『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』 (英: The Legend of Zelda:A Link to the Past) とは、任天堂が開発・発売したゲームソフトである。
概要
ゼルダの伝説 神々のトライフォース | |
基本情報 | |
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略称 | 神々のトライフォース / 神トラ |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1991年11月21日 |
価格 | 通常版:7,700円 |
対応年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
プレイ人数 | 1人 |
その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
日本では、1991年11月21日にSFC版で発売された。
2003年3月14日にはGBAにて後述の「ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣」が発売された。またWii、Wii U、New3DSでVCが発売されている。
本作はゼルダの伝説シリーズ3作目であり、FC版「ゼルダの伝説」にあった要素を大幅に強化した作品で今日のゼルダの伝説の基盤を作ったとも言える。
これまで謎解き要素はブロックを押す、人からの文字のヒントを元に隠された入り口を探す、敵を全滅させる、怪しそうな場所総当たり程度であったが、ダンジョン内に多くのスイッチ類や特定のアイテムに反応する仕掛けなどの謎解きらしい要素や階層マップが登場した。
リンクのアクションも強化され、剣を"振る"、回転斬りが可能で、段差から飛び降りる、ツボを担いだりブロックを掴むなども可能に。
草を刈るとアイテムが出る、コッコをいじめると反撃を受ける、リンクが寝ているところから始まるなどのゼルダのアタリマエ要素、そしてマスターソードや3つ揃ったトライフォースも本作から(過去2作品は単体のトライフォースの一つが登場するのみ)。タイトルにもなっているトライフォースそのものについては個別記事を参照。
時系列的続編には「ゼルダの伝説 夢をみる島」がある。「ゼルダの伝説 ふしぎの木の実」はハイラルヒストリア時点では同一人物のリンクだったが、ハイラル百科にて別人と設定が変更された。
22年後となる2013年12月26日、ニンテンドー3DS向けに本作の数百年後かつコンセプト的続編でもある「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」が発売された。詳しくはそれぞれ当該記事を参照。
あらすじ
ハイラルに伝わる万能の力トライフォース。それは聖地と呼ばれる別の世界に存在すると言われていた。かつて、聖地への入り口が発見されるもそこから悪しき力が溢れ出てきた為に7人の賢者によって入口は封印された。
長い年月が経ったある嵐の夜、おじさんと二人で暮らしていたリンクは夢の中で助けを求める声を聞き突如眼を覚ます。その声を聞いて剣を持って出て行ったおじさんは戻らず、リンクがハイラル城に行くと瀕死のおじさんを見つけ剣と盾を託される。異様な雰囲気の城内を進むとそこには捕らえられたゼルダ姫がいた。ゼルダを助け教会に逃げ込むと、ゼルダから謎の司祭アグニムにより賢者の末裔の娘たちがいけにえにされ、ハイラルが危機に瀕していることを聞く。リンクはアグニムを倒すため立ち上がる。
登場人物
- リンク
本作の主人公の少年。名前は自由に決めることができる。両親はすでにおらず、叔父さんと共に生活をしていた。剣の扱いがうまく必殺技回転斬りも使いこなす。
パッケージイラストなどでは金髪だがゲーム内ではピンクの髪。 - ゼルダ姫
ハイラル王国の姫で賢者の末裔の一人でもある。リンクによってハイラル城から脱出した後は教会に匿われる。 - 司祭アグニム
ハイラルに現れた謎の司祭。強大な魔力によりハイラルの兵士を操り国王らを暗殺。賢者の末裔を生贄にすることで聖地の入り口の封印を解こうとしている。
その正体は聖地に封印されたガノンの分身。他のシリーズにおけるファントムガノンに相当する。
公式イラストでは赤い服装だがゲーム内では緑色である。個別記事「アグニム」も参照。
GBA版
2003年発売の「ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣」に収録。リンクにボイスが追加されたほか、ボタン数の少なさから操作方法が若干変更され、また一部のダンジョンの地形が変更されている。一部のアイテムの名前も変更された。
バランス調整も行われおり、闇の世界のボスの一体「デグロック」が魔法のツボを落とすようになったりしている(これがないと魔法メーターがなくなったら詰んでしまうため)。
さらに、同時に収録された「ゼルダの伝説 4つの剣」のクリアデータが存在する場合のみに入ることができるダンジョンが追加された。
ピコカキコ
ファイルセレクト | |
闇の世界 |
CM
登場人物に扮してダンスを踊るテレビCMが話題となった。
スチャダラパーの歌う「出る出る ゼルダの伝説 出る出る出るでるついに出る」というラップも印象的だが、これは彼らの楽曲「ゲームボーイズ」の替え歌である。
ちなみに、ゼルダ役は新島弥生という女性タレントである(現在は引退)。
リンク役は当時16歳の高校生の女性だった。(それ以外の事は不明)
リンク役の最終候補は2人だったが残ったもう一人の候補こそTOKIOの長瀬智也である。
なお、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」のテレビCMでもスチャダラパーが起用されている。
関連動画
プレイ動画
最速プレイ動画や実況動画などがある。マイリストが現時点(2012/1/7)で多い2つの動画を紹介する。
その他
関連コミュニティ
関連商品
関連項目
関連リンク
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