菩薩 > 弥勒菩薩
概要
仏教において、釈迦牟尼仏(ブッダ)の次に現われる未来仏であり、大乗仏教では菩薩の一尊である。
簡単に言うと、「釈迦=ブッダの次に地上に降りてきて、悟りを開き、人々を導き、救う」と予言されている人物であり、信仰の対象である。
それがいつになるかということに関しては諸説あるが、現在の最も有力とされている説ではブッダ入滅後56億7千万年後とされている。2017年現在から換算しても56億5千万年後である。こんな途方もない未来になってしまったのは現在の弥勒菩薩は天人であり、天人の寿命はそれくらい長いとされているため。天人は生きている間は幸福に満ちているため悟りを開けないので、天人としての死後に輪廻を経て悟りを開くとされている。
ただし、勿論そんな時期には地球は太陽に飲み込まれるまではいかなくても焼き払われ現在の水星とほぼ同じ運命を辿っていると思われる。そして太陽は燃え尽き、白色矮星と化し、生命を育む力を失っている。当然人類はおろか、生命はほぼ絶滅しているだろう。
でもまあ、仏教やヒンドゥー教の時間単位は大抵天文学的なものなので考えたら負けである。
関連動画
募集中
関連項目
- 0
- 0pt