スコール・レオンハートとは、ゲーム『ファイナルファンタジーVIII』(以下FF8)の主人公である。
17歳。177cm。8月23日生まれ。
概要
バラムガーデンに所属するSeeD候補生であり、作中で試験に見事合格しSeeDとなる。
その性格は一言でいえば「無口で無愛想」。他人と積極的に関わらず、逆に積極的に関わろうとしてくる人間を自ら拒絶するため、ともすれば取っ付きにくいという印象を他人に抱かせることが多い。
しかし、その内面では口にださないだけで様々な思考が渦巻いており、それらの多くはシナリオ中でもスコールのモノローグとして()内の台詞で表現される。時には他人と関わることでいつか自分が傷つくことへの率直な恐怖や、自分の生き方への疑問が描かれることもある。ちなみにこの他者へのスタンスは、彼自身の過去と密接に関係している。
――以上が序盤のスコールの姿であるが、ある意味ではこれ以上ないほど思春期の少年らしい彼が、FF8のヒロインであるリノアをはじめとした仲間たちや同じバラムガーデンの生徒、そして大人たちの姿をみることで成長していくことが、シナリオにおける大きな柱となっている。
ただ、本人が他人を寄せ付けぬよう冷たい態度を取るのとは裏腹に、彼を慕う人物は意外と多い。その能力の高さやSeeDとなったことはもちろん、プレイヤーの選択次第ではあるが、自身も急ぎの用事がある中で偶然出会った転校生にガーデン内を案内したり、たむろして駄弁る生徒の愚痴を聞いたり、ガンブレードを見せてほしいと言う生徒の頼みを聞いて校舎内で抜刀し(たところを教師に見つかって規則違反で叱られ)たりと、何だかんだで優しいところが彼の慕われる理由なのかもしれない。
また、出会う人々にカードゲームで勝負を挑みまくる生粋の決闘者でもある。
額に傷があるが、これは訓練中に同じバラムガーデンのSeeD候補生サイファーによってつけられた物。また、自身も同じ傷をサイファーの額にもつけている。
戦闘では銃と剣が融合した異形の武器・ガンブレードを使う。劇中でガンブレードを扱うのは彼とサイファー(+1名)のみ。
シルバーアクセサリーを愛好しており、特にグリーヴァ(本編中ではプレイヤーが自由に名前をつけることができる)と名づけた指輪はお気に入り。ちなみにこのグリーヴァは、作中後半で意外な場面でクローズアップされる。
ちなみにキャラクターモデルは、GLAYのボーカルであるTERUを参考にしたと言われている。
外部出演作品
【キングダムハーツ】
FFからのゲストとして登場。CVは石川英郎。スコールと名乗らずレオンと名乗っている。年齢はFF8本編より高く25歳である。
【いただきストリート】
Specialでリノアと共に出演。Aランクのキャラクターである。ポータブルではリストラされたが、MOBILEで復活予定。
【ディシディア ファイナルファンタジー】
コスモス陣営のFF8担当で、カオス陣営のアルティミシアと共に出演。CVはKHと同じ石川英郎。
本編と同じく他人を拒絶し孤高の道を歩もうとするが、その動機や内面の成熟度は異なる。シナリオでは主にバッツやジタンと関わり、バッツから借りたチョコボの羽を心のよりどころにするなどのシーンがある。また原作通り他人には聞こえない内面の台詞、即ちモノローグで何かをいうことが多い(そして口にださないゆえに誤解を招くというシーンも)。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- ファイナルファンタジー8
- リノア・ハーティリー
- ラグナ・レウァール
- アルティミシア
- ディシディア ファイナルファンタジー
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー
- バッツ・クラウザー
- ジタン・トライバル
- だったら壁にでも話してろよ
- ガンブレード
- ファイナルファンタジーの関連項目一覧
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