池江璃花子(いけえ りかこ)は日本の競泳選手である。
概要
生後2か月頃から雲梯に取り組むなどの超早期教育を受けて育ち、1歳6か月で鉄棒の逆上がりをマスター。3歳から水泳をはじめて5歳のころまでにクロール・平泳ぎ・背泳ぎ・平泳ぎのすべてで50mを泳ぎ切るなど、幼少期からとんでもない能力を発揮。その後は地元・江戸川区内のスイミングスクールで実力を伸ばし、中学生のときにルネサンス亀戸へ籍を移すと、中学記録を次々と更新して話題に。中学3年生の時には100mバタフライ・50m自由形・100m自由形の3種目で日本記録を樹立し、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せた。
2016年からは淑徳巣鴨高校へ進学。同年8月に開催されたリオデジャネイロオリンピックでは日本史上最多となる7種目に出場したが、超過密日程の影響もありイマイチ精彩を欠く結果となった。しかしその後は泳ぐたびに日本記録を更新しているといっても過言ではないほどの活躍を見せ、2017年4月では日本選手権史上初となる5冠を達成。ゆくゆくは世界記録更新も夢ではないと言われている選手である。
ここまで池江が怒涛の快進撃を見せる理由として、長い手足(170cmの身長に対してリーチが184cm)を活かした大きなストローク、水の抵抗が少ない泳ぎ方(幼少期の雲梯や鉄棒にルーツがあるともいわれているが、池江自身はこの説に否定的)などがあげられる。2020年東京オリンピックでの活躍に期待したい。
競泳選手以外では卓球の平野美宇やフィギュアスケートの樋口新葉と仲が良く、特に樋口とはSNS上を始め結構いろんなところでキャッキャウフフしているのが見受けられる。
2018年10月3日、日本大学スポーツ科学部のAO入試に合格したことを所属する株式会社ジエブが発表し、本人も翌年4月から進学する意向を示している[1] 。
2019年2月12日、白血病であることを自身のツイッターで告白した。1月18日から約3週間の予定でオーストラリア合宿に出発。2月7日までの予定だったオーストラリア合宿を途中で切り上げて帰国していた[2] 。
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5月8日、池江璃花子オフィシャルサイトが開設された、オフィシャルサイトには本人の家族からのメッセージが寄せられている。
この度は璃花子の病気入院で、関係者の皆様には大変ご心配、ご迷惑をおかけしていることを心よりお詫び申し上げます。
また、全国の皆様より温かいお手紙やメッセージ、千羽鶴をはじめとする心のこもったお見舞いの品をたくさん頂戴し、心より感謝いたします。
どんなに苦しい治療の最中でも、嘆き悲しむ言葉や、泣き言、弱音を一切言わない璃花子の強さに、 私たち家族も反対に勇気付けられている日々です。
おかげさまで治療は順調に進み、再び水泳に戻れる日を目指して頑張っております。
これも一重に皆様の温かいお言葉や励ましのおかげと感謝申し上げます。
今後とも池江璃花子を何卒よろしくお願い致します。
関連項目
関連リンク
脚注
- *池江璃花子が日大に合格 来年4月から進学の意向 競泳 朝日新聞 2018年10月3日12時45分
- *競泳女子の池江璃花子がツイッターで白血病を告白 日刊スポーツ 2019年2月12日15時21分
- *「家族からのメッセージ」、インフォメーション 池江璃花子オフィシャルサイト
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