Warframe 単語


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ウォーフレーム

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Nice work TENNO.

Warframe (ウォーフレーム) とは、カナダの開発会社 Digital Extremes が開発・運営している、PC・PS5・PS4・XBOX ONE・Nintendo Switch 向けのオンラインTPSアクションゲームである。キャッチフレーズはニンジャなら無料 (Ninjas Play Free)」

2013年2月から今日までオープンベータテストが行われている(正式サービス開始日は未定)。その為頻繁にアップデートが行われており、ゲームの仕様が大きく変わることもある。

PC版は公式サイト、もしくはSteamからゲームクライアントをダウンロードすることができる。コンソール向けバージョンは、各コンソールの公式ストアでダウンロード可能だ。

なお、本作は複数の機種に向けて配信されているゲームではあるが、PC版とコンソール版ではバージョンに差がある(基本的にPC版の方が更新頻度が多く、バージョンは進んでいる)。その関係でクロスプラットフォームによるマルチプレイには対応していないため、特に友人とプレイしたい場合などは注意されたい。

また、本記事には一部、ストーリーのネタバレとなるような記述が含まれている。物語の重大な核心に迫る部分のみ、編集者が気付いた範囲内でネタバレ←このように背景色と同化させているが、説明上ネタバレであっても隠せない部分も存在している。もし本記事に目を通す場合、その点には注意していただけるとありがたい。

概要

彼らはかつてテンノと呼ばれていた。

強化外骨格「WARFRAME」を操る伝説の戦士達…。かつての大戦を生き残った者たちは深き眠りにつき、荒廃した世界を彷徨っていた。

今再び彼らの力が必要とされている。

強力な軍事力を有するグリニア帝国が太陽系全体をもその手中に収めようとしているのだ。テンノの帰還を求める声が太陽系を響き渡っている。彼らは君を呼んでいる。

さあ目覚めよテンノ、戦いの時は来た。

遠い未来、様々な勢力やクリーチャー、そして科学技術に支配された太陽系が舞台。

プレイヤーは古代文明「オロキン」の時代に存在した戦闘種族「テンノ」の一人であり、文明崩壊後にコールドスリープについていた。数百年後、とある敵の手に落ちようとしたところを、協力者を名乗る謎の存在「ロータス」によって救い出され、覚醒する。

様々な特殊能力を持つ強化外骨格「ウォーフレーム」を駆使し、太陽系支配を目論むクローン種族の帝国「グリニア」・太陽系を股に掛ける超巨大企業にしてカルト「コーパス」・テクノサイトウィルスに侵された者の成れの果て「感染体」などを相手に、様々なミッションを遂行していく。

「ニンジャ」を売りに広告を出しているが、その世界観はSFニンジャアクションといったところ。忍者ではなくニンジャ。ここ重要。通常の射撃に加え、超人的な高速移動、派手な殺陣、特殊なアビリティを使ったアクションにより爽快なTPSアクションとなっている。

同社製のEvolution Engineによる美麗なグラフィックとダイナミックなエフェクトも売りのひとつ。海外ゲームだが、日本語も公式サポートしており、ほぼ完全に日本語化されている。 (一部未翻訳部分もあるが、順を追って日本語化・誤訳修正が入るのでご安心ください。公式には日本語のフォーラムもあり)

システム

最大4人でのCOOPが可能なミッションクリア型のTPS。対人戦(PvP)も実装されているが、オンラインでの協力プレイ(PvE)がメインコンテンツとなる。マップはランダム生成。ミッションには妨害・救出・掃滅・潜入・防衛・ボスの抹殺等がある。ミッション詳細は後述

ランダムマッチメイクによる野良COOPの他に、フレンドを招待したり、クランを結成してミッションに挑むことができる。COOPではボーナスの経験値も入る。ミッション中は基本的にマップのマーカーに向かうだけで良いが、慣れないうちは他の人に付いて行くとよいだろう。

ミッションでは、各Warframeが持つ4つのアビリティとプライマリウェポン・セカンダリウェポン・近接といった武器、戦いを補佐する様々なアイテムを駆使して戦う。

プレイヤーは太陽系の様々な惑星を飛び回り、敵を倒して様々な素材やMOD (後述) を集め、Warframeや武器を作り強化してゆくのが目的となる。銀河の調停者として、或いは金次第で動く傭兵として。

アクション

本ゲームの最大の売りと言えるのが、スピーディーかつ非常に自由度の高いアクションである。

ゲームのベータ開始当初は各種特殊アクションを取るのに「スタミナゲージ」を消費するという仕様であったため、アクションに一定の制限があったが、後のアップデートでこれは撤廃された。この撤廃後のアクションの仕様は「パルクール2.0」と呼ばれ、非常に自由度の高いものとなっている。壁走りやスライディング、ハイジャンプなどのテクニックを組み合わせることで、スピーディーで爽快なアクションが楽しめる。

SF的ニンジャだけあってフレームの素の機動力も非常に高く、重量級に分類されるフレームであっても、操作次第で中々のスピードを出せる。操作に熟練すれば、どれほど高い壁であっても身一つで登りきる、大きく口を開けた崖を対岸まで一っ飛びで渡るといったアクションもこなせるようになるだろう。

様々なアクションを取ることができる本作だが、以下では特に使用されることが多いアクションを紹介する。

ジャンプ系

  • ジャンプ
    基本的なジャンプ。その場で垂直にジャンプする。
  • ダブルジャンプ
    ジャンプ中にもう一度ジャンプボタンを押すことで、空中ジャンプを行う。
  • バレットジャンプ
    しゃがみ中またはスライディング中にジャンプすることで、身を翻しつつハイジャンプする。その場で垂直方向にジャンプする通常のジャンプと異なり、「照準方向に向けてジャンプする」という性質がある。そのため、単に高い段差を超える手段としてのみならず、水平方向への高速移動手段としても使える、本作での高速アクションの肝となる操作だ。
  • エイムグライド
    空中で照準操作を行うことで、一定時間重力の影響を軽減させ、滑空状態となる。バレットジャンプと合わせ、通常のジャンプでは超えられないような障害物を乗り越える際に重要なアクション。
  • ウォールジャンプ
    壁に接触した状態でジャンプボタンと前方移動ボタンを入力し続けることで、壁をよじ登る。どれだけの高さがあっても登り切ることが可能だが、壁に「ネズミ返し」のような出っ張りがあると引っ掛かってしまう。
  • ウォールラッチ
    壁に接触した状態で照準操作を行うことで、一定時間壁に張り付くことが出来る。

ダッシュ・スライディング系

  • ダッシュ
    走ることで移動速度を上げる。
  • しゃがみ
    その場でしゃがみ込む。しゃがみ状態での移動は速度が通常歩行以下になるが、敵に見つかりづらくなる。
  • ローリング
    歩行またはダッシュ中にしゃがみボタンを短押しすると前転し、前方へ一定距離移動する。ローリング中は被ダメージが軽減されるほか、体に付着してダメージを与えてくるタイプの敵を振り落とせる。
  • スライディング
    歩行またはダッシュ中にしゃがみボタンを長押しすることで、足を前方に突き出して滑り込む。出始めはダッシュ以上の速度が出るが、継続すると速度が低下し、最終的には停止する。
  • 慣性乗せ
    歩行またはダッシュ中に一瞬だけスライディングすると、出始めの慣性が上乗せされる。
  • ウォールダッシュ
    壁に接触した状態でジャンプボタンと左右の移動ボタンを入力し続けることで、壁に張り付いたまま左右に移動できる。
  • 飛び蹴り
    空中でスライディング操作を行うことで、ライダーキックのような飛び蹴りを放つ。ダメージは低いが当てた敵を転倒させられる他、高所からの着地時の硬直モーションを発生させない効果がある。ここからバレットジャンプにつなげることも可能。操作に慣れたテンノが、これとバレットジャンプを交互に繰り出すことで恐ろしい速さで移動する光景は、このゲームの名物の一つと言えるだろう。

ミッション

本ゲームのミッションの基本的な流れは、次の3つである。

  1. スタート地点からステージへ侵入
  2. 定められた目的を遂行
  3. 完遂後、指定されたゴール地点から脱出

通常、ミッションでは定められた目的を達成すれば、後は脱出するのみとなるが、中には脱出可能となっても作戦を続行できる、エンドレス型ミッションも用意されている。これらのミッションでは、作戦を続行することで追加の報酬が得られるが、基本的に長時間滞在すればするほど、敵のレベルも跳ね上がっていく。そのため、エンドレスとは言っても、本当に何時間も続行される場合は少なく、長くても1時間程度の適度な時間で切り上げて脱出する場合がほとんどである。

マップは、惑星ごとに用意された環境である「タイルセット」(後述) に応じて、あらかじめ用意された部屋や通路が、ランダムに組み合わさった物になる。また、通常は一つのミッションでは固定された一つの敵勢力と交戦することになる。

主なミッション内容は以下の通り。

ミッションの種類 内容
掃滅
Exterminate
指定された数の敵を倒す。ミッションのレベルが上がるほど、指定数も増えていく傾向にある。
確保
Capture
ターゲットという特殊な敵個体に一定量のダメージを与えダウンさせた後、捕獲する。ターゲットはマップ内を逃げ回り、最後にはマップから脱出してしまう。脱出されるとミッション失敗となる。
また、ターゲットをあまりにも長時間ダウン状態のまま放置した場合、ターゲットが死亡してミッション失敗となる (確保ミッションの目的は、ターゲットを生かしたまま連れ帰ることであるため)。
妨害
Sabotage
敵施設への破壊工作を行う。タイルセットによって実施される破壊工作は異なり、中には何段階もの手順を経なければならないものも。
潜入
Spy
3か所のデータ保管庫に忍びこみ、データを盗み出す。保管庫にはセキュリティ (センサーカメラ、警備員の巡回等) が仕掛けられており、それらに発見されるとデータの抹消作業が開始され、一定時間経過後データが抹消されてしまう。回収ノルマ以上のデータを抹消されるとミッション失敗となる。
これらのデータ保管庫にはセキュリティに発見されづらい隠し通路が用意されており、それを利用してデータ端末までたどり着くのが基本となる。またデータ抹消は即座に完了するわけではなく、抹消作業中に回収することもできる。見つかっても諦めず回収に挑戦するのも手だ。
救出
Rescue
牢獄に捕らえられた味方NPCを解放する。牢獄では看守 (ワーデン) が巡回しており、見つかると処刑装置のタイマーを作動させる。これによる処刑が完了する、または解放後のNPCが攻撃を受け続け死亡するとミッション失敗となる。
潜入と同じく、ワーデンに見つかりにくい隠し通路が用意されている。
防衛
Defense
エンドレス型ミッション
ウェーブ単位で襲ってくる敵から防衛対象を守る。ウェーブごとに発生する敵を全滅させないと次のウェーブへ進行しない。防衛対象のヘルスが0になるとミッション失敗。
防衛対象は基本的にその場から動かないオブジェクトであるが、特殊な防衛ミッションではNPCを防衛する場合もある。
機動防衛
Mobile Defense
Lotus による敵施設へのハッキングを補助する。具体的には、スタート地点に置かれたデータマスを数か所にある端末に順番に運び、接続すればよい。ハッキングにはそれぞれの端末につき1分程度の時間を要するため、その間端末を敵の攻撃から守る必要がある。防衛と似ているが、こちらは必ずしも敵を全滅させる必要はない。
耐久
Survival
エンドレス型ミッション
陽動のために警報を鳴らした後、5分以上生き残る。警報作動後は「生命維持装置」がシャットダウンされるため、敵を倒すと落とす小型生命維持カプセルや、Lotusが一定間隔で送ってくれる大型生命維持装置を利用しながら生き残る必要がある。
傍受
Interception
エンドレス型ミッション
4か所の通信タワーを占拠し、敵より先に暗号通信を傍受・解読する(具体的には、パーセンテージを100にすればよい)。敵はテンノが占拠した通信タワーを、占拠したそばから取り戻そうとするため、単に敵を倒しながらタワーを順番に占拠していると失敗しやすい。楽にこなすなら、敵を足止め・拘束するクラウドコントロール系のアビリティを活用すると良いだろう。
発掘
Excavation
エンドレス型ミッション
採掘機を設置した後、それにパワーセルを供給しつつ、敵の攻撃から防衛する。採掘機は同時に複数設置することも可能。「クライオティック」というこのミッション固有の素材を手に入れることができる。
ハイジャック
Retrieval
大型の奪取対象を前進させ、敵の攻撃から守りつつ回収地点まで運ぶ。前進させるには、Warframeのシールドをエネルギーとして奪取対象に吸収させる必要がある (ただしシールドを持たないNIDUS, INAROS を使用する場合、代わりにヘルスを吸収させる)。また、奪取対象は敵を攻撃を受けずとも一定間隔でヘルスが減っていくため、あまりに時間をかけすぎると失敗となってしまう。
脱出
Defection
エンドレス型ミッション
Kavorと呼ばれるグリニアから離反した者たちの脱出を補助する。Kavorのいる場所は感染体によって汚染されており、汚染によってKavorの体力は徐々に減っていく。このため、途中に設置してある回復ステーションを起点にする必要がある。更に、一定間隔でグリニアの「General Sargas Ruk」やシンジケートの「レッド・ベール」が刺客を送り込んでくるため、それらにも対処する必要がある。
クロスファイア
Crossfire
通常のミッションと違い、複数の敵勢力と交戦する。ミッション目的は敵を一定数倒す掃滅であることが多いが、時たま潜入や妨害が指定されることもある。
感染回収
Infested Salvage
エンドレス型ミッション
感染体に侵されたコーパス船の積荷目録を回収するため、Lotusが感染体に侵されたコンソールにアクセスするのを補助する。具体的には、バーポライザーと呼ばれる装置に敵が落とす抗体を注入し、感染体を除去するフィールドを発生させ、それがコンソールを包み込んだ状態を維持するという手順である。
分裂
Disruption
エンドレス型ミッション
コンジットと呼ばれる防衛対象を、デモユニットという特殊な敵個体から防衛する。コンジットは1ラウンドにつき4つ生成され、敵の落とすキーを差し込むことで起動し、デモユニットが出現する (複数同時に起動することも可能)。デモユニットは起動されたコンジットを目指して移動し、到達すると自爆してコンジットを破壊してしまう。到達前にデモユニットを倒すか、アビリティ等で拘束し続け、一定時間コンジットに到達させなければ防衛成功となる。また、コンジットは起動と同時にランダムでバフ・デバフが発生させる。
デモユニットは独特の音を発しながら移動するため、これを頼りに居場所を見つける必要がある。
抹殺
Assassination
いわゆるボスステージ。いずれのボスも雑魚的とは一線を画す攻撃力・耐久力を持ち、更に倒すには複数の手順を踏むことや、特殊なギミックを利用することが求められる場合も多く、一筋縄にはいかない。
ジャンクション
Junction
新たな惑星へ進むための関門となるミッション。
ジャンクションの入り口に示された課題を達成した後に、中にいる様々なフレームの姿を模したボスを倒すことで、新たな惑星への道が開かれる。
内部でのボス戦は他の多くのミッションと異なり、一人(ソロ)の状態でのみ挑むことが出来る。
追跡
Pursuit
アークウィングのミッション。輸送船「クオリア」の動力を停止させ、ブラックボックスを入手する。
ラッシュ
Rush
アークウィングのミッション。制限時間内に、3隻のコーパスの輸送船を破壊することを目的とする。
小戦
Skirmish
エンペリアンのミッション。現状、エンペリアンに実装されているミッションタイプはこれのみ。
敵の小型戦闘機の一定数撃破と、「クルーシップ」と呼ばれる大型兵員輸送船内部への侵入及びリアクター破壊工作という、「掃滅」と「妨害」を組み合わせたようなミッション内容を基本とする。ミッション難易度によっては、これに加えさらなる破壊工作や要人の抹殺を行う。

特殊なミッション

本ゲームのミッションの中には、上記の通常ミッションをベースに特殊な仕様を追加した、特殊なミッションも多数存在している。いずれのミッションも、通常ミッションでは得られない報酬を得られる場合が多い。

ランダム・期間限定タイプ

  • アラートミッション
    時間制限付きで発生するミッション。通常のミッションよりも多めのクレジットがもらえ、希少なアイテムやMODが報酬になることがある。アップデート24.3にて、下記のNightwave に置き換えられる形で、通常のアラートミッションは発生しなくなったが、運営側からのプレゼントとして、とても貴重なアイテムが報酬に設定される「Lotusからの贈り物」のような、特殊なアラートミッションは現在でも発生する。
    • ハンターアラート
      アラートミッションの特殊なバリエーション。いくつかのミッションが連なって出され、クリア条件を満たすと特別な報酬がもらえる。どちらかと言えばイベントに近く、短いながら特別なストーリーが同時に語られる。
  • Nightwave
    Nora Night が主催する海賊ラジオ。毎週新しく指定される課題をクリアすることで地位ポイントを稼ぐことができ、地位が一定以上貯まるごとに報酬を受け取ることができる。この報酬として受け取ることができるものの中に、「クレド」という通貨があり、これを消費して、これまでのアラートミッションで報酬となっていた、Warframeのヘルムの設計図や、各種オーラMODなどを購入できる。
  • Void 亀裂
    主にエンドレス系ミッションの報酬でもらえる「Void レリック」を開封するためのミッション。ミッション中に敵がドロップする反応物質を10個集めることで開封でき、Prime 装備のパーツや設計図を入手できる。
  • 侵攻
    グリニア・コーパスによる互いのテリトリーへの侵攻。どちらかの側に付いて戦うことで特殊な素材アイテムや、特製武器のパーツを報酬として受け取れる。ミッション中はクロスファイアのように両方の勢力の敵キャラが出現するが、自分が味方に付いている勢力の敵キャラは味方として振る舞う。
  • 感染拡大
    感染体によるグリニア・コーパス陣営への侵攻。各勢力に協力して感染体を退けることで、侵攻と同様に特殊な素材を報酬として得られる。なお、感染体側に味方するということはできない。
  • イベントミッション
    「○○作戦」という形で時折開催される、非常に大規模なイベントミッション。新規実装の特別装備等、報酬は豪華ではあるもの、難易度も相応に高い場合が多く、最後まで攻略するなら高レベルの装備が求められる。また、ゲームの世界観やストーリーにも密接に関わる場合が多く、イベントの成果次第では今後に何かしらの影響が出る場合がある。
    多くのイベントは一度きりの開催で終了となるが、中には定期開催となっていて、一定周期でリバイバル開催されるものもある。

ランドスケープ

敵の施設内などの、室内を舞台としたマップが多い通常ミッションとは異なる、広大な屋外空間を舞台とする特殊なマップ。ミッション名が「自由行動」となり、通常マップでは発生しない独自のミッションを受注できる他、モリ突き漁や宝石採掘、動物保護などのアクティビティに勤しみ、スロー(?)ライフを満喫することも可能。

最初に実装された「エイドロンの草原」時点では「オープンワールド風マップ」と呼ばれており、現在でもそう呼ばれることもある。

2020年12月現在、以下の3種類が存在する。

  • エイドロンの草原
    地球に存在するランドスケープ。
    かつてオロキン帝国とセンティエントが争ったという古戦場で、現在はオストロンの民が住み着き、「シータス」の村を拠点に開拓を行っている。その一方、草原内では「タスク」の称号を持つグリニア兵が様々な場所に基地を設置し、侵攻を狙っている。昼夜の概念があり、昼はグリニア兵がそこら中を闊歩している他、上空から輸送船で送り込まれてくることもある。夜はグリニア兵の活動が縮小する代わりに、「ボンバリスト」や「テラリスト」といった古のセンティエントの残骸がマップ内を徘徊するようになる。
  • オーブ峡谷
    金星に存在するランドスケープ。3つのランドスケープの中では最も面積が広く、起伏が激しい。
    かつては灼熱の大地だったが、ソラリスの民がオロキンの遺産である「涙の塔」と呼ばれる冷却タワーを起動したことで、寒冷だが命溢れる土地に生まれ変わった。近年ではNef Anyo直属の、「テラ」の称号を持つコーパス兵たちの侵攻により、生態系が崩されつつある。
    昼夜がない代わりに気温の概念が存在し、温暖か寒冷かで出現する魚 (というよりは水中ドローンだが…) が変化する。
  • カンビオン荒地
    火星の第二衛星ダイモスに存在するランドスケープ。地表面積自体は3つのランドスケープの中では最も小さいが、他2つに比べ非常に構造が複雑かつ長大な洞窟が多数形成されているため、実質面積では引けを取らない。
    感染体に覆いつくされたダイモスの中でも特に感染が進んでいる地域であり、植物のような造形を持つ「ダイモス種」の感染体が生息し、中には他では見られないほどの異形へと進化した感染体も見られる。各地に腫瘍のようなオブジェクトが散在し、魚が粘液の池から浮上して空中を泳ぐなど現実離れした光景を生み出している。
    その一方で、感染に適応した動物や魚も生息しており、決して感染体しかいない土地というわけではない。
    VomeとFassという2体の龍のような感染体が終わることのない抗争を続けており、どちらが支配しているかが、カンビオン荒地に環境サイクルをもたらしている。支配者によって出現する魚が変化する他、Vome支配時には自立稼働する味方のネクロメカが出現するが、Fass支配時には壊れて停止してしまうといった違いが発生する。

エンペリアン

レールジャックを用いた、アークウイングのものとは大きく異なる宇宙戦ミッション。分隊内レールジャックの操縦、アークウィングによる遊撃、損傷個所の修理などの役割分担を行いながら、ミッションを遂行していく。自前のレールジャックの作成にはクランへの加入が必須となるが、エンペリアン自体はゲストとして参加することで、クランへ加入することなく行える。

ただし、通常のミッションと比べて敵が強く、またミッション内でやるべきことが多い。挑戦する場合、どういったことをしないといけないのか、逆にどういった行動は取らない方が良いかを事前に確認しておきたい。

エンドコンテンツ

本ゲームのミッションの中でも難易度が高く、熟練テンノ向けとされるもの。とはいえ、敵のレベルなどには大きな差があることから、一口にエンドコンテンツといっても実際の取り組みやすさはまちまちといったところ。

  • ナイトメアモード
    一つの星の通常ミッションのすべてをクリアすることで、その星に出現するようになる特殊ミッション。ミッション全クリアを達成した星が増えれば、その数だけナイトメアの出現数も増える。ミッション地点が赤く染まっているものがそれだ。
    内容としては、まず敵のレベルが通常ミッションから+10され、さらに敵の攻撃威力がアップする。それに加え、ヘルスダメージを防ぐシールドが無効化される、アビリティ用のエネルギーが猛スピードで減少するといった過酷な条件が課される。
    報酬は、各ステータスの上昇値が通常より低い代わりに、複数のステータスが上昇する「ナイトメアMOD」という特殊なMOD。
  • ソーティー
    特定のクエストをクリアすることで挑めるようになる、3つ一組の高難度ミッション群。
    難度の増加要因としては、手始めに単純に敵のレベルが非常に高い点。通常ミッションで敵レベルが最も高いマップはレベル40~45なのに対し、ソーティー第1ミッションの敵レベルは50~60、第2ミッションなら65~80、第3ミッションともなると80~100と、文字通り桁違いのレベルとなる。その上、特定の武器種のみ使用可能、敵の耐性アップといったナイトメアモードとはまた異なる特殊条件が課されるのも辛いところである。
    3つ全てをクリアすることで、一日に一度だけ、Riven Modや大量のENDOに引き換えられるアイテムといった、本ゲームのレアアイテムの中でも貴重度の高いアイテムが手に入る。
  • トライアル
    通称レイド(Raid)。最大8人で挑める高難度ミッション。敵の数・レベルともに桁違いに高いものの、クリアするとWarframeに特殊効果を付与できるアイテム「アルケイン (Arcane Enhancement)」が手に入る。アップデート22.14.0 で無期限休止となり、アルケインの入手先は下記のエイドロンハントへと移った。
  • アリーナ
    PvPモードのルールの下で、強力な敵NPCと対戦するコンテンツ。通常ミッションに用に敵が回復アイテムをドロップせず、マップ内に設置されたもので賄う必要がある、ギア使用不可などの条件下で戦う。コーパスの「インデックス耐久」とグリニアの「Rathuum」がこれに該当する。
    • インデックス耐久
      Nef Anyoが海王星にて開催している賭博デスマッチ。テンノとAnyoコーポレーションの「ブローカー」達が、ゲーム内通貨であるクレジットを賭けて戦う。このモードでは、「低リスク」「中リスク」「高リスク」の3つの難易度があり、ミッション開始時にまず、難易度に応じた額の掛け金を支払う。ミッション中は、敵ユニットを倒すことで緑色の「インデックスポイント」をドロップさせ、これをゴール地点まで運んで得点を得ることが目的となる。指定された得点以上を獲得して勝利することで、掛け金に対して報酬となる大量のクレジットが上乗せされて返却される。逆に敗北すると、掛け金は全て没収となる。
      インデックスポイントの運搬中は「金融強制」と呼ばれるデバフが発生する。内容はヘルス最大値の低下とエネルギーの減少で、インデックスポイントを大量に拾うほど、デバフも蓄積していく。このため、こまめにポイントをゴールへ運んでデバフの影響を抑えるか、逆にデバフを顧みず一気に大量のポイントを貯め込むかの選択を迫られることになる。
    • Rathuum
      Kela de Thaymがセドナで開催している公開処刑とグリニア兵向けの見世物娯楽を兼ねたアリーナ。Kela配下の「死刑執行人」たちと戦うことになる。先に25キルしたチームが勝ちとなり、Kela de Thaym自身に挑むための「審判ポイント」と、レアなスタンスMODなどを報酬として得られる。
      対戦相手の死刑執行人たちは、常にテンノ側のメンバー数以上の数が投入され、数的不利を強いられることになる。更に、ランダムで特殊効果の「モディファイア」が適用される。モディファイアの効果は、執行人側に有利となるものが圧倒的に多い。「Rathuumの囚人にフェアプレイは存在しません」という公式の謳い文句の通りの不利な状況を打破する必要がある。
  • クバサイフォン
    ミッション内にグリニア女帝の命により、「クバサイフォン」という装置が現れるミッション。この装置を特殊な手順で破壊することで、Riven Modのサイクルなどに利用できる「素材としてのクバ」を得ることができる。サイフォンの周囲には、ミッションの勢力に関係なくグリニアの女帝直属部隊が護衛に現れる。1か所だけ現れる派生ミッションの「クバフラッド」は、クバを通常の2倍得られるものの、敵のレベルが跳ね上がる (ソーティーの最終ミッションと同等の80~100)。
  • エイドロンハント
    エイドロンの草原に出現する巨大センティエント「エイドロン テラリスト (Eidolon Teralyst)」およびその派生種を討伐するミッション。巨大な見た目に違わぬ桁違いの耐久力と強力な攻撃を持つ上、通常の手段ではダメージが入らないようになっている。トライアルに代わり、報酬としてアルケインを入手できるミッションである。
  • オーブマザー討伐
    オーブ峡谷に出現する、蜘蛛に似た巨大メカである「オーブマザー」を討伐するミッション。オーブマザーは「プロフィット・テイカー オーブ」と「エクスプロイター オーブ」の2種類がおり、前者は条件を満たすといつでも挑戦できるが、後者はある定期イベント中に入手できるアイテムが必要となる。
  • サンクチュアリ交戦
    セファロン・シマリスによる実験という設定のコンテンツ。シマリスの作り上げたデータ世界の中で、敵のデータと次々交戦し、効率よく敵を処理しつつ生き残ることを目標とする。出現する敵は全ての勢力の中からランダムに選ばれ、データエリアの移行ごとに切り替わる。通常モードの他、敵のレベルが2倍近くになり、アビリティの連続使用に制限がかかる「エリートサンクチュアリ交戦」が存在する。
  • 仲裁
    星系マップのすべての通常ミッションをクリアしたテンノに、アービターズ・オブ・ヘクシスから課される試練。開発名の「エリートアラート」「リーサルアラート」の名前で呼ばれることもある。アラートの性質通り1時間に1回のみ出現しする。
    通常のミッションでは、倒されても無条件で4回まで復活することができるが、このモードでは特定の手順を踏まなければ復活することができない。またミッション内では周囲の敵を無敵化するユニットが定期的に登場するため、これの処理がカギとなる。
    各ミッションクリアや特定の敵のドロップで得られる「ビタス・エッセンス」を報酬と交換することが出来る。
  • クバ・リッチ

