SHARP
Be Original.
日本の大手電機メーカー
本社:大阪府 大阪市阿倍野区
東証1部 6753
大証1部・名証・福証・札証 6753(上場廃止)
1912年に発明家早川徳次が兄と創業した「早川兄弟社」が祖。3年後に現在の社名の由来であるシャープペンシルを発明し、これを売り出して成功を収めた。
しかし、1923年の関東大震災で工場を失い廃業。シャープペンシルの特許を売り払い、大阪に新会社「早川金属工業研究所」を設立する。
1925年に発売した日本初の鉱石ラジオをきっかけにラジオメーカーとして事業を拡大。
戦後は一時経営危機に陥るが、1962年には日本初の電子レンジ、1969年には世界初のLSI式電卓を開発するなど、技術力を活かして多角化を図り成長を続けた。
1970年に現社名に変更後も、液晶や太陽電池をはじめ様々な分野で独創的な製品を作り続けている。
2010年1月より20年間親しまれたスローガンを企業姿勢を鮮明にするために新たなものに変更した。
経営の柱であった液晶パネル価格の暴落などによって近年は経営が悪化しており、リストラや工場の売却、他企業との提携、さらには本社の建物の売却など(ニトリへの売却が決定している)経営再建を進めているが、2015年11月には自社製品の購入を社員に対して促す「シャープ製品愛用運動」という自爆営業まがいの運動まで開始したりするなど危機的な状況になっていた。
2016年2月には台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業から7000億円規模の出資を受け再建に乗り出す方針であることが報道され、 産業革新機構と何方かで再建するか議論されていた。
2016年2月25日、シャープは鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下になることで合意したと正式に発表した。
……が、シャープが偶発債務で総額約3500億円が発覚し、これによって鴻海(ホンハイ)精密工業は買収をしばらく見合わせると発表した。
その後、鴻海精密工業側が出資額を2000億円減らすと提示するなど駆け引きが繰り広げられていたが、2016年3月30日、シャープは鴻海精密工業による買収を正式に決定したと発表した。そして2016年4月2日には買収契約に調印、これによって日本の大手電機メーカーとして初めて外資系の傘下になる企業となった(あと結局、当初の出資額から1000億円減らすこととなった)。
台湾企業の傘下となった後もまだ一応は日本国内のメーカーとして扱われている。
2015~2016年に2000億円以上の赤字を出したシャープだったが、買収以降は鴻海の巨大なサプライチェーンにより部品の調達単価を下げ、今や最大のTV消費国である中国でブランドとして展開していくことによりV字回復を図り、2018年には約700億円の最終利益となり4年ぶりの黒字転換を果たした。 [1] [2]
2020年2月、日本国内のメーカーでは初となる5G対応スマートフォン「AQUOS R5G」を発表した。 [3] [4]
※2019年3月時点
| スマートホーム | 携帯電話機、電子辞書、電卓、電話機、ネットワーク制御ユニット、冷蔵庫、過熱水蒸気オーブン、電子レンジ、小型調理機器、エアコン、洗濯機、掃除機、空気清浄機、扇風機、除湿機、加湿機、電気暖房機器、プラズマクラスターイオン発生機、理美容機器、太陽電池、蓄電池、パソコン等 |
| スマートビジネスソリューション | デジタル複合機、インフォメーションディスプレイ、POSシステム機器、電子レジスタ、業務プロジェクター、各種オプション・消耗品、各種ソフトウェア等 |
| IoTエレクトロデバイス | カメラモジュール、カメラモジュール製造設備、センサモジュール、近接センサ、埃センサ、ウエハファウンドリ、CMOS・CCDセンサ、半導体レーザー、車載カメラ、FA機器、洗浄機等 |
| アドバンスディスプレイシステム | 液晶カラーテレビ、ブルーレイディスクレコーダー、オーディオ、ディスプレイモジュール等 |
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最終更新:2025/12/26(金) 00:00
最終更新:2025/12/26(金) 00:00
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