田口壮単語

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田口壮（たぐち　そう、1969年7月2日-）とは、兵庫県出身の元プロ野球選手（外野手）である。

2016年からオリックス・バファローズのコーチを務める。

概要

西宮北高等学校時代は甲子園の出場はなし。

関西学院大学では関西学生野球連盟の公式戦で活躍し、1991年ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブに入団。

当初は遊撃手だったが、1994年に外野手に転向。1995年、1996年のオリックス優勝の原動力となる。

2000年に結婚し、松坂大輔、中村紀洋と共にシドニーオリンピックに出場したが、4位に終わる。

2001年にFA宣言し、セントルイス・カージナルスに入団。背番号99。

2006年ワールドシリーズに出場し、世界一の瞬間グラウンドにいた初の選手となった。

2008年はフィラデル・フィリーズに移籍、2009年はシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、後半戦でメジャーに昇格した。

2010年1月、オリックスバファローズに復帰することが発表された。背番号は33。

2011年はセ･パ交流戦で活躍したが、右肩の故障に悩まされ、8月に二軍落ち。以降シーズン終了まで一軍に上がることなく、戦力外通告を受けた。

2012年はシーズン選手獲得期限の7月31日までに獲得する球団が現れなければ引退する方針で復帰を目指してリハビリを続けたが、獲得する球団は現れず、現役を引退した。

引退後

ホリプロに所属しながら野球解説者としてプロ野球やメジャーリーグの解説を行い、テレビにも多数出演していた。

2016年からオリックス・バファローズの二軍監督に就任。背番号は81。2017年のみ打撃コーチも兼任。

2019年からは一軍野手総合兼打撃コーチを務め、2021年からは外野守備・走塁コーチとなる。

人物・その他

• シュアな打撃と強肩を生かした守備が特徴。強肩はレーザービームを放つイチローからも認められていた。
• ドラフト会議の際、阪神タイガースに入団したいと思わず、「阪神に行きたくない10か条」を読み上げたことがあるが、当時の野球部監督に叱られたというエピソードがある。2001年にFA宣言した際、阪神も獲得に名乗りを上げたが、田口はMLBを選んだ。
• 自身のwebサイトでは「何苦楚日記」を執筆しており、文章構成は評判が高い。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
オリックス	田口壮#21	7067
オリックス（チャンス）	田口壮#22	7068

成績

通算打撃成績

通算:20年	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
NPB：12年	1222	4995	4411	674	1219	224	21	70	429	87	181	24	352	27	706	85	.276	.332
MLB：8年	672	1524	1369	197	382	74	7	19	163	39	31	10	102	12	195	40	.279	.332

表彰

表彰
NPB	ゴールデングラブ賞	5回	1995年-1997年、2000年、2001年
	ベストナイン	1回	1996年
	月間MVP	1回	1998年9月
	JA全農Go・Go賞	1回	2000年9月

関連動画

関連項目

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  • オリックス・ブルーウェーブ　/　オリックス・バファローズ
• MLB（メジャーリーグベースボール）
  • セントルイス・カージナルス　/　フィラデルフィア・フィリーズ　/　シカゴ・カブス
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