「オレたち、ウジムシ。でもウジムシも… いずれ… トべる。」

女帝によって、大いなる古き血統による不死身の肉体と、フレームのような4つのアビリティを操る強大な力を得たグリニア兵。最初は名無しのザコ「クバ・ラルブリング」として出現し、それを特定の手順で倒すことで「クバ・リッチ」が生まれる。
元は名無しのザコであったにもかかわらず、その力はボスを差し置いて複数の星を支配できるほどに強力。彼らの支配下にある星では、ミッションをクリアした際の報酬の一部を奪われてしまう。その上、元となるクバ・ラルブリングは、特定のクエストをクリアすると突然登場するようになるため、間違ってリッチ化させないように注意
不死身である彼らを倒すには、Parazonに正しい順序で特定のMODをセットし、Mercyにより、3回とどめを刺さねばならない。倒すことができれば、彼らの持つユニーク武器を入手するか、彼らを味方として出撃させられるようにするかを選ぶことができる。

  • 鋼の道のり
    仲裁と同様の「星系マップのすべての通常ミッションをクリア」という条件で解禁されるコンテンツ。Teshinにより、さらなる高みへ上り詰めるための試練として課される。
    内容としては、これまでの強化した装備を維持したまま再び地球から再出発し、再びの星系開拓に挑むというもの。これだけだと「強くてニューゲーム」のようなものにも思えるが、そこは試練。敵に以下のような超強化が施されるため、「(敵も)強くてニューゲーム」といった方が実態に近いだろう。
    1. 敵レベルが通常マップに+100される(最初のマップなら通常1~3のところを101~103、最終版の通常40~45のマップなら140~145、といった具合)。
    2. 敵のヘルス・装甲・シールドが各+150%増加する。

このように敵が格段に硬くなっているため、そうした敵にも通じる攻撃手段を持っていきたい。
テンノ側の恩恵としては、各ミッションクリアや特定の敵のドロップで得られる「スティール・エッセンス」を報酬と交換することが出来る他、ミッション中の素材とMODのドロップ率が増えるため、敵に対処さえできるなら、通常マップよりも高効率でファーミングを行える点が挙げられる。

  • 隔離庫とアルカナ隔離庫
    カンビオン荒地における特殊な依頼ミッション。カンビオン荒地では、他2つのランドスケープのような巨大ボス討伐のコンテンツが存在していないため、この隔離庫ミッションが実質的なエンドコンテンツとなっている。
    通常の隔離庫依頼は、ダイモスの地下深くに隠されたエントラティの遺跡の探索、特に「隔離庫」と呼ばれる一種の宝物庫の内容物回収を目指すミッションである。敵としては普通種の感染体はもちろんのこと、通常依頼でボスとして出現する上位種感染体や、普段はテンノ側として運用されるネクロメカが敵対して襲い掛かってくる。報酬はエントラティ製のネクロメカ武器用パーツの残骸と各種レア素材。また、敵対ネクロメカがドロップするネクロメカ本体の残骸やネクロメカ用MODも実質的には本コンテンツの報酬と言えるだろう。
    アルカナ隔離庫の依頼は、通常の隔離庫依頼をクリアすることで開放される。発掘したエントラティの遺跡内で様々な実験や採集活動を行うことを目的としており、目玉報酬は新規実装のアルケイン各種。

PvP (対人戦)

本ゲームにはPvPコンテンツもあり、「コンクレーブ」というシンジケートと連携したコンテンツとして遊ぶことが出来る。PvPコンテンツを遊ぶことで専用の地位ポイントを得ることができ、それを通してPvP用のMODを獲得できる。なお、MODの種類や装備設定はPvEのものとは独立しており、別々に設定しなければならない。
ゲームモードとしては以下の4つが存在する。

  • セファロンキャプチャー - 一般的なシューターゲームのキャプチャー・ザ・フラッグに似たモード。4VS4の2チームに分かれ、セファロンを奪い合い、自陣へと運ぶ。規定ポイントを先取したチームの勝ち。
  • 全滅 - 8人で戦うデスマッチモード。相手を倒すことでドロップする「オロ」を収集することが目的である。倒しただけではポイントにならないので注意。最初に25のオロを収集したプレイヤーが勝利する。
  • チーム全滅 - 4VS4のチームで戦う全滅モード。やはりオロを収集することが目的となり、先に50のオロを収集したチームの勝利。
  • Lunaro - オロキン時代の古代スポーツという設定のモード。3VS3のモードで、ボールを奪い合い、相手のゴールに入れることで得点する。これだけなら現実のスポーツにも近いものがあるが、そこはSF世界観のゲーム。同じプレイヤーがボールを5秒間持ち続けていると爆発するというギミックがあるので、適度にパスしていく必要がある。20点を先取したチームの勝利。

MODシステム

MODの概要

フレームや武器は、"MOD"と呼ばれるカードのようなアイテムを装着することで、性能を強化できる。

本作における最も基本的な強化システムにして、最も重要な要素である。ある意味では、フレームや武器よりも重要と言えるかもしれない。

というのも、本作では基本的に、「装備のレベル(ランク)を上げるだけでは、ステータスの一部しか、あるいは全く強化がされない」ためである。

例を挙げると、フレームの場合、レベルを上げるとヘルス・シールド・アビリティ用のエネルギーの最大値といったものが上昇するが、装甲値やダッシュ速度といったステータスは上がらない。

武器の場合はより極端で、ランクの上昇に伴い上がるステータスは、「近接武器のフィニッシャーアタック(死角から仕掛けられる特殊攻撃)のダメージ倍率」のみ。ダメージやクリティカル率といった基礎ステータスは一切上昇しない。
このため、銃器類はレベルを上げても一切ステータスが上昇しないということになる。

こうしたランクを上げても上昇しないステータスは、MODで上昇させることになる。

例えばフレームでは、先述の本体ステータスの他、アビリティ効果の強化もMODによるものとなっており、強化段階によって威力や範囲が変わる。武器では、攻撃力・攻撃速度の増加、属性ダメージの追加などが行える。威力を求めると共に、使いやすいようにカスタマイズしていこう。

以上のように、本作では装備の性能を強化するならば、MODを装着することが必須となる。特にゲームを始めたばかりの人の場合、ゲーム内での説明が少ないのもあって、MODを装備しないままゲームを進めてしまいがち。もしまだ確認したことが無い場合、ぜひMODセグメントを一度確認してみよう。

MODの獲得と強化

MODはその多くが、ミッション中に倒した敵からのドロップや、クリア報酬で得られる。その他、MOD4枚と通貨を消費して、別のMODをランダムに1枚入手する「変換」という操作も可能だが、変換では出現しないMODも存在することに注意。

MODにはランクがあり、同じMODでもランクが高いものの方が強化幅も大きい。例えば、フレーム本体のヘルスを上昇させる「Vitality」というMODであれば、ランク0(無強化)であれば「40%上昇」のところ、ランク3ならば「160%上昇」になる、という具合だ。

MODランクの強化は、ENDOという素材を合成することによって行える。……のだがこのENDO、敵ドロップでは1回あたりの入手量が少なく、まとまった数を入手しにくい。加えて、合成の際に要求されるENDO数は、MODのランクを高めるごとに跳ね上がる。更に、ランクを上げると後述のMODコストも上がる。このため、合成を行う際は、事前に現在必要な強化量を検討しておくと良いだろう。

MODのコストと極性

MODにはコストの概念があり、装備に設定されたキャパシティを超えるコストのMODを装着することはできない。

装備のキャパシティを増加させる方法は以下の2つ。

  • 装備のランクを上昇させる
    装備をミッションで使用することでアフィニティと呼ばれる経験値を獲得し、ランクを上昇させる方法。装備の基本キャパシティはランクと一致した数字になるため、ランク4ならばキャパシティは4、ランク30ならばキャパシティは30ということになる(ただし、後述のマスタリーランクによる影響もあるため、必ずしも全てこの通りになる訳ではない)。なお、いくつかの例外を除き、基本的に装備の最大ランクは全て「30」である。
  • スーパーチャージを行う
    装備に対して特定のアイテムを使用する「スーパーチャージ」を行うことで、キャパシティを2倍にすることが可能。スーパーチャージを行った場合、ランク4の装備ならばキャパシティは8、ランク30ならばキャパシティは60という風になる。
    なお、スーパーチャージに使うアイテムは下記の2種類があり、それぞれ使用できる対象が異なるため、要注意。
    • オロキン リアクター: フレーム本体、アークウイング、ネクロメカ、各種コンパニオンに使用可能。
    • オロキン カタリスト: 武器 (アークウイング武器、コンパニオン武器含む) に使用可能。
  • オーラMOD・スタンスMODの装着
    一般のMODは、装着すると書かれている数値コスト分のキャパシティ消費するが、オーラMODとスタンスMODの2種類だけは例外。これらは、書かれている数値分だけキャパシティを増加させる。加えて、後述の極性がスロットとMODで一致している場合、キャパシティ増加量が2倍になる。
    • オーラMOD: フレーム本体に装着でき、キャパシティ増加の他に戦闘で役立つパッシブ効果も付与してくれるので、基本的に持っているのに付けない理由は無いといってよい。
    • スタンスMOD: 近接武器に装着でき、キャパシティ増加の他に武器の攻撃モーションを変化させる効果がある。変化したモーションの好き嫌いが分かれるところなので、こちらは場合によっては装着しないこともあるかもしれない。

逆に、装着したMODのコストを減らす方法としては、極性を利用する方法があげられる。

各種MODを見ると、多くのものには以下のようなマークが描かれている。また、装備のMODスロットにも、こうしたマークが設定されているものがあるはずだ。

極性1 極性2 極性3 極性4 極性5 極性6

これらのマークを「極性」といい、装着するMODスロットの極性とMOD自体の極性を一致させることで、コストを半減(ただし、小数点以下は切り上げ)させることができる。逆にこれが一致していないと、コストが1.25倍に増えてしまう

この極性は、武器やフレーム等のランクを最大にした状態で「フォーマ」という消費アイテムを使うことでスロットに対して1つ、自由に付与できる。しかし、フォーマを使用すると当該装備のランクは0に戻ってしまう。この状態でもう一度経験値を得て、装備のランクを最大にすれば、更にフォーマを使用できる。

このように、フォーマによる極性付与を繰り返し行い、同じキャパシティの中でもより多くのMODを装着できるようにすることが、Warframeにおいて最も重要な強化の方法と言えるだろう。

Riven MODについて

主に高難度コンテンツの報酬として手に入る、紫色をした特殊なMOD。通称「Riven」。簡単に言うと、「使用できるマスタリーランクに制限があり、MODに書かれている武器にのみ装着可能かつ、複数の種類のステータスに補正をかけられる」というものである。

Riven MODは、手にした段階では何の効果も持たない「ベールRiven」の状態になっている。この状態では、説明欄に課題が記されており、ベールRivenを装着した状態で課題を達成した時、初めて武器と補正内容、使用できるマスタリーランクが明らかとなる。

Rivenによるステータス補正には、良い方向の補正だけでなく、デメリットとなる補正 (例: ダメージが減少する、リコイルが上昇する等) が付くこともある。通常、同じ武器かつ良い補正がかかる項目が同じである2つのRivenを比べた場合、デメリットのあるRivenの方が、無いRivenよりも補正量が大きい傾向にある。

各武器には、このRiven MODによる補正の量を示す「Riven性質」というステータスが設定されている。Riven性質は、大まかに●の数で表され、「●」~「●●●●●」の5段階が存在する。●の数が多いほど、その武器のRivenのステータス補正は大きくなる。ただしデメリット補正がある場合、デメリットの量も大きくなるので注意。

Riven性質は、ゲーム内で多くのプレイヤーが使う「人気武器」ほど低く、逆にマイナーな武器ほど高くなるように設定されており、定期的に見直しが行われる。

もう一つの特徴として、Rivenは「サイクル」を行うことで、ステータス補正の内容を変更できることが挙げられる。
サイクルには、クバサイフォンなどで得られる、クバという素材が必要となる。このクバを一定量消費することで、補正内容をランダムに再抽選できる。ただし、使用できる武器やMODの極性、使用できるマスタリーランクなどは変更できない。

余談

基本的には強化したMODを積めば積むほど、基礎ステータスやアビリティの効果は高まり、武器は強くなる……。のだが、それと同時に、各惑星のボスのレベルも強化されるようになっている。もし、どうしても特定のボスに勝てない場合、特にボス戦でほとんど使っていない装備のMODをあえて外し、ボスを弱体化させる……という手も取れなくはない。

クエスト

いくつかの組み合わされた一連のミッションをクリアすることで物語を進め、完了時に報酬を得られるシステム。

本ゲームのクエストは、「Warframeというゲームのストーリーや世界観を掘り下げるストーリー重視のもので、アップデートで新たに実装されたフレームや装備の設計図等がクリア報酬である」という形式であり、クエストという名前ではあるものの、実質的にはストーリーミッションとみなすこともできる。

このため、以前は基本的にクエスト自体も一度完了すれば二度とプレイすることはできなかった。しかし、近年のアップデートでリプレイ機能が追加されたため、多くのクエストは繰り返しプレイができるようになった (ただしクリア報酬は初回クリア時の一度しか受け取れないので、主にクエストで語られるストーリー自体をもう一度楽しむための機能、という意味合いが強い)。とはいえ、一部依然としてリプレイ不可のクエストもある。

また一部のクエストのクリアは、新たな星への関門である「ジャンクション」への挑戦条件になっている。

Warframeと戦闘用乗り物・武器

本作には非常に多種多様な戦闘用装備が登場する。ここでは、プレイヤーキャラクターとなるWarframeと戦闘に利用できる乗り物、それらのための武器について紹介する。

Warframe

本ゲームではWarframe (単にフレームとも) と呼ばれる強化外骨格をプレーヤーキャラとして使うことができる。フレームは設計図や素材を集めて製作することで手に入れることが出来る。課金通貨での購入も可能。

各々が4種類の特徴的な「アビリティ」を持っており、専用のエネルギーを消費してそれらを発動することで、強力な攻撃や回復を行ったり、敵を撹乱することができる。
このアビリティは、「Helminth クリサリス・システム」というものを利用して交換することも可能となっているが、これには制限事項も存在する(詳細は後述)。

以下の表で★の付いたフレームには、「Prime」と名のついた上位互換品が実装されている。Primeフレームはアビリティ内容には変化はないものの、基礎ステータスが上昇していたり、追加の極性を備える他、デザインがより豪華なものとなっている。
Prime品はVoid 亀裂ミッションにてオロキンの遺物である「レリック」を開封するか、他のテンノとトレードすることでパーツや設計図を入手できる。

Primeフレームの実装順は、大まかには元となったフレームの実装順に従うものの、順番が前後する場合もある。

また、長期間続いているゲームであるが故に、敵のインフレに性能的に付いていけなくなるフレームが出てくることもある。そのように判断されたフレームに対しては、本体ステータスやアビリティの効果等の見直しである「リワーク」が行われる。

EXCALIBUR
エクスカリバー
(★)
※Prime版はゲーム初期の「ファウンダー」プログラムによってのみ入手できた。現在は新規入手不可であると明言されている。

剣の扱いに長けた男性型フレーム。初期選択フレームの一つであり、またWarframeというゲーム全体の顔役ともいえる存在でもある。ゲームのトレーラー映像や紹介スクリーンショット、バナーなどでも出番は多め。
戦場を駆け抜けながら敵を次々と切り裂く「Slash Dash」、強烈な光を放って敵の目をくらませ、足止めする「Radial Blind」、広範囲の敵にエネルギーのジャベリンを打ち込む「Radial Javelin」など、攻守共にバランスのとれたアビリティを持つ。また、初期選択フレームの中でも耐久面に優れ、故に初心者向けと言える(ゲーム内の説明文でも「初心者にとって理想的」と述べられている)。後のリワークでエネルギーで形成された剣に持ち替え、近接武器として振るうアビリティ「Exalted Blade」が追加されたことによって、より剣士としての特性が強くなった。
Helmith クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Radial Blind」。
名の由来は、「アーサー王物語」に登場する、アーサー王の所持する聖剣。
また左記の通り、このフレームのPrimeバージョンは現在、半永久的に再入手手段が設けられることのないフレームとなっている。
それに伴い、このフレームだけのバリエーションとして「EXCALIBUR UMBRA」が存在し、ストーリーを進めることで入手可能となっている。このバリエーションはPrimeと同等のステータス強化に加え、一部アビリティに既存の効果の他、更なる特殊効果が加えられている。更にオペレーター状態での戦闘時にフレームが自律稼働し、オペレーターに追従して独自に戦闘を行うパッシブを備える。

