- マリオシリーズのキャラクター一覧 > キノピコ
「マリオストーリー」に登場する同名のキャラクターについてはハテナ虫の記事を参照してください。 |
概要
英名は「Toadette」。見た目は色をピンク調にしたキノピオに見えるが、ベストの下にワンピースを着ていたり、頭のキノコから武器になりそうなおさげが出ていたりと女の子の要素が増えている。
初登場は「マリオカートダブルダッシュ!!」。キノピオの相方として隠しキャラクター(なのだが説明書をよく見ると少しだけ姿が映っている)として唐突に登場した。にもかかわらず短期間で市民権を獲得し、「マリオパーティ6」ではプレイアブルキャラクターとして登場した。
動物や音楽、そして何よりもスポーツを愛し、ベースボールへの出場や、「マリオカートWii」で再度参戦した際にはカートだけでなくバイクまで乗りこなすなど、「キノピオたちのアイドル」と称される可憐な見た目からは想像もつかないようなスポーツウーマン振りを発揮する。またキノコ王国の実質的な統治者であるピーチ姫を「頼れるお姉さん」として尊敬し、カートのパーソナルカラーなどもピーチ姫と同じピンク色に合わせている。
2008年の「スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール」から突如音沙汰が無くなり、登場作品が途絶えた時期があった。復帰を果たしたのはほぼ6年後の「マリオゴルフ ワールドツアー」や「マリオカート8」で、以降「マリオパーティ10」「マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX」などに登場し、勢いを再び取り戻している様子。
「進め!キノピオ隊長」ではキノピオ隊長の相方として登場。開始早々ウィンゴにさらわれてしまうものの、後にプレイアブルキャラクターとして使用できるようになる。
「スーパーマリオラン」ではキノピオラリーのジャッジを務めているほか、解放条件は厳しいもののあるアイテムを購入すれば隠しキャラクターとして使用できるようになる。コインラッシュのゲージが溜まりやすいのが特長。ちなみにキノピコ使用時のジャッジはキノピオが代わりに担当している。
「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」ではプレイアブルキャラクターとして使用可能。新変身アイテムのスーパークラウンを使うことにより2段ジャンプやふわふわ移動などができる『キノピーチ』に変身することが可能となった。見た目はピーチ姫そっくりであるが王冠やドレスの模様など所々が異なっている。
「スーパーマリオメーカー2」ではキノピコ親方として設計図と資金と素材だけでピーチ城を建て直すという才を発揮、またプレイアブルキャラクターとしても選べるようになり「ネコキノピコ」というソフト独自の変身形態も会得した。
「スーパーマリオブラザーズワンダー」では前述のスーパーマリオメーカ―2やNewマリUDXの登場履歴もあってか、プレイアブルのバリエーションとして抜擢されている。
ゲームの外では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にある「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のアトラクション「ヨッシー・アドベンチャー」の案内役として登場するがなんと日本語で喋る。客に対してルール説明などを行う立場なので当たり前といったらそうだが、キノピコが公式に日本語音声を持つのはこれが初めて。ちなみに声優は現時点でまだ明かされていない。
名前についての考察
キノピコは固有名詞ではないのか、と思う方もいらっしゃるかもしれないが、「キノピコ」という名前は「キノコ族女性全体を指す総称」であると推測できないこともない。こう考えれば、マリオストーリーにおける名前の重複についても一応説明がつく。「ハテナ虫の助手の女性」も「カートレーサーの女性」も本来はまったく別の固有名詞を持っている、ということである。しかし、自らをキノピオだと言う女性のキノコ族もいるので確信は持てない。NewマリオWiiなどのキノピオとは違い、キノピコが同時に複数登場するシーンもないのでやはりキノピコは固有名詞であると考えるのが自然である。
キノピコの英語名「Toadette」は、キノピオの英語名「Toad」に、女性形を形作る名詞語尾「-ette」を組み合わせたものである。ちなみに、キノピオの性別は特に決まっていないということが宮本茂氏のインタビューで明らかになっている。
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