山口俊 > 山口の5球
山口の5球とは、2014年7月21日に行われた中日ドラゴンズ対横浜DeNAベイスターズ第11回戦の試合における、横浜の先発投手・山口俊が投じた全投球を指す。
概要
オールスターも終わり、後半戦最初の試合になったが今年抑え投手から先発投手に転向し前半戦に好成績を上げた山口俊をマウンドに送った。投球内容は以下のとおりである。
1球目 | 藤井淳志 | 安打 | 走者一塁 |
---|---|---|---|
2球目 | 荒木雅博 | 安打 | 走者一三塁 |
3球目 | 森野将彦 | 空振 | |
4球目 | 二塁打(1点先制) | 走者二三塁 | |
5球目 | 和田一浩 | 頭部死球(危険球) | 走者満塁 |
1アウトも取れないどころか1点を取られ更に走者満塁にして降板してしまった。5球で危険球退場というのはプロ野球記録6球を更新する最短記録となった。
なお中日側のバッターである和田は死球を受けた後代走を出され交代した。けがなくてよかった
また、この際の中日の攻撃内容は「燃えよドラゴンズ」の歌詞を再現されている。
藤井が塁に出る→荒木がヒットエンドラン→森野がタイムリー→危険球退場。
試合はこの後急遽マウンドに上がった平田真吾がアレクシス・ゴメスの併殺打の1点で抑え、その後DeNAが1回裏に梶谷隆幸のタイムリーヒット、トニ・ブランコのホームランで1点リードしたが、2回表に高橋周平のソロホームランで追いつかれる。3回裏にブランコがタイムリーヒットを放ち1点リードしたが、8回表に松井佑介の同点ホームランで4-4となり、そのまま引き分けに終わった。
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