LOKI
ロキ
高速・軽装甲の男性型フレーム。 ホログラムのデコイを召喚する「Decoy」や光学迷彩により透明化する「Invisibility」、対象と位置を入れ替える特殊なテレポート「Switch Teleport」で敵の目を欺き裏をかきつつ、ここぞという時には敵の射撃武器の一切を使用不能にする「Radial Disarm」によって味方をアシストする隠密特化・支援型。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Decoy」。
名の由来は北欧神話の気まぐれな悪戯・策略好きの神様。
MAG
マグ
磁力を操る女性型フレーム。磁力によって敵を転倒させつつ引き寄せる「Pull」、弾丸を偏向させ敵の体に集める「Magnetize」、敵のアーマーやシールドを減衰させつつダメージを与える「Polarize」、敵の骨を磁化し、足止めしつつ大ダメージを与える「Crush」という攻防一体のアビリティを持ち、様々な局面に対応可能。初期選択フレームの一つ。
Helmith クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Pull」。
名の由来は、ずばり「磁気 (Magnetism)」。
EMBER
エンバー
高熱の炎を操る女性型フレーム。以前は炎からイメージされる通りの、純粋な攻撃特化型であった。リワークによって火球を放つ「Fireball」や広範囲の敵に隕石を落とす「Inferno」といった攻撃アビリティに加え、炎の鎧をまとって被ダメージを軽減する「Immolation」や炎の波を放ち敵を転倒させつつ、装甲を減衰させるクラウドコントロールとデバフの複合アビリティ「Fire Blast」を身に着け、単なる攻撃一辺倒ではなく、自衛や支援もこなせるようになった。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Fire Blast」。
その名は「燃えさし」または「残り火」を意味する。
RHINO
ライノ
重装甲の男性型フレーム。敵に向かって突進し吹き飛ばす「Rhino Charge」や表皮を硬化させダメージを遮断する「Iron Skin」、地面を踏み鳴らした衝撃で周囲の空間を歪め、敵を宙に弾き上げる「Rhino Stomp」を持つ豪快なパワーファイターだが、自身の雄たけびにより味方を鼓舞し、敵へのダメージを上昇させる「Roar」により、味方支援を行うことも可能。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Roar」。移植時はダメージ上昇量が減少する他、他のダメージ増加アビリティとは共存不可。
名の由来は頑強な皮膚と突進力に定評のある「サイ(Rhinoceros)」から。
VOLT
ヴォルト
電気を操る男性型フレーム。「Shock」や「Discharge」による放電攻撃や銃弾を防ぐ電磁シールドを展開する「Electric Shield」、一定時間自身と味方の移動と攻撃の速度を上昇させる「Speed」により、攻撃と味方支援のどちらもこなせる。特にSpeedを突き詰めれば圧倒的な移動速度を実現できることや、イカと呼ばれる特徴的なヘルムのデザインから、一部では神格化非常に愛されている。初期選択フレームの一つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Shock」。
名の由来は「電圧 (Voltage) 」。
ASH
アッシュ
開発時はずばりNINJAという名前だった。元ネタずばりの「Shuriken」や、ENMAKUにより姿を隠す「Smoke Screen」、敵との距離を一瞬で詰める「Teleport」、分身を解き放って敵を次々にANSATSUしていく「Blade Storm」を持つ、ある意味では最もニンジャらしい隠密・攻撃型のフレーム。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Shuriken」。
現在は男性型であるが、実装前のコンセプトアートでは女性型としてデザインされていた。
名の由来は灰(ASH)。
TRINITY
トリニティ
治癒の力を持つ支援型女性フレーム。瞬時に味方の体力を回復し、敵からのダメージを減少させるバフ効果を与える「Blessing」や敵とエネルギーリンクを結び、受けたダメージを敵になすり付ける「Link」、敵にダメージを与えつつ、仲間に体力やエネルギーを分け与えて強化する「Well of Life」「Enegy Vampire」といったアビリティを持つ、治癒・支援に特化したヒーラータイプ。特に攻撃が激しい高レベル帯では貴重な存在。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Well of Life」。
その名は「三位一体」を意味し、ひいては「調和」を意味するものか。
FROST
フロスト
冷気を操る男性型フレーム。狙った敵を氷漬けにする「Freeze」や鋭い氷の波で敵を攻撃する「Ice Wave」、周囲の敵全てを凍らせる「Avalanche」といった、冷気によって敵を凍結・粉砕する攻撃アビリティを持つ。また、外部からの射撃を一定分防げる冷気のドーム (通称:かまくら) を作る「Snow Globe」も持ち、定点防衛系のミッションでは定番のフレームでもある。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Ice Wave」。
その名は「霜」または「氷点下の温度」を意味する。
NYX
ニュクス
超能力により精神を操る女性型フレーム。テレキネシスによる弱化針「Psychic Bolts」で敵の守りを解いた後、範囲内の敵全てを混乱させる「Chaos」や、敵を洗脳して味方に付ける「Mind Control」によって同士討ちさせる戦法を得意とする。更に、空中でZAZENを組み、敵からの攻撃を吸収・反射させるアビリティ「Absorb」を持ち、とことんまで敵の能力を逆利用することを志向したフレームである。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Mind Control」。
名の由来は、ギリシャ神話における夜の女神。
SARYN
サリン
強力な毒素を操る女性型フレーム。蛇のように脱皮して毒をまとった抜け殻を残す「Molt」で敵を欺き、自身の攻撃全てに毒を帯びさせる「Toxic Lash」や腐食性の胞子を拡散させる「Spore」、広範囲に感染ダメージの瘴気を放つ「Miasma」で全てを溶解させる。後のアップデートでリワークが入り、アビリティ同士が強力な相互作用を生むようになった。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Molt」。
視線の届かない場所も含めて広範囲にダメージをばら撒くことが出来るため、広範囲殲滅が求められるミッションでは人気の一体。
猛毒である「サリン (Sarin)」がその由来だが、過去に起きたテロ事件を想起させるとして、協議の結果綴りを変えてリリースされたという経緯がある。
BANSHEE
バンシー
音波を操る女性型フレーム。超音波を叩きつけ転倒させる範囲攻撃「Sonic Boom」や「Sound Quake」、敵の銃声察知能力を奪う「Silence」、敵の弱点を暴きだしてダメージを増加させる「Sonar」といったアビリティを持つ、隠密・支援タイプ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Silence」。
名の由来はケルト神話における、死を告げて泣き叫ぶ妖精。
VAUBAN
ヴォーバン
防衛や攻撃支援に特化した男性型フレーム。敵を追尾して電流によるスタンを与えるドローン「Tesla Nervos」や4種類の使い分けが可能な設置型トラップ「Minelayer」、敵の動きを封じ込めるフィールド「Bastille」によって敵の動線や進行を制御しながら戦う戦闘工兵型。リワークによって上空からの支援砲撃を要請するアビリティ「Photon Strike」が追加され、対応できる局面が広まった。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Tesla Nervos」。
名の由来は、要塞攻城の名手「セバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン」。
NOVA
ノヴァ
コミュニティのデザインを基に導入された、危険な反物質を操る女性型フレーム。敵を自動的に狙い貫く反物質塊を生み出す「Null Star」や、敵味方のあらゆる攻撃を吸収してダメージを増幅させる反物質の爆弾を放つ「Antimatter Drop」といった攻撃アビリティの他、広範囲の敵に反物質をまとわせ、移動速度を制御しつつ連鎖爆殺させる「Molecular Prime」や、狙った場所にテレポートできるゲート「Wormhole」の設置が可能。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Null Star」。
その名は「新星」を意味し、星の爆発によって生まれる膨大な力になぞらえている。
NEKROS
ネクロス
ネクロマンサーをモチーフとした男性型フレーム。敵の魂を抜き出し弾丸として放つ「Soul Punch」、対峙した敵に恐怖の感情を植え付け逃げまどわせる「Terrify」、倒した敵の影を多数呼び出して戦わせる「Shadows of the Dead」など、敵の死に関する事象を利用するダークなアビリティを持つ。特に、敵の死体から更にドロップアイテムを生み出す「Desecrate」は彼の代名詞的アビリティであり、エンドレス型ミッション等の長期戦が予想されるミッションや、ファーミングと呼ばれる特定のアイテムや素材の獲得を狙うプレイでは非常に重宝される。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Terrify」。
余談だが、コーデックス (解説ページ) は心臓が飛び出すほど怖い。
名の由来は、ギリシャ語で「死」を意味する「Nekro」。
VAKLYR
ヴァルキア
とある非道なプロジェクトにより生まれた女性型の狂戦士フレーム。溢れ出す殺意を解放する事で無敵になり、自身の鉤爪「Hysteria」やフックショット「Rip Line」で縦横無尽に戦場を暴れ回る。一方で、狂気に陥りながらも味方に対する恩義を忘れてはおらず、雄叫びを上げることで、敵を怯ませスタンや減速を与える「Paralysis」や、味方を鼓舞して攻撃速度を上昇させる「Warcry」により、味方支援を行うことも可能。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Warcry」。移植した場合、攻撃速度の上昇量が低下する。
名の由来は、北欧神話における戦乙女「ワルキューレ (ヴァルキリー, Valkyrie)」。
OBERON
オベロン
アビリティの効果とそれらの組み合わせにより、実に様々な能力を兼ね備えている高汎用男性型フレーム。敵から取り出した負のエネルギーを弾丸として放つ「Smite」、地面を正義の炎(と言っても、グラフィック上は草原にしか見えないが……)によって浄化し、敵へのダメージと味方への状態異常防止効果を与える「Hallowed Ground」、周囲の敵全てを持ち上げた後、信念をもって叩き落しダメージを与えると共に短時間目を潰す「Reckoning」に加え、味方に徐々にヘルスを回復させる効果を付与する回復アビリティ「Renewal」を併せ持つ。前者3つの攻撃アビリティは放射線ダメージがメインで、混乱による同士討ちを引き起こす可能性がある。さらに、これらのアビリティは組み合わせて使用することで相互作用を発生させ、それにより敵の装甲減衰や味方の装甲増加まで行える。非常に多能なフレームといえるだろう。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Smite」。
余談だが、銀河の均衡を保つことを目的とするテンノの中でも、ハイレベルでバランスの取れた能力を持つOBERONは「テンノが維持すべきとされるバランスを体現した存在」とみなされていることがゲーム中で述べられている。
名の由来は、中世文学における妖精族の王。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」にも登場。
ZEPHYR
ゼファー
風を操る女性型フレーム。「Tailwind」によって空中を自由自在に移動し、上空から各種武器や高密度の空気砲弾「Airburst」で攻撃を仕掛けるなど、空中での機動性、上空からの攻撃能力に長ける。このほか風による結界「Turbulance」で敵の銃弾を逸らしたり、強烈な竜巻を複数発生させ敵を巻き上げる「Tornado」といったアビリティを持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Airburst」。
屋内で戦うことも決して不可能ではないものの、その性質上、彼女が最もパフォーマンスを発揮するのは屋外に面したエリア、特にランドスケープのような広いエリアであろう。
余談だが、彼女が主役のミニゲーム「Happy Zephyr」が実装されており、このフレーム自体かミニゲーム専用のアイテムを入手することでプレイできる。
名の由来は、ギリシャ神話における西風の神「ゼピュロス (Zephyros)」。
HYDROID
ハイドロイド
水を操る男性型フレーム。上空から水の砲弾を怒涛の如く降らせ、命中した敵を転倒させる「Tempest Barrage」、自身を大波に変化させ高速で前方に突進する「Tidal Surge」、底なし沼に姿を変え敵を引きずりこみ、溺死させる「Undertow」や、水の深淵から冒涜的な怪物とSHOKUSHUを召喚する「Tentacle Swarm」といったアビリティを持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Tempest Barrage」。
その戦いぶりは、容貌と相まってさながら名状しがたき……ああ!窓に!窓に!
名の由来は「水 (hydro)」+「型 (oid)」。
MIRAGE
ミラージュ
光と幻影を操る女性型フレーム。光と影からダメージ上昇と被ダメージ軽減のバフを得る「Eclipse」や全方位にレーザーを放つミラーボールを設置する「Prism」といったアビリティを持つ他、攻撃力を有した分身を召喚する「Hall of Mirrors」を交えての掃射火力は圧倒的。いたずら好きで、「Sleight of Hands」のアビリティでマップ内のオブジェクトやドロップアイテムに罠を仕掛ける事も出来る。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Eclipse」。移植時は他のダメージ増加アビリティとは共存不可で、効果量も減少する。
その名は「蜃気楼 (Mirage)」を意味する。
LIMBO
リンボー
Rift」と呼ばれる異次元を自在に出入りするフレーム。シルクハットがオシャレな、ちょっとキザな紳士フレームである。「Banish」や「Rift Surge」で敵や味方を異次元に送り込みダメージを与えつつ被弾判定を消す、「Stasis」により異次元に送り込んだ敵の動きを完全に停止させるなど、異次元を利用する異質な性能を誇る。
異次元の大変動を呼び起こす「Cataclysm」により、広範囲のすべての物を異次元に飲み込ませることも可能。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Banish」。
上記のように敵を完全に隔離できる能力を持ち強力である一方、異次元に飲み込まれた物には現実の次元からは一切干渉できなくなり、その逆も然りという性質がある。そのため、下手にアビリティを使うと敵にダメージが与えられなくなってしまうことも。使用する際は、特に周囲や自身の状況に気を使うべきフレームでもあるのだ。
その名は「辺獄 (地獄にも天国にも行けない魂の住む世界) 」を意味する。
MESA
メサ
西部劇のガンマンを彷彿とさせる、射撃特化女性型フレーム。射撃を行うことで後続の射撃の威力を更に強化する「Ballistic Battery」、敵の銃器を使用不能にしつつ味方のダメージを上げる「Shooting Gallery」、敵の射撃のダメージを軽減し相手に反射させる「Shatter Shield」により、身を守りながら銃撃戦を展開できる。そして彼女の代名詞ともいえる、自慢の愛銃による必中射撃を放つアビリティ「Peacemaker」は非常に高い殲滅能力を持ち、SARYNと並んで、大量の敵を始末する必要のあるミッションではよく使われる。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Shooting Gallery」。
その名は、西部劇の風景によく見られる「テーブル状の丘」を意味する。
CHROMA
クローマ
ドラゴンめいた外見を持つ、「とうの昔に忘れ去られた人種の置土産」。属性攻撃の達人であり、1番アビリティ「Spectral Scream」の発動ボタンを長押しすることで、4つの基本属性を切り替えて戦うことができる。アビリティとしては、属性に応じたブレスを吐いて攻撃する「Spectral Scream」、属性のエネルギーで自身と味方に様々な強化を施す「Elemental Ward」、被ダメージに応じて自身と味方の装甲と与ダメージを強化する「Vex Armor」や、外殻を分離させることで、自律攻撃を行う分身を召喚する「Effigy」を持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Elemental Ward」。移植した場合、どの属性効果になるかは移植先フレームのライトカラーで決定され、ミッション中の変更は不可。
各種の与ダメージ上昇アビリティの中でも、CHROMAの「Vex Armor」は最大上昇値が非常に高いため、敵の攻撃が激しく大ダメージが要求される、エイドロンハントやオーブマザー討伐のような大ボス討伐系のエンドコンテンツではよく見られる一体となっている。
その名は、ギリシャ語で「色」を意味する。また、「D&D」に登場する「クロマティック・ドラゴン」が元ネタとも。
EQUINOX
イクィノクス
陰と陽を司る、優美なデザインのフレーム。「Metamorphosis」アビリティで、女性形態 (陰) と男性形態 (陽) を自在に切り替えながら戦う。形態に応じてアビリティの効果も以下のように変化し、防御的効果 (陰) と攻撃的効果 (陽) を、状況に応じて使い分ける事が可能。
Rest & Rage」陰: ターゲットした敵を眠らせる。 陽: 敵を怒らせ与ダメージを上昇させるが、敵のスピードが上がる。
Pacify & Provoke」陰: 敵からの被ダメージを軽減する。陽: 味方のアビリティ威力を増加させる。
Mend & Maim」陰: 発動中に敵を倒すと味方のシールドを回復させ、アビリティ解除時にヘルスを回復させる。陽: 範囲内の敵に切断の状態異常を与え、解除時に切断ダメージを与える。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Rest & Rage」。移植した場合、どちらの効果が発動されるかは移植先フレームのライトカラーで決定され、ミッション中は切り替えることができない。
その名は、ラテン語で「EQUI (等しい)」+「NOX (夜)」、ひいては昼夜平分時 (昼と夜の長さが等しい中間点) を意味する。 (※暦では春分・秋分などが該当)
ATLAS
アトラス
地の元素を司り、大地のパワーを操る重装タイプの男性型フレーム。地滑りの如き強烈なスライドパンチ「Landslide」で敵を吹き飛ばしたり、堅牢な岩の壁を創造する「Tectonics」、硬化凝視により敵を石化する「Petrify」といったアビリティの他、二体の岩石の巨人「Rumblers」を召喚・使役できる。更にパッシブにより、石化した敵を倒した場合にガレキをドロップさせ、それを取得することで体力の回復や装甲値の上昇が可能。
Helminth クリサリス・移植可能なアビリティは「Petrify」。移植した場合、石化した敵を倒してもガレキのドロップは発生しない。
名の由来は、ギリシア神話において天空を肩に担いで支える巨人。
WUKONG
ウーコン
トリックスターの心を持ち、抑制されない原始の戦士と評される男性型フレーム。「Primal Fury」による独自の棒術を自在に操り、雲に変化して高速飛行する「Cloud Walker」、体の一部から共に戦う双子の分身を生み出す「Celestial Twin」、敵の攻撃を全て受け止め自身の装甲を上昇させると共に、棒術によるカウンターを食らわせる「Defy」など、奇想天外なアビリティとアクションを見せる。更にパッシブにより、1ミッションにつき3回まで死を回避する事が可能。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Defy」移植した場合、装甲値上昇量の上限が減少する。
名の由来は、「西遊記」でお馴染み、斉天大聖・孫悟空 (スン・ウーコン)。元ネタのためか、Warframeの中国向けビルドでの先行実装を経てから、各国向けビルドへ本実装された。
IVARA
アイヴァラ
フードと単眼めいたフェイスデザインが特徴の女性型フレーム。射手をモチーフにした、MESAに続く射撃特化型だが、こちらはより隠密性を重視した性能となっている。ワイヤー足場の生成(飛行)、透明化フィールドの展開(隠れ蓑)、命中した箇所に発生させた金属音による敵の移動(金遁)、命中した敵の昏睡(影縫い)という、4種類の特殊効果を持つ矢を放つ「Quiver」、自身の発射した銃弾を遠隔操作しターゲットに確実に命中させる「Navigator」、透明化して敵に忍び寄りアイテムを盗み取る「Prowl」、一度の射撃で広範囲に矢を放つ女神の弓矢「Artemis Bow」による攻撃アビリティを備える。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Quiver」。移植した場合、使える矢の効果は隠れ蓑と金遁の2種類のみとなる。
名の由来は、古ノルド語の「Ivarr (弓を持つ戦士) 」。
NEZHA
ネジャ
背中に背負った輪が特徴の、細めの少年体型の男性型フレーム。炎の輪と槍を操り、脚に炎を宿して、燃える航跡を残すと共に移動速度を上昇させる「Fire Walker」、炎の輪を投げつけて敵を攻撃しながら回復アイテムをドロップさせる「Blazing Chakram」、炎の輪の守護によりダメージを軽減させる「Warding Halo」、敵の足元からエネルギーで形成した槍を出現させ、周囲の敵全てを串刺しにする「Divine Spears」といったトリッキーなアビリティを持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Fire Walker」。
WUKONG同様に中国向けビルドで先行配信後、各国向けビルドに本実装された。
名の由来は、「西遊記」や「封神演義」に登場する少年神・哪吒 (ナーザ)。
INAROS
イナロス
ミイラを彷彿とさせる、痩身の男性型フレーム。シールドを一切持たない代わりに、飛びぬけて高いヘルスを持つ。更に戦闘不能になると棺に入って、周囲の生物 (敵味方を問わず) から生体エネルギーを吸収して「復活」するパッシブスキルを持ち、実質不死身である。ミイラモチーフだけに、アビリティでは砂に関するものを操る。呪われた砂を叩きつけて敵をスタンさせる共に、その呪いでヘルスを奪い取る「Desiccation」、敵を流砂に閉じ込めて貪り食った上に、食い尽くして死亡した敵を砂の傀儡に変えてしまう「Devour」、自らが砂嵐となって敵を飲み込む「Sandstorm」、スカラベの大群を身にまとい装甲として用い、更にそれを敵にけしかける「Scarab Swarm」といったアビリティを持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Desiccation」。
名の由来は、紀元前に実在したエジプトのファラオ・イナロス (1世と2世の二人が存在) 。
TITANIA
タイテーニア
太古に封印されていた女性型フレーム。レイザーフライと呼ばれる、鋭い刃の羽を持つ蝶型のユニットを搭載しており、戦闘時には自分の周囲に展開させる。敵を浮遊させ無力化すると共に、状態異常を治療する「Spellbind」、敵の魂を抜き取り、その魂に触れることでバフを得る「Tribute」、敵を浮遊する爆発物に変え、それに釣られた他の敵もろとも爆破する「Lantern」、自らを小型の飛行モードに形態変化させ、レイザーフライと共に攻撃を仕掛ける「Razorwing」といった、異質ながら多くの局面に対応する能力を持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Spellbind」。
名の由来は、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に登場する妖精族の女王で、オベロンの妻でもある。「夫」が由来のOBERONにも似た、高汎用フレーム。
NIDUS
ナイダス
真菌による感染と腐敗を司る男性型フレーム。INAROSに続くシールドを持たないフレームだが、あちらほどの圧倒的ヘルスの高さが無い代わりに、常時ヘルスが自動回復するパッシブを持つ。また、「変異スタックゲージ」と呼ばれる固有の要素を備えるために運用は特殊。Warframeの素体である「テクノサイトウィルス」に輪をかけて凶悪な感染・浸食を可能としており、真菌でで地面を裂き、命中した敵ごとに変異スタックを生み出す「Virulence」、敵を拘束して一ヶ所に集める蔓状のポッドを生み出す「Larva」、ターゲットと寄生によるリンクを結び、味方ならばアビリティ威力上昇、敵ならばダメージ転送をもたらす「Parasitic Link」、敵に取りつき食らい尽くすマゴット (蛆虫) を生み出すと共に、回復エリアを生成する「Ravenous」というアビリティを持つ。後者2つのアビリティは、通常のエネルギーではなく変異スタックの数値を消費して発動する。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Larva」。移植した場合、敵を拘束できる範囲が減少する。
その名は、ラテン語で「巣 (nest) 」を意味する。
OCTAVIA
オクテイヴィア
BANSHEEが「音波」をテーマとするのに対し、OCTAVIAは「音楽」をテーマとする女性型フレーム。Mandachord (マンダコード) と呼ばれるオロキンの楽器を身に着けた彼女は、音楽を創造し、戦場に響かせて戦う。Mandachordの「パーカッション」「ベースライン」「メロディライン」の楽譜はプレイヤー自身で編集することが出来、その音符の配置によってアビリティの発動タイミングなどが変化する。そのため、気になる人は娯楽用と実戦用の楽譜を分けておくのもいいだろう。
アビリティとしては、Mandachordの「パーカッション」の楽譜を奏で、それに合わせて敵に攻撃を刻み込む「Mallet」、「ベースライン」の楽譜を奏でて、敵を魅了し引き寄せる「Resonator」、「メロディライン」の楽譜を奏でて、それに合わせて行動するプレイヤーに様々なバフをもたらす「Metronome」、他のアビリティの奏でる音を含む周囲の様々な音を吸収し、与ダメージ増加効果に変換する「Amp」を備える。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Resonator」。
名の由来は「音階 (Octave) 」。ノリノリのモーションは必見。
HARROW
ハロウ
聖職者、特に苦行者をモチーフとした男性型フレーム。モチーフからか、自身を犠牲にして仲間を助けるという内容のアビリティが多く、特に高難度ミッションをチームでプレイする際に実力を発揮する。また聖職者として「振り香炉」を持っており、戦闘中にも使用する。
備えているアビリティは、エネルギー波を放って敵を拘束し、その数に応じシールドを回復する「Condemn」、自身のシールドを全て削って攻撃面を強化し、更にダメージに応じて味方を回復する「Penance」、振り香炉に自身のエネルギーを込め、味方へと還元する「Thurible」、敵から攻撃を受けることで味方全員の攻撃のクリティカル発生率を上昇させる「Covenant」。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Condemn」。
名の由来は「苦しみをもたらす」という意味の動詞。
GARA
ギャラ
ガラスを自在に操る女性型フレーム。
砕けたガラスの破片やガラス製の剣で攻撃する「Shattered Lash」、ガラスの破片を装甲としてまとわせ、味方のダメージを軽減する「Splinter Storm」、ガラス鏡の陣に敵を閉じ込め、自身の姿を攻撃させる「Spectrorage」、溶融ガラスを円状に展開した後硬化させ、ガラスの壁を作り出す「Mass Vitrify」といったアビリティを持ち、防御面に長けたフレームである。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Spectrorage」。
名の由来は日本語の「ガラス (Garasu)」から。また、Gara という単語にはヨルバ語で「結晶」の意味がある。
KHORA
クォーラ
蜘蛛をモチーフとした女性型フレーム。鞭を得物とし、特殊なキャバット「Venari」を従えて戦う。本体は鞭によるクラウドコントロール能力に長け、Venari はモード切替を行うことで、攻撃から防御、回復までこなせる。発表当初は物理属性3種を切り替えて戦うというコンセプトであった。このコンセプトは、Venari のモード切替に受け継がれている。
備えるアビリティは、鞭打ちにより前方を攻撃する「Whipclaw」、KHORAの体から生み出した「生体鋼」で敵を拘束する「Ensnare」、Venariのモード切替及び対象の指示を出す「Venari」、生体鋼で大規模なトラップドームを作り上げ、多数の敵を宙づりにする「Strangledome」。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Ensnare」。
フレーム名の由来は、プラトンが語った哲学上の概念を示す単語「Khôra」およびギリシャ神話の女神ペルセフォネの異名「コレー(Kore)」からと考えられる。
REVENANT
レヴェナント
センティエントの力を取り込んだ男性型フレーム。HILDRYNに次いで全フレーム中2番目に高いシールド値を持ち、クラウドコントロールに優れたフレームとなっている。
備えたアビリティは、敵を虜にして自らに従わせる「Enthrall」、センティエントエネルギーのオーラにより、REVENANTを攻撃した者をスタンさせる「Mesmer Skin」、体をセンティエントエネルギーの霧に変化させ突進し、敵から体力を吸収する「Reave」、センティエントエネルギーを、敵の耐性に有利になるように属性が変化する特殊なビームとして照射する「Danse Macabre」。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Reave」。
開発時は、ドラキュラ伯爵のモデルとして有名なワラキア公であるヴラド3世にちなみ、「Vlad」と呼ばれていた。
その名は「戻ってくる者」ひいては「亡霊」を意味する。
GARUDA
ガルダ
「血」とゴアをテーマとした、「死の紅乙女」の異名を持つ女性型フレーム。パッシブとして自身のヘルスが削られるほど攻撃力が高まる能力を持ち、鋭い爪による攻撃で敵に出血によるデバフを与えることができる。戦場に流れた血によって、自身と味方を強化しながらの戦いをコンセプトとするフレームだ。
こうしたスタイルのため、アビリティも血みどろな演出のものばかり。敵に爪を突き立てて生命力を吸い取り、シールドを生成すると共に体力の低い敵は即死させる「Dread Mirror」、敵を地面から現れた無数のトゲで串刺しにし、周囲の味方に体力を分け与える祭壇とする「Blood Altar」、自身のヘルスを減らしてアビリティエネルギーを回復する「Bloodletting」、自身の爪を範囲内の敵に射出し、出血の確率を高める「Seeking Talons」を持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Blood Altar」。
名前の由来はインド神話の霊鳥「ガルーダ」で、両腕の巨大な鉤爪は翼のようにも見える。
BARUUK
バルーク
平和主義者の僧侶をモチーフとした男性型フレーム。平和主義だけあり、敵の攻撃をすり抜け回避する「Elude」、敵を深い眠りに誘う「Lull」、浮遊するダガー型ユニットで被ダメージを減らし、敵の武器を破壊する「Desolate Hands」といった、敵を無力化するアビリティを得意とする。
しかしながら、平和主義者というのは彼の一つの側面に過ぎない。彼はバトルモンク(武僧)としての側面も持っているのだ。上記3つのアビリティを使用すると、パッシブとして備えた「自制」ゲージが減少し、怒りが蓄積していく。そしてこの怒りが有頂天となった時、鉄拳剛脚を振るうアビリティ「Serene Storm」を開放して敵を怒りのままに蹴散らすことができる。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Lull」。
その名前は、ヘブライ語で「祝福」を意味する。
HILDRYN
ヒルドリン
ボディビルダーのような、鍛え上げられた肉体を持つ女性型フレーム。ヘルスが低い代わりに、全フレーム中最大のシールド容量を持つシールドタンク型。また、HILDRYNはアビリティの発動に専用のエネルギーを必要とせず、その代わりにシールド値を消費してアビリティを発動する仕様となっている (エネルギー値自体は0で、エネルギー容量を増やすMOD等は効果が無い)。
専用のロケットランチャーを使用する攻撃アビリティ「Balefire」、周囲の敵のシールドと装甲を吸収し、自身のシールドを回復させる「Pillage」、自身とリンクした味方のシールドを強化する防御アビリティ「Haven」、敵を宙に浮かせ拘束しつつエネルギーオーブをドロップさせるクラウドコントロール兼補給アビリティ「Aegis Storm」を持ち、非常に尖ったステータス配分とは裏腹に、アビリティラインナップはバランスの良いものとなっている。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Pillage」。移植した場合、発動にはシールドではなくエネルギーを消費する仕様となる。
名前の由来は、古ノルド語で「戦い」の意味を持ち、北欧神話に登場するワルキューレの名でもある、「ヒルドル (Hyldr)」からと思われる。
WISP
ウィスプ
かつて光を伝える媒質であるとされた物質である「エーテル」、および光そのものをモチーフとした女性型フレーム。複数のバフ能力を切り替えられ、かつ範囲内にいれば永続するバフをもたらす設置物「Reservoirs」を配置し、自身の幻影「Will-O-Wisp」を飛ばして敵を惑わせるという支援型のアビリティと、ダメージを与えた敵から追尾弾を生み出し、周囲の敵を更に攻撃する「Breach Surge」、太陽のプラズマエネルギーをビームにして照射する「Sol Gate」といった攻撃的なアビリティを併せ持つ。更に、パッシブにより空中にいる限り透明化することが可能。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Breach Surge」。
その名前は、世界各地で言い伝えられる鬼火の名前で、2番アビリティの名前の由来でもある「ウィル・オー・ザ・ウィスプ (Will-o'-the-Wisp)」から取られたものと思われる。
GAUSS
ガウス
これまで最速であったLOKIを上回るスピードを持ち、動き続けることで充電されるバッテリーゲージを備えた、スピードスターというコンセプトの男性型フレーム。
物理学的エネルギーを操ることに長けており、物理的な属性のダメージ(衝撃・貫通・切断・冷気・火炎・爆発)を軽減し、エネルギーに変換する装甲をまとう「Kinetic Plating」や、運動エネルギーを吸い上げて周囲に冷気フィールドを生成する、逆に運動エネルギーを解放して周囲に火炎フィールドを生成する「Thermal Sunder」といったアビリティを使用可能。加えて、ただでさえ速い移動速度を「Mach Rush」によってさらに上昇させたり、バッテリーゲージをオーバーチャージさせる「Redline」により、移動速度のみならず攻撃速度をも強化することもできる。また、各種アビリティはバッテリーゲージの充電量によって効果が上昇する。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Thermal Sunder」ダメージはGAUSSのバッテリーゲージが50%チャージされている時と同等の数値で固定。
名前の由来は、数学、物理学、天文学など複数の分野で活躍したドイツの学者「カール・フリードリヒ・ガウス」およびそれを由来とする磁束密度の単位「ガウス(Gauss)」より。
GRENDEL
グレンデル
力士を彷彿とさせる佇まいをした男性型フレーム。一つ前に実装されたGAUSSとは、対照的な姿ながら相棒同士であり、「世界と他のすべてを捕食する者」という異名を持つ。
INAROSに次ぐ全フレーム中2番目に高いヘルスを持つ代わりに、シールド値は(シールドを持たないフレームを除くと)最も低い。
腹部に巨大な口が備わっており、1番アビリティ「Feast」で敵を飲み込み、体内に収めることができる。飲み込んだ敵は、「Nourish」で消化して回復&バフの材料にしたり、毒液まみれして敵に向け吐き飛ばす攻撃「Regurgitate」に利用することができる。更に、敵を飲み込んでいる間のみ、球体状に変化して突進し道を塞ぐ敵を弾き飛ばすと共に、体内に収めた敵にもダメージを与える「Pulverize」を使用可能となる。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Nourish」。移植先ではFeastによる敵の飲み込みを発動に必要としない代わりに、バフの効果が3種類ある内の毒属性ダメージの付与のみに固定され、他2種類は使えない。
名前の由来は、叙事詩「ベーオウルフ」に登場する人食いの怪物から。
PROTEA
プロティア
テクノロジーをの結晶である、多数のガジェットを操る女性型フレーム。VAUBANに次ぐ設置型アビリティの多い戦闘工兵タイプだが、攻防のバランスの良い能力を持ち移動速度も高いこと、アビリティの設置と発動が速いことから、機動戦にもある程度対応可能。
彼女の装備するガジェットは様々な機能を持ち、鋭い破片を飛ばすグレネードや、それを調整したシールドを補充する防御用グレネードを生み出す「Grenade Fan」による進路封鎖や防御、敵を自動的に狙い撃つプラズマタレットを設置する「Blaze Artilely」による攻撃、リソース (ヘルス、エネルギー、共用弾薬) 回復アイテムを放出する「Dispensary」の設置によるリソース面の補給支援まで、幅広い役割をこなすことができる。
更に、記録デバイス「Temporal Anchor」により時を操ることすら可能。このデバイスに自身の動きを記録させ、窮地に陥った時、記録開始時まで時を「巻き戻す」ことで、被ダメージやリソース消費、自身の死をも無かったことにした上、Temporal Anchorの爆発によりダメージを与えることができる。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Dispensary」で、PROTEA使用時よりも効果時間が短くなる。
その名前は、彼女の持つ多様な能力から、自由に姿を変えることが出来るというギリシャ神話の海神「プロテウス (Proteus)」、及びそこから名付けられた、アフリカに生息するヤマモガシ科の植物「プロテア(Protea)」と連想していったものであろうか。
XAKU
ザク
戦いの最中に破壊された3体のフレームの残骸をつなぎ合わせ、新たなフレームとした「混成体」と呼ばれるフレーム。その出自上、本作初の性別の概念の存在しないフレームとなっている。また、NOVAに続くコミュニティデザインを基としたフレームでもある。
基礎ステータスは97、153といったキリの悪い数値で構成されており、全体的に標準より低めの軽量級フレーム。敵の攻撃を一定確率で自動回避し、範囲攻撃のダメージを軽減するパッシブでそれを多少は補っている。
XAKUのアビリティは、その全てでこれまでフレーム単体では扱う方法のなかった「Void」のダメージ属性を扱うことできる。具体的には、武器攻撃にVoid属性を付加する「Xata's Whisper」、敵の武器を奪い、その武器を周囲に漂わせてVoid属性のレーザーを発射させる「Grasp of Lohk」、XAKUを構成する3体のフレームのアビリティの一端を開放する「The Lost」、そしてXAKUの外装を弾き飛ばして骨格状態となり、パッシブの自動回避の確率を上げると共に外装の破片で周囲を攻撃する「The Vast Untime」を持つ。
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Xata's Whisper」で、他のダメージ増加アビリティとは共存不可。
また、名前の由来が他のフレームほどは明らかになっておらず、2020年12月現在でも、コミュニティでは考察が行われているようである。
LAVOS
ラヴォス
錬金術と蛇をモチーフとした男性型フレーム。アビリティを通じて、様々な属性ダメージを操ることが出来る。またモチーフに通ずる蛇型のユニットを搭載しており、戦闘に利用する。
ヘルスと装甲値、移動速度が高めで、シールドも平均程度の高さと、全体的にステータスに恵まれているが、最大の特徴は他フレームと大きく異なるアビリティの仕様。
4つのアビリティ全てに共通する仕様としては、「アビリティごとに異なる属性を扱うと共に、各アビリティをボタン長押しで発動することで、次の発動アビリティにその属性ダメージを注入できる (これにより、注入後に発動するアビリティでは複合属性を扱うことができる)」「発動にエネルギーを消費しない代わりに、発動後にクールダウン時間が発生する」の2点。
以上の仕様のため、発動エネルギーさえあればアビリティの連発も可能なこれまでのフレームとは、また異なった戦闘スタイルが求められるだろう。各アビリティの詳細は以下。
Ophidian Bite」: 蛇型ユニットを突進させ攻撃すると共に、ダメージに応じてLAVOSのヘルスを回復する。扱う属性は、クールダウンは8秒
Vial Rush」: 冷却液が封入された容器をばら撒きながら前方に突進する。扱う属性は冷気、クールダウンは5秒
Transmutation Probe」: 周囲に電撃を放つプローブユニットを前進させて攻撃すると共に、攻撃した敵ごとにアビリティのクールダウンを短縮する。さらに、弾薬やヘルス・エネルギー回復アイテムに作用し、より高い効果を持つ回復アイテムに変換する。扱う属性は電気、クールダウンは10秒
Catalyze」: LAVOSを中心として八方に、高熱の液体をまき散らすプローブユニットを進行させて敵を攻撃する。扱う属性は火炎、クールダウン30秒
Helminth クリサリス・システムで移植可能なアビリティは「Vial Rush」。発動コスト0、クールダウン5秒の仕様もそのまま移植されるが、長押し発動でアビリティに冷気属性を注入する効果は使用できない。
また、LAVOSに他フレームのアビリティを移植した場合、共通してクールダウンは10秒になる他、移植されたアビリティに対しては自身のアビリティによる属性の注入は行えない。
名前の由来は、ラテン語で「洗浄する」という意味の動詞「Lavo」からか。

