SA-2 単語


ニコニコ動画でSA-2の動画を見に行く

エスエーツー

1.2千文字の記事
これはリビジョン 1994802 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

SA-2とはソビエト連邦によって開発された地対空ミサイルである。ガイドラインとも。またその見た目から空飛ぶ電信柱という渾名もある。なおSA-2は西側のつけたNATOコードネームであり、正式な名称はS-75(С-75)というのだが日本含む西側では前者のほうが通りが良い。

概要

時は冷戦真っ盛りの50年代。米ソは互いに核兵器を保有し合い互いに威嚇しあっていた。もし冷戦が熱い戦いとなれば、それら核兵器による応酬が繰り広げられると考えられていた。当時はICBMがなく核爆弾の投射手段といえばB-36のような戦略爆撃機である。第二次世界大戦において日本やドイツを焼いた米軍の戦略爆撃機の能力は明らかであった。というわけで核爆撃機を迎撃するために開発されたのがSA-2である。

53年に開発が決定された時の開発要件としては一つには安価で移動させやすいことが求められた。というのもソ連初の地対空ミサイルシステムSA-1(S-25)は固定式でしかも高価だったのである。純粋なSA-1の後継として固定式のS-50が開発計画も同時期にスタートしたが計画倒れに終わった。

誘導方式はこの時代のSAMとしてはごく標準的なビームライディング方式、すなわち地上に設置された照準用レーダーが目標を常に追い続けミサイル自身はレーダーが発する照準線に乗り続けるようにする方式である。SA-2においては照準用レーダーは「ファンソン」という名で呼ばれるものが使用される。なおロシアでの正式な名称は「RSN-75」というが誰もこちらで言ってくれない。

実戦での活躍はなんといってもU-2撃墜事件という歴史的なイベントにおいて戦果をあげたのはこのSA-2である。MiG-19などの最新鋭迎撃戦闘機が全く手も足も出なかったU-2を叩き落とし、その設計当初の目標だった高々度低速目標への高い能力を示した。しかしベトナム戦争においては低空で高速を飛行するF-105やF-4などの戦闘機のような目標を迎撃することになり低高度迎撃能力の不足を露呈した。特に目標に一定高度以下で降下されるとミサイルが目指す敵機との予想着弾点が地中になるために地面に自分から激突するという弱点が広まると命中率は下がり、低空目標用の誘導モードが急いで導入された。それでもSA-2は敵機に低高度への降下を強要することで従来型の対空砲・機関砲の有効射程に引きずり落とし迎撃率を高めるという隠れた戦果をあげていたことは否定できない。

多くの国に輸出されたSA-2は中東戦争など多くの戦場で活躍し最も実戦経験のあるSAMといえるだろう。

関連動画

sa-2に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。

関連商品

sa-2に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。

関連コミュニティ

sa-2に関するニコニコミュニティを紹介してください。

関連項目

  • 対空ミサイル

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
田中美海[単語]

提供: ティチャ

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2026/01/10(土) 22:00

ほめられた記事

最終更新:2026/01/10(土) 22:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP