Raspberry Piとは、低コストかつ小型のシングルボードコンピュータである。
超小型PCの側面を持ちながらも、ディジタルIOやPWM、SPI通信などを基板上のコネクタから出力できるため、センサやモータなどのハードウェアと、PC用OSが持つ豊富なアプリケーション(特にネットワーク関係)を組み合わたデバイスを比較的手軽に作り上げることができる。
元は英国のラズベリーパイ財団が初等教育向けに開発したものである。…が、名刺サイズにパソコンの機能を一通り備えている本機は当初からギークの注目を浴び、発売当初は世界中からの注文により品薄状態が相次いだ。
OSは基本的にはLinux系を想定しているが、マイクロソフトから第二〜三世代向けにWindows 10 IoTが無償提供されている。ラズベリーパイ財団のホームページからはDebian系のRaspbianが提供されているが、こちらの方は数式処理ソフトMathmatica(PC版は10万近くする)が付属している。また有志の中にはUbuntuやAndroidをインストールした例もあるので興味のある方は挑戦してみるのもいい。
なお、よく誤解されることだが、Raspberry Piは専用のカスタムチップセットを使用しているので、Arduinoと違いオープンソースハードウェアではない。
ニコニコ動画ではLチカやポケットミクの自動化、無人偵察機等を作っている動画が存在する。
初代Raspberry Pi。シングルコア,700MHzと性能的には控えめで、無線も標準搭載していなかった。
使用するストレージがシリーズ中では唯一フルサイズのSDカードで、その大きさ故に使用時はカードの半分がはみ出してしまう。
さらに、GPIOのピン数や配置が第二世代以降と異なるため、回路を移植する際は要注意。
現在では後継のA+,B+へ移行し販売終了。
初代のマイナーチェンジモデル。
基本スペックは無印版と変わらないが、GPIOが26ピンから40ピン仕様になっていることや、使用するストレージがmicroSDになっている点が異なる。
第二世代以降もGPIOの仕様は共通であるため、回路はそのままにRaspberry Pi本体だけを交換して使用することも可能。
初代から大幅なスペックアップを遂げた第二世代モデル。Model Aは省略されModel Bのみの販売。
2016年10月以降のVer1.2リビジョン以降、CPUが64ビットのものに変更されている。
第二世代からCPUがスペックアップし、クロック数が1GHzを突破した。
さらに、ユーザー待望であった無線モジュールを標準搭載。Bluetoothも標準で使えるようになった。
その代償として消費電流が2.5Aを超えるので、大容量のUSB電源が必須に。
また、CPUの発熱も凄まじいのでヒートシンクを使用することが推奨される。
コネクタ周辺の配置に変更がなかったため、第二世代とケースを共用することができる。
第三世代のマイナーチェンジモデル。
基本スペックはほぼ変化がないが、無線が5GHz帯に対応したことで電子レンジなどからの電波干渉を抑えることができるようになった。
また、Power over Ethernet(PoE)に対応し、イーサネットケーブルからの電源供給が可能になった(ただし、追加で専用のボードが必要)。
主に通信周りの高速化が図られた第四世代のRaspberry Pi。
メモリは1GB/2GB/4GBからの選択式となった。容量で価格が変わるため、使用目的にあわせた最適な選択ができる。
USB3.0に対応し、高速なデータ通信を可能とした。
また、イーサネットも真のギガビット通信が可能となり(3B+はover USB2.0での対応だったため480Mbpsが上限だった)、こちらも高速通信が可能となった。
映像出力は4K60fpsに対応。1080pを超える大画面ディスプレイでも快適に使用できるようになった。ただし、その影響で標準サイズのHDMIポートが廃止されmicro HDMIポート×2に置き換えられたため、第三世代以前からの乗り換え時は要注意。ケースも流用できない。
※2019年7月現在、技適を取得していないため国内における無線使用は厳禁。
5ドルという破格の価格で登場したミニサイズのRaspberry Pi。
価格もさることながらサイズも通常のRaspberry Piの約半分の大きさと、非常に小さい。
その分性能は初代並み、機能も基本的なもののみが搭載されている。
また、USBポートはmicroUSBのみであるため変換ケーブルorコネクタとハブは必須。
画面出力がmini HDMIという少々特殊なポートであることにも注意。
専用カメラインターフェースが搭載されたVer1.3も存在する。
Raspberry Pi Zeroに無線機能を搭載したマイナーチェンジモデル。
無線を搭載した分、価格は少し高くなったがそれでも10ドルと通常のRaspberry Piより安い。
無線に対応したことで、電源以外のケーブルを全て外してネットワーク越しに操作、といったことも可能となった。
ピンヘッダが実装済みのRaspberry Pi Zero WHも存在する(ただし、その分少し高くなる)。
Raspberry Piに関するニコニコミュニティを紹介してください。
急上昇ワード改
最終更新:2026/01/07(水) 20:00
最終更新:2026/01/07(水) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。