コータスとは、ポケットモンスターに登場するNo.324のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
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名前 | コータス | タイプ | ほのお |
英語名 | Torkoal | 高さ | 0.5m |
分類 | せきたん | 重さ | 80.4kg |
全国図鑑 | #324 | 特性 | しろいけむり |
ジョウト | #― | ひでり(第七世代) | |
ホウエン | #105(RSE) #110(ORAS) |
隠れ特性 | シェルアーマー |
シンオウ | #― | グループ | りくじょう |
イッシュ | #― | 孵化歩数 | 5120歩 |
カロス | #095(マウンテン) | 性別比率 | ♂50.0% |
アローラ | #223 #095(ウラウラ) |
♀50.0% | |
世代 | 第三世代 | 努力値 | 防御+2 |
進化 | 進化しない |
図鑑説明
- ポケットモンスタールビー
- やまを ほって せきたんを みつけては せっせと こうらの くうどうに いれて もやす ポケモン。 おそわれると くろい けむりを だして にげる。
- ポケットモンスターサファイア
- せきたんを もやして エネルギーを つくりだす。 ひの いきおいが よわまると げんきが なくなり たたかう ときは せきたんを たくさん もやす。
- ポケットモンスターエメラルド
- せきたんを もやす エネルギーで たたかう。 はなのあなから けむりを ふきだすときに きかんしゃの けいてきに にた おとを だす。
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
- こうらの うちがわで せきたんを もやす。 てきに おそわれると くろい けむりを まきちらして にげる。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト、ポケットモンスターY
- こうらの なかで せきたんを もやし エネルギーに している。 ピンチの ときは くろい ススを ふきだす。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、ポケットモンスターX
- つかわれなくなった たんこうには たくさんの コータスが すみついて せきたんを せっせと ほっている。
- ポケットモンスターサン
- せきたんが エネルギーの みなもと。 コータスの すんでいる やまには おおくの せきたんが ねむっている。
- ポケットモンスタームーン
- こうらのなかの ほのおが きえると しんでしまう。 いえで そだてるには つねに もやすものが いるぞ。
概要
- フエンのジムリーダー、アスナの切り札。一発目のオーバーヒートには要注意。
- レア特性「しろいけむり」を持つ唯一のポケモン。(効果はクリアボディと同じで能力を下げられない)
…だったが第五世代から登場したクイタランが夢特性で「しろいけむり」を与えられたため、唯一ではなくなった。
それでも通常特性としてこれを持っているのはコータスだけである。 - エアームドと同等の物理耐久があるため、物理受けとして活躍できる。しかしエアームドと違い「はねやすめ」のような回復技はないため使い勝手はやや難しめ。
HP振りだけでいじっぱり全振りガブリアスの「じしん」を確定で耐える実力の持ち主。特にハッサムに対しての相性は非常に良く、交代からでも余裕で受けられるが、コータスの鈍足故に「とんぼがえり」で逃げられるだろう。
特殊耐久は70とやや低め。一応特殊相手でも、特防特化にすることでスターミーやミロカロスのアイテムなし「なみのり」程度までは1発耐える。 - 攻撃、特攻は平均程度であるが、技はかなり優秀な方で「かえんほうしゃ」「オーバーヒート」「ふんえん」「ふんか」などの炎技に加え「じしん」「ストーンエッジ」「だいちのちから」「じわれ」など使い勝手の良い技を覚えられる。等倍相手だと火力不足なので弱点を突きたい相手を定めて決めたい。第8世代では高防御と相性の良い「ボディプレス」、攻撃しつつ火傷を付与できる「ねっさのだいち」等の便利なわざを習得。「だいばくはつ」は喪失してしまったが、代わりに「じばく」が習得可能になった。
補助技は「おにび」「あくび」「ステルスロック」「がんせきふうじ」などで起点作りが可能。特に「あくび」+「ステルスロック」は起点作り型としては鉄板の扱いやすさを誇る。第5世代では積み技を打ち消す「クリアスモッグ」、壊れ積み技として評判の「からをやぶる」を習得。すばやさが低すぎるため「からをやぶる」との相性は良くないものの、新たな戦い方が生まれたのは嬉しいところ。
基本的にみずタイプはとても苦手なので仲間で対処しよう。無補正特攻188振り(オーバーヒートでHP全振りメタグロス確定一発調整)の大地の力で耐久無振りオーダイルが確定四発である。 - 第7世代ではなんと特性「ひでり」を獲得。天候始動特性を持つポケモンの中では最も遅いため、天候のアドバンテージを取りやすいのも見逃せない。水技を半減させつつ「ソーラービーム」で反撃という戦法も行えるようになった。「ぼうふう」への対策としても便利。
日照り噴火という超火力を手に入れ、ドレディアやヤレユータンといったサポーターにも恵まれ、ダブルバトルの最前線で猛威を振るっている。
第8世代に追加された「だっしゅつパック」とオーバーヒートの相性がよく、ダイマックスがなくなり天候を変えにくくなった第9世代では晴れパ始動役や「こだいかっせい」の起動役として活躍を見せている。
こいつには情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そして何よりも!
- 速さが圧倒的に足りていない。
なにせこいつより遅いポケモンはツボツボ、ゴンベ、ウソハチ、ナックラーくらいしかいない。なのでトリックルーム下では非常に速いが、ドサイドン、ガラガラ、バクーダ等の鈍足アタッカーに比べると以前は火力不足であった。 - その鈍足さから「のろい」→「ジャイロボール」や「ボディプレス」との相性がとても良い。(これは「技と種族値の相性がいい」だけの話なので注意。不一致のはがねタイプの技は範囲の狭さから残念ながら実用性はあまりない。)
同じことができるミルタンクはすばやいため、過去には実質唯一の鈍いジャイロボーラーともいえた。一回積めば素早さ種族値65(無振り)の相手にすら最高威力が出せる。その後プラチナにてハガネールが鈍いを習得したのでもはやコータスで鈍いジャイロをする意義はあまり無いように思える。 - だが、前述の通り「ひでり」を持っているのでむしろ速さがあると困ってしまう。コータスを散々馬鹿にしていた連中はソーラービームやオーバーヒートで蹴散らされることとなった。
サトシのコータス
- CV:三木眞一郎
- AG58話でサトシが野生の個体をゲットした。
- 涙もろい性格で、悲しい時や感動した時には炎タイプなのに大量の涙を流す。
- ジンダイのレジスチルをあと一歩のところまで追い詰めるなど実力は高いはずなのだが、公式戦では噛ませ役にされることが多くなにかと不遇な存在。特にシンオウリーグでは久々の出番にも関わらずダークライに瞬殺され僅か20秒ほどで出番終了というあんまりな扱いであった。もう少し活躍させてあげてください…
- しかしながら、旅の途中で行った非公式戦をとおして、サトシとミルク好きの四天王がバトルを行うきっかけを作ったポケモンでもある。
- 使用技は「かえんほうしゃ」「オーバーヒート」「てっぺき」「のしかかり」。ジンダイ戦では「かえんほうしゃ」が「ねっぷう」に変わっていたが、シンオウリーグでは再び「かえんほうしゃ」に戻っている。
関連動画
関連項目
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