ランディ・ウィリアムス単語

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ランディ・ウィリアムス（Randy Williams、1975年9月18日-）とは、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手（投手）である。

概要

1997年のMLBドラフトでシカゴ・カブスに入団し、2004年に9月11日にシアトル・マリナーズにてメジャー昇格。イチロー達とチームメイトとなった。

その後はメジャーとマイナーを行き来し、2012年に埼玉西武ライオンズに入団。背番号54。

初登板となった5月4日の千葉ロッテマリーンズ戦で1失点で敗戦投手となり、もう一人の助っ人エンリケ・ゴンザレスが不振だったこともあり先行きを心配される。守護神涌井秀章が大人の事情で登録抹消されるとストッパーに抜擢されたものの、典型的な劇場型守護神で、涌井復帰と共に二軍に落とされた。
7月になって再度一軍昇格してからは別人のように制球が改善され、後半戦は長田秀一郎とともに左右のセットアッパーとしてフル回転した。最終的に55試合に登板したが、被本塁打0という点は特筆に値するだろう。

2013年はデニス・サファテと長身外国人コンビを組みセットアッパーとして活躍。オフに一度自由契約となったが、西武と再契約を結んだ。

2014年は被安打が増えてしまい防御率が2.96と悪化したものの、自身最多の60試合に登板した。しかしこのオフに再び自由契約となった。

150km/h台の直球が特徴。変化球も大きく変化するカーブを持っていた。
メジャーでの先発は0で、マイナーでもわずか11試合しか先発していない中継ぎでの経験が豊富な投手。

制球力に欠け先頭打者にフォアボールを与える場面こそ多かったが、それでも点を失うことは稀というピッチャー。NPB在籍3年間で被本塁打はわずかに2本と、炎上経験が豊富な西武の中継ぎの中で安定感があった。

名前のほか、左腕・セットアッパー・背番号とジェフ・ウィリアムス（元阪神タイガース投手）とは共通項が多い。

通算成績

（2014年終了時点）

年度	球団	登板	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率	WHIP
2004年	SEA	6	0	0	0	0	0	1	.---	4.2	6	4	3	3	5.79	1.93
2005年	SD	2	0	0	1	0	0	0	1.000	4.1	4	2	6	6	12.46	2.54
	COL	30	0	0	2	1	0	4	.667	22.0	9	19	15	14	5.73	1.59
05年計		32	0	0	3	1	0	4	.750	26.1	13	21	21	20	6.84	1.75
2009年	CWS	25	0	0	0	1	0	3	.000	17.2	12	22	9	9	4.58	1.42
2010年		27	0	0	0	1	0	1	.000	25.0	21	6	11	8	5.40	2.32
2011年	BOS	7	0	0	0	1	0	1	.000	8.1	5	6	6	6	6.48	1.80
2012年	西武	55	0	0	4	3	4	25	.571	42.1	23	41	11	8	1.70	1.25
2013年		47	0	0	1	2	4	21	.333	38.0	23	45	11	8	1.89	1.13
2014年		60	0	0	6	4	0	20	.600	51.2	25	59	18	17	2.96	1.53
MLB：5年		97	0	0	3	4	0	10	.429	82.0	57	75	56	53	5.82	1.87
NPB：3年		162	0	0	11	9	7	66	.550	132.0	71	145	40	33	2.25	1.33

初記録

初登板	2012年5月4日	対千葉ロッテマリーンズ5回戦	西武ドーム
初奪三振	2012年5月12日	対北海道日本ハムファイターズ7回戦 岩館学から	函館オーシャンスタジアム
初ホールド	2012年5月13日	対北海道日本ハムファイターズ8回戦
初勝利	2012年5月16日	対横浜DeNAベイスターズ1回戦	横浜スタジアム
初セーブ	2012年6月2日	対横浜DeNAベイスターズ3回戦	西武ドーム

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