半神とは、神と人との間に生まれた存在である。
曖昧さ回避
半神(漫画) - 萩尾望都の短編漫画。劇作家野田秀樹と萩尾望都の脚本により舞台化もされた。記事下部で記述。
概要
半神半人とも呼ばれる。基本的には人と神の結婚や性行為の後に生まれる存在のため、人と神の距離が近い多神教での神話に現れる事が多い。
神と人との間に生まれた存在は超人的な能力を持つことが多く、神の力を引き継ぎながら人の肉体を持つため、神話の中で大きな活躍をする事が多い。多くの怪物やあるいは神さえ打倒することもある英雄である反面、その最期は悲劇的になることも多い。また、死後には親である神の下に召され、新たな神の一柱となることもある。
ギリシア神話での半神
インド神話での半神
インド神話においても人と神との間に生まれた存在は多く存在する。
関連項目
半神(漫画)
概要
萩尾望都が1984年に発表した漫画は結合双生児の姉妹が主人公である。
美しく無邪気だが知能が低い妹と、容姿は醜いが優れた知能を持つ姉は腰から下が繋がっていて、やがて体を切り離してどちらかひとりだけを生かさざるを得なくなるという物語。
評価の高かった漫画を1986年に萩尾と野田の共同脚本で、野田主催の夢の遊眠社により戯曲化・舞台化された。
以後数回にわたって再演され、2018年7月には中屋敷法仁(なかやしきのりひと)演出、乃木坂46の桜井玲香と女優・日本舞踏家の藤間爽子(フジマサワコ)のW主演で上演される。
演出の中屋敷は『双子の姉妹たちの姿を通して、わりきることのできない私たちのそもそもの在り方を問いたい』と意気込みを語っている。
単なる双子の物語ではないへヴィーな内容を、主役の2人がどのように演じるのかも見ものである。
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