この記事には執筆主の独自の調査による見解など、出典を欠く記述が含まれます
日本レコード協会一斉削除事件とは、2010年年末・2011年春・2012年春から初夏・2013年7月18日・2014年10月頃に、社団法人日本レコード協会の権利者名義で有名動画が一斉に削除された出来事のことである。
2013年7月18日の一斉削除については削除された大半の動画が復活した。
(事件名と記事の書き方は音楽制作者連盟一斉削除事件を参考にしています。ほかに意見があれば掲示板への書込み等お願いいたします)
概要
2010年以前も、日本レコード協会は、一部アーティスト(宇多田ヒカル等)の作品の削除を行っていたが、最近の大量削除においては、ジャンルを問わず様々なアーティストや楽曲、PVを対象にしている。
特徴
"audio file" の付加
この動画は社団法人日本レコード協会の申立により、レコード製作者の権利の権利侵害として削除されました。
対象物: アーティスト名「曲名」(権利者名:権利者名 )
といった形で表記されていたが、今回の一斉削除においては、
この動画は社団法人日本レコード協会の申立により、レコード製作者の権利侵害として削除されました。
対象物: 曲名 audio file(権利者名)
といった形で曲名の後に“audio file”が付いている。
また、“video file”が付いている削除も一部存在するため、PVの方も削除対象であるとうかがえる。
あいまいな削除基準、大雑把な削除
日本レコード協会が行う削除については、削除基準がかなり曖昧であり、
原曲→すべての元凶→広まっていったシリーズ のなかで原曲・すべての元凶だけを削除する、といった見せしめ削除的な面を見せたり、
原曲そのままの動画が放置されている中、メドレーの中に曲のサビが少しでも入っていれば削除、といった場合もある。
また、メッセージフォーマットが破綻(英語曲の後に続けてaudio file 例:dtmiumerという曲の削除で、drmiumeraudio file 等)、していたり、
上の動画の削除対象に2008年にはないはずのonly my railgunが含まれていたりと、大雑把あるいは恣意的な方法で削除基準を選んでいる可能性がある。
削除事件の経緯
2010年年末の削除
2010年年末の一斉削除では、おもにけいおん!・マクロス・禁書目録系の動画削除が目立った。
2011年
2011年3月末の削除
また、関連は不明だが、正会員社の徳間ジャパンコミュニケーションズが、ニコニコRPG第1話を削除。
2011年5月初めの削除
2012年
2012年春の削除
2012年4月20日、いったんは鎮静化してきたと思われたなか、突如として一気に4つのミリオン英雄墓地が誕生。再びの大量削除が開始。
2012年初夏の削除
2013年
2013年7月18日の削除
正会員社であるポニーキャニオンが権利を保有する「紅蓮の弓矢」が使用された動画を中心的に消されたが翌日にはほぼ全てが復活した。そもそもポニーキャニオンは「紅蓮の弓矢」原盤の使用について「悪質なものでない限り容認する」というスタンスをとっており、今回は日本レコード協会が誤って削除したと思われる。→詳しくは「紅蓮の弓矢」を参照。
2014年
2014年10月の削除
2014年10月頃の大量削除では今まで無視してきたゲッダンMAD動画が大量削除され、削除対象のほとんどがゲッダンMAD(promise)が使用された動画である。
「正しいゲッダンの踊り方」も6年経過の削除。
八頭身(sm4946055)の震源地動画である「【ゲッダン】 007ゴールデンアイ・カオス・カーニバル」に関しては、投稿されてから7年経過の遅すぎる削除となった。
これから先の一斉削除の可能性
大手レコード会社が集う日本レコード協会は、多岐にわたる音楽を管理しているため、いつ、何が削除されるかは全くわからない。ただ、音楽原盤利用についてのガイドラインが制定されていて、それを順守すれば削除はほぼないと思われる。一執筆者個人の見解としては、このガイドラインの対象楽曲が増えていくことを願うばかりであるが・・・。
削除された有名動画(加筆お願いします)
関連項目
- 3
- 0pt