概要
某月某日。それまでは放置されがちだったポケモン動画が大量、一斉削除された。
この文章だけ見ると「ああ、ニコニコ有名になったから権利者の目にとまったんでしょ」と思いがちである。しかし、実はとんでもない真相が隠されているのかもしれない。
削除の実態
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削除された動画には「主題歌フルでまるまる上げ」「アニメ本編」など、削除されて当然のような動画も存在した。
が、「MAD」や「バトレボの対戦動画」まで消された人もいたのだ。それまでポケモン系動画は放置されていただけに、一斉に消えたことがユーザーの意識に強く残っているだろう。
中でも有名なのが「ピカピカユカイ」である。完成度の高い手描きMADで、総合ランキングでも上位に食い込むなどの作品だった。しかし、この動画も削除されたのである。(→現在は「ピカピカユカイ+」として復活)
削除された事だけ振り返ると「権利者が申し立てたからだろ?」となりがちだが、実は「ユーザーの過剰な通報」によるものだった。
「通報」
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当時、ポケモン動画というポケモン動画を全てに「著作権法違反、通報した」とコメントしたユーザーがいた(おそらく一人)。
そして、そのコメントが書き込まれた数日後。ご覧の通りにポケモン動画は一斉削除されたのだ。
この中には「ピカピカユカイ」を含む、早急に削除する必要のない動画も含まれていたのだ。
(酷い所ではバトレボの対戦動画まで及んだ)
※これは通報を受けた運営が「著作権侵害」として削除したものと思われる。
当時ポケモン系動画(主題歌まるごとうp動画含む)が放置されていたことを考えると、
運営は通報を受諾し、消したと考えるのが妥当か?
この通報ユーザーがどういう気持ちで行ったのか、今となってはわからない。
動画コメントに「犯罪者は牢屋へ入れ」などの行き過ぎたコメントをしていたうえ、
一斉削除後にうpされた動画には通報コメントが見当たらなかったため、このユーザー自体も
アカウント停止を受けたと思われる(詳細不明)。
ただ一ついえるのは、「消す必要のない動画まで消えたのは権利者の仕業ではなかった」ということだ。
結果
このような削除事件が起こったのは上記で説明したとおりである。
が、この実態はユーザーにはほとんど知られておらず、残ったのは
「ポケモン(ピカピカユカイ)はMADでもすぐ消される」というユーザーの認識だけだったのだ。
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