ねむりんとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』に登場するキャラクターである。無印で初登場。パジャマ姿のゆる魔法少女。
ネタバレ内容が含まれているため、一部記述を反転してあります。閲覧には注意
概要
ステータス | |
破壊力 | ★★★ |
耐久力 | ★★★ |
俊敏性 | ★★★ |
知性 | ★★★ |
自己主張 | ★ |
野望/欲望 | ★ |
魔法のポテンシャル | ★★★★★ |
好きなもの | 居眠り だらだらすること 覗き見 |
嫌いなもの | 勤労 早起き 誰かを踏み台にすること |
ソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」に選ばれ本物の魔法少女となった、何時も眠たげな様子な少女。
いつもはチャットで他の魔法少女の活躍を聞く事を楽しみとしている。そのため四六時中チャットに居座っているようで、他の魔法少女からは「チャットの主」と言われている。また、能力で他者の夢を見て渡り歩く事も好み、覗いた夢が悪夢の場合は良い夢に変えている。
外見と違わずぐうたらだが常にリラックスしており、温厚な性格でゆるふわな雰囲気を漂わせる。寝る事とぐうたらする事が大好き。また、他者を蹴落としてまで立場を守る・のし上がるのを嫌う、平和主義的な面もある。そうしたことから、スノーホワイトなど彼女の事を好意的に感じる者も多い。
本名は三条 合歓(さんじょう ねむ)という24歳の女性。大学卒業後も家事手伝いと称して実家の自室に閉じこもり読書とゲームに勤しむニート生活を送っていた(ただし就活はしていた)。本物の魔法少女となってからも人助けなどの活動はしておらず、部屋から外に出た事も無いスーパーインドア派。
ちなみに三条家はN市に古くから存在する大地主の一族でマンションを7棟も所有しており、合歓が働かなくても生活するのに一切問題はなかった。むしろ家族はおっとりして争いごとが嫌いな合歓が自宅でのびのびと過ごすのをむしろ喜んでいた。
争うことに対して非常に消極的であり、キャンディー争奪戦が始まった後は魔法少女としての力に入れ込む事も、自らが神のように振舞える『夢の世界』に執着することもなく、魔法少女としての力を捨てて現実世界で生きていこうとしていた。
「夢の中で人助けをする」という活動をしており、現実世界では何もしていなかったためキャンディの所持数は0のままであり、その結果最初の脱落者となってしまう(まだ脱落者が死ぬことは明かされていなかった)。しかしその直前に入った夢での一言が作中に大きな影響を与えることになる。
退場こそ早かったが、短編集やドラマCDなどのサイドストーリーで出番が多い。彼女が良くも悪くも影響を与えた魔法少女は多岐に渡る。
外見
手が隠れるほどのだぼだぼなパジャマの上一枚のみという格好。下にズボンなどは履いていないが一応下着は付けているらしい。白色靴下は右片方がずり落ちている。髪の色はクリーム色で髪の先端部分が薄紫色になっている。髪型は二つおさげで、髪が床に届くほど長くボリュームたっぷり。巨大な枕を常時持ち歩いている。靴は履いていない。
髪には表情が描かれた雲のような物体「ねむりんアンテナ」が付いている。「ねむりんアンテナ」には夢と希望が詰まっているらしく、表情が変わったり巨大化したりもする。「ねむりんアンテナ」はパジャマの柄としても描かれている。表情は眠たげかにこやかなモノが多い。
現実での姿はニートらしく服装に無頓着な女子。適当な組み合わせの服の上からジャージを羽織っている。髪型も乱雑に止めて纏めたモノ。髪色は茶色。
装備
『枕』
いつも抱えている大きな枕。大きくて邪魔になるけど、ふわふわで気持ちよくて寝るのに最適。
あまりの気持ちよさに、他人の夢を見に入った後も枕に埋もれて寝ている時がある。
『パジャマ』
コスチュームにもなっている衣装。パジャマの上だけを着ていて下は素足に下着。ラ・ピュセル曰く「夢の中に出てきたけど、寝てる時は無防備に足を開いたり膝を立てたりするので、とても目のやり場に困る姿」
『ねむりんアンテナ』
ねむりんの周囲にくっついている白いもこもこ。知り合いや夢に入り込みたい人が眠っていたりすると、アンテナが教えてくれる。自由自在に夢の世界を行き来するための道しるべにもなっている。
魔法
- 他人の夢の中に入ることができるよ
全ての人の夢が繋がっている「夢の世界」という空間に寝る事で出入りし、他者が見ている夢の中(=他者の無意識)に入る事が出来る。誰であろうとどんな夢であろうと入り込む事が可能で、会った事のある相手の夢なら自由自在に中に出入り出来る。
夢の中でのねむりんは全知全能絶対の存在で、内容の改編など、どんな事でもやれる文字通り神である。ダメージなど夢の中で起こした事は部分的に現実にもフィードバックする。夢の中で上手く立ち回れば相手に意識させず思い通りに動かせるし、夢の中で相手を殺せば植物人間に追いやれる。
本人がその気なら誰にも負けない強力な能力なのだが、ねむりん自身は他者に危害を与えるような事はせず、悪夢を見ている人を助けるなどのスーパーヒーロー業(夢の中のみ)に使っている。それでも夢の中ではカンスト気味な量のマジカルキャンディーを集めている(夢の中なので現実には反映されない)。
現実世界で死亡しても夢の中に存在し続けることができたが、夢の中に自由に出入りすることはできなくなる。なお、本人は自分が死んだことに気付いておらず、現実世界に戻れないのは魔法がなぜか弱まったせいだと思っている。
関連動画
関連静画
関連項目
16人の魔法少女
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