※並び順は実装順

戦闘用乗り物

宇宙空間やランドスケープ、エンペリアンといった、特殊なミッションで利用できる戦闘用の乗り物。2020年12月現在では、「K-ドライブ(K-Drive)」、「アークウイング(Archwing)」、「レールジャック(Railjack)」「ネクロメカ(Necramech)」の4種類が存在する。特に後者3つは、搭乗中にはフレームとは異なる専用のアビリティが使えるようになるため、単なる移動手段というよりは「フレームとはまた異なる、乗り物という形をとったプレイヤーキャラ」とでもいうべき側面がある。

K-ドライブ

アップデート24で追加された乗り物。いわゆるホバーボードで、地面すれすれを高速滑走する。

行えることは現実のスケートボードに近く、単に走行する他に、ジャンプ中に特殊な操作を行うことで「トリック」を決められ、それに応じたスコアを「ベントキッド」シンジケートの地位ポイントとして得られる。また搭乗中にはセカンダリ武器を使用して攻撃が可能。
またオーブ峡谷とカンビオン荒地では「K-ドライブレース」が存在し、タイムアタックに挑むことが出来る。

入手方法としては、オーブ峡谷ミッションのチュートリアルクエストをクリアすることで、まず量産品K-ドライブが利用可能となる。加えて、「ベントキッド」シンジケートでの地位を高めてパーツを組み立てることで、オリジナルのK-ドライブの作成を行える。また、カンビオン荒地にのみ生息する大型の羽虫「ベロシポッド」は、背後から忍び寄って背中に飛び乗ることで、K-ドライブと同様の操作が可能。

他の乗り物と違い、基本的にはK-ドライブ自体にはアビリティや攻撃能力は無く(MODで多少の攻撃能力を追加することは可能)、戦闘能力に関しては搭乗者の銃器に依存する。また、地上すれすれを滑走する都合、アークウイングに比べ段差や起伏に弱いため、移動手段としてはあまり使われていないのが現状である。

アークウイング

アップデート15で追加された、個人用の水中・宇宙空間用機動装置。略して「AW」とも呼ばれる。使用時はフレームの背中に装着するため、名前通りあたかも翼が生えたかのような姿になる。またフレーム本体とは切り離された、独自のステータスとアビリティを備える (そのため装着中はフレーム本体のステータスが参照されず、フレームアビリティも使用不可)。

アークウィングを装備することで、巨大な宇宙船では侵入が難しい小惑星帯や敵艦心臓部などにおいて、それらに依存しない戦闘が可能となる。また、アークウイングランチャーモジュールというアイテムをクランのDOJOで研究・作成することで「アークウイングランチャー」というギアアイテムが解禁され、ランドスケープミッションでの飛行移動アイテムとしても利用可能となる。なお、ランドスケープでも各種アークウイングアビリティは使用可能だが、効果範囲等はランドスケープ用に調整されたものとなる。

現時点で実装されているのは下記の4種。

ODONATA
オドナタ
アークウイングの入手クエストで、最初に入手できるアークウイング。アビリティとしては、高熱のエネルギーシールド「Energy Shell」による防御や敵追尾弾のかく乱するビーコンを撃ちだす「Disarray」による回避、ホーミングミサイル「Seeking Fire」による攻撃に広範囲クラウドコントロール「Repel」がバランスよく搭載されている。ステータスも尖った数値がなく、初心者にも扱いやすい機体となっている。まずはこれでアークウイングに慣れると良いだろう。
名前は英語で「トンボ目」を意味する。
ELYTRON
エリトロン
ヘルスやシールド値が高い代わりに、航行速度が少し遅めな重量級のアークウイング。
アビリティは遠隔起爆が可能な爆弾を射出する「Bloomer」や指定地点に連続で大爆発を発生させる「Thumper」、照準操作によって手動誘導が可能なミサイルを放つ「Warhead」といった爆発物を利用した攻撃がメインだが、高熱の廃棄を散布することで敵の発射物を打ち消す「Core Vent」により、かく乱も可能。
ただし、現状では中盤まではともかく、高レベルの敵のインフレに対して火力が追い付いていない状態が続いており、リワークが待たれる機体。
名前の意味は、甲虫などが持つ硬い前翅である「鞘翅 (さやばね)」。
ITZAL
イツァル
アークウイング中最速の航行速度を持つが、ヘルスやシールド値は最も低い。フック射出による移動を行う「Arch Line」や、その場で透明化する「Penumbra」、アイテムや敵を吸引するフィールドを生み出す「Cosmic Crush」、共に戦う戦闘ドローンを呼び出す「Fighter Escort」といった、アビリティを駆使した搦め手と機動力で本体の脆さをカバーする、隠密型のアークウイング。
透明化とアイテム吸引が非常に便利であり、アークウイングミッションでのファーミングにはよく利用される機体。
名前はバスク語で「影」を意味する。
AMESHA
アメーシャ
敵攻撃を一定回数無効化する「Watchful Swarm」や、敵の攻撃を味方の回復効果に転換する「Benevolent Decoy」、範囲内の味方の状態異常を防ぎ、敵には減速デバフを与える「Warding Grace」、味方のアビリティ威力を高めると共に被ダメージをエネルギーに変換する状態になる「Vengeful Rush」といったアビリティを持つ、支援特化のアークウイング。
装甲値は全アークウィング中第1位、ヘルスと航行速度も第2位である一方、シールド値はITZALと並ぶ最下位と、ややいびつなステータス配分の持ち主。
アビリティにより無敵状態になれることから、高レベルのアークウイングミッションはもとより、敵からの攻撃が桁違いに重く激しいエンペリアンでも人気の機体。
名前の由来はゾロアスター教の神である「Amesha Spenta (アムシャ・スプンタ)」からか。

レールジャック

オロキン時代の大型宇宙戦艦を、テンノがセファロン・Cyの協力を得て再建したもの。クランのDOJO内に「乾ドック」という設備を建造し、特定のクエストをクリアすることで利用可能になる。

「エンペリアン」におけるテンノ側の母艦となる存在であり、同ミッションの要。レールジャックが破壊されることでエンペリアンミッションは失敗となる。

レールジャックの設備

テンノの持つ宇宙船のランディングクラフトと比べてもかなり巨大であり、以下のような様々な設備を搭載する。

  • タレット
    機首に一門、両翼に各一門ずつの計三門を搭載する小型兵装。特に機首タレットは艦の前方に位置するために下記の「前方重砲」と混同されることもあるが、タレットは主に敵小型戦闘機の撃墜用で、大型兵員輸送船である「クルーシップ」にはダメージを与えられない。
    種類としては、クリティカル性能が高めな実弾機関砲「アポック」、一撃当たりのダメージは低いが、連射力と状態異常率が高い毒素ヘドロを放つ機関砲「カルシノックス」、単発火力が高いが連射の遅い冷気エネルギー弾を放つ「クライオフォン」、精度の高い電子パルスを3点バーストで発射する「パルサー」、高熱のレーザーを照射する「フォトール」の5種類がある。機首タレットとウイングタレットを、それぞれ別の種類のものにすることも可能。
  • 前方重砲
    レールジャックの主砲と言える武器だが、ある程度レールジャックに熟練し、後述の性能値で解禁しなければ扱えない。タレットと違い、クルーシップにもダメージを与えられる。
  • オードナンス
    レールジャックのサブウェポンとなる特殊兵器。オードナンスとして利用できる武器は、敵を自動追尾し、近くの敵にも連鎖して攻撃できる高熱のレーザーを放つ「ガルバルク」、ホーミングミサイルを単発発射する「タイコ・シーカー」、直進する非追尾式のロケット弾を大量発射する「ミラチ」の3種類。
  • スリングショット
    アークウイングを装着して宇宙空間に出たテンノを、砲弾のように勢いよく発射する装置。レールジャック上部に取り付けられており、専用のハッチから入るか、宇宙空間に出たテンノが直接自身を「装填」することで利用できる。
  • 操縦席
    前方に位置する、レールジャックを動かすための装置。操縦者は、同時に機首タレットの操作も可能となる。
  • 星系マップ
    ミッション地点を選択するためのマップ。なお、エンペリアンでは通常ミッションと異なり、ミッション完了後に自動で拠点に帰還することは無い。帰る場合は、星系マップから手動でDOJOを選択する必要がある。
  • フォージ
    簡易生産設備。船内の損傷修理に利用する「リボライト」、戦闘アビオニックの発動に必要な「フラックスエネルギー」、オードナンスの利用に必要な「ミュニション」、前方重砲の利用に必要な「ドームチャージ」の生産を行えるが、この際利用できる素材はそのミッション中に獲得したもののみである。また、フォージに貯められた素材は「精錬」操作を行うとミッション完了後の獲得量が増えるが、精錬は一括で全ての素材に適用することしかできない。したがって、戦闘中に精錬を行ってしまうと、リボライト・フラックスエネルギー・ミュニション・ドームチャージの生産が滞ることになる。精錬はミッション目標完了後に行うのが良いだろう。
  • レリクアリ・ドライブ
    レールジャックの動力源とされるものだが、内部がどうなっているかは不明。Cyの手でも解明できていない。
レールジャックのカスタマイズ

レールジャックは、「構成パーツ(3種類)」「アビオニック」「性能値」によって性能のカスタマイズを行える他、外装の色や艦名などの、外観部分もカスタマイズ可能。

  • 構成パーツ
    文字通りのレールジャックを構成する部品。以下の3つがあり、それぞれ異なった性能に影響を与える。
    • シールドアレイ
      船体の直接損傷を防ぐシールドの性能を決定づける部品。シールドの最大容量、回復速度、回復開始にかかる時間に影響する。
    • エンジン
      レールジャックの機動力を決定づける部品。航行速度とブースト加速時の追加速度量に影響する。
    • リアクター
      レールジャックの戦闘能力に関わる部品。後述のアビオニックの搭載量と、それを使用する際に消費するフラックスエネルギーの容量に影響する。
  • アビオニック
    フレームにおけるアビリティとMODに相当する強化要素。「戦闘」「統合」「戦術」の3区分がある。
    • 戦闘アビオニック
      フレームでいうアビリティに相当するアビオニック。フラックスエネルギーを消費して戦闘アビオニックを発動することで、兵装による銃撃とはまた異なった特殊な攻撃行動を行える。
    • 統合アビオニック
      主にレールジャック本体や搭乗しているテンノのアークウイングのステータスを強化する機能を持つアビオニック。
    • 戦術アビオニック
      発動することで戦闘補助効果を生み出すアビオニック。使用後はクールダウンが発生する。
  • 性能値
    性能値という名前ではあるが、レールジャック本体の性能というよりは、搭乗員であるテンノのレールジャックに対する熟練度を示すものに近い。内部システム上でも、レールジャックに対してではなくプレイヤー自身に紐づけられており、性能値によって解放したスキルは、自身のものでなく他人のレールジャックにゲストとして搭乗した場合でも有効となる。
    内容としては、いわゆるスキルポイントシステムに近い。エンペリアンに出撃することで得られる「性能値」をスキル項目に振り分け、新たなスキルを開放していく仕組みである。各項目の最大ランクは「10」。
    スキル項目の詳細は以下の通り。
    • 策略
      専用の船内マップの表示やファストトラベルによる高速移動など、主に立ち回りを補助するスキルを開放する。特にランク4で開放される、レールジャック船外にいる時にワープでレールジャック内に戻れるようになる「帰還ワープ」は、形勢不利時の撤退手段やレールジャックに致命的な問題が発生した場合の帰還手段としてももちろんのこと、船外で移動不可になるバグの対策にもなるため、基本的にはどのようなプレイスタイルでも重要視される。特段の理由が無ければ、ランク4までは優先的に振っておくといいだろう。
    • 操縦
      エンジンブーストによる一時的な加速や、障害物との衝突ダメージの軽減といった、レールジャックの操縦を快適化させるスキルを開放する。序盤はレールジャック自体の脆さにより、無暗にレールジャックで戦闘を行うと返り討ちに遭う恐れがあるために優先度は低いが、レールジャックの装備が充実してくる終盤では役立つ。
    • 銃砲
      レールジャックに搭載された兵装に関わるスキルを開放する。特に「スリングショット」と「前方重砲」は、この項目のランクを上げなければ使用できない。この項目のスキルはレールジャックの戦闘能力に大きく寄与するものばかりであるため、それなりの優先度で振っておきたい。
    • 技術
      船体損傷の修理の高速化や、フォージにおける各リソース生産の効率化といった、補給面と態勢立て直しを補助するスキルを開放する。ランク1の修理高速化は多くの場面で役立つため、とりあえず振っておきたい。加えて、終盤ではレールジャック自身の兵装やアビオニックの重要度が高まるため、それらを効率化するこの項目は役立つだろう。
    • (指揮)
      技術の右隣に項目名だけ存在するものの、アップデート29.6現在は効果が実装されていないため詳細不明。

ネクロメカ

かつてオロキン帝国において、古の大戦の最中に開発が行われた二足歩行兵器。Warframeに続くセンティエントへの対抗策になることを期待して開発が進められたが、本格的な運用には至らなかったようである。その後、大戦による混乱や開発元のエントラティ家の拠点が存在するダイモスの消失により、その技術は長らく失われたものと考えられていたが、ダイモスが再転位を果たし、再び星系上に現れたことで、テンノがこれを利用することが可能となった。

作中では「強力だが粗削りである」という趣旨の記述が見られる。それを反映してか、フレームと比べると機動力やアクションの自由度と柔軟性が低いものの、より高いヘルス・シールド・装甲値と高い攻撃力、強力なアビリティを備えている。

ネクロメカの製作は、共通して「損傷したネクロメカのパーツ」を修復することで行う。損傷パーツは「隔離庫」依頼に登場する敵対ネクロメカがドロップするため、入手のためにはこれを倒さなければならない。

現状では以下の2種類が実装されている。また現在はランドスケープでのみ利用可能となっているが、将来的には通常ミッションでも利用可能になる予定とのこと。

VOIDRIG
ヴォイドリグ
最初に実装されたネクロメカで、ダイモスの実装当時は唯一のネクロメカでもあった。カンビオン荒地のチュートリアルクエストでも、これを操作するシーンが存在する。
最初のネクロメカだけあって、バランスの取れた能力を持つ。搭載アビリティは、空中で撃ち落とすことで周囲一帯を炎上させる効果と、撃ち落とさずに地面に着弾させることで周囲の敵の移動速度を低下させる効果を併せ持つ容器を投げつける「Necraweb」、ダメージを一定量カットすると共に、攻撃してきた敵に反射ダメージを浴びせる電磁バリアをまとう「Storm Shroud」、前方に大量の地雷をばら撒く「Gravemines」、その場で動きを止め固定砲台化し、非常に高いダメージを持つ弾を連射できるようになる「Guard Mode」。
BONEWIDOW
ボーンウィドウ
アルカナ隔離庫と同時に実装された第二のネクロメカ。エントラティ家の女家長への敬意を表して生み出されたという。
VOIDRIGと比べると近接戦闘を重視したタイプで、シールド値とエネルギー値がVOIDRIGより低いが、ヘルスと装甲はVOIDRIGよりも高くなっている。
搭載アビリティは、敵を左腕に串刺しにしてヘルスを吸収し、更にその敵を投げつけることにより他の敵を攻撃する「Meathook」、巨大の盾を前方に掲げて敵の攻撃を防ぐと共に、シールドへのダメージを反射させる「Shield Maiden」、自身の周囲をエネルギー壁で薙ぎ払い、命中した敵へのダメージを増加させると共に、機体前方へと強制移動させる「Firing Line」、巨大な剣を取り出し独自の格闘攻撃を放つ「Exalted Ironbride」。

武器

Warframe の武器には、メインウェポンとなる大型の銃器である「プライマリ」、サイドアームとなる小型の銃器「セカンダリ」、いつでも使用できる「近接武器」、ハッキングおよび特殊な敵へのとどめに使用する暗器「Parazon」、主にアークウイング専用のミッションで使用できる「アークウイングガン」、「アークウイング近接」の6種類がある。プライマリとセカンダリでは使用する弾薬が異なり、さらにプライマリ内でもいくつかの弾薬の種類が設定されている。

加えて、一部のフレームのアビリティには、特有の武器を召喚して持ち替え、攻撃できるというものが存在する。こうした武器はその利用方法から「召喚武器」「持ち替え武器」、代表的なアビリティであるEXCALIBURの「Exalted Blade」になぞらえ「Exalted Weapon」などと呼ばれる。これらもシステム上は上記6種類のいずれかに分類され、該当武器種のMODによって強化が可能。

フレームと同様、武器にもPrimeバージョンが存在するものがあり、レリックの開封やトレードでパーツと設計図を入手できる。あくまでステータスの違いにとどまっているPrimeフレームと異なり、武器のPrimeバージョンは元の武器にはない特殊効果が追加されていたり、射撃モードが変更されているなどして、元武器と全く違う使い勝手になっているものもある。そのため、単純な上位互換品とは言い切れない場合がある。

プライマリ

プライマリで使用する弾薬は、水色の「ライフル弾薬」、緑の「ショットガン弾薬」、紫の「スナイパー弾薬」の3種類。基本的に両手で持って使用する武器であるため、エネルギーセルの運搬中など、片手がふさがっている状況では使用できない。

ライフル弾薬を使用するもの

オーソドックスな銃 (フルオート、セミオート、バースト各種あり) の他、射撃ボタンを押し続けることで、ビームや炎を絶え間なく照射する「照射武器」、槍と一体化しており、武器自体を投擲できる「スピアガン」などの変わった武器もある。

ショットガン弾薬を使用するもの

ライフルと同様にフルオート、セミオートの区分がある。複数のビームを照射する「照射ショットガン」も存在。

スナイパー弾薬を使用するもの

スコープが使用可能な「スナイパーライフル」の他、射撃ボタンを押し続けて引き絞り、離すことで矢を発射する弓「ハンティングボウ」、爆発物やロケット弾などを発射する「ランチャー武器」もこの弾薬を使用する。

セカンダリ

片手だけに持つシングル銃と、両手に装備するアキンボスタイルの銃がある。シングル・アキンボにかかわらず、片手にエネルギーセルなどを持っていても使用可能。オーソドックスなスタイルの銃の他、照射武器、武器自体を投擲する手裏剣・クナイなどの「スローイングダガー」、セカンダリ版ショットガンの「ハンドキャノン」、爆発物を放つランチャー武器など、プライマリに負けず劣らずの種類がある。ただし、プライマリと違い使用する弾薬の区分はなく、全て赤色の「ピストル弾薬」で統一されている。

近接武器

弾薬補給を必要としない近接武器。Warframe の武器の中でも特に種類が豊富で、ソードやデュアルソード、カタナなどの扱いやすい武器からハンマー、ヘビーブレードなどの一撃の重さを重視した武器、ガントレットやクロウ、ヌンチャクなどの手数重視の超近距離用武器、スタッフやポールアームなどのリーチの広い武器、ブーメランやガンブレードなどの近接武器でありながら遠距離攻撃が可能な武器まで、幅広く取り揃えられている。またMODの項にもあるように、スタンスMOD を装着することで、攻撃のモーションや近接コンボを変更することができる。

Parazon

Warframe の右手に仕込まれた、小型のナイフのような装置。端末に突き刺すことでハッキングを行うことができる。ハッキングの際は、端末が設置されているマップの種類に応じたミニゲームが挿入され、これをクリアすることでハッキング成功となる。
また、弱った敵に対して「Mercy」と呼ばれるとどめの一撃を指す際にも使用される。クバ・リッチとの戦いでは、これが重要となる。

アークウイングガン

宇宙空間で行われる、アークウィングミッションで使用できる大型の銃器。宇宙空間で使用する場合、自動給弾機能が発揮され、撃っていない間に弾薬が自動で回復する。

更に以下の方法によって、地上のミッションでも利用することができる。その場合、プライマリよりも更にダメージ出力を出せる重武器という扱いになる。

  • ネクロメカに搭載する
    ネクロメカ用の銃器にはアークウイングガンを使用する。アップデート29.6よりも前のバージョンでは、ネクロメカに搭載するにあたってはMOD容量を2倍化するオロキンカタリストに加え、「グラビマグ」という装置の装着が必要であったが、それ以降は装備するのに特に条件は無くなった。
    ネクロメカに搭載する場合は、引き続き自動給弾も行われる。現状ではネクロメカの呼び出しが行える場所の都合上、ランドスケープでのみ可能な方法である。
  • 「アークウイングガン展開装置」の使用
    プロフィット・テイカー オーブに関する一連のミッションをクリアすることで得られる「アークウイングガン展開装置」を利用すれば、通常ミッションも含めたあらゆるミッションでアークウイングガンを呼び出すことが可能となる。ただしこの場合、アップデート29.6以降のバージョンでもオロキンカタリストとグラビマグの装着が必要である。また、この場合は自動給弾機能が発揮されず、あまりの重さのために壁張り付きが不可能になるなど、一部アクションが制限される。

アークウイング近接

アークウイングミッションで使用できる大型の近接武器。攻撃時に範囲内の敵を自動で追尾する機能がついているが、勢いよくすっ飛ぶために敵を通り越してしまったり、障害物に衝突する場合もある。
アークウイングガンと異なり、現状では地上ミッションで使用することはできない。

