概要
8月27日生まれ。血液型はA型。階級はフェザー級、東洋太平洋フェザー級チャンピオン。
幼少の頃鴨川ジムの門を叩いた為、実は年上の鷹村守よりも先輩にあたり、作中現役のメインキャラクターでは最古参である。鷹村がプロ入り直後には、彼が暴れないようお目付け役をしていた事もある。
電光石火のスピードが武器のカウンターパンチャー。このボクシングスタイルはかつてプロボクサーであった父親の影響であり、カウンターにはボクシング人生そのものと言える程のこだわりを持っている。
その父は現在では、息子のトレーナーとして試合のたびにセコンドを務めている。親子ともに口数が少ないわりにはっきりとものをいう性格のため、仲が悪く見られがちだが、実際は二人の間は堅い信頼でむすばれている。
一歩をライバルとして認めており、プロのリングで白黒つけることを熱望していたが、東洋太平洋フェザー級統一戦の相手が前述の父が引退する原因になった選手の息子だとわかり、一歩に土下座して対戦できないと告げるなどいろいろ複雑な感情を抱いている模様。
イケメンで物静かでクールな印象を与えるが、実はめちゃくちゃ短気で怒りっぽい人。主なエピソードとして初心者の一歩相手にキレてカウンターを出す、精神修行代わりに釣りをしている鷹村にも容赦なく拳を叩き込むなどその瞬間沸騰ぶりには暇がない。そのため鷹村とも割と大人気ないケンカをしていたりする。
人懐っこく騒がしい千堂武士とは犬猿の仲で、東洋太平洋王座統一戦前に非公式で行った千堂とのスパーリングはガチでやりあった。
なお、作中人物としてはイケメンなのに、浮いた話はさっぱり出てこない。宮田の試合には女性ファンもいっぱい来るがマジでない。私生活ではコンビニのバイトをして生計を立てているなどかなり苦労人。
ちなみに、当初はぽっと出の対戦相手でレギュラーの予定ではなかったので、簡単な名前がつけられたという話。
彼の父親に至っては、90巻以上連載が続いており、主役級のエピソードがあったのにも関わらず未だ「宮田父」だったりする。
ファイトスタイル
インファイターの主人公の一歩と対比するような、スピード重視のアウトボクサー。教科書のような美しいボクシングと評される。
通常のパンチにはさほどパワーがあるタイプではないが、自身の武器とするカウンターは相手のパワーを利用したパンチであり、作中で度々強化を詰み上げてきた。
その一撃必殺ぶりから、"雷神"の二つ名が付けられている。(同じく"風神"と称される一歩と対比する形)
弱点は耐久力で、試合中の負傷やトラブルから来る故障が多く、そこからの苦戦も度々経験している(試合中に手やあばら骨を骨折するなど)。
また、当初は一歩と同じフェザー級だったが、成長によりフェザー級が適正体重ではないこと指摘されるようになっている(Jr.ライト級(現スーパーフェザー級)の木村より背が高い)。それでも、一歩との再戦にこだわる宮田はフェザー級に無理な減量でとどまってきたため、深刻な耐久力、スタミナ不足を抱えて試合に望んでおり、その姿は一撃の為に磨きあげられた刀とも言われる。
得意パンチはカウンター、ジョルトカウンター、コークスクリューブローによるカウンター等。
関連動画
関連項目
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