ヴァリ家のパッタドルとは、漫画『ダンジョン飯』の登場人物の一人である。
概要
本作に登場するエルフの中では最年少である82歳の女性。金髪碧眼で、特徴的な尖った鼻を持つ。
貴族家庭の出身で、エルフの女王直属の迷宮調査隊「カナリア」に所属している。現場任務は初となる『看守』で、フレキとリシオンの二人の『囚人』を担当している。隊長であるミスルンのパートナーである。
本作の舞台である迷宮があるメリニ村に調査の為ミスルンや部下たちと共に訪れ、悪魔にまつわる本作の騒動に巻き込まれることとなる。何度も命を落としかけるが、なんやかんやで死亡回数0で生き残った。
迷宮が崩壊した後は女王の命によりメリニに残り、新たに誕生した王国との外交を担当する外交官に就任している。
人物
情熱的でやる気があるのはいいが、生真面目すぎるところがあり、囚人たちからは良く思われてはいない様子である。直接の担当であるフレキやリシオンは古代魔術に関する犯罪を犯してきた者としてはかなり温和な方なので大した問題になってはいないが、ミスルンの担当するシスヒスには「いつか殺す」とまで思われている。
経験に乏しい為か、いざ戦闘になったり不測の事態が起こったりすると慌てふためき固まってしまう事が多い。
箱入り娘故に純粋な性格であり、取り調べ相手の不自然な言動を疑わず鵜吞みにして騙されてしまう事もある。両親からカナリアへの入隊を命じられた際にも当初は両親からの愛情を疑い嘆いていたが、すぐに「姉妹の中で私が一番優秀だから」「カナリア隊は女王直々の要請、家にとって物凄い名誉」とひとり勝手に納得しやる気を取り戻した。
主に蘇生術や結界術、妖精による通信等補助魔法を行使する魔術師である。妖精は杖に変化させる事も出来る。
関連人物
- ケレンシル家のミスルン
カナリア隊長でパッタドルのパートナーであり上司。パッタドルは彼を「何を考えているのかわからない」と不気味に思いながらも「隊長を務めるからには物凄く優秀な人なのだろう」と考え深い敬意を持って接している。
パッタドルVS
作者である九井諒子氏のお気に入りのキャラなのか、ブログや『デイドリーム・アワー』の落書き漫画には結構な頻度で登場し、特にパッタドルに暖かい食べ物を食べる姿を描きたいという試みの『パッタドルVS』はシリーズ化している。
ダチョウ俱楽部的なアレではなく、パッタドルがお題の食べ物をどう美味しく食べるかというのがシリーズの趣旨なので勘違いしないように。
- パッタドルVSおでん
玉子を割る→黄身を出汁に少し浸して→大根といっしょに食う→めちゃくちゃうまい(勝利) - パッタドルVSあんかけカツそば(+半ライス)
つゆにとけた衣をすくって食べるとおいしい→半ライスとも合う→全部白米で食べたい(半ライスに敗北)
アニメ『ダンジョン飯』第1シーズンオープニング及び第2シーズンエンディング映像でパッタドル含むカナリア隊が登場するシーンで「パッタドルVS」で食わせたい物をコメントする視聴者が続出している。コメントする時はちゃんとパッタドルが美味しく食べられる物にしよう。
作者はパッタドルに励ましてもらいたい
大丈夫!がんばりましょう!
まだなんとかなります!
なんでこんなことになるまで放っといたんですか?
—『デイドリーム・アワー』CHAPTER ONE 070より
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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- カブルー(ダンジョン飯)
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- ケレンシル家のミスルン
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- 愛らしいエルフの負け犬
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- うんちから森ができる
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