークンは攻撃できない」という具合に書かれているが、これはトークンにそのようなテキストを与えるのではなく、あくまでそのトークンを出すカードの効果である。
これは、「スキルドレイン」で無効化できない、「N・ブラック・パンサー」でコピーできないと言ったことに関わる。

しかし、このカードは前例のないトークンに効果を与える書き方になっている（「トークンは…効果を得る」と明記されている）。別のモンスターに効果を与えるという類例は「ガガガガール」などがあり、それらの効果によって本来効果モンスターではないモンスターに効果を付与した場合、そのモンスターは効果モンスターとして扱うという裁定があるが、このカードのようにトークンに効果を与えるのは初めてで、このトークンが効果モンスター扱いとなるかは不明。