オービターとランディングクラフト

オービター

オービターは、テンノの所有する個人用宇宙船を指す。単に移動用として使用するのみならず、内部には下記のような、テンノにとって非常に重要な設備の数々を備えており、テンノにとっても、プレイヤーにとっても無くてはならないものと言えるだろう。

  • 星系マップ
    太陽系の惑星が表示されるマップ。ここから受注するミッションを選択する。
  • コーデックス
    ゲーム内の様々な情報 (クエスト、Warframeと武器、敵とオブジェクトなど) を閲覧できるセグメント。敵とオブジェクトの情報を開示するには、コーデックススキャナーという装置で該当のものを規定回数スキャンする必要がある。
  • マーケット
    様々なアイテムを販売しているゲーム内マーケットにアクセスできる。購入には、クレジット (通常のゲーム内通貨)またはプラチナ (課金で得られる通貨) が必要。
  • アーセナル
    Warframeや武器の装備選択、MODによるアップグレード、外装 (スキンの適用や配色の指定など) の変更などを行うセグメント。
  • ファウンドリ
    入手した設計図と素材、クレジットを消費して、アイテムを製作するためのセグメント。基本的にここでアイテムを作る場合、完成までにはある程度の時間がかかる。
  • ラジオ
    Nightwave にアクセスするのに使うほか、傍受した敵勢力の通信音声を聞くことができる。
  • MODセグメント
    所持しているMODの管理を行えるセグメント。MODの効果を上げる「合成」の他、4つのMODとクレジットを消費して、ランダムに新しいMODを得る「変換」、不要なMODの売却なども行える。
  • 孵化器
    クブロウやキャバットといった、動物型コンパニオンの管理を行うセグメント。孵化器という名前ではあるが、孵化のみならず遺伝子安定度や忠誠度の管理など、動物型コンパニオンに関する管理はすべてここから行える。なお、遺伝子安定度は彼らのヘルスに影響し、マーケットで購入できる安定装置で回復可能。忠誠度は彼らのダメージボーナスに影響し、触れ合うことで回復できる (1日に3回まで)。
  • Voidレリックセグメント
    Warframeや武器の上位版である「Prime」装備品のパーツを秘めたオロキンの遺物、Voidレリックを管理するセグメント。レリックにはいくつも種類があり、それによって手に入る可能性のあるパーツが異なる。ここでは、どのレリックからどのパーツが手に入るか調べることができる他、レア度の高いパーツが出やすくなるように、レリックを「精錬」することができる。

  • オービター最下層には意味ありげな扉が3か所存在するが、どれもゲームの新規開始時点では開けることができないようだ。また、星系マップの位置から進んだ時、左奥に位置する扉の前には、感染体ミッションでみられるような腫瘍が付着しており、ただならぬ雰囲気を漂わせている。
  • Helminthルーム
    左奥の扉の中身。この扉は、感染体の力を利用しているNidusで開けられる他、首元にピンク色の腫瘍が付着したフレームを操作中にも開くことができる。扉の前にあったモノから想像がつく通り、部屋の中は感染体によって汚染しつくされており、部屋の中央には異形と化した椅子、奥には巨大な口のようにも見える何かがあるなど非常に気味が悪い。Ordis曰く「気色悪いがWarframeの役に立つ」「必要悪」らしい。とても役に立つようには見えないが、その言葉は嘘ではなかったことが後に判明する。

Helminth クリサリス・システム

アップデート29で実装された、Helminthの真の存在理由。

エントラティ家の「Son」から購入できる「Helminth モジュール」をファウンドリで組み立て、Helminthルーム内の装置に取り付けることで利用可能となる。

このシステムで行えることはズバリ、Warframeアビリティの入れ替えである。

Helminthが提供する、感染体の力を用いたオリジナルアビリティはもちろんのこと、各フレームから取り出したアビリティを、全く別のフレームに移し替えることも可能

まさに夢のようなシステムだが、それだけに注意点も多い。具体的には以下のような点。

  1. 無制限に入れ替えられるわけではない
    各フレームには4つのアビリティが備わっているが、このシステムで抽出できるのは、各フレームにつき決められた1種類のみである。例えばEXCALIBURであれば、抽出できるのは「Radial Blind」のみで、他3つは抽出できない。
    また、アビリティを移し替える「注入」にも制限がある。まず、1つのフレームに対しては、一度に注入が行えるアビリティは1つだけである。そして、アビリティの数は必ず4つであり、5つ以上にすることはできない。すなわち、元々持っているアビリティの1つと交換する形になる。特に、ダメージを強化するアビリティの移植時は、必ず移植先フレームが元々持っているダメージ強化アビリティと入れ替えなければならない。
    また一部のアビリティは、元の持ち主が使用した時と比べ効果が低下する場合があるので、その点にも注意。
  2. フレームを贄とする必要がある
    このシステムでフレームのアビリティを抽出したい場合、該当のフレームを贄として捧げなければならない。捧げたフレームはプレイヤーの手元からは無くなり、取り戻すことはできない
    特に注意したいのがPrimeバージョンが実装されていないフレーム (上記のフレーム一覧表のうち、★マークが付いていないもの)。というのも、Primeバージョンのフレームは贄とできないため、それらを間違って贄に捧げることは無いからだ。
    逆に、Primeバージョンでなければ、それがたとえ手塩にかけて育て上げたフレームであっても、贄とすることが出来てしまう。現状、Primeバージョンの無いフレームは得てして再入手に手間がかかるため、その意味でも誤って贄としてしまうと痛い。贄とする際には「使用フォーマ数」が書かれた確認画面が出るので、必ず確認しよう。
    なお、Helminthのオリジナルアビリティに関しては、特にフレームの贄は必要としない。
  3. Helminthへの給餌が必要である
    アビリティの抽出と注入には、Helminthが物を食べた時に出す各種「分泌物」が必要である。すなわち、Helminthに与える餌が必要なのだ。この餌となるのは、ミッション中などに拾える各種素材である。
    ……のだがこのHelminth、大食かつ選り好みが激しい
    大食というのは、単純に素材の要求量が多いという意味。1回のミッションで1個も出ないことがあるようなレア素材を15個要求してきたり、手に入りやすいコモン素材だからと言って万単位で要求してきたりする。考えなしに素材を与えていると、あっという間に底をついてしまうだろう。
    また給餌画面には、で三角マークが表示されている。これはHelminthのその素材に対する飽き具合を表しており、赤い三角の付いた、飽きの来ている素材を与えた場合、分泌物の生産量が大幅に低下する。飽き具合は、飽きの来ていない素材を与える他、時間経過でも回復するが、時間経過を待つ場合、最低状態から最高状態まで回復するにはリアルで48時間待つ必要がある。
    以上のような仕様から、給餌の際は特定の素材だけでなく、まんべんなく色々な素材を与える必要がある。飽き具合の仕様から、素材を与える順番にもある程度気を配りたい。

このように注意点も多いシステムではあるが、やはりアビリティの入れ替えができるというのは魅力的である。もし開放したなら、存分に活用したいところ。

ランディングクラフト

ランディングクラフトは、テンノをミッション地域に送り届け、また脱出するテンノを回収する役目を果たす小型の宇宙船である。非ミッション時はオービターとドッキングして停泊している。ちなみに、現実世界におけるランディングクラフト (Landing Craft) は、軍用の上陸用舟艇を指す。

それだけでなく、「エアリアルサポートチャージ」というギアアイテムを消費することで、ランディングクラフトを管理するOrdisに、戦闘支援を要請することができる。新規の支援効果は、新規のランディングクラフトを入手した時に同時にアンロックされる。

例えば、「LISET」のみを所持している段階では、支援効果は「オーバーライド」のみしか選べない。ここで「MANTIS」を製作・入手すると、「オーバーライド」と「メディタワー」のいずれかを選べるようになる、といった具合だ。なお、支援効果はミッション中に変更することはできない。

以下はランディングクラフトの一覧である。

LISET
ライセット
チュートリアルクエストで入手できる、最初のランディングクラフト。カブトガニに似た外観をしている。
支援効果は、敵の警報システムにハッキングを行う「オーバーライド」。単に警報を止めるのみならず、潜入ミッションのデータ抹消タイマーや、救出ミッションの処刑タイマーを一時的に停止させる効果もあるため、こうしたミッションが苦手なテンノは、知っておいて損はないだろう。
MANTIS
マンティス
カマキリの名を冠するランディングクラフト。その名に違わず、外観もどことなく昆虫を想起させるものとなっている。パーツ設計図の入手先は、ステージ内に低確率で置かれるレアストレージコンテナから。
アンロックされる支援効果は、起動することでヘルスを100回復する装置を設置する「メディタワー」。この装置は分隊員全員が使用でき、合計20回まで回復を行えるが、設置から20分経過すると消滅してしまう。
SCIMITAR
シミター
曲線的な、刃のようなパーツが多用された外観を持つランディングクラフト。名前の由来であるシミターとは、アラビア地方の湾曲した刃が特徴的な刀を指す。
パーツの設計図は、刺客 (Stalker, Grustrag隊, Zanukaハンター) が低確率でドロップする。
アンロックされる支援効果は、ランディングクラフトからの爆撃を行う「カーペットボム」。
XIPHOS
サイフォス
ギリシャ時代の両刃の短剣の名を冠したランディングクラフト。名前に反して、外観は地球ゴマやジャイロスコープに似ている。
パーツ設計図は、妨害ミッションなどで主に出現する隠しロッカーから。
アンロックされる支援効果は、敵を自動攻撃するタレットを設置する「セントリーガン」。設置されたタレットは、(敵の攻撃で壊されなければ) 60分間持続する。
Nightwave
ナイトウェーブ
Nora Nightへ敬意を表して建造されたランディングクラフト。鋭く尖った鋭角のパーツが目を引く外観をしている。入手はNightwave (シーズン3) のランク報酬から。
アンロックされる支援効果は、催眠音楽で一定範囲内の敵を眠らせる「ドリーマーズ」。

コンパニオン

戦闘に連れていくことができる味方NPCで、武器やフレームなどと同じくMODでステータスなどをカスタマイズできる他、特殊な極性を持つ「プリセプト」MODをセットすると、それに従って攻撃行動や支援行動を行ってくれる。「センチネル」「クブロウ」「キャバット」「モア」の4種類が存在する。一度に連れ歩けるのは1体のみ。

センチネル

テンノの周囲を浮遊しながら移動する、ドローンのようなコンパニオン。設計図から作成することができ、メンテナンスが不要で取っつきやすいが、一度破壊されると復活MODを使用していない限りはミッションを終えるまで復活することはない。ヘルスやシールド値も、クブロウやキャバットに比べて低め。製作すると、専用のプリセプトMODに加え、センチネルごとに異なる「ロボティック武器」が一緒に付いてくる。これらは (Deconstructorを除いて) 他のセンチネルやモアにも装備可能。
またセファロン・シマリスは、一部のセンチネルにより発展的な支援行動を行わせるプリセプトMODを販売している。

また、センチネルにも上位互換品であるPrimeバージョンやPrismaバージョンが実装されているものがある。これらのセンチネルは、制作時に付属する武器も対応する上位互換バージョンになっている。

実装されているのは以下の9種類。

CARRIER
キャリア

弾薬所持量を増加させ、違う種類の弾薬を所持している武器に合わせて変換するプリセプトを持つ。またシマリスから、範囲内のストレージコンテナを自動的に破壊するプリセプトを購入できる。
付属武器はショットガンの「Sweeper」。
DETHCUBE
デスキューブ
通常の射撃攻撃の他、敵に高威力のビームを放つプリセプトを持つ、攻撃特化型のセンチネル。シマリスからは、一定回数キルアシストを行うごとにエネルギーオーブを生成するプリセプトを購入できる。
付属武器はフルオートライフルの「Deth Machine Rifle」。
DIRIGA
ディリガ
専用の射撃プリセプトは、センチネルの中では最も長い射程を持つほか、接近し攻撃してきた敵に対して電撃を浴びせ、スタンさせるプリセプトを持つ。
付属武器はスナイパーライフルの「Vulklok」。
DJINN
ジン
DIRIGAに次いで長い射程と、敵を攻撃を止めさせ、近くに誘導するプリセプトが特長のセンチネル。またシマリスから、破壊された場合に一定時間経過後復活するプリセプトを購入できる。こちらは汎用の復活プリセプトと違い復活回数に制限がないものの、即座に復活するあちらと違い復活までに比較的長い時間 (最短でも90秒) がかかる。ちなみに併用することも可能。
付属武器は毒属性のダーツ矢を放つ「Stinger」。
HELIOS
ヘリオス
戦闘中に自動で敵やオブジェクトのコーデックススキャンを行ってくれるプリセプトを持つ。ただし規定回数スキャンし、完全に情報が開示されている対象に対してはスキャンを行わない。またスキャン時にコーデックススキャナーかシンセシススキャナーを消費するため、これらを持っていない場合もスキャンは行われない。シマリスからは、スキャンを完了している敵に対し、「弱点」をランダムに付与するプリセプトを購入可能。
付属武器は、自身のパーツを飛ばして攻撃するブーメラン「Deconstructor」。パーツを飛ばすという都合上、HELIOSにのみ装備できる。
OXYLUS
オキシラス
オープンワールド風マップでの活動支援に特化したセンチネル。素材コンテナを一定時間マップに表示するプリセプト、一定範囲内の水場のホットスポットを暴き、生息している魚を光らせてマーキングするプリセプトを持つ。シマリスからは、採集にスキャンを要する植物素材に対し自動スキャンを行ってくれるプリセプトを購入可能。付属武器はバーストライフルの「Multron」。
SHADE
シェード
★(Prisma版あり)
範囲内に敵が接近した際、テンノを透明化させるプリセプトを持つ。専用の射撃プリセプトは、他のセンチネルと違いテンノが攻撃された際に、攻撃してきた敵に反撃するという形式 (敵を発見次第、能動的に攻撃するということがない)。シマリスから、透明化解除時に3秒間だけ、テンノの与ダメージを上昇させるプリセプトを購入できる。
付属武器はバーストライフルの「Burst Laser」。
TAXON
タクソン
与えたダメージをシールドに変換し、テンノの耐久性を向上させるプリセプトを持つ。プレイの比較的初期の段階で設計図が手に入る、入門者向けのセンチネル。付属武器は冷気ビームを発射し敵を鈍化させる「Artax」。
WYRM
ワーム
多数の敵が寄ってきた際、それらをスタンさせるプリセプトを持つ。攻撃とクラウドコントロールを併せ持ったバランス型のセンチネル。またシマリスからは、一定間隔で一度だけ、テンノの状態異常を防止するプリセプトを購入できる。
付属武器はフルオートライフルの「Laser Rifle」。Wyrmが主役のミニゲームも実装されている。

クブロウ

犬に似た卵生の動物。育てるには、地球上にいる野生のクブロウの巣を破壊し、卵を入手する必要がある。更に卵の孵化には、専用のアップグレードパーツが必要。育成には手間がかかるが、その分センチネルよりも耐久性が高く、戦闘中にダウンした際も無条件で蘇生が可能。以下の6種類が実装されている。

HURAS クブロウ
フラス クブロウ
敵に突進攻撃を仕掛けるプリセプトと、敵が接近してきた際、テンノを透明化させるプリセプトを持つ。SHADEと似ているが、より敵の検出範囲が広い。
RAKSA クブロウ
ラクサ クブロウ
敵を怯えさせ、逃走させるプリセプトと、自身とテンノのシールドを回復させるプリセプトを持つ。
SAHASA クブロウ
サハサ クブロウ
地面の中からアイテムを掘り出すプリセプトを持つクブロウ。敵に対してフィニッシャー(組付き)攻撃を仕掛け、より大きなダメージを与えることもできる。
SUNIKA クブロウ
スニカ クブロウ
確保ミッションにおいて、逃げ回るターゲットを組み伏せるプリセプトを持つ。SAHASAクブロウと同様のフィニッシャー攻撃も可能。
CHESA クブロウ
チェサ クブロウ
破壊したコンテナや倒した敵から追加のアイテムを取り出すプリセプトと、敵の武器を無効化するプリセプトを持つクブロウ。
HELMINTH チャージャー
ヘルミンス チャージャー
感染体と融合したクブロウ。卵の孵化時に、Warframeの首元に感染した腫瘍(シスト)を吸入させるとこれが生まれる。HURASクブロウと同様の突進攻撃の他、相手をグラップリングフックの要領で引き寄せ、毒属性の攻撃を放つプリセプトを持つ。
更にフォーチュナーの高難度依頼ミッションの報酬として、一定間隔で小型の感染体 (マゴット) を産み落とすようになる効果と、それらから追加ダメージを得られる効果を併せ持ったプリセプトを入手できる。

キャバット

猫に似た動物。育てるには、遺跡船にいる野生のキャバットをスキャンして入手できる「キャバット遺伝子コード」を10個入手する必要があり、更に孵化器をキャバット対応のものにアップグレードする必要がある。現在、以下の3種が実装されている。

ADARZA キャバット
アダルザ キャバット
テンノの攻撃のクリティカル率を上げるプリセプトと、受けた攻撃を跳ね返すプリセプトを持つ。
SMEETA キャバット
スミータ キャバット
透明化したうえでデコイを出し、敵を引き付けるプリセプトと、テンノの運気を上げ、様々なバフを付与するプリセプトを持つ。
VASCA キャバット
ヴァスカ キャバット
攻撃しつつ敵の体力を吸収するプリセプトと、テンノがダウンした際に体力を代償にして蘇生させるプリセプトを持つ。
誕生させるには、VASCAキャバットの持つ遺伝子データが必要。誕生させたVASCAキャバット自身から採取できるほか、夜間のエイドロンの草原にて野生のVASCAキャバットと接触し、「VASCAウィルス」に感染した他2種のキャバットの遺伝子からも、データを採取できる。

モア

コーパスの戦闘用二足歩行ロボットを、テンノ用に改造したもの。「モデル」「コア」「ジャイロ」「ブラケット」の4つのパーツを、フォーチュナーで組み立てることで入手できる。モデルごとに異なるプリセプトMODが付属するが、センチネルなどと異なり、モデルによって装備可能なプリセプトが限定されることはない。他のパーツは、コアとジャイロがヘルス・シールド・装甲に影響し、ブラケットは極性に影響する。以下ではモデル一覧のみ掲載する。

PARA モア
パラ モア
反重力グレネードを投げ、敵を浮き上がらせるプリセプトと、敵を拘束する地雷を設置するプリセプトが付属。
LAMBEO モア
ランベオ モア
地を這う衝撃波を発生させ、敵を転倒させるプリセプトと、敵の弾速とダメージを低下させるフィールドを生成するプリセプトが付属。
OLORO モア
オロロ モア
近くのコンソールを自動でハッキングし、一定確率で機械・ロボット系の敵を洗脳するプリセプトと、エイムグライドの時間を延長するプリセプトが付属。
NYCHUS モア
ナイチャス モア
敵に飛び掛かり衝撃波を放ちつつ、シールドを大きく回復させるプリセプトと、近くの敵にキック攻撃を放つプリセプトが付属。

プレデサイト

カンビオン荒地に生息する、感染に適応した生物。3種類存在する。感染体に襲われ衰弱した個体を保護し、Sonに依頼して蘇生してもらうと入手できる。内部システム上はクブロウに分類され、クブロウ用MODを装着可能。

ワズィール プレデサイト
酸液により攻撃と目つぶしを行うプリセプトと、触れたもののヘルスを回復する胞子を出すプリセプトを持つ。
ファラオ プレデサイト 寄生虫を放って複数の敵にダメージを与えるプリセプトと、毒霧を生み出し、触れた味方に毒ダメージバフを与えるプリセプトを持つ。
メジャイ プレデサイト 突進によりダメージとスタンを与えるプリセプトと、組み付き攻撃を行うと共に敵に爆発性胞子を埋め込むプリセプトを持つ。

バルパファイラ

カンビオン荒地に生息する、感染に適応した生物。共通して、倒された際に自動的に復活するプリセプトを持つのが特徴。やはり3種類存在し、入手法もプレデサイトと同様。内部システム上はキャバットに分類され、キャバット用MODを装着可能。

スライ バルパファイラ
敵を倒すことに主の回避率を上昇させるプリセプトを持つ。
クレセント バルパファイラ 突進によりダメージとともに、敵を浮遊させ行動不能にするプリセプトを持つ。
パンザー バルパファイラ 感染体の針を放ち、ダメージと共に感染性の胞子を付着させるプリセプトを持つ。

ギアアイテム

事前にアーセナルから装備しておくことで、ミッション中に使用できる様々なアイテム。その多くは消費アイテムであるが、中にはミッション中の窮地を救ってくれるようなものもある。ミッションで詰まったときには使ってみるといいかもしれない。ただし、特にエンドコンテンツにおいては、ギアの使用が制限される場合もある。例えば、ソーティーやナイトメアモードでは一部のギアが実質的に使用不可になり、サンクチュアリ交戦やアリーナにおいては、ギアメニュー自体が表示できなくなる。

主なアイテムは以下の通り。

  • サイファー: ハッキング時のミニゲームを即座に完了させる。消耗品。特にハッキングの機会が多い潜入や救出ミッションで活躍するが、ソーティーやナイトメアでは使用不可。ある程度の練習はしておいたほうが良い…かもしれない。
  • エアリアルサポートチャージ: ランディングクラフトに戦闘支援を要請する。消耗品。各ランディングクラフトの支援効果は、ランディングクラフト一覧を参照。
  • コーデックススキャナー: 敵やオブジェクトのスキャンを行う装置。消耗品。スキャンすることで経験値が得られ、更にスキャンしたものの情報がコーデックス上で徐々に開示されていく。なお、センチネルのHeliosは、自動でスキャンを行う機能を持っているが、自動スキャンでもスキャナーは消費される。
  • シンセシススキャナー: セファロン・シマリス特製のコーデックススキャナー。こちらも消耗品。基本的な機能はコーデックススキャナーと同じだが、スキャンした時に得られるものがセファロン・シマリスの地位ポイントになっている他、シマリスの指定する特別なターゲット (シンセシスターゲット) のスキャンはこちらでしか行えない。また、シマリスの提供する「ウィジェット」という装置でアップグレードが可能で、これにより使っても消費させなくしたり、スキャン速度を上昇させることなどが可能。
    • キネティックサイフォントラップ: シンセシスターゲットを宙に浮かべて拘束する消耗品。シンセシスターゲットは機敏に逃げ回るので、これで動きを抑えてからシンセシススキャナーを使うのが基本となる。
  • リストア: 戦闘中に消費される体力やリソースなどを回復させてくれる消耗品。具体的には、Warframeのヘルス・シールド・アビリティ用エネルギー、銃器の弾薬の4種類がある。
  • スペクター: AIによる自律行動で戦闘を支援してくれるクローン。大まかに、救出ミッションで手に入る「Warframeスペクター」と、シンジケートやBaro Ki'teerから入手できる「敵キャラクターのスペクター」がある。これらは全て、ナイトメアミッションでは敵対状態で出現するため、実質的に使用不可。
  • ドラゴンキー: 強力なMODが眠る、遺跡船の宝物庫の扉を開くためのギア。問題は、このキーには強烈な副作用があること。ドラゴンキーにはBleeding、Decaying、Extinguished、Hobbledの4種類があり、それぞれ装備中は、「ヘルスが4分の1に低下」「シールドが4分の1に低下」「与ダメージが4分の1に低下」「移動速度が2分の1に低下」というデバフがかかる。複数のドラゴンキーを装備すれば、デバフも複数かかってしまう。この効果は遺跡船以外のミッションでも発生するため、外し忘れには要注意。
  • モリ: ランドスケープにおいて、釣りを行うための道具。何度でも使用可能。いくつか種類がある。シータスで入手できるのは「LANZOモリ」「PERAMモリ」「TULOKモリ」の3種類で、それぞれ一突きで獲れる魚の種類が異なる。フォーチュナーで入手できるものは「SHOCKPRODモリ」「STUNNAモリ」の2種類で、捕獲時に発生する、周囲の魚を痺れさせる電気ショックの範囲が異なる (STUNNAモリの方が広い)。ネクロリスクでは「SPARIモリ」「EBISUモリ」の2種類を入手できる。両者ともカンビオン荒地の粘液の池を貫通し、水中にいる魚を捕らえられる他、前者は投擲時に周囲の魚に気づかれにくい、後者は全く気付かれないという効果を持つ。
    • ベイト: いわゆる撒き餌。ホットスポットに投げ込むことで、レアな魚を出現させる消耗品。
    • ルミノス・ダイ: そのままでは見えにくい魚をハイライト表示させることで、見やすくする消耗品。
    • ファローマ: 魚をおとなしくさせ、狙いを外した時に暴れるのを防止する消耗品。
  • NOSAMカッター、SUNPOINTプラズマドリル: ランドスケープの鉱石や宝石を採掘するための道具。何度でも使用可能。シータスで入手できる「NOSAMカッター」は3種類あり、それぞれ性能に差があるが、フォーチューナーでの入所となる「SUNPOINTプラズマドリル」は、性能の違う上位互換のようなものは存在しない。
  • Echoルアー: ランドスケープでの動物保護に使用する、動物の鳴き声を再現して鳴らすための機器。対象の動物ごとに種類があり、何度でも使用可能。指定ポイントで使用することで、動物が出現する。
    • フェロモンシンセサイザー: Echoルアーを鳴らす前に使用することで、レアな種類の動物を出現させやすくする消耗品。
  • 麻酔銃: Echoルアーと同じく、動物保護に使用する。何度でも使用可能。出現した動物に打ち込むことで眠らせ、保護可能状態にする。
  • アークウィングランチャー: アークウィングを装着し、飛行移動とアークウィングのアビリティ使用が可能な状態になる。何度でも使用可能だが、ランドスケープでのみ有効。
  • K-ドライブランチャー: K-ドライブホバーボードを呼び出し、高速でのホバー移動が可能な状態になる。アークウィングランチャーと同じく、何度でも使用可能だがランドスケープでのみ有効。
  • アークウィングガン展開装置: プロフィット・テイカー オーブ関連のミッション中に入手する、地上でアークウィングガンを使用するためのギア。何度でも使用可能。通常のミッションでも使用できる。
  • ネクロメカランチャー: 照準地点に制作したネクロメカを呼び出す。初めてのネクロメカの製作が終わった際に自動入手する。やはり何度でも使用可能だが、ランドスケープでのみ有効。
  • オムニ: エンペリアンミッション中に自動的に使用可能となる万能修復ツール。船体に発生する様々な種類の損傷を修復できる他、レールジャック船外では帰還ワープにも利用できる。

