チビ太とは、漫画『おそ松くん』に登場するキャラクターである。
CV:田上和枝→水垣洋子→沢田和子(白黒)、田中真弓(カラー)、國立幸(おそ松さん)
概要だぁてやんでぇバーローちくしょう!
ケケっ、『おそ松くん』における概要だい!
見た目は幼い男児でもありながら、頭には某国民的アニメのお父さんよろしく毛が一本しか生えていない。実年齢は大抵は六つ子たちと同じぐらい。口癖は「ケケ」で口は悪いが、性格は純真で心優しい。大好物はおでんで、どんな時でも常におでんを手に持っている。
エピソードによって立ち位置は異なり、初期の頃は両親が登場する話もあるが、捨て子や孤児(ホームレス)として描かれる場合もある。六つ子たちと絡む話も多いが、原作中期以降やアニメ第2期ではイヤミとコンビを組んで行動することが多かった。そのためアニメ第2期ではイヤミと合わせて実質主役状態であった。
なおアニメ第2期でよく聞かれた「てやんでぇバーローちくしょーっ!」は声を当てた田中真弓氏のアドリブであり、原作ではべらんめぇ口調では喋らない。ただし、『おそ松さん』ではべらんめぇ口調が受け継がれている。
更に余談だが、藤子不二雄の漫画『オバケのQ太郎』にゲスト出演したことがある。また、赤塚不二夫との共作で『オハゲのKK太郎』という作品も残している。
『おそ松さん』における概要だいバーロー!
見た目はあまり変わらないが六つ子たちと同じく大人になっており、色々な仕事を掛け持ちしつつも夜は大好きだったおでんの屋台を営んでいる。六つ子たちは常連客だが、毎回ツケといわれて代金を踏んだくられている。
それでも第5話を除いて六つ子たちに対して怒ることもなく、また拗ねたおそ松の相談相手になったり梨に負けたカラ松に同情してご飯を奢る(ただし元凶はチビ太)など、真面目で友情に熱い性格。ニートでおちゃらけた六つ子たちに振り回されることも多い苦労人でもある。
ただし、おでんのことになると話は別であり、第9話で勘違いでおでん屋の弟子に無理やりされたカラ松に対し、哲学的なおでん理論を語り、挙句の果てには全裸でおでんの鍋に入るなど一気にぶっ壊れキャラと化した。また第10話ではアニメ第2期のように、イヤミと共に六つ子たちからお金を強奪するべく動いている。
知っての通り、おでんはチビ太の象徴と呼ばれてたんだ!
チビ太がこよなく愛するおでんであるが、彼がこんなにおでんを愛する背景にはキャラクター設定と原作の描かれた時代がある。
チビ太はいわゆる浮浪児である。今でこそ見なくなったが、おそ松くんの描かれた昭和30年代の日本には浮浪児がまだたくさんおり、金も家もない彼らにとって屋台で売っているおでんはご馳走であった。
チビ太がおでんを愛する理由は、その身の上が強く影響している。
「チビ太のおでん」とよく称される、案山子のように具が串刺しになっているおでんであるが、その具は上からこんにゃく、がんもどき、鳴門巻きと公式設定ではされている。しかし、鳴門巻き自体がおでんの具としてはマイナーな存在であるため、サークルKサンクスが1990年代以降に「おそ松くん」とタイアップして販売している「チビ太のおでん」は鳴門巻きの代わりにごぼう天、ちくわぶなど代替品になっている。よって、正確なチビ太のおでんとは具が異なる。
ちなみに、幼少期に「おそ松くん」を読んでいたデーブ・スペクターは、チビ太のおでんを見て食べ物ではなく武器か何かに違いないと勘違いしていたそうである。
よーく聞け。てめぇのとこの関連動画を誘拐した。返して欲しければ…
「いえ、違います。」
あの馬鹿どもに分からせてやるんだよぉ。こんな最高の関連静画がもし本当にいなくなったら、どんだけ寂しいかをね!
水飲んでもう帰りやがれ。長男が関連項目を心配させてんじゃねーやい!
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