クレアクレアクレアクレア・・・馬鹿みたい単語

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• 会話内容の再現
• 背景
• つまり
• しかし…
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クレアクレアクレアクレア・・・馬鹿みたいとは、全くその通りである。

 

概要

PS2（移植版はPSP）用ゲーム「テイルズオブリバース」のストーリー第一部終盤、イベントバトル冒頭の会話にて敵キャラクター・サレが主人公ヴェイグに言い放った台詞。クレアとは、冒頭で誘拐されてしまう同作のメインヒロインの名前であり、この台詞はヴェイグが彼女の名前を出した事に対しサレがそれを揶揄したものである。

カレギア王国主催『第一回プレイヤーが共感した台詞ランキング』にて、作中屈指の名台詞「あなたが美味しいと感じる心に、種族はありますか？」を抑え、堂々の第一位を獲得。

 

会話内容の再現

ヴェイグ　「サレ！クレアを返せ！」
サレ　「クレアクレアクレアクレア・・・馬鹿みたい」
ヴェイグ　「ふざぁけるなああぁッ！！！」
サレ　「ハハッ！楽しいねぇ☆」

 

背景

上記の会話からのみでは察せられないが、サレによるこの台詞に至るまでに、そうなるべき背景があった事を忘れてはならない。

まず前述の通り、クレアとは同作のメインヒロインの名前である。

が、それと同時にヴェイグの口癖でもあり、プレイヤーはゲーム開始からプレイ中ずっと、高頻度で「クレア」の三文字を耳にし続ける事になる。この様子は関連動画を参照してもらうとおよそ250秒で理解できるだろう。

要するに何が言いたいかというと、ヴェイグはストーリー中この台詞が出るまでに105回、ストーリー全編中では実に281回にも及び「クレア」という言葉を発している。

 

つまり

「今はな……だが、クレアの氷だけはどうする事もできない……」

「クレア……！　どこも痛くないか？　気分は……？」

「クレア、クレアはどこだ？」

「……どういう意味だ！？　クレアに何をするつもりだ！！」

「クレア……クレアッ！！」

「クレアアアアッ！！」

 

「クレアアアアアアアアアアァァァァァアアァァ」

 

うるさいのである。

おまけにこれはただの「クレア」ではない。字面で眺めるだけでもやかましいこの一連の「クレア」が、暑苦しさ（賞賛の意味で）に定評のあるあの檜山修之氏の声で始終発されるのだから、プレイヤーからすればたまったものではなく、一種の精神攻撃に近いものをすら感じる事が出来る。それほどに檜山修之氏演じるヴェイグの「クレア」は耳に残るのだ。

あれ。なんかもうクレアって一体何だったっけ？

という訳でサレの言い分は（原因の一端がクレアをさらったサレにあるとはいえ）不当なものでは全くなく、むしろ全プレイヤーとそしてヴェイグを取り巻くパーティメンバーの気持ちを代弁した名台詞であるといえよう。この瞬間、敵キャラクターであるにも関わらず激しく同意の念を抱いてしまったプレイヤーは多いと思われる。我々がいくら画面越しに叫んでも届かない心の声を、画面の向こうで代弁してくれた功績はとても大きい。本当にありがとうございました。

 

しかし…

本編中のヴェイグはけして無意味に叫んでいる訳ではない。
後に予約特典で配布されたＤＶＤなどのような崩壊ネタが未プレイヤーにも広く知れ渡り、同時期にニコニコが発展拡大したのもあいまって、クレア絶叫キャラばかりが先行する結果となってしまった。
すっかり公式でもネタになってしまっている始末。　
ひょっとしたら今このタグが当てはまるのは、ヴェイグ本人ではないのかもしれない…　

関連動画

 

関連商品

 　

 

関連項目

• テイルズオブリバース
• 作業用クレア
• 檜山修之
• ゲシュタルト崩壊

余談

PSP移植版特典DVDにおいてユージーンが、王の盾の調査によれば、ゲーム開始からエンディングまでの間にヴェイグが「クレア」と言った回数は256回だと発言している。本記事での調査結果と異なるが、これはおそらくスクリーンチャット等の「クレア」を含めるか否か等、カウント方法の違いによるものと思われる。詳細は次項を参照願いたい。

 

クレアカウントについて

背景の項で述べたクレアカウント、即ちヴェイグの「クレア」発言の回数について異議がある観覧者さんもいらっしゃると思うので、記事主からこちらの項で解説させていただきます。
今回のクレアカウントは、関連動画『[2008年お正月企画] テイルズ オブ リバース』を0.5倍速で再生しながら、記事主が検証しました（うｐ主の方に深く感謝します）。

なお、カウントの基準ですが、上記の動画を参考に、ムービー含むボイスつき台詞部分＋スクリーンチャットの「クレア」が対象となっております。
また戦闘中会話ではない戦闘ボイス（例：ヴェイグ暴走時の「クレア゛ア゛ア゛アアア」）等のように必ずしも発生するとは限らない・発生回数が固定でない「クレア」、及び『東京ゲームショウにて』のスクリーンチャットに含まれる「クレア」等メインストーリーを進める上で通常発生しない「クレア」、そしてボイスのない「クレア」は（耳にこないので）カウントに含まないものとして計算しております。

記事主も人間です。ヴェイグ程クレア慣れもしておりません未熟者です。カウントをミスっている可能性もあると思われますので、そのような場合には優しく訂正して頂ければと思います。対象基準を満たしている「クレア」がまだありましたらお知らせください。

俺ｶﾞﾝﾊﾞｯﾀﾅｰ

って思ったら動画ページから回数詳細リンク貼ってあった・・・だって・・・？　認めない・・・！

 

あれ、クレアって何だ？