マスタリーランクシステム

マスタリーランクとは、いわばWarframeというゲームのやり込み度合を示すランクである。

ここまでで紹介したフレームやアークウィング、武器、コンパニオンといったゲーム内の装備のうち、初めて使用するものの装備ランクを上げることで、マスタリーランク用の経験値を得ることができる。こうしてマスタリー経験値を一定値まで稼ぎ、その上でロータスから課される試験に合格することで、マスタリーランクを上昇させることができる。

マスタリーランクを上昇させることで得られる恩恵としては、次のようなものがある。

  • マスタリーランク制限のあるコンテンツの解禁
    武器やプレイコンテンツの中には、一定のマスタリーランク以上でなければ使用できない・参加できないものがある。特に、このゲームに登場する武器のほとんどにはランク制限がかけられていると言ってよいため、欲しい武器を入手できるようになることはもちろん、更なるマスタリーランク向上にもつながる。
  • 初期MODキャパシティの増加
    装備のランクが低い状態でのMODキャパシティは、マスタリーランクの数値と同じになる。最終的なキャパシティが増加するわけではないが、MODを全く装着できずに育成する期間が減るため、プレイの快適さにつながる。
  • 一部のゲーム内ポイントの上限上昇
    一日で稼げるシンジケートの地位ポイント上限や、レリックの報酬のうち、レア度の高いものを出やすくすることができる素材「Voidトレース」の所持上限といったものが、マスタリーランクに応じて上昇する。
  • ログインボーナスの改善
    マスタリーランクが高いほど、レア度の高い素材などが当たりやすくなる。

勢力とNPC・ステージ

勢力

このゲームには非常に多くの勢力が存在している。ここでは、「ファクション」と呼ばれる主要な勢力と、それらに比べて小規模ではあるが大きな存在感を示している「シンジケート」に分けて紹介する。

ファクション (主要勢力)

太陽系全土に影響力を持つほどの一大勢力たち。

Tenno
テンノ
古代文明オロキンの時代に存在していた戦闘種族。実際の発音は「テノゥ」に近い。
かつてはVoidと呼ばれる禁断の領域に生息しており、悪魔として忌み嫌われていたという。オロキンがセンティエントとの戦争に敗北した後、Voidから連れ出されたテンノが強化外骨格Warframeを与えられ、兵器として運用された。しかしオロキンが戦争に勝利した直後に謎の離反を遂げ、経緯は不明ながら冷凍睡眠に入る。
時が流れ、次々と覚醒したテンノは、庇護者であるロータスの下で寡兵ながら宇宙に強力な存在感を示す事となった。しかし冷凍睡眠前の記憶を失っている者がほとんどで、過去に何があったのか覚えていないという。
自らを厳しく律し、敵対する者には容赦がないが、示される報酬によっては戦力を貸すという傭兵的な一面を持つ。また強力無比な戦闘力を持つが、不死ではない。その為、戦いの中で命を落とすテンノもいる。
U18「二番目の夢」にて更なる、そして驚くべき真実が明かされた。
Lotus
ロータス
作中でテンノを支援する唯一の組織。またオペレーターである女性型ヒューマノイドも指す。名前の通り、蓮をモチーフにした衣装に身を包んでいる。かつてはビジュアルのせいで鼻フックという不名誉な綽名があった。
意図は不明だが、テンノの覚醒に呼応するかのように支援の手を差し伸べる一方で太陽系の戦況を伝え、様々な戦地へ赴かせている。
その由来は古代オロキンにまで遡り、センティエントとの関連も示唆されている。ロータス個人も何やら因縁を抱えている模様。
Grineer
グリニア
太陽系を支配せんとする超巨大帝国両女帝 (シスターズ) と呼ばれる絶対的支配者の下、クローン技術によって大量に生み出される兵士達の人海戦術が最大の武器。
テンノについては太陽系支配を妨害する最大の敵と見なしており、抹殺を至上命令とする。初期では古代遺跡で冷凍睡眠しているテンノを見つけ次第始末しようとしていたが、作戦に着手していたCaptain Vorはテンノの捕獲・洗脳を試み、返り討ちに合ってしまった。 一方で不完全なクローン技術を用いている為に遺伝子の劣化が激しくなり、短命、奇形、知能退化などの様々な弊害が生じている。これを補う為に敵対勢力であるコーパスから対処技術を購入しており、敵対しつつも微妙な共生関係が続いている。
その後U19「内なる紛争」にて両女帝が遂に登場、物語が大きく動いた。
Corpus
コーパス
太陽系を股にかけて商売を行い、作中世界の交易路を牛耳る一大企業。徹底した拝金主義であり、利益を求めるならどのような極悪非道もしてのける。儲けになるなら敵であろうと商品を売りつけるほど。
所持する財産で組織内の地位が決まる為、仲間の追い落としや抹殺は日常茶飯事。ブラック企業の極みである。高度なロボット技術を所持しており、戦力はグリニアに匹敵する。
古代オロキンの『失われた技術』に対する信仰というカルト的側面を持っている為、技術の結晶であるテンノは最高の獲物であると同時に、古代オロキンを滅亡させた「裏切者」として扱う。囚われてしまったテンノは徹底的な「研究」の末に切り売りされるという悲惨な末路を辿る事となる。
Infested
感染体
有機物・無機物を問わず感染し、罹患者を変容させる「テクノサイトウイルス」に感染した存在。サイズはまちまちだが、いずれもおぞましい容姿をしている。
ウイルスに感染した者は激痛の中で発狂し、敵を見境なく攻撃する怪物となる。感染力は極めて強く、時には惑星一つを覆い尽くす程。事態を重く見たロータスの指示によりテンノが対応しているが、根絶には至っていない。
強力な感染体は人語を解する事が出来るほか、集合意識を代表してメッセージを発する事がある。特にテンノに対しては、どういうわけか「同胞」であるとして我々と同化せよと誘いをかけてくる。
Orokin
オロキン
はるか古代に太陽系を支配していた帝国。センティエントとの戦争で兵器を乗っ取られて敗北寸前まで追い詰められたものの、対抗する為にテンノを勢力下に入れる事で逆転、勝利を収めた。
しかし戦勝の式典において突然のテンノの離反に合い、民は虐殺され文明は壊滅した。その遺跡が現在もVoidに存在しており、はるか未来でも防御機構が働いている。
古代の遺産を求めてやってくる者は多いが、防御機構によって洗脳装置を取り付けられ、「コラプト」と呼ばれる尖兵にさせられてしまい、侵入者に対して容赦なく襲い掛かってくる。
Sentient
センティエント
はるか古代にオロキンと戦争して敗北したという謎の勢力。敵の兵器を乗っ取るという能力を持っていたらしいが、それ以外の詳細な情報は不明であった。
しかし近年になり、戦場で稀に見かけられるようになった「オキュリスト」と呼ばれる、謎のドローンの存在を通じて復活が疑われるようになる。
後にTyl Regorにより、センティエントの墓が発掘されたことで本格的に復活。こちらの攻撃に適応して耐性を変える「バタリスト」「コンキュリスト」などの戦闘型個体が登場し、テンノの前に立ちはだかる。
Wild
無所属
上記勢力にいずれにも所属しない、野生生物の類。
ランドスケープに出現するものは、麻酔銃を使った保護の対象となる。
  • デザートスケート (Desert Skate): 火星の砂漠地帯に生息する、エイのような生物。針を飛ばして攻撃してくる。
  • クブロウ (Kubrow): 地球の森林に生息する、犬のような生物。野生のものはテンノに敵対的だが、卵から孵化させた個体はテンノに力を貸してくれる。
  • キャバット (Kavat): 遺跡船に生息する、猫に似た生物。クブロウと同様、野生のものはテンノに敵対的。野生のキャバットをスキャンすることで「遺伝子コード」を入手でき、これから味方となるキャバットを孵化させることができる。
  • コンドロク (Condroc): エイドロンの草原に生息する、コンドルに似た大型の鳥。
  • メルゴー (Mergoo): エイドロンの草原に生息する、特異な外見の鳥。コンドロクより小型。
  • クアカ (Kuaka): エイドロンの草原に生息する、背骨の飛び出たげっ歯類のような生物。保護時は3体の群れで現れる。
  • ポバー (Pobber): オーブ峡谷に生息する、ネズミに似た動物。クアカと同じく、保護時は3体の群れで現れる。
  • バーミンク (Virmink): オーブ峡谷の生息する動物。クブロウと同じく犬に似ているが、凶暴な顔立ちのクブロウに対して、こちらは穏やかでかわいらしい顔立ちをしている。
  • ソーゴー (Sawgaw): オーブ峡谷に生息する、タカのような鳥。保護時は巨大なキノコの上に止まるため、保護がやや困難。
  • ボラロラ (Bolarola): オーブ峡谷に生息する、強固な装甲板を持った動物。装甲板は麻酔銃の弾をはじいてしまうので、麻酔銃を使う際は無防備な腹側を狙う必要がある。
  • ホラスキュー (Horrasque): オーブ峡谷に生息する動物。普段はモグラのように地中で生活しており、保護時には地面に顔を出す。保護の最初のステップである足跡追跡の際は、周囲に毒性の糞が撒かれているため注意が必要。また、保護には麻酔銃の弾を2発撃ちこむ必要がある。
  • ストーバー (Stover): オーブ峡谷に生息する原始的なクブロウの一種。6つの目を持つ。保護には麻酔銃の弾を3発撃ちこむ必要がある。
  • クブロドン (Kubrodon): オーブ峡谷の頂点捕食者である動物。見た目はクブロウに似ている。他の保護対象動物と違いこちらを攻撃してくることがあり、Warframeのアビリティに耐性を持つ。保護には麻酔銃の弾を2発撃ちこむ必要がある。
  • アビカイア (Avichaea): カンビオン荒地に生息する、鳥とも虫とも判別の付かない外見の生物。
  • クリプティレクス (Cryptilex): カンビオン荒地に生息する、甲羅を持った小型の虫。凶暴なため、保護時に攻撃してくることも。
  • ネクシフェラ (Nexifera): カンビオン荒地に生息する、何とも比較しがたい容姿の生物。普段は天井部分に張り付いており、真下に蛍光液を垂らしている。液につられて真下に行くと落下して攻撃をしてくるが、この瞬間が麻酔銃を撃ち込むチャンスでもある。
  • プレデサイト (Predasite): カンビオン荒地に生息する、感染体に適応したクブロウに似た生物。猛獣然とした外見だが臆病な性格。コンパニオンとしても運用可能。
  • ベロシポッド (Velocipod): カンビオン荒地に生息する、大型の羽虫のような生物。既述のように即席のK-ドライブとしても利用できるが、その関係からかフレームのアビリティで眠らせても保護できない。保護したい場合は麻酔銃を使う必要がある。
  • バルパファイラ (Vulpaphyla): カンビオン荒地に生息する、感染体に適応したキャバットのような生物。よく見ると目が存在していない。凶暴そうな外見ながら臆病な性格である点は、プレデサイトと共通する。
  • アンダゾア (Undazoa): カンビオン荒地に生息する、下半分が裂けた肉塊に細い四本足が付いた醜悪な外見の生物。

シンジケート

主要勢力ほどではないものの、太陽系の各所で暗躍し、一定の影響力を持つ勢力。その多くは協力関係を結ぶことができ、貢献に応じて「地位ポイント」を獲得することができる。地位ポイントはそのシンジケートが提供する商品と交換できるが、一日で稼げる地位ポイントには上限がある点に注意。

抗争シンジケート

本作でのシンジケートシステム導入と同時に、最初に実装されたシンジケート。「六大シンジケート」とも。これらのシンジケートには、その組織のシンボルである「シジル」が存在し、それを身に着けてミッション内で経験値を獲得することで地位ポイントを得る。
また、組織間の同盟・対立・敵対の関係が設定されており、全ての組織でまんべんなく地位を高めることは不可能 (どこかで地位を高めれば、それに応じて地位が低下するシンジケートも必ず発生する)。
そして地位がマイナスまで低下したシンジケートからは敵対状態とみなされ、刺客として特殊能力で強化された雑魚敵である「エクシマス」の大群を差し向けられる可能性が出てくる。もっとも、この敵対状態はあくまでゲームシステム上の話で、メインストーリーに反映されることはない。そのため、敵対したシンジケートが依頼主であるクエストやイベントミッションを受注できないといった状態にはならないため、その点は安心。

Steel Meridian
スティール・メリディアン
両女帝への忠誠心を持たずに生まれてきた者など、グリニア帝国内で異端とみなされ、帝国から離反した者達による、弱者保護・相互扶助の組織。各地でゲリラ戦を仕掛け、更なるグリニア離反者たちの手助けを行っている。リレー支部には歴戦の兵士が集っており、ものものしい雰囲気。
代表者は若い女性グリニア兵の「クレッサ・タル (Cressa Tal)」。
同盟相手は「レッド・ベール」、対立・敵対相手は「ニュー・ロカ」と「ペリン・シークエンス」。
Arbiters of Hexis
アービターズ・オブ・ヘクシス
オロキン時代のテンノ神話を否定し、その真実を求める組織。統制と鍛錬を重要視し、熟練のテンノに対して「仲裁」ミッションによる試練を課す。頭でっかちのきらいあり。リレー支部はさながら裁判所めいた厳粛な雰囲気。
代表者の名前が不明。声質から判断するに恐らくは男性。
同盟相手は「セファロン・スーダ」、対立・敵対相手は「ペリン・シークエンス」と「レッド・ベール」。
Cephalon Suda
セファロン・スーダ
好奇心のままに知識を追い求める組織。代表者である「スーダ (Suda)」はヒューマノイドの姿を取ってはおらず、セファロン (AI) の形で存在している。知識を重要視する為か、殺人をことのほか嫌う (とはいえ、敵対しているなら刺客はきっちり送り込んでくるが)。
同盟相手は「アービターズ・オブ・ヘクシス」、対立・敵対相手は「レッド・ベール」と「ニュー・ロカ」。
The Perrin Sequence
ペリン・シークエンス
拝金主義のコーパスから離反した、善良な商人・資産家達による組織。「助け合いは商いの基本」という理念の下、売り手も買い手もWin-Winな関係を重要視している。
代表者は「エルゴ・グラスト (Ergo Glast)」。
同盟相手は「ニュー・ロカ」、対立・敵対相手は「アービターズ・オブ・ヘクシス」と「スティール・メリディアン」。
Red Veil
レッド・ベール
自らを「浄化の炎」と定め、秩序の維持のためであれば暴力も流血も是とする過激派組織。リレー支部は赤色と炎に飾られており、捕まったグリニア兵が改造だか拷問だかを受けている他、その後ろには感染体が捕獲され、閉じ込められている。
アービターズと並んで代表者の名前が判明していない組織でもある。こちらも恐らくは男性。
同盟相手は「スティール・メリディアン」、対立・敵対相手は「セファロン・スーダ」と「アービターズ・オブ・ヘクシス」。
New Loka
ニュー・ロカ
かつて存在した、地球の人類を崇拝している組織。荒廃した地球を元の姿に戻し、繁栄させようとしている。リレー支部は美しい自然が溢れる癒しスポット。
代表者は女性の尼僧「アマリン (Amaryn)」。
同盟相手は「ペリン・シークエンス」、対立・敵対相手は「スティール・メリディアン」と「セファロン・スーダ」。
中立シンジケート

抗争シンジケート実装後に、新たに追加されたシンジケート。これらのシンジケートは、同盟・敵対のいずれの関係も存在せず中立を貫いており、全ての組織で地位を高めることが可能。また、地位ポイントの獲得方法がシジルによるものではなく、各々の組織が定める独自の方法になっている。

Cephlalon Simaris
セファロン・シマリス
セファロンの一体「シマリス (Simaris) 」が管理している、「滅びゆく生命体をデータ化・記録して保存し、後世に残す」ためのデータオアシス「サンクチュアリ」の構築を目指すシンジケート。構築中のサンクチュアリを用いた実験も行っている。
シンセシススキャナーで敵・オブジェクトをスキャンする (=シンセシス) 事で地位ポイントを獲得する。
Conclave
コンクレーブ
コンクレーブマスターの「テシン (Teshin) 」が管理するシンジケート。テンノ同士の戦い、すなわち対人戦 (PvP) を通じた自己研鑽と切磋琢磨により、更なる高みへの到達を目指す組織である。
本ゲームの対人戦コンテンツをプレイすることで地位ポイントを獲得でき、提供する報酬もそのほとんどが対人戦用のものである。
なお「鋼の道のり」の試練を課すのもTeshinであるが、そちらの遂行はコンクレーブの地位ポイントには貢献しない。
Ostron
オストロン
地球にある「エイドロンの草原」の開拓者たちのコミュニティであり、「シータス」という村に拠点を置く。代表者はシータスの長老である「コンズ (Konzu) 」。
地位ポイントを獲得するには、エイドロンの草原でのミッションをクリアしたり草原内での特定のアクティビティに取り組むか、草原内で得られる素材を住民に提供する必要がある。
The Quills
クイル
※ネタバレ防止のため反転
シータスの隠された場所にあるシンジケート。
ゲーム終盤に開放される要素であるオペレーター (Operator) のための装備品を取り扱う。代表者はオストロンの元歴史学者である「オンコー (Onkko) 」。
地位ポイントを獲得するには、センティエントがドロップする「センティエントのコア」を捧げる必要がある。
Solaris United
ソラリス連合
金星にあるコーパスの強制労働施設「フォーチュナー」に収容された負債者のコミュニティかつ、同施設を牛耳るNef Anyoに対し、真っ向から反旗を翻す地下組織。女性の労働監督者「ユーディコ (Eudico) 」が代表を務める。
地位ポイントを獲得するには、オーブ峡谷でのミッションをクリアや峡谷内でのアクティビティへの挑戦、峡谷素材の提供などが必要。
Ventkids
ベントキッド
フォーチュナーの通気口内に住む孤児たちによるシンジケート。峡谷から盗み出したパーツによるK-ドライブの作成の他、K-ドライブによるレースやトリックの腕を磨くことを共通の目的とし、論理による絆で彼らの家族と同じくらい、あるいはそれ以上に強く結びついている。
地位ポイントを得るためにはK-ドライブレースをクリアしたり、トリックを決める必要がある。代表は、テンノのような余所者との窓口を務める「ポバー」グループのリーダー「ロキー (Roky)」と、レースの主催やパーツの調達などを行う、峡谷での実動部隊「クブロドン」グループのリーダーである「ブーン (Boon)」の2名体制。
Vox Solaris
ヴォックス・ソラリス
※ネタバレ防止のため反転
フォーチュナー内の「バックルーム」にあるシンジケートで、ソラリス連合の裏の顔ともいうべき組織。
クイルとつながりがあり、やはりオペレーターのための装備品を取り扱う。その他、EudicoとBizも参加して、とある計画が進められているようだ。代表者はソラリス連合のエージェントである「リトル・ダック (Little Duck) 」。
地位ポイントを獲得するには、オーブ峡谷内の洞窟などで手に入る「トロイド」という装置を捧げる必要がある。
Entrati
エントラティ
ダイモスのカンビオン高地にある「ネクロリスク」に拠点を構える、ダイモスの調査を行っている一族「エントラティ家」の面々によるシンジケート。一家の母親である「マザー (Mother)」が実質的な代表者である。
有名なオロキンの研究者の一族であると同時に、太陽系のすべてのエネルギーの源である「ダイモスの心臓」と呼ばれる機構の管理を担う。
エントラティ家の面々は、いずれも巨大な人型の上半身と、感染体のつぼみのようなものに包まれた下半身という共通する身体構造を持つ。テンノに対してはおおむね友好的に接してくれるものの、とある出来事がきっかけで家族仲が大変に悪く、互いにいがみ合っている。
地位ポイントを得るには、各メンバーの専門分野に対応するアクティビティに取り組むことで得られる「トークン」を交換する必要がある。
Necraloid
ネクラロイド
※ネタバレ防止のため反転
ネクロリスク内の隠された場所にあるシンジケート。ネクロメカの技術を蘇らせようとしており、ネクラロイドの提供する設計図を基に、壊れたネクロメカを復元することで、オリジナルのネクロメカを入手することができる。代表者はエントラティ家に仕えるセファロンの片割れ「ロイド (Loid)」。
地位ポイントの獲得方法は、隔離庫ミッションで入手できる「オロキンマトリックス」を捧げること。

NPC

味方陣営

テンノの協力者となる、主要なNPCたち。

Ordis
オーディス
テンノのオービター及びランディングクラフトを管理するセファロン (AI) 。テンノの事を「オペレーター」と呼ぶ。
オロキンの時代に作られた存在で、ランディングクラフトごと休眠していた。テンノの覚醒に呼応して再起動、以後は彼らを支える事となる。
休眠の間に記憶の大部分が失われ、またデータに異常をきたしているのか、その通信画面ではヒビを確認できる。そのためかAIの人格もだいぶポンコツ化しており、時折ものすごく口が悪くなる。その一方で、かつての人格を思わせる無感情かつ意味深な台詞を口にする事もある。
とあるクエストでは同じセファロンであるシマリスに「自分の元に来るならば、あなたの記憶を戻す事が出来る」と言われたが、それを断り「私はOrdis、船の頭脳。私はオペレーターに仕えます。新しい思い出ならこれから私が作ります」と言い切り、テンノのサポートを続ける事を決めた。また危機に陥ったセファロン・スーダを助ける為に危険を省みず行動するなど、下手な人間よりも人間らしい性格。
Darvo
ダルヴォ
コーパス出身の商人。105歳の若造で、父親であるFrohd Bek (フロード・ベク) はコーパス委員会の幹部。
父により約束された将来の地位を蹴って自由商人となるが、グリニアに目をつけられて捕縛され、囚われの身となっていた。融通の利く取引相手を求めていたロータスの仲介によりテンノ達に助け出され、協力者の一人となる。
期間限定でお買い得になるセールを開催したり、時々テンノに協力 (という名の厄介事への対処) を求めてくる。後日、念願の店舗をテンノリレーに出店した。
父がテンノを「裏切者」と面罵した時も、真っ向から「テンノは裏切者なんかじゃない」と庇う発言をするなど、数少ない味方でもある。
Baro Ki'Teer
バロ・キティー
商人。通称バロ吉。特定の周期でテンノリレーに立ち寄っては、期間限定で特別な商品を販売していく。ちなみにDarvoからは商売敵という事や、招待されたパーティーの食事で酷い目にあった為、非常に嫌われている。
商品はMODの上位版、特別仕様の武器や装飾品などで、購入するには多額のクレジットに加えて、Prime装備のパーツや設計図を売却して得られる専用通貨「デュカット」が必要となる。彼がリレーを訪れる前ともなるとプライムパーツを集めんとするテンノにより、リクルートチャットでの募集が活発となるのはもはや風物詩。
実装当初は買い物に来たテンノ達にぐるりを囲まれて本人の姿がまるで見えなかった (=買い物ができなかった) 為、直後のホットフィックスでは「閉所恐怖症になった為にお立ち台を実装する」という粋な修正が入った。
Maroo
マルー
太陽系を股にかけて活動する盗賊。お宝と聞けばすっ飛んで行き、グリニアとコーパス両方を相手に手玉に取ろうとするしたたかな女性。
テンノを「ブリキ人形」、Ordisを「Ordo」と呼び、ロータス相手にも物怖じしないなど、気さくかつ怖いもの知らずな性格。
その後、廃墟だった火星のテンノリレーに居を構え、プレイヤー同士による円滑なアイテムの授受がおこなえるバザーとして運用し始めた。また、古代の宝物を入手できるミッションを受注できるようになる。
Clem
クレム
元・グリニアの兵士。両女帝に対する忠誠を持たずに生まれた特異個体。基本的に自分の名前しか喋る事が出来ない。かわいい。
Darvoの契約者として働いていたが、無用の存在として処刑されそうになっていた所を救い出された。以後はスティール・メリディアンのアジト (敵対している場合はDarvoの店) に常駐し、Clemのクローンの設計図を入手できるミッションを受注できるようになる。
Teshin
テシン
テンノリレーに存在するPvPによる対戦シンジケート「コンクレーブ」のマスター。独特の形をしたヘルメットをつけた老人で、二刀を佩いた姿は侍めいている。オロキンの時代から生きており、テンノ同士での手合わせによる鍛錬といった、ロータスとはまた異なったやり方でテンノを導く存在。
U19「内なる紛争」にて驚くべき出自が明らかとなった。
Nora Night
ノラ・ナイト
海賊ラジオ「Nightwave」を主宰するミステリアスな女性。彼女のラジオでは、太陽系での様々な事件に関する情報が流されている。リスナーであるテンノを「夢見る者達」と呼び、指定された「アクト」を完了した者に褒美を与える。
通信画面では顔全体を見ることはできず、口元のみ表示される。
Cephalon Cy
セファロン・サイ

オロキン時代の巨大宇宙船「レールジャック」を管理していたセファロン。本作のNPCの中でも特に低く、渋い声が特徴。
クランDOJOの乾ドックにおける研究によって現代に蘇った彼の指示により、テンノはレールジャックのパーツのサルベージと再建を行い、来たるべき未来へ備えることとなる。
エンペリアンミッションではオペレーターを担当し、クルーシップの出現やレールジャックの損傷といった脅威を的確に伝えてくれるありがたい存在。

シンジケート関係者

テンノと協力関係を結ぶことになる、各シンジケートの関係者たち。※人数が多いので、さらに細分して紹介する。

抗争シンジケート関係者

抗争シンジケートの関係者。なお、アービターズ・オブ・ヘクシスとレッド・ベールのリーダーについては、現時点で名前が判明していないため、シンジケート名を仮の項目名として転用している。

