明石薫とは、漫画「絶対可憐チルドレン」の登場人物(ヒロイン)である。
概要
誕生日:7月30日(獅子座) / 血液型:O型 / CV:平野綾
(中学生時)身長:153cm / B:80 / W:54 / H:79
内務省特務機関超能力支援研究局、通称「B.A.B.E.L(バベル)」に所属する特務エスパーチーム「ザ・チルドレン」のメンバー。
チルドレンのリーダー格で、識別コードは「C-01」。イメージカラーは赤。リミッター(腕輪)のモチーフは太陽。
明るくさっぱりとして正義感が強い、男の子に近い性格。女子にモテる。
ワガママで短気で喧嘩っ早く、特にエスパーであることを馬鹿にされたり子供扱いされることを嫌う。
美人や巨乳が大好きで、成人男性向けの雑誌やグラビアを愛読し、スタミナドリンクを愛飲するなど、オッサンじみた趣味をしている。他チルドレンやクラスメイトの女子、ザ・チルドレン現場主任の皆本光一らに対するセクハラにも余念がない。ザ・チルドレンの制服がミニスカートなのは薫の希望である。理由は「葵と紫穂の(パンツ)がチラチラ見えたほうがやる気が出る」から。
皆本光一に助けられ、支えられているうちに好意を抱くようになるが、なかなか好意を素直に表現出来ない。
中学生編以降は乙女的な部分が表に出て、セクハラの手が(多少)弱まり、皆本を異性として強く意識している。
「超度(レベル)7」であるが故に普通の子供として過ごすことが出来ずに幼児期を孤独に過ごし、そのため同じ超度7で親友である野上葵と三宮紫穂を絶対に守ることを誓っている。その思いは強く、意識を失った状態での能力使用はおろか残留思念までもが念動力を発動するほど。
名前の元ネタは源氏物語に登場する光源氏の愛人「明石の御方」と光源氏の次男「薫」。
能力
超度7念動能力者(サイコキノ)。日本国内に3人しか存在しない超度7のひとり。
齢10にして最新型戦車師団を壊滅せしめる圧倒的パワーを誇る。
反面、パワーを繊細にコントロールする能力に欠けているが、中学生編においては訓練により改善されている。
暴走状態に陥ると最新型の超能力対抗装置(ECM)すらも全く意味を成さない。
測定不能を現す超度7の中でも特に強力な能力者であると考えられている。
皆本によってチルドレン用に作られた特別製のリミッターを介し、もっとも単純な念波である念動力に他のチルドレン2人のパワーを上乗せする(トリプルブースト)ことで、より強力な力を発揮することが可能。
エスパーの危機には「女王(クイーン)」(後述)としての力が発現し、精神感応(テレパシー)じみた感覚が目覚めるほか、トリプルブースト時に「翼」が現れ、合成能力「念動・強制解放(サイキック・フォース・オブ・アブソリューション)」で超度7催眠能力者(ヒュプノ)による精神操作をも完全に解除することが出来る。
未来
遠くない未来、大人になった薫は、現在は兵部京介がリーダーを勤めるエスパー犯罪組織「P.A.N.D.R.A(パンドラ)」の新たな長、そして全てのエスパーを導く者として、「光速の女神(ライトスピード・ゴッデス)」野上葵、「禁断の女帝(アンタッチャブル・エンプレス)」三宮紫穂と共に普通人(ノーマル)に全面戦争を仕掛ける「破壊の女王(クイーン・オブ・カタストロフィ)」となり、戦争のさなか彼女が幼少時から慕い愛した皆本光一と敵対、彼の持つ熱線銃(ブラスター)によって胸を打ち抜かれ死亡する、ということを、的中率100%の覆すことの出来ない予知能力を持つ超度7予知能力者(プレコグ)のエスパー・ドルフィン「伊-九号」中尉(及び「伊-八号」)に予知されている。
この予知を知り、薫に「普通人の上司を信じ、敬愛し、最後に裏切られた」かつての自分を重ね、もうひとりの自分であり、自身の全てを託すことになる彼女に強く深い愛情を向ける兵部京介は、一方で薫を死に至らしめる皆本光一に強い敵愾心を向け、薫を皆本から離れさせ完全なエスパーの女王として目覚めさせようとしている。パンドラの本拠地である豪華客船「クイーン・オブ・カタストロフィ号」は彼女のための玉座である。未来を変えるだけならば皆本を殺せば済む話ではあるのだが、それもまた薫の死に繋がってしまうためそうすることも出来ずにいる。
余談だが、小学生の薫曰く大人の薫は「乳がでかいだけの頭悪そうな女」らしい。
関連動画
関連項目
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