Slackwareとは、Linuxディストリビューションの1つである。
数多くのLinuxディストリビューションの中でも特に歴史が長く、Linux誕生の翌年である1992年には開発が着手されていた。
今でこそ影が薄くなったが、かつてはLinuxディストリビューションの代表でもあった。
簡潔でプレーンな構成になっているため、根強いファンも多く残っている。
JEという日本語環境追加パッケージをいち早く取り入れたため、日本でも早い時期から利用されていた。
富士通のFM TOWNSにSlackwareを移植したTOWNS Linuxというものも存在していたほどである。
パッケージ管理はSlackware package managerを使用しており、これはtarアーカイブをlzma(以前はgzip)で圧縮しただけのシンプルな作りになっている。
つまり、いわゆるtarボールを使用して手作業でコンパイルを行う事になる。
面倒な手間のようではあるが、しかしパッケージソースをそのまま扱うので手入れもしやすい。
現在の最新安定版は、2010年に公開されたSlackware13.1。
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最終更新:2025/12/29(月) 12:00
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