TRICKとはテレビ朝日系列で放送していたドラマであり、そのシリーズの総称。
それまで人気の低かった深夜ドラマが大きく見直されるきっかけとなった作品であり、人気のなかったテレビ朝日のドラマが見直されるきっかけにもなった作品。
監督の堤幸彦をはじめ、TBSテレビで放映されていた「ケイゾク」のスタッフが多数関わっている。
トリックとは、自称天才マジシャンの山田奈緒子と日本科学技術大学(通称:科技大)物理学教授の上田次郎が、超常現象の裏にあるトリックを解き明かすミステリードラマである。ミステリーを本筋としているものの、コメディの要素が強く、看板・張り紙・習字など背景にさまざまな小ネタを仕込んでいる。
DVDでは、やむなく落としたカット集(通称:やむ落ち)が収録されており、テレビでは見ることのできなかったシーンを見ることができる。これを楽しみにDVDを買った人も多いのではないだろうか。
主題歌を歌っているのはシリーズ通して“鬼束ちひろ”。TRICK新作スペシャル・TRICK劇場版2エンディングのみJoelle(ジョエル)が歌っている。

2000年7月~9月放映。全10回。記念すべき第1作。
1エピソード2話完結の形を基準に、5つのエピソードを送る。
特徴的なメインテーマ、暗く不気味ながらも数多く仕込まれたギャグと独特のテンポ、その中に多くの伏線を仕込む手法は、この時点で殆ど完成され、以後継続される。
卵が割れて、有り得ない色の黄身が出てくるオープニングも今作から。
卵の中身は緑。
2002年1月~3月放映。全11回。シリーズ第2作。
シリーズでは最後の深夜枠放送となった。
卵の中身は紫。
2002年11月全国公開。シリーズ第3作。
初の劇場版であり、当初は完結作として製作されていた。
興行収入は初登場1位を獲得した。
卵の中身は青。
2003年10月~12月放映。全10回。シリーズ第4作。
現時点で、シリーズ最後の連続ドラマ作品。
この作品で、木曜ドラマ枠=ゴールデンに進出。視聴率は前2シリーズを上回った。
『Troisième partie(トロワジェム・パルティー)』は、フランス語で『3つ目のエピソード』という意味。
卵の中身は金。
2005年11月13日放送。1話完結の2時間ドラマ。
2006年6月には、『まだまだ新作スペシャル』として再放送された。シリーズ第5作。
これ以降はハイビジョン製作作品となる。
瞬間最高視聴率は24.7%。シリーズ最高の視聴率と反響を得た。
卵の中身は黒。なお、今作は卵の割れ方が違う。
『これで最後 かも』
2006年6月全国公開。
2007年には、『秋のトリック祭り』としてテレビで放映され、視聴率19%を記録した。
シリーズ第6作。
完結編の色が強く、出演者や監督も「最後」ということをアピールしていた。
実際、奈緒子のアパートや矢部の髪がいろいろと大変なことになった。
卵の中身は、縁起でもない事をぬかすヒヨコ。
10周年を迎えさせていただく2010年
支えてくれた皆様にごっそり贈る袖の下
シリーズ誕生から10周年を記念して、シリーズ第7作となる劇場版第3弾と、様々な関連企画・関連商品を展開することが決定した。
2010年5月15日放送。1話完結の2時間ドラマ。
『霊能力者バトルロイヤル』の直前の出来事とされており、同作品を宣伝する描写が多い。
卵の中身は、ひとまわり小さな卵。今作も卵の割れ方が違う。
10周年を記念して製作される劇場版第3弾。
2010年5月8日公開。
山田と上田の迷コンビが復活。
佐藤健、松平健、夏帆などの豪華ゲスト俳優を数多く迎え、シリーズの集大成として製作する。
ある村の統治者だった『カミハエーリ』が死んだ。
100日以内に新たな『カミハエーリ』を選出しなければ、村に大きな災いが訪れてしまう。
村人達は、選出のために様々な霊能者達を集め、『霊能者バトルロイヤル』を開催する。
勝ち抜いたものが、新たな『カミハエーリ』となるのだ。
奇術師の山田と物理学者の上田は、それぞれ賞金のため、下らない争いをやめさせるためとして、この大会に参加するが……?