Cressa Tal
クレッサ・タル
スティール・メリディアンを指揮する女性のグリニア脱走兵。
ゲーム内では、彼女とは各テンノリレーの他、一定条件を満たすと訪れることができる地球の拠点「Iron Wake」で顔を合わせることが可能。また、グリニア兵の離反に関係するミッションである「Kela De Thaym抹殺」でも通信を送ってくる。
Vay Hekの送ったバロール・フォーモリアによって破壊されたリレーの再建を目指すイベント『「Pyrus」計画』においては主導的な役割を担うものの、その行動がGeneral Sargas Rukの怒りを買い、彼と配下のグリニア兵に襲撃を受けることとなる。その際のRukの発言から、グリニア離反前は彼に仕えていたことが示唆されている。またその名前から、Grustrag隊メンバーの一人「Shik Tal」との関係性についても考察がされているようだ。
なお余談ながら、グリニアの女性キャラの中では随一のかわいさと評判である
(Arbiters of Hexis)
(アービターズ・オブ・ヘクシス)
アービターズ・オブ・ヘクシスのリーダー。落ち着いた低音ボイスが特徴的。彼を含めたアービターズの構成員たちは黒を基調とした衣装を身にまとい、単眼にも見える装飾の付いたマスクで素顔を隠している。
同じくリーダーの名前が判明していないレッド・ベールは、一部の構成員の名前は判明しているのに対し、こちらはリーダー以下構成員の名前が一切判明していない。アービターズが主役となるクエスト等もいまだ実装されておらず、シンジケートの中でも特にストーリーの掘り下げが進んでいない。今後の展開と活躍に期待したいところである。
Suda
スーダ
セファロン・スーダ シンジケートを統括するセファロン。声は女性のものである。
好奇心が非常に強く、あらゆるものに興味を向ける。常に知識を渇望しており、まるで乾いたスポンジのように、貪欲に知識を吸収していくと評されている。
そういった知識の吸収を阻害する「破壊」という行為を嫌悪している。
クエスト内のストーリーでは、センティエントに乗っ取られ、テンノ抹殺のための踏み台にされかけるものの、テンノや同じセファロンであるオーディス、シマリスの助力により救出される。
Ergo Glast
エルゴ・グラスト
ペリン・シークエンスの取りまとめ役である老年の男性。
商人の組織であるペリンのリーダーであることから、それなりの資産を持ち合わせているようだが、急を要する事態とあらば私財を投げ打つこともいとわない。とあるクエストでは、Nef Anyoによって誘拐されたとあるコロニーの人々を救出するため、自身の全財産を賭けてインデックスに挑む姿が見られる。
コーパスからの離反者の受け皿となっているペリンだが、彼自身も元々はコーパスに努めており、かなり重要なポストに就いていたらしきことが示唆されている。
コーパス時代は現取締役会長であるFrohd Bekの下で、「Animo」と呼ばれる人工知能用プロセッサーの開発を主導していた。後にFrohd Bekは、これの制御機構を勝手に解除し、自律兵器「Ambulas」の頭脳部分に転用。Glastは自らの過去との決別のため、また高度な学習機能によってAmbulasが無敵の存在となることを防ぐため、テンノの助力を得てこれの破壊に成功する。
このように作中世界の中でもかなり善良な人物だが、資産家としての矜持からか、地位が低下し、敵対した場合は「ペリンは決して債権回収の手を緩めない」という厳しい言葉をぶつけてくる。
(Red Veil)
レッド・ベール
レッド・ベールのリーダー。黒字に赤で模様が描かれた、特徴的なスーツに身を包んでいるしわがれた声の男性。
過激派組織のリーダーであることから、敵対する者には感染体をけしかけるなど決して容赦しない。また上記の通り、レッド・ベールはスティール・メリディアンと同盟を結んでいるのだが、その構成員候補であるグリニアからの離反希望者を殺害しようとするなど、目的のためならば同盟相手の活動を妨げるような行動も辞さない冷酷さを見せる。
Cantis
カンティス
レッド・ベールの構成員の一人。2つの作戦イベントに渡って登場した。第一の作戦では、グリニアやコーパスにとらわれた同胞の救出をテンノに依頼し、テンノはこれを見事に成功。後の作戦でその礼として、強力なコーパス兵が集合している地点の座標を提供し、これの浄化に寄与した。
Paladino
パラディーノ
レッド・ベールの構成員の一人。
同組織で最も神聖視される存在「Rell」の意志を語る巫女で、レッド・ベール構成員が突如としてスティール・メリディアンの構成員に虐殺を仕掛けた現場にいたところを発見される。その後は地球の拠点「Iron Wake」で保護されており、とあるクエストで彼女の降霊術のような力を借りる他、破壊されたRiven Modの欠片を修復する技能も持っており、一定数の欠片を修復されたRivenと交換することも可能。
Amaryn
アマリン

ニュー・ロカの取りまとめ役である尼僧。
地球に存在する大自然をとりわけ重要視しており、それを破壊しようとしているグリニアの排除をテンノに依頼した。同時に、地球最古の聖地である「銀の果樹園」の調査も依頼してきた。
信仰心に篤い性格であるものの、篤すぎるがゆえにそれに反する真実が明らかになると、それから目を背け、一時はかつて信仰していたものを見捨てようともした。しかしながら、その真実に込められた意思を目の当たりにしたことで、最終的には考えを改めることができたようである。
中立シンジケート関係者

中立シンジケートの関係者など。なおTeshinについては、「味方陣営」の項で触れているのでそちらを参照のこと。

Simaris
シマリス
サンクチュアリを管理するセファロン。声は落ち着いた感じの中年男性といった趣のもの。
オーディスから尊敬を得ていることから、セファロンの中でもかなり名の通った存在であることが伺える。実際、最終的には本人の希望で明らかとはならなかったものの、Ordisの失われた記憶を蘇らせることができるほどの技量を持ち合わせているようだ。
その一方で中々の激情家でもあるようで、重要なシンセシスターゲットを殺された場合や同じセファロンが危機に陥った場合などには、声を荒げる場面も。
Konzu
コンズ
オストロンの民が住む村「シータス」の長老である老年の男性。エイドロンの草原でのミッションを「依頼」という形で頼んでくる。
村を守るために、最初は余所者であるテンノにもやや手厳しい態度で接するものの、依頼をこなし、オストロンでの地位を上げていくと友好的に接してくれるようになる。
SayaやOnkkoとは旧来の親友でもあったが、とある事件でOnkkoが失踪した後は疎遠になっている。
Saya
サヤ
オストロンの老女で、Onkkoの妻。上記の通りKonzuとも親友の間柄であったものの、Onkkoの失踪後は、その原因がKonzuにあるのではないかと疑い、疎遠となってしまっている。
Hai-Luk
ハイ・ルック
オストロンの老女で、釣り師を生業としている。
彼女にエイドロンの草原に生息する魚を提供することでオストロンの地位を高められる他、魚の解体を依頼し、特有の素材を入手することも可能。
提供品は漁に使うモリや撒き餌、釣果を記念する「トロフィー」の設計図など。
Hok
ホック
オストロンの鍛冶屋である壮年の男性。弟子の「ペドレック (Pedlek)」と共にシータスの一角で店を経営しており、店先では怠惰なペドレックを叱り飛ばしている姿がよく見られる。
彼の鍛造したいくつかの部品を組み立てることで、「Zaw」というオリジナルの近接武器を作成することが可能。
商品はZawのパーツと、Zawに取り付けることができる「エクゾディア」種のアルケイン。
Suumbaat
スームバート
オストロンの鉱夫である老年の男性。口調は荒いが気さくな性格で、テンノにそれまでの人生で培った生きるための秘訣を話してくれることも。
採掘に使用するレーザーカッターの他、鉱石や宝石を精製するための設計図、シータスに伝わる装飾品を提供している。
彼に宝石を渡すことで、オストロンでの地位を高めることも可能。
Teasonai
ティーソナイ
オストロンの若者。
通称は「獣飼いのTeasonai」で、草原における動物の保護に取り組んでいる。
提供品は動物保護用の各種アイテムの他、ぬいぐるみや動物コンパニオン用のコスメティックなどの、動物に関する装飾品各種。
Nakak
ナカク
オストロンの少女で、Trinityを模した仮面を着用している。
本人が着用しているTrinityをはじめとする、いくつかのWarframeを模した仮面の他、草原に配備されているグリニアの戦闘車両「タスクサンパー」のぬいぐるみや、経験値の共有範囲を広げるアイテムなどの雑多な品を販売している。
Onkko
オンコー

オストロンの歴史家で、Sayaの夫。この夫婦はかつてKonzuとも親友同士であり、良き仲間として絆を持っていたものの、ある日を境にOnkkoは姿を消してしまい、現在も行方知れずのままである。
以下ネタバレ
シータスの一角にある洞穴に身を潜めており、生きていることが後に判明する。彼は草原とセンティエントの謎を追い求めるために「クイル」という秘密組織に身を置くようになり、妻の安全を守るためにあえて何も言わず姿を隠したのであった。
クイル代表としての彼は、オペレーター用の「メイガス」アルケインやオペレーターの武器であるアンプ用の「バーチュアス」アルケインなどを提供する。
Eudico
ユーディコ
フォーチュナーの若き女性労働監督者。オーブ峡谷における「依頼」の窓口。
かつて、負債者の地位向上のための反抗組織のリーダーを務めていたが、Nef Anyoの策により組織は壊滅。そのトラウマにより、現在はひたすら服従の姿勢を見せることでAnyoをおだて、刺激しないように努めている。
The Business
ザ・ビジネス
オーブ峡谷における動物保護と釣りの窓口を務める男性。通称「Biz」。
Eudicoによれば、彼は「ある日突然私たちのもとに現れた」のだといい、特に出自に関しては、謎の多い人物でもある。
提供品は、動物保護用と釣り用の品が主。
Legs
レッグス
コーパスの物資を盗み、それを基にコンパニオンのモアの製造を行うソラリスの若者。
元々は「Thursby」という名で、両親の負債を受け継いだ若者の1人であった。スクラップを売ることで細々と返済を行っていたが、オーブ峡谷ミッションのチュートリアルクエストにて、テンノがフォーチュナーを訪れたことで欲を出してしまい、テンノにコーパス物資の盗難を依頼。それをコーパスに察知され、誘拐されてしまった。
手足を「差し押さえ」られ、死を待つのみになっていたところを間一髪のところで救出される。一命をとりとめた彼は、その後足のみをモアのものに入れ替え、「Legs」として再出発することになったのであった。
提供品としては、コンパニオンモアの部品のほか、モアに搭載できる武器を扱っている。
Smokefinger
スモークフィンガー
鉱夫を務めていたソラリスの男性。
現在はコーパスが峡谷に進出したことで、峡谷での採掘を行えなくなってしまっており、テンノにその代理として採掘を依頼してくる。
提供品は、採掘に使うプラズマドリルやその改良用部品、各種鉱石と宝石の精製用設計図など。
Rude Zuud
ルード・ズード
銃の密造を行っているソラリスの女性。
Chatter(チャッター)」と名乗る何者かの声に悩まされており、精神的に不安定になっているようだ。
彼女が密造している銃は「Kitgun」と呼ばれ、Zawと同様にいくつかのパーツを組み合わせて製造する。パーツの組み合わせによりプライマリとセカンダリのどちらもにもすることができる他、本体性能や撃ちだす弾丸の性質も変わる。
Ticker
ティッカー
ソラリスの負債を建て替えることで、彼らを救済する活動を行っている人物。
トランスジェンダーの女性であり、公式からの言及でも代名詞としては「She」「Her」などが用いられる。日本語字幕では、いわゆるオネェ口調で話す。
テンノも、彼女の下でクレジットや素材を提供することで負債の建て替えを行うことができ、その証として「借用証」を受け取ることができる。この借用証はソラリス連合の地位に変換することができる。
Little Duck
リトル・ダック
フォーチュナーの「バックルーム」と呼ばれる小部屋にいる、謎めいた女性。話しかけても「その姿は好みじゃない」といったことを言われ、取り合ってもらえないが……。
以下ネタバレ
その正体は、ソラリス連合の裏の顔ともいえる秘密組織「Vox Solaris」のエージェント。元は本作の公式コミカライズ作品である「WARFRAME: Ghouls」の登場人物であった。
取引はオペレーター状態でのみ行うことができ、Onkkoと同様のオペレーター向けアルケインを主に提供する。
Roky
ロキー
ベントキッドの「ポバー」グループのリーダーである少女。
「ポバー」は、主に「クブロドン」の面々が調達したK-ドライブの組み立てやメンテナンスを行うグループと考えられ、テンノは彼女に依頼することで、K-ドライブの作成を行ってもらえる。
Boon
ブーン
ベントキッドの「クブロドン」グループのリーダーである少年。
「クブロドン」は、峡谷内に忍び込み、K-ドライブレースを主催する他、コーパスから物資を盗む役割を担う、ベントキッドの実動部隊である。
その出自のため、まだ若いながら峡谷内の様々な抜け道にも精通しており、一部の依頼ミッションでは彼の力を借りることになる。
Loid
ロイド

エントラティに仕えるセファロンで、Otakとは身体を共有している。Loidが話す際は、ネクロメカと共通する、ドクロのような意匠の顔を前面に向ける。
ダイモスの再転位時に救難信号を発したのは彼であり、カンビオン荒地への初回入場時、Otakと共に案内に現れる。
カンビオン荒地におけるミッションのオペレーターは、彼が一貫して努める。様々なミッションタイプで的確な指示を飛ばし、荒地深部にある隔離庫の開錠方法も知っていることから、荒地のあらゆる分野に精通していることが伺える。
以下ネタバレ
ネクロメカと意匠が似ているというだけでなく、実は元々はネクロメカそのものであった。感染体の収容違反の時、Otakを助けるために身体を統合させた結果、今の姿になったのだという。
元ネクロメカだけあり、その技術を復活させようと画策している。ネクロリスクの一角にある「ネクラロイド」シンジケート代表としての彼は、ネクロメカやその武器の設計図や、ネクロメカ用MODなどを提供する。
Otak
オタク
エントラティに仕えるもう1体のセファロンで、Loidと身体を共有している。Otakが話す際は、Loidの顔部分の背面に存在する、引っかき傷で描かれた笑顔の模様を正面に向ける。
テンノのことを「カケラくん」と呼び、常に前向きな発言をするなど、一見すると感染体まみれのダイモスの住人らしからぬ陽気な性格に見える。だがこれは、かつてのダイモスにおける感染体の収容違反によりデータを傷付けられたために、情緒不安定になってしまったことによる。
専門はカンビオン荒地における採掘で、彼に宝石や鉱石の原石を提供することで「Otakトークン」を得られる。
Mother
マザー
エントラティ一家の母親にして、現エントラティ家の事実上の家長。
元々はダイモスにおいて研究活動に従事する、オロキンの研究者であった。しかし、息子のSonが感染体の収容違反を起こしたことで彼女も感染体に飲み込まれ、記憶を失いつつある。
カンビオン荒地における依頼主であり、依頼ミッションをこなすことで「Motherトークン」を得られる。
Father
ファザー
エントラティ一家の父親。妻であるMotherとは収容違反事件を機に決別しており、ネクロリスクへの初回訪問時にはいない。
専門分野は武器であり、エントラティ製の様々な武器により、感染体を掃討することを目論んでいる。テンノに対しても、エントラティ製の武器や感染体に侵されたKitgunを提供してくれる。
また、素材不足に悩んでおり、彼にカンビオン荒地における様々な素材を提供することで「Fatherトークン」を得ることができる。
Son
ソン
エントラティ一家の息子。Daughterと比べると彼の方が年下で、弟にあたるようだ。
感染体に適応したダイモスの動物に対し歪んだ愛情と執着心を抱いている。ある時、彼自身の「ペット」を手に入れようとしたSonは、誤って「グレー株」という特異な感染体の収容違反を起こしてしまう。この出来事により彼は追放され、荒地の地下深くに身を潜めざるを得なくなった。
こうした事情もあり、父親と同じく初回訪問時のネクロリスクにはいない。
基本的に尊大な態度で接し、テンノに対してもそれを崩すことはない。その一方、自身ですら困難な動物種の保護を成し遂げた者に対しては称賛の言葉を送るなど、最低限の礼節は持っている。
専門分野はやはりというべきか、カンビオン荒地における動物の保護であり、保護の証であるタグを彼に渡すことで「Sonトークン」を得られる。また、弱ったバルパファイラやプレデサイトを彼のもとに連れて行くと、「蘇生術」を施してくれる。これにより生き返らせた動物を自身のコンパニオンとすることができる。
Daughter
ドーター
エントラティ一家の娘。Sonに比べ年上で、彼の姉にあたるようだ。本作ではかなり希少な、眼鏡を着用したキャラでもある。
ダイモスの分泌液内に生息する魚に興味を抱き、それを遺伝子工学の側面から分析している。
専門分野も、魚を捕らえるための釣りであり、そのための品を提供する。また、カンビオン荒地の魚から得られる素材を提供することで「Daughterトークン」を得られる。
Grandmother
グランドマザー

エントラティ一家の祖母。
互いに仲違いし、離散しようとしている現在のエントラティ家の状況に心を痛めており、何とかして彼らの結束を取り戻そうとしている。
彼女に家族の様子を話したり、感染体による症状を和らげるための薬品の素材を提供することで「Grandmotherトークン」を得られる。このトークンは他のトークンに比べ高い地位ポイントに交換できる他、Grandmotherが扱う装飾品などの購入にも使用できる。

敵陣営

本作における敵陣営のキャラクターたち。多くはボスを務めている。

グリニア
Captain Vor
キャプテン・ヴォー
グリニアの軍人。チュートリアルにおける最初の敵。
冷凍睡眠から目覚めたテンノに「アスカリス」と呼ばれる制御装置を埋め込んで支配下に置こうとするが、支配を跳ね除けたテンノにより返り討ちに合い、真っ二つにされる。 しかしその時に所持していたあるアイテムの作用により蘇生。グリニアを離脱してVoidの守護者となったようで、最高難易度のVoidミッションに登場しては襲い掛かってくる。
何かとテンノと縁があるため、親しみを込めて「Vorおじさん」と呼ばれる事もあるが、実装当初はスタンガンを内蔵した警棒 (通称: テンノしばき棒) を振るう、オネエ言葉の気持ち悪いおばさんだった。
Councilor Vay Hek
カウンシラー・ヴェイ・ヘック
グリニアの実力者で、「Councilor」の称号が示す通りグリニア評議会の評議員の一人。グリニアボスの中でも特に身体の機械化を進めており、他のボスが「クローンの肉体」と呼ばれるヘルスタイプを持ち、全身像としては人型を保っている中、こいつはかつての面影は顔ぐらいにしか見られず、ヘルスタイプも明確に「機械」となっている。戦闘時は巨大なテラフレームを纏い、生き残る為に味方さえ餌にする執念の化物ともいうべき姿は、そのとてつもない声量の声と合わせててプレイヤーに強烈な印象を残すことだろう。
自らと敵対するグリニア評議員を粛清することで、永年に渡り両女帝の下で権勢を振るってきたが、至上命令であるテンノ抹殺のミッションにはことごとく失敗してきた。
起死回生の決戦兵器である超巨大戦艦「バロール・フォモーリア」を大量生産してコーパスの艦隊を壊滅させ、テンノリレーを攻撃し、いくつかを破壊する事に成功したが、これがテンノの怒りをかう事となる。
アークウィングを装備したテンノらによりバロール・フォーモリアを全て破壊された上、レイドミッション「因果応報の戒律」において軍団は壊滅、自身も追い詰められ、遂に引導を渡される事となった。……が、その後も凝りもせずグリニアの栄光の為に働いている模様。
Lieutenant Lech Kril
ルーテナント・レッチ・クリル
グリニアの軍人。「Lieutenant」は大尉または中尉の意。グリニアの英雄として名を知られた人物であり、棘の付いたハンマーとマシンガンを得物とする。自身の体に冷却装置を組み込んでおり、それを利用した冷気属性の攻撃も行う。
PV第1弾で敵役として登場した記念すべきボスでもある。Excalibur, Mag, Loki, Rhinoの4人分隊を相手に奮戦するも、それぞれのアビリティで徐々に追い詰められていき、最期にはExcaliburに両断された。
General Sargas Ruk
ジェネラル・サーガス・ラック
グリニアの軍人。「General」は将軍の意。一単語ずつ間を取りながら話すという、独特な話し方が特徴的。グリニアのアーティファクト発掘プロジェクトの責任者でもあり、Warframe冷凍ポッドの捜索を主導していたことから、テンノたちの抹殺の対象となったようだ。
他のグリニア重鎮と同様に体の各所に改造を施している。特徴的なのは腕に装備した火炎放射器であり、戦闘でも存分に活用し、火炎属性の猛攻を仕掛けてくる。
また、平和主義を下らないものと切り捨てており、グリニアの平和主義者であるKavorたちや、それを助けるスティール・メリディアンに対してはたびたび刺客を送っている。テンノに対しても、その金ずくの傭兵のような働きを痛烈に批判し、グリニアの配下に下ることを求めてくる。
Kela De Thaym
ケラ・デ・セイム
グリニアの軍人。グリニアの女性兵部隊のトップであり、異端分子の処刑と娯楽を兼ねたアリーナ「Rathuum」を主宰している。戦闘では機敏に動きながらロケットランチャーをばら撒きつつ、テンノの動きを阻害するローラーを召喚する。また、ある程度ダメージを与えると、「オービタルストライク」という上空からの砲撃を行う。
Tyl Regor
タイル・レゴー
グリニアの研究者。遺伝子研究の第一人者であり、不完全なクローン技術により劣化の一途を辿るグリニアを救済せんとしている。
オロキンを一度は下したセンティエントに興味を持ち、その墓を見つけて発掘に成功するも、眠っていた「中身」を解放してしまう。その場はテンノの活躍もあり一時的に再封印には成功したが、懲りもせず手出しを続けているようだ。
研究者のイメージに反し戦闘能力も高い。グリニアの例にもれず体を機械化しており、巨大な斧と盾、ガントレットを使い分け、素早い身のこなしでの体術を織り交ぜつつも男らしく殴りかかってくる。「チューブメン」と呼ばれる、彼の研究の成果である強力なクローンとの波状攻撃も驚異的。
その一方、見た目の怖さに反してメタ発言や皮肉を交えたジョークを放つなど、案外と軽い人物ではある。

