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山崎勝己(やまざき かつき、1982年8月16日-)とは、兵庫県出身の元プロ野球選手(捕手)である。現在はオリックス・バファローズのコーチ。
概要
オリックス・バファローズ #74 バッテリーコーチ |
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山崎勝己 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県伊丹市 |
生年月日 | 1982年8月16日 |
身長 体重 |
180cm 88kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 捕手 |
プロ入り | 2000年ドラフト4位 |
引退 | 2020年 |
経歴 | |
選手歴
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プロ野球選手テンプレート |
愛称は「カツオ」。ファンの間では「パン」(山崎パンから)とよく呼ばれ、ヒットを打つと「山崎春のパン祭り」と言われる。
小学校時代は中島裕之とバッテリーを組んでいた。報徳学園高校から、2000年のドラフト4位で福岡ダイエーホークスに入団。
ダイエー・ソフトバンク時代
2005年まではほぼ二軍だったが、同年オフに不動の正捕手だった城島健司が退団したことで的場直樹との正捕手争いに参戦。
2006年、経験で勝るが打撃難の的場を斉藤和巳専属捕手の立場に追いやり、105試合に出場して正捕手候補一番手になった(ただし山崎も打率は.229である)。広島東洋カープ戦で打球を受けて前歯を3本折りながら新垣渚の完封をリードし、決勝犠飛も放った試合の活躍はこの年の山崎の躍進の象徴になっている。
2007年、元々さほど強くない肩に加えて送球難を発症し、盗塁阻止率が1割台という惨憺たる数字に。打撃も1割台に終わり、100試合には出場したものの掴みかけた正捕手の座が遠ざかる。
2008年は首脳陣が2年目の高谷裕亮を正捕手として育成する方針に回ったため出番が減った。
2009年は田上秀則が正捕手に固定されたため、ほぼ一軍に居たが出場試合数は30試合と、2006年以降で最も少なかった。
2010年も開幕は田上の控えで始まったが、田上が深刻な打撃不振に陥った上、投手陣が大量失点を繰り返したため、守備面を買われてスタメンマスクを被る機会が増え、そのまま田上からレギュラーを奪い返した。4月16日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦ではプロ入り2本目となるホームランを含む3安打4打点を挙げ、また盗塁阻止率も3割以上をマークするなど、課題だったバッティングや肩でも結果を残していたが、セ・パ交流戦明けの6月20日、埼玉西武ライオンズ戦で膝を痛めて途中交替。8月末まで戦線離脱してしまい、その間に調子を戻した田上との併用でシーズンを終えた。
2011年は埼玉西武ライオンズからFA移籍してきた細川亨の加入により立場が危ぶまれ、開幕をベンチで迎えるが、細川と組んだ杉内俊哉と和田毅がなかなか勝ち星に恵まれなかった関係でスタメンの機会を得ると、二人の完封をアシストし、杉内・和田先発時の捕手の地位を確保した。その後和田の正妻は細川に奪い返されたが、細川が二度戦線離脱、田上も故障で姿を消したため、細川不在の間は正捕手として、それ以外の場合は杉内専属捕手として86試合に出場。シーズンを通して二番手捕手としてチームを支えた。オフには背番号を62から29に変更。
2012年は細川亨と高谷裕亮が正捕手争いをする中、スタメン出場は27試合に留まったが、主に試合終盤に捕手に代打が出た後の二番手として85試合に出場した。
2013年は打率.252と例年になく打撃好調ながら相変わらず細川亨から正捕手を奪えずスタメン出場は42試合に留まる。スタメンで出たいとオフにFA宣言し、オリックス・バファローズへ移籍した。背番号62。
オリックス時代
2014年、スタメン起用を望んでのFA移籍だったがオリックスでも正捕手に伊藤光がいたため、主に伊藤に代打が出た後の二番手としてシーズンを過ごすことになり、スタメン出場は24試合とむしろ減ってしまった。オフに中島裕之が入団し、小学校以来のチームメイトとなった。
2015年はリード面で評価を下げた伊藤に代わってスタメン出場の機会が増え、79試合に出場、うち63試合でスタメンマスクを被った。
2016年は前半戦は伊藤との併用でスタメンマスクを被ったが、6月から若月健矢の台頭で出番を失い、43試合の出場に留まる。
2017年は一軍と二軍の往復になり、僅か17試合の出場に終わる。
2018年は開幕二軍も、伊藤と入れ替わりで一軍昇格してからは若月と併用され、後半戦では山岡泰輔の先発時にスタメンマスクを被った。オリックス移籍後では最多となる81試合に出場し、オフに2年契約を結ぶ。
2019年はもっぱら控え捕手としてベンチを温める役目となり、シーズンの8割方は一軍にいたものの、24試合の出場でノーヒット、スタメンマスクは終盤の1試合のみに留まった。
2020年は出場機会自体がほとんど全くなく、現役引退を表明。11月6日の本拠地最終戦となった北海道日本ハムファイターズ戦が引退試合となり、20年間の現役生活に別れを告げた。
引退後
2021年はそのままオリックスに残り、バッテリーコーチに就任した。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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ソフトバンク | 応援歌のピコカキコ一覧#177 | 8797 | |
オリックス | 前田大輔#1 | 7053 |
通算打撃成績
通算:16年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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NPB | 943 | 1795 | 1530 | 103 | 300 | 58 | 2 | 4 | 112 | 4 | 153 | 9 | 85 | 17 | 417 | 16 | .196 | .245 |
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関連項目
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