『1/6』とは、ぼーかりおどPによって2009年5月7日に投稿された、初音ミクオリジナル曲。
ぼーかりおどPの12作目となるこの楽曲は、日刊VOCALOIDランキング #454で1位、週刊VOCALOIDランキング #84で3位と絶賛、VOCALOID殿堂入りを果たしたり、JOYSOUNDのリアルタイムリクエストに名前が挙がったりと、高い評価を受けている。
得体の知れない「何か」から少しでも軽くなってほしい「あなた」のための歌です。
―――動画説明文より
なお、1/6とは地球と比較した場合の月の重力を表しているらしい。
しかし後日、ぼーかりおどP本人が
ごく個人的な歌であり、その思いを形にしてみたものの、それがうまく伝わっている実感がない。
それならそんなものいらないんじゃないか。
と、本人曰く頭の中がごちゃごちゃになってしまったらしく、6月に削除する旨を発表。
それに視聴者は猛反対。
「消さないで」
「その人だけじゃなく、ぼーかりおどPは多くの人をこの曲で救っている」
と、数々の想いが寄せられる。
その結果、ぼーかりおどPは削除撤回とJOYのリクエスト申請を発表。
当時タグは既に10個埋まりいっぱいだったため、『VOCALOID殿堂入り』タグが無くなり『届きました。ありがとう』というタグロックが足される。その日は奇しくも『1/6』を逆さにした2009年6月1日だった。
そして2009年6月7日に東京タワーへのぼってくると宣言。
水色のヘッドフォンを目印に同じく赤い塔を目指し、見事会えた視聴者もいたほどだった。
現在は「届きました~」タグは消されているが、しばらくは動画内で「こちらこそありがとう」などのコメントが多く寄せられた。
またJOYのリクエスト投票期間中は、JOYアカウントを取って、初期の持ち票50票全部『1/6』に入れてきた方も多かったようだ。
1/再生数 の皆さんの抱えてる悲しみが、少しでも軽くなりますように。
作詞 | ぼーかりおどP |
作曲 | ぼーかりおどP |
歌 | 初音ミク |
受話器越しに 聞こえた声が
なぜか とても 気になったの
見つけた君は 赤い瞳
何事もないフリはナシにして
黒い沼に沈む君を
放っておくわけにはいかない
いつか重力のクサリを 解き放ち
宇宙へ飛ぶ サテライト
そこに行けば 体の重さも
1/6
君が抱えてる悲しみが
少しでも軽くなればそれでいい
いつか そこに 君を
連れて行くよ
重力の外へ
今日は君の手を救い上げる
権利をもらうよ
軌道エレベータのように
雲を抜けて昇るよ サテライト
300メートル昇れば
少しは軽くなるかもね
つまり子供ダマシだけれど
意味が少しでも伝わればいい
地上よりも上に連れていきたいの
重力の外へ
見え隠れしてる気持ちは
多分バレているんだろうけれど
今はそれ以上 君を救いたい
エゴイズム
太陽の力を借りて
白く輝いている お月様
同じように頼ってくれませんか?
いつか重力のクサリを 断ち切り
君を連れて サテライト
辛いコトや 悲しいコトも 全部
1/6
宇宙船はまだ先だけれど
そこに辿りつけるまでの間
僕の 左手を
握っててくれますか?
いつか
重力の外へ
連れて行くよ
out of the gravity
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最終更新:2024/05/05(日) 16:00
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