TeXとは、数学者・情報工学者であるドナルド・クヌース(Donald E. Knuth) によって作られた組版処理用のフリーソフトウェアである。
正しくは 「TEX」 と表記するが、Eを下げて表記出来ない場合は 「TeX」 と表記する。
読み方は、「テフ」または「テック」。
TeXはマークアップ言語処理系であり、文章+文章構造を指定する命令文が混在したテキストを読み込んで組版を行う。
組版された結果は装置に依存しないDVI (device-independent) 形式のファイルに書き出される。
DVIファイルには紙面のどの位置に文字を配置するか、などの情報が書き込まれており、これを実際に紙に印刷する際にはPostScriptなどの他のファイルにトランスレートしたり、プリンタドライバなどを使用する必要がある。
また、PDFlatexやdvipdfm(x)といったツールを使用する事で、PDF形式で出力する事が出来る。
古くはAdobe AcrobatやAdobe InDesignなどの有料ソフトウェアを使用せずにPDFを作成出来る、数少ない手段の1つであった。
数式組版などにおいては多数の機能が盛り込まれており、理系大学での論文記述や、数学の問題を作成する際に使用されるケースが多い。
TeXを使用するにはコマンドラインでの操作が必要になるが、CUIに慣れていない人のためにWinShellなどのGUIに特化したTeX統合環境も開発されている。
日本語環境を整えたパッケージも開発されており、NTT JTeXやアスキー・メディアワークスによるpTeXなどがある。
現在では縦書き組版も可能なpTeXが広く使用されており、特にUNIX系OSではptexliveやtetex3、WindowsではW32TeXなどの形態で配布されている。
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最終更新:2026/01/07(水) 23:00
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