- プロ野球選手一覧 > 藤岡好明
藤岡好明(ふじおか よしあき、1985年3月12日-)は、大阪府出身のプロ野球選手(投手)である。現在はくふうハヤテベンチャーズ静岡に所属。
概要
くふうハヤテベンチャーズ静岡 #21 | |
---|---|
藤岡好明 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府豊中市 |
生年月日 | 1985年3月12日 |
身長 体重 |
178cm 82kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2005年大学生・社会人ドラフト3巡目 |
経歴 | |
選手歴
|
|
プロ野球選手テンプレート |
宮崎日大高校からJR九州へ進み、2005年には同僚の小松聖や補強選手の草野大輔、川崎雄介らと共に都市対抗ベスト4進出を果たす。
2005年の大学生・社会人ドラフト3巡目で福岡ソフトバンクホークスに指名され入団。余談だがこの年の大学生・社会人ドラフトでは他に松田宣浩、甲藤啓介、本多雄一らが指名されておりホークスにとっては近年稀に見る成功ドラフトであった。高校生の方はお察しください。
ソフトバンク時代
2006年(1年目)、サイドハンドから投げ込む150km/h超の速球を武器に度胸満点のピッチングで開幕一軍を勝ち取るとそのままセットアッパーに定着。当時のパ・リーグ新人記録(後に攝津正が更新)となる62試合に登板して5勝3敗1セーブ26ホールド、防御率2.60。イニングを上回る奪三振を奪い被本塁打は0という好成績を残した。
2007年は2年目のジンクスかフルボッコにされ、一時は防御率10点台で二軍落ち。後半戦で復帰してからは打ち込まれることも少なく、最終的に防御率は4点台後半まで持ち直した。
2009年は主にビハインドのロングリリーフで投げていたが、先発不足のチーム事情によって急遽先発に転向。夏場には打ち込まれる場面が増え終盤はまたリリーフに戻ったが、先発として5勝を挙げてチームの穴を埋めた。最終的には38試合で5勝8敗2ホールド、防御率4.60。
2010年は先発でスタートしたが3試合とも打たれてあっという間にリリーフへ戻る。甲藤啓介の台頭や金澤健人の加入で登板はシーズンを通してほとんどビハインドや大差の場面であり、また先発時の失点が多すぎたせいで防御率の数字もパッとしなかったが、リリーフでは29試合で防御率2.35と好投していた。
2011年は開幕前に故障で出遅れると、吉川輝昭や柳川洋平、金無英などの台頭、おまけにチームが勝ちまくったため仕事場の敗戦処理の機会自体が少なく、僅か5試合の登板で防御率9点台に終わる。
2012年は開幕からしばらくは二軍だったが、6月に一軍昇格。いつもの仕事場であるビハインドの場面で好投を続け、9月以降は競った場面での登板機会も増えるなど復活。特にヤフードームでは21試合で防御率0.33と抜群の安定感を見せた。39試合に登板し、1勝0敗8ホールド、防御率1.19の好成績を残した。
2013年は開幕からビハインド中心のリリーフとして登板。6月下旬までに32試合に投げ4勝0敗6ホールド、防御率2.51と好成績を残していたが、6月27日の練習中に体調不良を訴えて翌日に登録抹消。重症だったようで、それ以降は二軍・三軍でも登板の無いままシーズンを終えた。
日本ハム時代
2013年オフにソフトバンクに移籍してきた鶴岡慎也の人的補償で北海道日本ハムファイターズに移籍した。背番号は22。
2014年は5月17日の千葉ロッテマリーンズ戦で移籍後初勝利を挙げたが、9試合に留まった。
2015年は6試合に留まった。
DeNA時代
2016年3月31日にトレードで横浜DeNAベイスターズに移籍した。背番号は68。右肩の違和感でレギュラーシーズンは9試合の登板に留まったが、クライマックスシリーズで復帰し、第4戦で無失点と好投した。
2018年はシーズンの大半を二軍で過ごし、15試合に留まった。
2019年は左の中継ぎとして32試合に登板し、1勝1ホールド、防御率1.86と好成績を残し、チームの2位躍進に貢献した。9月14日にFA権を取得した。
2020年は4試合の登板に終わり、オフに戦力外通告を受けた。
DeNAコーチ時代
現役引退し、2021年はDeNAの二軍投手コーチに就任。背番号は95。しかし現役への未練を断ち切れず、1年で退団する。
現役復帰
2022年、九州アジアリーグの火の国サラマンダーズで投手コーチ兼任で現役復帰。背番号は42。
2024年からはウエスタンリーグの新規参入球団のくふうハヤテベンチャーズ静岡に所属する。背番号は21。
その他
ソフトバンク時代は2年目以降も一軍でそこそこ戦力になってはいたが、1年目の印象との落差や、SBM48の陰に隠れてしまっていることなどから、一時期はソフトバンクお家芸のリリーフ酷使で潰された投手のひとりとして認識されていることが多かった。
小松聖はJR九州、草野大輔は都市対抗、下園辰哉は高校の元チームメイトである。
成績
通算投手成績
年度 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 32 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 29.0 | 15 | 23 | 6 | 6 | 1.86 |
2020年 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .000 | 1.2 | 3 | 3 | 4 | 4 | 21.60 |
NPB:15年 | 337 | 17 | 0 | 0 | 22 | 16 | 1 | 57 | .579 | 421.0 | 158 | 342 | 193 | 177 | 3.78 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 1
- 0pt