矢部刑事を主人公に据えて製作される、スピンオフシリーズ。
2010年4月9日~5月14日放映。全6話。
初期のシリーズ作品と同じく、『金曜ナイトドラマ』枠での放送(同枠でのシリーズ放映は8年振り)。
矢部を演じる生瀬にとって、初の連続ドラマ主演となる。まあどうせ仲間やら阿部やらを全員集める金が無いからたんだろうけど、触れてはいけない。
貫地谷しほり演じる桂木美晴と鈴木浩介フクナガ演じる桜木健一の警視庁公安部庶務係コンビが中心となり、難事件の謎解きに挑み、最終的に矢部が事件を解決に導いていく。
矢部の部下の秋葉原人や菊池愛介を始めとするTRICKの面々も次々に登場しており、最終話では矢部の右腕として活躍した石原達也が一夜限りの復活を遂げる(演じた前原一輝は俳優を既に引退した身のはずだったが、出演までの経緯は不明である)。
また、幸か不幸か、監督は堤幸彦ではない。
劇場版公開前には、矢部が秋葉と共に出演する劇場版ナビゲートDVD「警部補一代」も発売された。
2010年5月13日、KONAMIより発売予定。
ニンテンドーDS専用ソフト。
完全オリジナルストーリーを収録した、トリック初のゲーム作品。
公式サイトで、スクリーンショットが1枚だけ見られる。
ドラマ・映画のノベライズではない、完全オリジナル小説作品。
はやみねかおる作。
中学生時代の山田と、武者修行時代の上田、若かりし頃に実は一度出会っていた2人の活躍を描く。
物語はこの中学生版山田の一人称で進んでいくのだが、この頃から既に自己中・無責任な性格が完成されており、自分のことを「容姿端麗・学業優秀」などと嘯いている。
ちなみに、「きてんじょう」とかでなく、「かえりそらじょう」と読む。
「奈緒子は、帰天城が消えたことは知ってるの?」
「うん。先生から聞いた。」
「お父さんはね、新しいマジックの参考にしようとして、帰天城のことを調べたの。」
「あと、お姫様の妖術も調べてたわね。『あれは、妖術じゃない。すべて、手品で再現できる』――お父さんは、そういってたわ。」
超常現象は、全てトリックで説明できる――それが、父の口癖だった。
中学2年生の自称美少女・山田奈緒子は、社会科の藤原先生に勧められ、仲の悪い同級生3人と、N県は踊螺那村(おどらなそん)という村を訪れる。
道中、次郎号という奇妙な名前をつけたママチャリに乗った、傲岸不遜な髭面の男と出会う。男は上田次郎といい、未来の天才物理学者を自称する若者だった。
奇妙な5人パーティとなってたどり着いた踊螺那村。そこには、400年前に突然消えた城の話、かつて妖術で人々を脅かした残忍な女・玲姫の伝説、そして埋蔵金の噂が流れていた。
超常現象をいぶかしみ、反面埋蔵金に燃え上がる山田。しかし到着した日の夜、同級生の一人が消え、その後残りの2人も、次々と消えていってしまう。
超常現象は実在したのかとビビる上田。しかし、父の教えと埋蔵金を心から信じる山田は、若干中学生でありながら、上田と共に謎を解明していく。
「彼女達を見捨てて逃げられるわけないじゃないですか!
さあ、早く埋蔵金を探しに行きましょう!」
同じく埋蔵金に目をつけ、独自に調査に来ていた母・里見。現在の面影はどこへやら、長い髪を自慢げに振りかざす若き日の矢部。ドラマ・TRICKに繋がる、4人の最初の物語が幕を開けた。
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最終更新:2026/01/07(水) 18:00
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