コーパス

Alad V
アラド・V
コーパスの実力者兼研究者。捕らえたテンノを「研究」しつくした後で切り売りするというおぞましい所業を繰り返し、それにより増やした資産によって最高実力者たるCEOの座を狙っていた。戦闘では、捕らえたテンノの研究の末に生み出したロボット「Zanuka」と共に出現するものの、自身はエネルギーシールドや目潰しなどの防御技を使いつつ逃げ回るばかりで、攻撃はZanukaに丸投げしている節がある。
後に「テンノを敵に回すと恐ろしい事になる」事を熟知し、また彼を追い落とそうとしたFrohd Bekによる手引きもあり、最高傑作であるZanuka諸共ボコボコにされた上に地位を失う事となった。
失意の中彷徨う内に、何の因果かテクノサイトウイルスに感染し、「Mutalist Alad V」と名乗る感染体の上位種となってしまった。感染体による帝国樹立を宣言して勢力を拡大する一方、テンノに対する歪んだ執着もあり、自身の元研究者としての頭脳を生かして機械へのウイルス感染を可能とする生物兵器や、それによって生み出した新型感染体を送り出し、太陽系に重大な被害をもたらした。
Mutalist Alad V として戦闘に登場する際は、毒属性の感染体ライフルなどで自ら攻撃を仕掛けてくるようになっている。
その一方で近年になって治療法を見つけようとしており、狂いながらも自身の利益と知的探究の為にはテンノに協力して手を組む事もやぶさかではない。
そして、アップデート25にてついにコーパスに復帰を果たした。しかし復帰早々、センティエントに騙され、コーパス兵とセンティエントを強制的に融合させた「合成体」と呼ばれる敵を作り出す、恐ろしい契約を結ばされることとなった。
Zanuka
ザヌカ
Alad V によって開発された、Warframeのパーツを利用した戦闘用ロボット。Lotusいわく、「あらゆるWarframeのパワーをその最大出力で使用できる」とのこと。戦闘ではAlad本人と同時に出現し、ミサイル攻撃や冷気属性の攻撃を使用するほか、こちらのアビリティを無効化することもある。また、Aladがやられると救援に向かう。
Frohd Bek
フロード・ベク
Darvoの父であり、コーパスの現取締役会長。「テンノを敵に回すと命すら危うくなる」ということを理解しており、Alad V を追い落とすためにテンノに共闘を持ちかけてきた。その後は「Animo」という学習型AIを盗用し、これをAmbulasに組みこむことで、Amubulasの大幅なアップデートに成功している。他にもアークウィング獲得クエストにてVay Hekと言い争いをしていたり、クブロウ獲得クエストにてクブロウの戦闘能力に関心を示す一面が見られたりするが、直接戦闘する機会はまだ用意されていない。
Ambulas
アンビュラス
コーパスの戦闘用ロボット。ボスではあるが、冥王星の通常ステージ内にも出現する。かつては一般的なコーパスロボである「モア」の単なる色違いだったが、先述の通り「Animo」を組み込むことで大幅な変更がなされ、サイズが大きくなり、装飾が追加されたほか、攻撃もよりアグレッシブなものとなった。頭部に搭載されたレーザー砲が主な攻撃手段。
Nef Anyo
ネフ・アンヨ
コーパスの実力者。
元は「Sgt. Nef Anyo (Nef Anyo軍曹の意)」という名の火星のボスであり、ちょっと強化した武器や、もともとの性能が高い武器ならば無強化の攻撃でも倒せるほど弱く、間違いなく本作最弱のボスであることから「Nerf Anyo (弱っちいAnyo) 」「Derp Anyo (馬鹿Anyo) 」呼ばわりされるほどのネタっぷりを誇るキャラだった。
そんな彼であったが、後のアップデートでのリファインにより、戦闘面よりも知略・策略面に長け、本作随一の悪逆非道ぶりを誇る人物として、大きな存在感を示すキャラへと出世した経歴を持つ。
軍曹時代は一般構成員であるクルーマンとさほど変わらないデザインだったが、リファイン後は、Voidへ入るためのカギである「Voidキー」を象った、宣教師めいた衣装に包まれた姿となった。どうやらコーパスの最先端のファッションらしい。
コーパスの中でもとりわけVoidへの狂信が篤く、自らをVoidに選ばれた「利益の預言者」であると豪語する、コーパスのカルト的側面を体現した人物である。
とあるイベントでは彼を破産させる為の作戦が展開されたが、致命的なダメージには至らなかったようだ。また対戦ゲーム「インデックス」による賭博も主宰しており、時には不正を働いてでも相手から財産を毟り取ろうとする。
フォーチュナーを支配し、ソラリスの民に強制労働を強いているのも彼であり、強制労働で負債を返せないならば子や孫にそれを引き継がせた上で、本人の臓器や脳髄などを「差し押さえ」るなど、フォーチュナー関連のクエストではその非道っぷりをまざまざと見せつけてくれる。
なお、火星のボスは外見そのままで「The Sergeant」という別名のキャラになった。が、こちらはJackalのような改編も現状行われておらず、相変わらず本作最弱の豆腐のままである。また後のアップデートで、火星がグリニアの支配地となったことから、The Sergeant はフォボスに異動となった。
Jackal
ジャッカル
コーパスの戦闘用ロボ。大きめのサイズの4足歩行ロボで、ガトリングガンとホーミングミサイル、粘着性のあるグレネードで武装しているほか、脚を地面に叩きつけて衝撃波を起こすことも。
アップデート28でリファインが行われ、通常の武器ではととどめを刺すことができないという頑強さを身に着けた上に、衝撃波を連続で巻き起こしたり、一定量ダメージを与えると回避が難しいレーザー壁攻撃を繰り出すようになるなど、かなり厄介な相手になった。
Raptors
ラプターズ
コーパスの戦闘用ロボ。コーパスの飛行ドローンである「オスプレイ」の大型版。NS, MT, RVの3モデルがおり、戦闘が進むごとに登場するモデルが切り替わる。NS は爆弾をばら撒き、MT は電気攻撃を行うドローンを召喚、RV はレーザー砲と、モデルごとに異なった攻撃を行う。また、3モデル共通の攻撃として、爆発するボルトを発射する。
Hyena Pack
ハイエナ・パック
コーパスの戦闘用ロボ。小型の4足歩行ロボで、「ハイエナの群れ」の名の通り、複数体同時に出現する。Ln2, Ng, Pb, Th の4モデルが存在し、この中からランダムで2体または3体出現する。それぞれ速度低下、火炎耐性、敵シールド回復、HUD妨害のオーラを備えている。余談だが、他のコーパスロボ系のボスがロボットらしい機械的な口調なのに対して、こいつらは割と流暢に喋る。
Parvos Granum
パーヴォス・グラナム
コーパスの創設者と伝えられる人物。「黄金の左手」をトレードマークとしていた彼は、貧農からのし上がり、コーパスを創設したものの、最終的に取締役会の裏切りに遭い、暗殺されたという。
現在では神格化されており、リマスター後のコーパス・シップでは、彼自身やその黄金の左手を象った像があちこちに見られる。
以下ネタバレ
混乱により機能停止に陥ったコーパス取締役会をまとめるため、Nef Anyoは「自身こそがParvos Granumの相続人である」という声明を骨子とする「デッドロック・プロトコル」と呼ばれる手続きを発動。これによる一連の騒動をきっかけとして、現在も生存していることが明らかとなった。
Granumは生前、Warframeの一体「PROTEA」と行動を共にしていた。件の取締役会による裏切りに遭った際、護衛を務めていたPROTEAは、自らを犠牲にGranumをVoid空間に転移させる。これにより、Void空間に幽閉されながらも生き長らえていたのであった。
Granumの幽閉される空間「Granum Void」への到達に成功したAnyoは、白々しく彼を父と呼ぶも、Granumはその様子から現在のコーパスの腐敗ぶりを見抜き、一蹴。逆にAnyoの艦隊に大量のスペクターによる攻撃を仕掛けた。
やむを得ずAnyoと協力する羽目となったテンノは、もう一度Granum Voidに赴く。最終的にスペクターを止めることには成功するものの、テンノが転移した際のエネルギーを利用して、Granumも現在の太陽系への脱出を成功させ、最後にテンノへの問いかけのメッセージを残し行方をくらませたのだった。

感染体

Phorid
フォリッド
感染体のボス。チャージャーという雑魚感染体を大型化したような姿をしている。
感染拡大ミッションが各惑星の抹殺ミッション上で発生した場合に戦うことが可能。
人語を解することができ、「同化しろ」と誘いをかけてくる。戦闘面では、近接攻撃とヘルスに直接ダメージを与えるホーミング弾のほか、回避不能な雄たけび攻撃を持っている。
Lephantis
レファンティス
感染体のボス。ダイモスに出現する。
3つの細長い頭を持つ巨大な感染体。3つの頭にはそれぞれ「取り込まれたグリニア」「取り込まれたコーパス」「取り込まれた感染体」と名前がついていることから、3勢力全てを取り込み、長い時間をかけて成長していった感染体と思われる。Phorid と同様に人語を解するが、Phorid は (カタカナ交じりではあるが) 流暢に話すのに対し、こちらは片言のような喋り方をする。
Zealoid Prelate
ジーロイド プリレイト
感染体のボス。元々はNightwaveのシーズン2で登場するミニボスであった。シーズン2の終了後は遺跡船 (現ダイモス) にミッションが常設されるようになった。
異形の者が少なくない感染体の中では、珍しく人型に近い姿をしている。言葉もPhorid以上に流暢であり、カタカナ交じりの字幕も見られない。
Jordas Golem
ジョーダス・ゴーレム
感染体のボス。特定条件を満たした後のエリスで戦うことができる。
コーパスの宇宙船に侵入した感染体が、その制御AIに悪影響を与えることで、自律的に破壊活動を行うようになった姿である。その出自から、現在のWarframe作中では最大クラスの大きさを持つキャラクターであると推測される。

刺客

敵キャラクターの中でも、特殊な条件を満たすことで出現フラグが立ち、ミッション中に低確率で乱入してくるようになるタイプの敵。

STALKER
ストーカー
テンノに似た謎の存在。様々なフレームのアビリティを模した似た強力な攻撃を使いこなす他、こちら側のアビリティを無効化することもあり、撃退は困難。上手く倒すことができると、彼の持つ専用武器の設計図が手に入ることがある。
全てのテンノを恨んでおり、そこには複雑な経緯があるようだ。
出現フラグは「各ボスの討伐」。フラグが立つと「貴様の行動に責任を取れ。」と記されたメッセージが送られてくる。
Grustrag Three
グラストラグ隊
グリニアの3人組の刺客。三者三様の武装を持ち、同時に相手にすることになる。上手く連携を取って行動するために手強いが、上手く撃退すれば専用武器のパーツが手に入ることがある。敗北すると、グリニアに対する攻撃力が低下する装置を取り付けられてしまう。
クローニングによる知性低下に悩まされるグリニアの中でも特にそれが酷く、虐殺衝動を抑えられないために味方であっても手をかける厄介者。別名3馬鹿とも。
出現フラグは「侵略ミッションでのコーパスへの加担」。フラグを得た場合、Vay Hekからのメッセージが送られてくる。
Zanuka Hunter
ザヌカ・ハンター
コーパスの刺客で、Zanukaの派生モデル。
元のZanuka同様、機敏な四足歩行ロボットで、冷気の爆弾を発射したりシールドを張ってきたりする。やはり手強いが、上手く撃退できれば専用武器のパーツが手に入ることがある。
敗北すると囚われの身となり、武器・アビリティを失った状態での脱出を余儀なくされる。
出現フラグは「侵略ミッションでのグリニアへの加担」。フラグを得た場合、Alad Vからのメッセージが送られてくる。
Juggernaut
ジャガーノート
感染体の刺客。
感染体の体液の臭いを嗅ぎつけて現れる強力な個体で、硬化した感染体組織が装甲のように全身を覆っている。この装甲により、弱点以外には碌にダメージが入らない他、毒の霧や胞子の波といった広範囲攻撃を中心に仕掛けてくる。
出現フラグは「感染体勢力のミッション中に聞こえる雄叫び」で、この雄叫びが聞こえた後、ザコ感染体を大量に倒すことで出現する。

星系

本作のステージは、現実にも存在する太陽系惑星とその衛星、準惑星などの他、本作オリジナルの特異な空間が存在する。
各星系には複数のミッション地点があり、それぞれ固有の名前が付けられている。この名前は、地球のマリアナ海溝から「Mariana」、火星のオリンポス山から「Olympus」といった具合に、該当する星の地形名や関連する神話などから取られている場合が多い。また、土星のタイタンや、木星のエウロパを除くガリレオ衛星のように、各惑星の衛星が独立した星系として扱われない場合、その衛星が公転している惑星のステージ名として登場することがある。
最初は地球のみだが、ボスを倒してクリアし、星と星を繋ぐ「ジャンクション」を解放すると、行動範囲が拡大されてゆく。ルア、KUVA要塞は特定のクエストクリア後に解放。

地球
Earth
グリニアの領域で、チュートリアルクエストの舞台。グリニアの政治家「Vay Hek」が何かを計画する。
金星
Venus
コーパスの領域。四足歩行ロボット「Jackal」と対決する。
水星
Mercury
グリニアの領域。指揮官「Vor」と直接対決する。
火星
Mars
グリニアの領域。大尉「Lech Kril」と戦うことになる。
フォボス
Phobos
火星の第一衛星で、コーパスの領域。軍曹The Sergeantが守る。
ダイモス
Deimos
感染体に汚染された火星の第二衛星。かつて「遺跡船」と呼ばれていた場所には、ドラゴンキーでないと開かない扉が存在する。
抹殺ミッションでは巨大な感染体「Lephantis」と感染体の狂信者「ジーロイド プリレイト」が待ち構えている。
ケレス
Ceres
グリニアの領域。「Lech Krill」「Vor」がタッグを組んで出現、同時に相手をすることになる。
木星
Jupiter
コーパスの領域。通常のコーパス兵に交じり、「ベイポス」の称号を持つ特殊なコーパス兵が出現する。また、時々Alad Vからの通信が入り、コーパス兵とセンティエントを掛け合わせた「合成体」が送り込まれてくる。ボスステージでは、「Alad V」と彼の最高傑作「Zanuka」が待ち受けている。
土星
Saturn
グリニアの領域。炎を操るグリニアの将軍「Sargas Ruk」と戦う。
エウロパ
Europa
木星の第二衛星にしてガリレオ衛星の一角。現在はコーパスの領域で、氷に覆われた極寒の地。巨大オスプレイ「Raptors」が連続で登場。
天王星
Uranus
グリニアの領域。天才にして狂気の科学者「Tyl Regor」と戦う。
海王星
Neptune
コーパスの領域。集団で戦う四足歩行ロボット「Hyena Pack」4種類と戦う。
冥王星
Pluto
かつては惑星に分類されていた準惑星。現在はコーパスの領域で、高度なAIを備えた二足歩行型ロボット「Ambulas」が待ち受ける。
セドナ
Sedna
太陽系の外縁に存在する小惑星で、グリニアの領域。グリニア女性兵のトップ「Kela de Thaym」が待ち構える。
エリス
Eris
感染体に支配されている準惑星。地位を追われ、感染体に成り果てた「Mutalist Alad V」の根城であり、外縁には感染体により制御を失った「Jordas Golem」が漂っている。
Void オロキン時代の遺跡が残る神秘的空間。
海王星、冥王星、セドナ、フォボスからジャンクションを接続する必要がある。
高レベルミッションでは、Void の守護者と化した「Corrupted Vor」が乱入してくる。
※ネタバレのため反転
ルア
Lua
かつて月と呼ばれた衛星。とある理由のため、異空間に隠されており太陽系上からは姿を消していた。
中には古代戦争で破壊されたオロキンの遺跡が眠る。
コーパスとグリニアがしのぎを削る中、センティエントが乱入する事も。
※ネタバレのため反転
クバ要塞
Kuva Fortress
グリニアの両女帝の鎮座する、グリニアの本拠地ともいえる要塞。
巨大なエンジンを取り付けた移動式要塞であり、太陽系中を周回していたために発見することができずにいた。
テンノリレー
Tenno Relay
いくつかの星系(機種によって異なる)に存在する、テンノやその味方勢力の交流の場。各シンジケートの施設やDarvoの個人商店などもある他、2週間に一度、Baro Ki'Teerがどこかいヶ所のリレーを訪問する。

タイルセット

タイルセットは、あらかじめ設定されたステージ環境のことである。このゲームでは各ミッション地点ごとにタイルセットが設定されており、それに対応した部屋や通路がランダムに組み合わせられ、一つのマップが生成される。そのため、同じミッション地点であっても、入るたびにマップの構成は変化する。

以下はタイルセットの一覧である。なお、それ自体がネタバレになるようなタイルは、例によって反転処理を行った。

グリニア

Asteroid
アステロイド
グリニアの採掘基地。特に土星と水星に多く配置されている。換気ダクトが多く配置されており、しばしばタイル間の移動手段になる。
Asteroid Fortress
小惑星要塞
Kuva要塞固有のタイルセット。グリニア両女帝を象徴する赤の装飾が各所に施され、両女帝の絶対的な権威を見せつけている。また、破壊不可能な監視カメラが各所に設置されており、検出されると周囲のトラップ類が起動される。
ここに出現するグリニア兵は、女帝直属の「クバ」の称号を持つエリートたちである。
Forest
森林
地球固有のタイルセット。オロキンの遺伝子改造技術により、異常なまでに繁殖した木々の中にグリニアの建造物が立つ。また、あちこちに野生化したクブロウの巣が存在する。
ここに登場するグリニア兵は、森林迷彩を施し「フロンティア」の称号を持っている。
Galleon
ガレオン
薄暗いグリニアの宇宙船の中を進むタイルセット。水星と土星、セドナで多く使われている。テンノの接近を感知し、電撃を放つ「アークトラップ」や、触れたテンノのエネルギーを奪う「センサーバー」が多く配置されている。
Sealab
海底研究所
天王星に主に配置されている、水中に沈められたグリニアの研究所。青と白の迷彩に身を包んだ、「ドレーカル」の称号を持つグリニア兵が出現する。
漏電した水たまりや高速で回転する歯車がむき出しの箇所などがある他、アークウィングを装着して進む、水中ゾーンが存在する。
Settlement
セトルメント
火星固有のタイルセット。砂漠地帯に広がるタイルで、グリニアの建造物に交じり、謎の古代遺跡が姿を見せる。ここに出現するグリニア兵は、「アリッド」の称号を持つ。
エイのような原生生物「デザートスケート」が住み着いており、テンノとグリニアの双方に敵対する。
Shipyard
シップヤード
グリニアの造船所を舞台とするタイルセット。ケレスで多く使用される。あちこちに毒性の汚水が垂れ流されている他、屋外に面した場所では落雷が発生することも。
このタイルセット特有のグリニア兵として、攻撃しない限りは敵対状態にならないグリニアの作業員「ドラッジ」、長い棍棒を構えた近接兵「ガードマン」およびその上位種の「プロセキューター」が出現する。特にプロセキューターは、属性攻撃に対して高い耐性を持つ強敵。

コーパス

Gas City
ガスシティ
木星固有のタイルセット。大規模なコーパスの研究施設を舞台としており、ここでAlad Vは、コーパスとセンティエントを強制的に掛け合わせた「合成体」の研究をしているようだ。2019年のアップデート25で大幅なリマスターが行われたタイルセットであり、その際に隠し部屋や、侵入者を検知して毒ガスや電撃を放出するトラップ機構などが多数追加された。
Ice Planet
氷の惑星
名前の通り、氷に覆われた荒涼としたタイルセット。エウロパで多く使用される。
屋外にいると、あまりの極寒のためにシールドが徐々に減少していく。これを防ぐための熱発生器が所々に建てられているが、脆い上にテンノの攻撃でも破壊されてしまうため、あまり当てにはできない。
Outpost
アウトポスト
雪に覆われた山岳地帯に存在するコーパス基地のタイルセット。金星と冥王星で主に使用されている。
屋外に面したエリアでは、「コンドル」と呼ばれる投下船によって増援のコーパス兵が運ばれてくることがある。
Corpus Ship
コーパスシップ
コーパスの宇宙船内を舞台とするタイルセット。このゲームで最初に実装された記念すべきタイルセットであり、コーパスの領域ではもれなくと言っていいほど登場する。特に、フォボスで多く使われているようだ。
2020年にリマスターが行われ、内部の様相や構造が以前とは一変した他、「ジュノ」の称号を持つ強力なコーパス部隊が出現するようになった。
更に、特定条件を満たすことでミッション開始から一定時間経過後に「トレジャラー」というParvos Granumの崇拝者が出現するようになる。コイツを倒すことで、Granum自身が高く評価するという「Granumクラウン」を入手できる。

感染体

Infested Ship
感染したシップ
感染体に侵されたコーパス船。感染体が侵食しているという設定のエリスで多用される。
損傷が進んでいるため、宇宙の真空状態に晒されているエリアがある。これらのエリアはにいると徐々にダメージを受けるため、長居はしないようにしよう。
Orokin Derelict
遺跡船
感染体に侵され、朽ち果てたオロキン文明の遺跡。かつては同一の名前を持つ、星系としての遺跡船の固有タイルセットであったが、遺跡船とダイモスが一体化した現在ではダイモス固有のタイルとなっている。
。内部には高威力の放射線レーザーを放つプレートやトラップ、漏電した水たまりなどがある他、野生のキャバットが住み着いている。また、ドラゴンキーで解錠できる、強力なMODが安置された宝物庫も存在。なお、このタイルでは通常は感染体が出現するが、宝物庫を開けた場合に限り、出現する敵がVoidに出現する「コラプト」に置き換わる。

オロキン

Orokin Tower
オロキンタワー
Void固有のタイルセット。遺跡船と同じくオロキン時代の遺跡ではあるが、感染体の影響を受けていないためか、荘厳な装飾などの当時の面影をそのまま残している。ただし、多数の防御機構・トラップも現役で稼働しているため、油断は禁物。具体的には、遺跡船にも存在した放射線レーザーのプレート、それを回転しながら四方八方へ放出する「デスオーブ」、侵入を感知して自動射撃を行う「オロキンセントリー」、触れると移動やリロードが極端に遅くなる冷気床など。
ここに出現する敵ユニットは「コラプト」と呼ばれる、洗脳させられた他勢力の敵ユニット達である。そのため実質的に、グリニア・コーパス・感染体の三勢力を一度に相手取ることになる。ゴリ押しの利く低レベル帯ならともかく、高レベル帯では、武器の属性や、どの敵を優先的に処理するかなどを考えていく必要がある。
Orokin Moon
オロキンムーン
ルア固有のタイルセット。オロキンの遺跡と月の岩石が交じり合うタイルである。タワーと同じくオロキンの遺跡ではあるが、基本的にコラプトは出現せず、侵入してきたグリニアやコーパスが出現する。また、時々センティエントの偵察ユニット「オキュリスト」が出現することがあり、これに発見されると、センティエントの戦闘ユニットが送り込まれてくる。
オロキンムーン内には「アセンションホール」という、様々なチャレンジに挑戦できるエリアが出現することがある。ここでのチャレンジを達成すると、遺跡船の宝物庫とはまた違ったレアMODが手に入る。

ダメージの仕組み


武器の属性

武器には様々な属性が設定されており、MODで属性を追加したり強化したりすることができる。また、それぞれの属性は異なった状態異常効果を備えており、武器の「状態異常率」に応じて攻撃した相手のその効果を与えられる。

属性 特徴 状態異常効果
物理属性 衝撃 シールドによく効く よろけ(ノックバック)&
一定確率でMercyフィニッシャーを有効化
貫通 アーマーによく効く 与ダメージ減少
切断 生身の敵によく効く 装甲で軽減できない継続ダメージ
単一属性 冷気 一般的なシールドによく効く 凍結による速度低下
電気 ロボットによく効く 連鎖ダメージ&
感電によるスタン
火炎 小型感染体や多くのグリニアによく効く 燃焼ダメージ&
炎上によるパニックと装甲半減
シールドを無視したダメージを与える 継続毒ダメージ
複合属性 爆発 (火炎+冷気) エンシェント感染体によく効く 射撃の精度低下
腐食 (電気+毒) 一般的なアーマー・エンシェント感染体に非常に効く 最大80%の装甲減少
ガス (火炎+毒) 小型感染体によく効く 有害なガスによる範囲ダメージ
磁気 (冷気+電気) シールドに非常に効く シールドに受けるダメージが上昇
放射線 (火炎+電気) 大型敵・ボスの持つアーマーに非常に効く 混乱により周囲の者を敵味方の区別なく攻撃する
感染 (冷気+毒) グリニアとコーパスの人型によく効く ヘルスに受けるダメージが上昇

クリティカルヒット

武器での攻撃時、一定確率でダメージが上昇すること。クリティカルダメージはその武器の「クリティカル確率」に応じて発生し、ダメージ上昇量は「クリティカル倍率」に依存する。このため、クリティカル確率が100%となった武器は、全ての攻撃がクリティカルヒットとなる。

更にクリティカル確率が100%より多い確率となっている場合、例えば125%になっているような場合は、上記に加え25%の確率で「重複クリティカル」となり、通常の「シングルクリティカル」よりも更にダメージが上昇する。

課金要素

紐づけしたアカウントで決済が完了すると、プラチナ (Pt) というゲーム内通貨が得られる。
早い段階で新しいフレームや武器を手に入れることができるが、無課金でも手間を掛ければごく一部を除き、全てのフレーム、武器、MODが手に入るため、課金額で最終的な強さが決まるということはない。

課金を行うことの利点は、主に武器やフレームの所持枠を増やして育成しやすくするなど、プレイをより快適にすることや、フレームのデザインを変えるスキンや装飾品により、ビジュアルを変えて楽しむことにある。

ゲームを初めてプレイする際にはプラチナが50Pt配布される。このポイントだけでも多少の装備枠の拡張やアップグレードアイテムの早期購入などができる。

初期プラチナの使用方法のおすすめはフレーム所持枠の拡張、または武器所持枠の拡張である。ほとんどの装備品は時間さえあれば無課金でも手に入るのに対し、所持枠の拡張は、プラチナ以外では限られた手段でしか行えないためである。

ただ、このPtは課金しなくとも手に入ることを覚えておくといいだろう。
最大強化されたレアMODや、エンドコンテンツで入手できるレアアイテムはトレーディングが可能で、Ptで交換することができる。交換レートや相場を把握しておくとなお善し。
他人が欲しがるようなものを得る・作るために相応のやりこみが必要になるが、文字通りニンジャなら無料でプレイすることが可能なゲームといえる。

クラン

本ゲームでクランを結成すると、DOJOという専用拠点を持つことが出来る。DOJOでは以下のようなことが可能。

  • 建設
    DOJOには部屋を建設・増築可能。様々なテーマのバラエティ豊かな部屋がある他、下記の研究を行うための特殊な部屋も存在。
  • 研究
    「テンノ」「グリニア」「コーパス」「感染体」「オロキン」「レールジャック」それぞれに対応する部屋を建設し、研究を行うことで、各勢力の武器設計図の取得やレールジャックの再建を行える。クランで研究できる武器はマーケット売りの武器よりも多いため、戦力の拡充を図れる。クラン結成による最大のメリットとも言えるだろう。
  • トレード
    「トレーディングポスト」を建設することで、貴重品やMODのトレードを行える。クラン外のプレイヤーをDOJOに招いてトレードすることも可能。なおトレード自体は火星にある「Marooのバザー」でも可能だが、DOJOのトレーディングポストの場合は「トレード税」を設定して、手数料として一定額のクレジットをクラン金庫に納めるようにすることが可能。
  • Dark Sector
    クラン対抗の領地争奪戦。領地でのミッションでは、追加の経験値、アイテムドロップ率、クレジットを得られる代わりに、利用するプレイヤーの報酬からエリア利用料が徴収される。領地争奪戦にはクラン外のプレイヤーも傭兵として参加できる。
    2015/3/18からクラン対抗の要素は停止されている。各惑星のDark Sectorミッションに参加することは現在も可能だが、利用料が差し引かれることは無くなった。

バグについて

今や世界中でプレイされている本作であるが、ベータ開始当初より、大小問わず様々なバグが発生することでも知られている。

特に現在でも頻発し、プレイに深刻な影響を及ぼすのが、壁や地面などにキャラクターがめり込み、進行不可となる「スタック(Stuck)」というタイプのバグ。これに関しては開発側も対策となるコマンドを用意しており、それを入力すれば多くの場合は解消可能。

具体的には、チャットウインドウに /unstuck と打ち込めばよい。ただし、このコマンドは連続使用に制限があるため注意。

上記以外にも様々なバグがあるので、発見したら以下の公式バグ報告フォーラムの、適切な機種カテゴリで報告し、デバッグを助けよう。

https://forums.warframe.com/forum/149-bug-reports/

報告の際、スレッドタイトルは英語で入力する必要があるものの、開発元に日本語を介するスタッフも在籍しているため、本文は日本語でもOKだ。

また、翻訳の誤りに関しても、上記バグ報告フォーラムの各機種カテゴリ内にある「Game Translations (Loc)」カテゴリで報告することが可能である。

関連作品

2008年に発売された同社製のTPS、DarkSectorとの繋がりがほのめかされている。

フレーム「EXCALIBUR」のデザイン、テクノサイトウィルスの存在、近接武器GLAIVE、と何かしらの繋がりが感じられる。GLAIVEの説明に「初代TENNO (=DarkSectorの主人公、ヘイデン・テンノであると思われる) が愛用した」とあることからも、WarframeはDarkSectorの遙か未来の話であるという噂もある。

メタな話を出すと、DarkSectorの初期コンセプト版の動画を見ると、その繋がりがよくわかるだろう。 (DarkSectorは元々SFものとして開発されていたが、パブリッシャーの意向で現代ものになったという経緯がある)

関連動画

トレーラー

プレイ動画・MAD動画

関連項目

  • PCゲーム
  • TPS
  • F2P
  • Steam
  • XBOX ONE
  • PS4
  • Nintendo Switch

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最終更新:2025/12/29(月) 17:00

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